自動車学校の第2段階の学科教習に3時間「応急救護」という科目がありますね。
これを受講しました。
ああ、なかなかの手ごたえでした。
自動車学校の授業というのは、どれも生半可なものではないなあと思います。
ちょっと知識を取り入れてそれでわかったような気になったでは済まされないように出来ているのですね。
それで、めいっぱい人工呼吸や心臓マッサージをやらされました。
胸部圧迫法30回と人工呼吸2回を繰り返しやっていると、数えるのも大変で、そのうちもう何回目をやっているのか、わけがわからなくなってくるし、かなりの重労働でした。
この人工呼吸と心臓マッサージですが、私は以前消防署で「普通救命講習」というのを受けて、「救命技能認定証」というのをもらったことがあります。その内容と似たようなものかなと思っていたら、やっぱり似たようなものでした。消防署のものも半日の講習だったので、時間的にも同じくらいです。消防署では1日講習というもっと上級のものもあったようです。
私が、消防署で講習を受けたのは、なんと平成9年12月21日で、今から12年も前のことでした。(さきほど机の引き出しの隅から消防庁の認定証を発見しました!3年間有効で、すでに平成12年に期限が切れています。)
なんで、受けたのかな?暇だったからかな?などと思うのですが、今となっては、今日の予習のために受けていたとしか思えないのです。無駄なことをしておいてよかったです。
いやあ、この年になるともの覚えが悪いし、手際も悪いから、全く新しいことをやろうとしても若者にはついていけません。だから、12年前にやったことを少しでも体が覚えていてくれてよかったです。大部分忘れてしまっていましたが、それでも全くの初体験とは違ったようで、なんとか若者とともに頑張れました。
それにしても、時代は変わり、まずは人工呼吸用携帯マスクが変わっていました。12年前はただのビニールでできているもので、それでもじかに唇に接しないということでは新しく便利なものだったのですが、今のは「一方向弁付き呼気吹込み用具」というもので、相手の方から逆流してこないというものです。ずいぶんと改良されています。
また、12年前は、まず息があるかを見て、脈があるかどうかも調べてから、脈がある場合はまず人口呼吸のみをしたように記憶しています。心臓が動いていても息が弱い場合は呼吸を助ける意味で人工呼吸をしてもよいと教わりました。そして、脈がないことを確かめて初めて心臓マーッサージをしたのだったと思います。ところが、今は、呼吸をしていないことを確かめて、即人工呼吸と心臓マッサージということになっています。
この点について「2001年の救急蘇生法の指針では、循環のサインが心停止のサインとして採用された。しかし、2006年の救急蘇生法の指針では、循環のサインがなくなり、呼吸停止をもって心停止もあると判断し、心臓マッサージ(胸部圧迫)を行うようになった。」(「応急救護処置」全国指定自動車教習所協会連合会発行)とあります。なるほど。
そのほかに変わったことというと、胸部圧迫の回数が15回から30回になっていたことでした。30回はちょっと数えるのが大変ですね。
それから、2004年7月からはAEDが一般市民でも使えるようになり、それも講習内容に加わりました。このあいだの東京マラソンで心肺停止の松村邦洋さんが助かったように、AEDのおかげで助かる人が多いようです。
自動車学校に通って、もし運転をしないとしても、心配蘇生法や救命のための手当てを学べただけでも役に立つことだと思います。
これを受講しました。
ああ、なかなかの手ごたえでした。
自動車学校の授業というのは、どれも生半可なものではないなあと思います。
ちょっと知識を取り入れてそれでわかったような気になったでは済まされないように出来ているのですね。
それで、めいっぱい人工呼吸や心臓マッサージをやらされました。
胸部圧迫法30回と人工呼吸2回を繰り返しやっていると、数えるのも大変で、そのうちもう何回目をやっているのか、わけがわからなくなってくるし、かなりの重労働でした。
この人工呼吸と心臓マッサージですが、私は以前消防署で「普通救命講習」というのを受けて、「救命技能認定証」というのをもらったことがあります。その内容と似たようなものかなと思っていたら、やっぱり似たようなものでした。消防署のものも半日の講習だったので、時間的にも同じくらいです。消防署では1日講習というもっと上級のものもあったようです。
私が、消防署で講習を受けたのは、なんと平成9年12月21日で、今から12年も前のことでした。(さきほど机の引き出しの隅から消防庁の認定証を発見しました!3年間有効で、すでに平成12年に期限が切れています。)
なんで、受けたのかな?暇だったからかな?などと思うのですが、今となっては、今日の予習のために受けていたとしか思えないのです。無駄なことをしておいてよかったです。
いやあ、この年になるともの覚えが悪いし、手際も悪いから、全く新しいことをやろうとしても若者にはついていけません。だから、12年前にやったことを少しでも体が覚えていてくれてよかったです。大部分忘れてしまっていましたが、それでも全くの初体験とは違ったようで、なんとか若者とともに頑張れました。
それにしても、時代は変わり、まずは人工呼吸用携帯マスクが変わっていました。12年前はただのビニールでできているもので、それでもじかに唇に接しないということでは新しく便利なものだったのですが、今のは「一方向弁付き呼気吹込み用具」というもので、相手の方から逆流してこないというものです。ずいぶんと改良されています。
また、12年前は、まず息があるかを見て、脈があるかどうかも調べてから、脈がある場合はまず人口呼吸のみをしたように記憶しています。心臓が動いていても息が弱い場合は呼吸を助ける意味で人工呼吸をしてもよいと教わりました。そして、脈がないことを確かめて初めて心臓マーッサージをしたのだったと思います。ところが、今は、呼吸をしていないことを確かめて、即人工呼吸と心臓マッサージということになっています。
この点について「2001年の救急蘇生法の指針では、循環のサインが心停止のサインとして採用された。しかし、2006年の救急蘇生法の指針では、循環のサインがなくなり、呼吸停止をもって心停止もあると判断し、心臓マッサージ(胸部圧迫)を行うようになった。」(「応急救護処置」全国指定自動車教習所協会連合会発行)とあります。なるほど。
そのほかに変わったことというと、胸部圧迫の回数が15回から30回になっていたことでした。30回はちょっと数えるのが大変ですね。
それから、2004年7月からはAEDが一般市民でも使えるようになり、それも講習内容に加わりました。このあいだの東京マラソンで心肺停止の松村邦洋さんが助かったように、AEDのおかげで助かる人が多いようです。
自動車学校に通って、もし運転をしないとしても、心配蘇生法や救命のための手当てを学べただけでも役に立つことだと思います。