さて、V.U.カバー集と並行して始めてしまったザ・フー・カバー集だが
これが頭を悩ませている。大体、あの「MY GENERATION」一つをとっても
誰のカバー・バージョンにするか、決めかねている。
何せ1アーティスト1曲縛りだし、日本人にろくなカバーは無いし。(笑)
勿論、面白いカバーも山ほどある。カバー目当てに購入したものの、
すっかり押入れの奥に仕舞い込んでしまい、ほぼ忘れかけていたものを
引っ張り出してアルバムを通して聴きなおすのは苦痛の再確認と、「新発見」の
両方があり、それなりに楽しんでいる。
もし、あの「LIVE AT THE LEEDS」が最初から2枚組もしくは3枚組LPで
リリースされ、「トミー」を全曲収録していたら、ライブ・バンドとしての
評価は、レッド・ツェッペリンにあれほど大きな顔をさせずに済んだというのが
昔からの持論であることは以前も書いた。ライブでの演奏はハード・ロック
そのものだったので、私の興味の範疇外のバンドによるカバーも結構ある。
もちろん、そんなのは選ばないが掲載写真のバンドだけは、その姿勢に
敬意を表すべきだと思い、取り上げることにした。
アメイジング・ジャーニーというバンド名は、ザ・フー・トリビュートの
為だけのもので、メンバーはその筋の人から見れば「おおっ」という名前が
集まっている。ドリーム・シアターとかエクストリームと言われても、
困ってしまう(笑)のだが、さすがにポール・ギルバートやビリー・シーン
ともなると名前は知っている。(笑)掲載写真のCDは彼らが2006年に
2時間強に渡ってザ・フーの曲を演奏した時のライブを収録している。
DVDもリリースされているのだが、そちらは未見。
演奏内容やCDのジャケット、ライブ当日のメンバーの服装にいたるまで
ザ・フーへの愛情と尊敬の念で溢れているのがよくわかる。
CDのフロント・ジャケは「トミー」、リアは「ライブ・アット・ザ・リーズ」
を模している。ポール・ギルバートはレス・ポールに番号を貼り付け、
映画「THE KIDS ARE ALNIGHT」でのシェパートン・スタジオのような服装だし
ドラムスのマイク・ポートノイ(彼が首謀者)のシャツには「ESSO」の
パッチが貼ってある。バス・ドラのスキンは67年から68年に使われた
通称「Pictures of Lily」仕様だ。もっとも彼は『Premier』ではなく
『Tama』のセットを使っているが。
演奏は達者なもので、時にギターやベースが弾き過ぎるきらいがあるが
それでも2時間飽きることなく聞かせるのだから、文句は言うまい。
ディスク2で果敢にも「TOMMY」の再現にトライし、見事に成功させている。
今回はここでの演奏から「SISTER DISCO」を選んだ。
さあ、すてきな旅行の始まりだ。
これが頭を悩ませている。大体、あの「MY GENERATION」一つをとっても
誰のカバー・バージョンにするか、決めかねている。
何せ1アーティスト1曲縛りだし、日本人にろくなカバーは無いし。(笑)
勿論、面白いカバーも山ほどある。カバー目当てに購入したものの、
すっかり押入れの奥に仕舞い込んでしまい、ほぼ忘れかけていたものを
引っ張り出してアルバムを通して聴きなおすのは苦痛の再確認と、「新発見」の
両方があり、それなりに楽しんでいる。
もし、あの「LIVE AT THE LEEDS」が最初から2枚組もしくは3枚組LPで
リリースされ、「トミー」を全曲収録していたら、ライブ・バンドとしての
評価は、レッド・ツェッペリンにあれほど大きな顔をさせずに済んだというのが
昔からの持論であることは以前も書いた。ライブでの演奏はハード・ロック
そのものだったので、私の興味の範疇外のバンドによるカバーも結構ある。
もちろん、そんなのは選ばないが掲載写真のバンドだけは、その姿勢に
敬意を表すべきだと思い、取り上げることにした。
アメイジング・ジャーニーというバンド名は、ザ・フー・トリビュートの
為だけのもので、メンバーはその筋の人から見れば「おおっ」という名前が
集まっている。ドリーム・シアターとかエクストリームと言われても、
困ってしまう(笑)のだが、さすがにポール・ギルバートやビリー・シーン
ともなると名前は知っている。(笑)掲載写真のCDは彼らが2006年に
2時間強に渡ってザ・フーの曲を演奏した時のライブを収録している。
DVDもリリースされているのだが、そちらは未見。
演奏内容やCDのジャケット、ライブ当日のメンバーの服装にいたるまで
ザ・フーへの愛情と尊敬の念で溢れているのがよくわかる。
CDのフロント・ジャケは「トミー」、リアは「ライブ・アット・ザ・リーズ」
を模している。ポール・ギルバートはレス・ポールに番号を貼り付け、
映画「THE KIDS ARE ALNIGHT」でのシェパートン・スタジオのような服装だし
ドラムスのマイク・ポートノイ(彼が首謀者)のシャツには「ESSO」の
パッチが貼ってある。バス・ドラのスキンは67年から68年に使われた
通称「Pictures of Lily」仕様だ。もっとも彼は『Premier』ではなく
『Tama』のセットを使っているが。
演奏は達者なもので、時にギターやベースが弾き過ぎるきらいがあるが
それでも2時間飽きることなく聞かせるのだから、文句は言うまい。
ディスク2で果敢にも「TOMMY」の再現にトライし、見事に成功させている。
今回はここでの演奏から「SISTER DISCO」を選んだ。
さあ、すてきな旅行の始まりだ。