Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

『13曲の女声アリア集』でもある「子供の不思議な角笛」1899年版(No.2148)

2012-10-17 23:59:23 | 歌曲作曲家・マーラー(1860-1911

『13曲の女声アリア集』でもある「子供の不思議な角笛」1899年版



 本日、都内で明日公演「老田裕子 X 佐伯周子:マーラー:子供の不思議な角笛1899年版」の ゲネラル・プローベ(ゲネプロ、GP と表現されることが多い)を実行した。
 「ベーゼンドルファーインペリアル」を用いての「合わせ」は2回目。1回目は昨年末だった(ような朧気な記憶があるが、本年初かも知れない。猫頭なので「記憶容量不足」なので追求は一切受け付けない>< )気がするので、超久しぶり!


 10日よりも近い日時に「老田裕子 X 佐伯周子」の「合わせ」は聴いている。正確な日時を記載すれば「2012.10.08」だった。ピアノも良かった。老田裕子も良かった。佐伯周子も良かった。そんな環境での合わせの時と比較して「ぶっ飛んでいた」には唖然。本番前の演奏家の気分の高まりなのか? と思うが、聴いた通りに書く。これしか猫頭の私高本は出来ないからなあ(爆


マーラーは「オペラ」は作曲しなかった。だが「オペラアリア相当」は15曲作曲した。10曲がソプラノアリア、3曲がアルトアリア、2曲がテノールアリアで全部が全部「子供の不思議な角笛」


 う~ん、このゲネプロ聴かなかったら、一生分からなかった! ことは間違いない。思わず、老田裕子 に「ふと、こぼしてしまった」し。

マーラー「子供の不思議な角笛」は、「オペラアリア」であると同時に「ドイツリート」である摩訶不思議な曲集


 これ「1899年版」だけでなく、その後に作曲された2曲の「テノール用アリア」も含めて、である。(何だか、「老田裕子 X 佐伯周子 の演奏会前日のブログ」としては、方向が狂っているような気もする。「私高本 = ドン・キホーテ」だからしゃーないか(爆 )


ゲネプロでの「老田裕子 X佐伯周子」は鬼気迫る「圧倒的な気迫」が1曲目から醸しだされた!


 う~ん、「ピアノがベーゼンドルファーインペリアル」になったからか? それだけでは無い、と感じた。

1曲1曲の「老田裕子の表現の巾が過去の録音には全く無い世界に突入しており、佐伯周子のピアノが全てをフォロー」!


だった。う~ん、凄い前まで、話を戻したい。

マーラー「子供の不思議な角笛」1899年版は「女声のための曲集」だから是非是非歌って下さい!


と老田裕子に頼んだのは、一昨年の12月。だが、「猫頭 = 私高本」の脳裏にはこれほどの鮮やかな音楽は流れていなかった > つい 9日前まで(泣


私高本は「子供の不思議な角笛」1899年版は、「ドイツリートの範疇の大曲」の認識


だった。「2オクターブと半音の跳躍の超絶技巧」とかは、事前に脳内にブチ込んでの提案である。だが、あくまで「ドイツリート」の範囲の曲だと(つい9日前までは)感じていた。その日に合わせたピアノは「フルコンサートグランドピアノ」では無かった、のが原因の1つだと思うが、「毎回、フルコンサートグランドピアノ」を借り上げて(いや、購入していれば「借りる」必要無いんだっけ、、、)「合わせ」する演奏家は、極めて少ないような気がする。「ブレンデル自宅=2台のフルコンサートグランドピアノが自慢」「グルダ=博物館入りのスタインウェイはA型?」クラスっぽい。「グールドは録音スタジオは開放し放題だったが、死ぬまで1回も自宅ピアノは公開せず(現在までの情報)」って感じ。特に私高本の頭が悪い、とは思えない、のも、既に糖尿病が脳まで廻ったか(瀑涙


老田が歌う1曲目 = 「誰がこの小唄を思いついたの?」から、ターボエンジン全開の歌唱!


だった。マジかよ・・・

 最後の第13曲目、と言うよりも「アンコール2曲目」まで、『ターボエンジン全開』だった。老田裕子 も 佐伯周子 も。「マネジャーは止められない」って感じ。こんな「ハイテンションのゲネプロ」やって、明日本番のテンション大丈夫???

 って感じだった。


 これほど素晴らしい公演(の予感をさせるゲネプロ)を聴かせてもらえて、私高本は感謝するばかり。兵庫公演は正面席が売り切れる人気が出ているのだが、

明日の「老田裕子X佐伯周子」東京公演は当日券余裕じゃぶじゃぶあり


 う~ん、私高本の営業が悪いんだよね(爆涙

コメント
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