山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

教官の気持ち

2009-05-18 23:14:05 | 運転・車・道路の事
またまた、日本語教師との比較ですが、自分が教える生徒を愛する気持ちというのがあります。
自分が日本語を教えた子が、日本人と日本語でコミュニケーションを取れることはあたりまえだと思っています。これはだいたい初中級くらいで充分です。
たとえ、完璧な日本語でなくても、知っている言葉を使い、もし相手の日本人がわけのわからない言葉をつかったならば、聞きなおしたり、説明を求めたりすることによって、必ず意味を通じさせることができます。

ところが、一般の日本人というのは、ちょっと外国語なまりがあったり、発音がおぼつかなかったりすると、この人には日本語は通じないんだと思いこんだりすることが多いです。
だから、もし何かの手続きとかに日本人である日本語教師が同行していたりすると、外国人本人ではなく、教師のほうに質問などしてくるわけです。
そのようなときは、この人日本語わかりますからと言って当事者同士で話すように促しますが、日本人があまりにも難しい言葉を使っていて外国人に理解できない場合のみ、私が平易な日本語に置き換えて説明し、返事は外国人本人にさせるというふうにします。
決して代わりに答えたりはしません。私は外国語ができないので、当然のことながら生徒の言語に通訳することはできません。
日本語だけで通じていることを見て、一般の日本人も、その人が日本語だけで意思の疎通が出来ることに気がついてくれます。

日本に来て間もないんだから無理でしょう、仕事なんかできませんよ、なんて思われがちですが、そんなことはありません。ちゃんと日本語学校で勉強していますから大丈夫ですよといいたいです。

自動車教習所だって同じですよね。ちゃんと教習所で運転教えてるんだから、まともな運転ができるはずです。免許とったら、初心者だろうと、一人で運転できるはずです。

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流れに乗る

2009-05-18 22:35:17 | 運転・車・道路の事
平日の夕方の交通量が多い時間帯に、いままでになく長い距離、幹線道路を走らされた時間がありました。
流れに乗れってことですけど、前にバイクなんかが入ってくるとよけいに車間距離をとりたくなってブレーキなど踏んでしまいます。
すると、ブレーキ踏むなって言われてしまうのでした。
サイドミラー見てごらん、バイクが見えるでしょ、前に来ようとしているから入らせちゃだめだ、という具合。
言われてやっとミラーを見て気付き、アクセル。
他の車も入ってこようとしているよ、だとか。
バイクが入ってくるのは怖いけど、自動車が空いているところに入ってきてもそんなに怖くはありません。
あれえ、どうしてですかあ?入りたい車には入らせてあげちゃいけないんですか~?
なんか、どうぞどうぞとブレーキ踏んで入れてあげたい気分なんですけど、
そうすると当然どんどん遅くなります。そして、遅い車だとマークされると、つぎつぎに他の車が抜きにかかるのだそうです。
後ろのほうに走っている車は、他の車が何かを抜いているのを見ると、なにを追い抜いているのかと関心を持ち、ああ、あれが遅いのかとマークしたら、よってたかって追い抜きにかかるらしいです。

教官はきっと経験者なんだ。いつもへたっぴいの教習生が運転する車に同乗させられているんだから、なさけないというか、そういう気持ちわかるような気がします。
自分が教えている教習生が一人前の運転を頑張ってするならば、そういうことが回避できるわけです。教習車は自動車学校の名前と仮免練習中のプレートがついていて一目瞭然ですから、周囲の車も、やっぱりと思い、即座に抜きにかかるにちがいありません。

これは、教官のプライドか、それとも親心みたいなもんかな。
初心者だから抜かされてもいい、マイペースでいきなさいなんてどの教官も絶対に言いませんね。

そして、とろとろしていると、別の車が割り込んできたりして、よけいに怖い思いをするのだそうです。
ブレーキばかり踏んでいると、後の車はすごく疲れるのだそうです。変なところでブレーキを踏むと追突されるおそれも大です。

