ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

フラワーカンパニーズ@BIG CAT

2006-06-16 01:16:42 | ライブレポ
フラカンの今年前半のツアー「明日なき遁走」のファイナル!

フラカンをワンマンで見るのは今回が初めて。なんか今までフラカンは相性が悪いのだな。今年だって二回も京都であったのにタイミングが悪くて見に行く事が出来なかったし、滋賀の時もダメだった。だから初ワンマン、だいぶ嬉しい。

ライブは7月に発売される新譜に入っている新曲も含めて2時間半というボリューム。定番曲が中心でフラカン初心者(アルバム3枚しか持ってません)の私にも優しい内容。アンコールだって3回もありましたよ。やったねカトチャン。
最近、星の数ほどいる若いロックバンドを見てもぴんと来るバンドってなかなか無い。そう、フラカンが持っている多彩さ、みたいなものが足りないのだと思う。知らない曲でも楽しめるフラカンは偉大だ。
アンコールの時にはゲストで奥野さんが「東京タワー」に風琴で参加するという一幕も。その東京タワーの時は鳥肌が立った。
多分ビッグキャットのど真ん中くらいで見る事が出来ました。途中前に行きたい衝動にも少しかられたけど、むしろ踊りやすくて丁度良いポジショニング。

フラカンはメンバーの中が良さそうなのがとても良い。
「真冬の盆踊り」でメンバーの人気調べと共にコールアンドレスポンスしたけど、そん時にグレート前川さんが圭介さんをからかうところの感じとか、なんか兄弟かなんかみたいで微笑ましい。(因みに私は竹安さんに一票)
今回、ライブ終了後に後夜祭としてキングコブラでイベントが企画されていた。明日仕事ってこともあって、泣く泣く断念。今頃盛り上がってるのかなぁ。。。

しかし、フラカンがアリーナバンドだったとは知らなかった。。。

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間宮兄弟@京都シネマ

2006-06-15 00:52:53 | 映画感想
Ripの「Hey.Brother」を聞きに行ってきました(ちょっと違います)
2日続けての京都シネマ。一年間くらい朝日シネマとみなみ会館しか行かなかった(行けなかった)昔が懐かしまれます。

主演は佐々木蔵之助さんとドランクドラゴンの塚地武雅さん。
って言ってもドランクドラゴンって知りません。コントグループらしいです。しかも面白いらしいです。すいません知らなくて。
佐々木蔵之介さんは知ってますよ。そりゃぁ惑星ピスタチオは「小林少年とピストル」以降結構見てましたから。って言ってもピスタチオ時代の蔵之介さんはツッコミ役が多くていつもがなり立ててばかり。しかも公演中日とかに行くともう声がかれてて二枚目って感じではなかったのです。
蔵之介さんがめっちゃ二枚目俳優だとし気づいたのは升毅さんとこの「一郎ちゃんが行く」という芝居に客演した時から。こんときは皇族の秀才で升さん扮する一郎ちゃんと対決するかっちょいい役だったのだ。

で、映画
冴えない、けれど仲のいい兄弟二人暮らしのちょっとした日常の中であった(女性を初めて自分たちの部屋に呼ぶという)ちょっとした冒険(?)を軸にした。ほのぼのストーリー。
清く正しく仲良く暮らす二人が好感度満点。結局は二人の恋は成就しないわけだけど「大丈夫、君たちならきっといい人が見つかるよ」って根拠のない慰めを言いたくなってしまう。いや、でもそう思うよ、っていうか思いたい。
塚地さんの「正しい事にまっすぐでいたい!」ってセリフがあって、これが決してクサくはないのだ。むしろかっこいい。そうだよ、そうだよね。やっぱり塚地、男だよおまえは!
オフビートな感じは「かもめ食堂」とかにも共通のものであるけど、人くさい分間宮兄弟の方がなんだかほっとします。

そもそも間宮兄弟はもてないんだけど、決して寂しそうではない。それは仲のいい兄弟で一緒に暮らしているからという事につきるんだけど(勿論、それで満足してるわけではなく、二人とも女性に対しても積極的に行動してるところが偉い)この二人は日常を楽しんでいるんだよね。それは仲良くビデオを見たり、散歩したりペーパークラフトの飛行機を飛ばしたり、部屋の中を見ても大量の本(のセンス)やゲームやオブジェを見てもわかる。日常を楽しむ事の出来る二人はそれだけで実は素晴らしい才能をもっているんだと思う。
間宮兄弟と仲良くなった若い姉妹(残念ながら二人とも彼氏持ち)は実はそれに気づいてしまったからちょっとオタクっぽくもある二人に気を許すんじゃないのかなぁ。若さ故の恐いモノ知らずって気もするけど・

で、びっくりした事。
なんと中島みゆきさんがでてるではありませんかっっっ! あぁ、動くみゆきさん久しぶりや
って、なんで主題歌中島みゆきぢゃないの? あ、無理か。。。

間宮兄弟@京都シネマの画像



初恋@京都シネマ

2006-06-13 20:32:28 | 映画感想
宮崎あおいを見に行った。
1968年にあった府中の3億円強奪事件をモチーフにした作品。ってことで話題になっている映画、ですね。

