ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

12/03/13 さいたま新都心で医療費還付申告後、三菱の原子炉跡をチェックして驚く!

2012-03-13 23:33:12 | 住まい・地域を考える

今日は休みをとって、確定申告手続きに行って医療費の還付申告をしてきた。さいたまスーパーアリーナの会場に行って並んでいたら、娘のお友だちがスタッフとしてアルバイトしていて声をかけられてびっくり!元気そうでよかった、よかった。
今年は単年度分だけだったし、医療機関の領収書の計算はすんでいたので、ずらっと並んだパソコンコーナーに通されると、e-Tax(国税電子申告・納税システム)での入力にスタッフさんに何回かアドバイスをいただいて完了!

映画を観て帰るつもりが、MOVIXカードを娘に預けっぱなしになっていたので取りやめ。通常の1800円で観る気にはならず、シネマ歌舞伎「高野聖」の前売り券1800円だけ買った。コクーンモールのベーカリーショップでサンドイッチセットを食べ、紀伊国屋をのぞいて帰路へ。

帰り道に三菱の実験原子炉跡地をチェックすることにした。
先週だっただろうか?JR車両の雑誌の吊広告で気になった記事の記憶があったからだ。

「東日本大震災などのがれきを受け入れない埼玉県が、福島の原発事故で出た放射性廃棄物をコクーンモール近くに受け入れる」というような内容だった。
それであれば、三菱の原子炉跡地に決まっている!
この間、三菱マテリアルの研究所の社屋がアスベスト撤去ということで取り壊しになっていたのもチェック済みだった。今日、立ち寄ってみて広大な敷地がのぞけるところと入り口の2カ所からチェックして驚いた。本格的に地面を掘り起こし、トラックでの搬入をしているところだった。

入り口には工事現場に車を通す整理をするような作業員さんが二人立っていて、近くには冒頭の写真のような掲示があった。「さいたま市土砂のたい積等の規制に関する条例に基づく土砂のたい積の許可」とあった。
帰宅してネット検索をしてみたが、電車でみた吊広告の記事が全く引っかかってこない。これはスクープ後にいわゆる「原子力ムラ」からの情報規制の圧力がかかったのだと推測。

ネット検索をする中で、「三菱重工が福島第一原子力発電所に放射性廃棄物貯蔵設備の工事開始」というニュースもあった。日本の原子炉メーカーは日立・東芝・三菱の三社であり、三菱グループとして、原子炉をつくり、その事故の後始末を請け負い、それもちゃんと商売にしているのかと納得した。
さらに三菱重工は、福島県の復興事業の福島県沖の洋上風力発電の実証研究事業にも参加していることもわかった。

あらゆることを商売の対象にする企業というものの本質があらためて理解できた。
そういう存在と共存しながら社会をよりよくするということは、市民のパワーがもっともっと強くならなければならないと痛感!
今回の原発事故の犠牲を無駄にしないようにするためには「原子力ムラ」の思うがままにさせず、事実をもっと広く市民が知って考えられるようにし、方向性を決める場に参画していけるようにしなければならないと思う。