何年も暖冬が続いたが、この冬は久しぶりの厳冬となり、梅の花がなかなか咲かず、梅の産地では花咲く梅林の観光シーズンがずれこむと、その後の農作業に取りかかれるのが遅くなってお困りだという。少しでもその負担が少なくなるように念じつつ・・・・・・。
自宅からJR与野駅まで自転車で走る途中の道沿いの家のお庭から梅の花が満開の見事な一本に目が吸い寄せられた。白梅でもなく紅梅でもない。ピンク色というか淡紅色というかの花色も美しく、枝や幹も見事で、丹精されているのが伝わってきた。
昨日も今日も自転車を停めて携帯で撮影させていただいたが、昨日は曇り空であまりうまく撮れなかった。今日は空も青く晴れあがり、満開の花木とのコントラストもはっきりしてまぁまぁうまく撮れたのでアップさせていただく。
ちょうど今読んでいる本は、主人公が11代目の團十郎の妻と思われる宮尾登美子著『きのね』。その中で主人公夫妻が間借りをして住んでいた離れの庭に咲いた豊後梅の場面があり、私が見惚れた梅の木もおそらく豊後梅だろうと思い当った。
大分県の県の花ということで、大分県のサイトで県花の「豊後梅」の情報はこちら
梅の中では遅咲きなのだという。3月上旬から中旬にかけて咲くというが、今年はさらに遅れて今頃になっているのだろうと思われる。
出勤途中、天気がよいのでJR四ツ谷駅の構内も明るく、この間気になっていた「エコステ」の看板を撮影。3/14に駅ビル「アトレ」のリニューアルと合わせて駅の構内も改装された。天窓も2箇所つくられ、自然光が入って今日のような上天気だとかなり明るい。
さらに「創エネ」=太陽光発電設備設置、「省エネ」=LED照明への切換え、「蓄エネ」=蓄電設備設置の3つもしたということで、提携したパナソニックとJRで連名のポスターだ。
公共の施設でこういう取り組みをすすめることはいいことだと思うので、ご紹介した次第。