HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

晩メシいただきます

2010-01-14 19:29:50 | JAZZ

昨年の後半、9月から12月にかけて相方が実家に帰る日が多かったので
必然的に一人で食事をすることが多かった。自炊はしないのだが飯くらいは炊く。
適当な惣菜やなんやかんやを求めて、休みの日はスーパーに行くのだが変な癖がついてしまった。
つまり、特に買わなくても良い物を買ってしまうのだ。
昔からポテト・サラダやスパゲティ・サラダが好きなのだが、それらを一纏めにした
豪華(笑)な惣菜セットを見つけてしまったのだ。
ポテト・サラダ、マカロニ・サラダ、ごぼうサラダ、スパゲティが2種(マヨネーズと
ナポリタン、ベタですね。)という豪華5点セットが380円なもんだから毎回買ってしまう
ようになったのだ。ゆで卵を薄くスライスしたヤツが二切れ乗っているのも
ポイントが高かった。

で、自分としては「サラダ食べて、なんか健康的」と錯覚してしまうのだ。
毎回それを食べながらビールを飲んでいたのだが、ふと我に帰る。
だいたい、マヨネーズだらけで、どこが健康的なんだ?。目立つ野菜って牛蒡くらいなもん
じゃなか。いかんいかん、これで体にいいわけない。(笑)

掲載写真はブラザー・ジャック・マクダフが69年にリリースした「DOWN HOME STYLE」。
似つかわしくないと言えば失礼極まりないがブルー・ノートからのリリースで
しかも移籍第一弾である。長年所属していたプレステッジではアルバム・ジャケットで
豪快に肉にかぶりついていたのだが、アトランティックを挟んでブルーノートへの移籍だ。
ジャズの枠を超えた黒人音楽、いやそれだけにとどまらないレーベルへ移って
白人層への人気の浸透を目論んだのがアトランティックへの移籍の理由の一つだろう。
そこで成果を挙げた中でのブルーノートへの移籍。
このアルバムはメンフィス録音である。それまでニュージャージー~ニューヨークでの
録音が主だったジャックがブルーノートへ移ったのは案外「メンフィス録音」がエサだった
のかもしれない。

面白いのはブルーノートでの第一弾アルバムで、アトランティック・レコーディング・
アーティストであるラスカルズの「GROOVIN'」を、これもアトランティック所属の
アーチー・ベル&ザ・ドレルズの当たり曲「TIGHTEN UP」のリズムで演奏していることだ。
「メンフィス録音を条件にブルーノートへ移ったけど、アトランティックの風通しの方が
良かったぜ。」と思ったかどうかは知らないが、そんな推測も楽しい1枚。

ああ、昨日よりはマシだが、それでもちょっとコッテリ。
では、いただきます。

コメント (4)
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