だから、きっと免許を取ってから一人で運転するようになったときに、そういういやな思いや、危険な思いをしないように、他の車にも迷惑をかけないように、しっかり教えてくださるのでしょう。

どこの自動車学校の卒業生がうまいかへたかってのも気になりますよね。

うん、教習車は学校の看板を掲げているんだから、教官の指導に従い、しっかり運転しないとね。


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基本を教える専門家

2009-05-18 19:26:50 | 運転・車・道路の事
ふと思ったんですが、自動車学校の教官は、実際車に乗っている時間は長いですが、自分が運転している時間はどうかというと、一日中を足しても、そんなに長い時間にはならないということに気がつきました。
だって、ほとんど助手席で教えているのだから、自分が運転しているわけではないのですね。
それに、お手本で運転したり、車を移動する時に運転するにしても、所内のコースと路上教習の決まった地域しか運転しないってことでしょう。
どっちにしても大部分は教習生が運転してるってわけですね。
横でハンドル操作を助けてくれたり、ブレーキ踏んだりしてくれることはあるけども・・・。

それだったら、たぶんもともと自動車が好きだとは思うので、休日などはドライブにでも行くのかな~。普段走らない道や地域を走ったりね。

自動車学校の教官は、どこか日本語学校の教師にも似ている部分があります。
それは、「基本をわかりやすく教えるプロ」だということです。
日本語教師も自分ばかりがしゃべっていては、生徒の日本語は絶対にうまくならないので、生徒にしゃべらせるわけで、まずはその日の指導項目をわかりやすく提示し、説明したら、繰り返し練習をさせます。
そして、ある程度話せるようになっても、発音がおかしかったら舌の位置がおかしいだとかいうことを指摘してあげたり、いつも文法が間違う人には、こういうルールだからこれが正しいんだよ、などとわかりやすく説明し納得させます。例外があればそれも教えるし、基本はそうだけど最近の若者は別の言い方をすることが多い、などということも教えます。
それは、運転を教えるのと非常に似ているのではないかと思います。

それで、日本語教師はビジネス会話や討論などがうまいかというと、決してそうではありません。日本語教師は日本語学校という世界の中で日本語を知らない人に日本語の基礎ばかりを教えているので、自分が商社に勤めているわけでもないし、ディベートなんかをしているわけでもないのだから、自分自身が現実的に社会の中で日本語を武器や道具にして使いこなしているわけではないのです。

むしろ、基本的に正しいとされる言葉ばかりを使って初心者を相手にしているので、そのような特徴を備えているといえるでしょう。
しかし、基本ほど重要なことはないですよね。日本語を基礎からしっかり習った外国人はとても正しくきれいな日本語を話すようになります。
運転は誰もが基本から習うものだけど、やはり基本を教える人の重要性は大きいです。

とてもいい仕事だと思います。





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地方での教習

2009-05-18 17:57:39 | 運転・車・道路の事
「静岡県自動車教習所のすすめ」というトラックバックをいただきました。

私も実は考えていたのですが、東京で免許を取ったとしても、故郷でペーパードライバー用の路上訓練をしてもらいたいなあ、と。

というのは、私の実家のあるところは、すごい傾斜地なのです。そして、S字坂道の連続なんていうのも少なくありません。
運転教本によると、下り坂でフットブレーキを使い続けると、ブレーキが過熱してききにくくなり危険だとのことです。このようなときはエンジンブレーキを使う、と書いてあります。
それで、オートマチック車の場合、上り坂ではDのままでいいようです。しかし、下り坂の場合は、ゆるい坂ではDか2、急な坂では2かLのギアを使うとかいてあります。
結局、平地で運転できる技術があれば、単にギアをこうすればいいってことなんだろうと思いますが、横に教官がついていてくれたらどんなに心強いでしょうか。

実は、私の姉は免許をとってまもなくのころ、坂道を登っているときに、カーブを下ってきた対向車が外側の姉の車線にでっぱってきたため、正面衝突を回避しようとハンドルを切ったところ、なんと崖の下に転落するという大変な事故を起こしたことがあります。
幸いにして、下に樹木がありクッションになって、怪我もせずに済んだのですが、田舎にはそのような道が多いのです。
今ではたぶんガードレールなどできて、道路も整備されているかと思いますが、30年くらい前は、道も狭く、路肩もいいかげんな状態だったのでしょう。

運転教本を見ると、坂道の場合、崖側の車が「上から降りてくる車のはみ出しを予測し」、また、「崖側の車が停止して道をゆずる」と書いてあります。
姉ももう少し危険が予測できれば、崖から落ちなくて済んだかもしれません。
しかし、もし路上でよけきれなかったら、衝突しているわけですから、ひどい怪我を負っていたかもしれず、落ちてしまったのが不幸中の幸いだったのかもしれません。

その相手というのは、しょっちゅう事故を起こしている人で、その後も別の事故を起こし結局免許停止になったとかいう噂だそうです。
怖いですね。こういうのはもらい事故というのか、あるいは道路にも起因する事故ってことでしょうね。
この事故では結局双方の不注意みたいになったようです。ぶつかってれば相手が悪いでしょうけど、結果としてはわずかの接触で、姉が必要以上にハンドルを切りすぎたため、勝手に落ちたということになったようです。

今やってる路上教習では、たぶん坂道ってのはないと思います。この地域には坂道といえるほどの坂道は存在しないようです。U字カーブなんかもないですね。
田舎でも教習コースにそんなのがいっぱいあるわけじゃないとは思いますが、記憶によると、自動車学校自体が山の上にあったようなので、街中に下りるだけでも長い坂道をくだらなくちゃならないようです。

今現在も、路上教習で教官に、こういうところはここに気をつけるといいよ、ということを教えてもらったりするので、田舎のうねうねした坂道の走り方など、現地の教官にアドバイスしてもらえるといいなあと思います。

しかし、故郷の教官はどんな人かな?
ちょっと東京の教官と違うかもな。
ちゃんと教えてくれるかな。
同級生とか後輩とか、近所の人の子供とかが教官だったら、びっくりだろうね。
狭い社会なだけに、こんな年で教習に来たなんて噂が広まっちゃうかもしれません。
田舎は怖いね。

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教官の愛車

2009-05-18 00:38:08 | 運転・車・道路の事
自動車学校の最後の時間に行くと、仕事を追えて帰っていく教官の姿をみかけることがあります。
そういえば、自動車学校の周囲の駐車スペースには、教習車でない普通の車が置いてあり、それらは教官の車に違いありません。やっぱり、いい車に乗っているんでしょうかね。どんな車かまではいちいち見ていませんが、それぞれにこだわりがあるのかもしれません。
そして、また、大きな自動二輪なども何台か置いてあります。これは教習生の自転車置き場と同じなのでよく見えます。
私の行っている学校は普通車専用の教習所ですが、自動車学校の先生だからといって普通車に乗るとは限らず、バイクに乗る人も多いようです。
たった1人通勤に使うのに、四輪じゃなくてもいいし、バイクのほうがかっこいいかもしれません。
自動車学校の先生だけあって、いろんな種類の車の免許を持っているんでしょうね。

ところで、先日意外なものを見かけました。
教官が自転車に乗って帰るところです。
あれっ、チャリンコだよ、とおどろいてしまいました。近所にお住まいなのでしょうか。

この人は、普通車の教官ですよ。運転のプロですよ。
でも、チャリンコに乗っているところだけ見たら、知らない人は、「チャリンコのおっさん」としか思わないでしょうね。まさか運転の先生だとはね。
年の行った教習生と間違ってしまう可能性もあります。
ちょっとイメージが違いますよね。

チャリンコに乗っている人を見ると、その人が車の運転をする人だとは思わないことが多いです。自分がそうだから人もそうだと私が勝手に思っていただけかもしれませんが。
そのとき自転車に乗っていたからといって、そのひとは大型バスの運転手かもしれないし、自宅に高級車があって休日に乗り回している人かもしれませんよね。
わからないものだな~と思います。

教官は一日中普通車に乗って仕事をしているので、バイクや自転車に乗りたいのかなと思いました。

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