とは言ってもタイトルが表すとおり、中心テーマに据えられているのは恋愛模様の方です。
なんだか「3億円事件の真相、実行犯は女子高生!」みたいなセンセーショナルな雰囲気につられて見に行くと拍子抜けかも。いや、それだけ衝撃的な事件を起こしたからこそ主人公みすずの初恋の切なさが強くなるっていうのはわかるんだけど、それは恋愛映画のただの触媒かい?みたいな感じがしてしまうかも知れません。

映画の雰囲気は60年代のとんがった雰囲気を意識しているのか演技がくさい。だからっぽく見えるんですけどね。セットやロケーション、ファッションはホントにその時代っぽい感じしました。いや、まだ生まれていない時代なんですけどね。

映画全体の落ち着きというか居心地があまりいい感じではないんだけど、でもまぁ良いです。宮崎あおいをみにいったので(笑)

純粋に彼女はかわいいと思うんだけど、かわいいって言う感じをストレートに出せるくせに(NANAとかね)どこか影を帯びている役柄というのが演技ではなく、ナチュラルに感じられてしまう、ホントに彼女自身が闇をもっているかのような恐怖感をいだかせる演技が凄いと感じてしまう。今回もそう。
んでもって、とりあえず彼女の目が好き。これも下手したら恐いくらい。目に力を持っているような気がするのだ。
それもあってか表情がすごく多彩で、宮崎あおいとしての存在感をきちんと残すそんな感じです。

初恋も宮崎あおい以外はみな脇役です、おひょいさんもね(って、実際そうなんだけど、それ以上にそういう印象を残しているのではないかと。。。)

初恋@京都シネマの画像



RUSH BALL 8@大阪城音楽堂

2006-06-11 01:22:25 | ライブレポ
関西の邦楽夏フェスでいっちゃん大きいのはやぱしラッシュボール。んでもってその前哨戦としての今回のイベントです。
とくに聞きたいっ、っていうのはうつみようこ&YOKOYOKOとROCK'A'TRENCHくらいやったけど、何しろチケット代が827円という事もあっていって参りました。

昼下がりの城野外。一発目から順に
「ROCK'A'TRENCH」
SKA SKA CLUBの山森さんと畠山さんによるレゲエテイストのバンド。
サウンドは心地良いけど全体のまとまりが。初っぱなの出演と言う事もあってか、会場の盛り上がりもいまいちな感じだったのは残念。
やっぱり山森さんのボーカルにSKA SKA色を求めてしまいます。<復活。。。しないんだろうなぁ。
でも基本的に好き。

「hare-brained unity」
さわやか系ポップロックバンド。

「riddim sounter」
トランペットとテナーサックスが入ってクラブライクな感じのロック。
ホーンズが入ってるって事でちと期待するも全体のバランスがなんかアンバランス?おしゃれ感いっぱいなのにね。ペットの人はキーボードもたたいてたけどなんでど真ん中で客席におしり向けて?ドラムと仲良し?

「うつみようこ&YOKOYOKO」
男性陣ピンクシャツ&ようこちゃん明るい花柄ワンピ。んで一曲目が「移民の歌」かい?かっけー。なんか演奏始まってからなんだなんだ?みたいに立ち上がる人も多かったから作戦勝ちか?グレート前川さんいつもに輪をかけて軽快なステップ踏んでたように見えましたが。。。

「DOBERMAN」
チケットに印字されてなかったので出るって事が頭の中から消去されてた。
ドベ犬は去年のプレイグラウンドで見たんだったかなぁ。なんだか大人しめの選曲だったように思います、ちょっと寂しい。よく見るとドベ犬Tシャツとかタオルとかの人、結構いたけどスカダンスしてる人はあまりみない。最初の頃はドーベルマンっていやぁスカダンスだったのにね。(仲間内でね)

「THE ZOOT 16」
始めて。東京No.1ソウルセットだってまともに聞いた事無いもの。あーでも音づくりは流石にしっかりしてます。スカとかしてくれはったらめっちゃ気持ちよく乗れる。で、ボーカル。勝手にしやがれと共演して話題になったけど、どんな感じだったのか。今ひとつボーカルの感じが弱い気がしましたけど。

「OCEANLANE」
スタイリッシュな感じのロックバンド

「椿屋四重奏」
音源だけ聞いた事があったけど、予想ほど尖った感じはなかった。けどちょっととんがり目のロックバンド。

「髭」
なんとトリだ(って他の人的には違和感ないだろうな)。一昨年、ミナミホイールで聞いた時は全然やってんけどな。雰囲気的には嫌いじゃない感じに変化していました。まぁでも手放しで良い!って感じではないんですけど。

なんか、上のコメント見てると「儂って、オーソドックスなロックバンド嫌いなの?」みたいな感じですね。情けない。

そうそう。閉演後に本編ラッシュボールの出演者2弾目の発表。
どうやら私、今年はラッシュボールにはいかないような気がします(汗)

RUSH BALL 8@大阪城音楽堂の画像



うつみようこ&YOKOLOCO@磔磔

2006-06-04 01:52:24 | ライブレポ
半年ぶりのヨコロコ@磔磔。本日のステージセット。
新しいアルバム出してからのライブという事で、当然ながら新しいアルバムからの曲を中心に

前からわかっていたことではあるんだけど、改めて今回のライブで気づいたのはクハラさんのドラム、重いっすねー。っていうと誤解があるかな。骨太な感じ。腹の底えぐられるような感じがしました。
ヨコロコのメンツの演奏はもうみんな好きです。踊るベース代表のグレート前川さんも苦悶しながら弾く竹安さんのギターも、もちろん奥野様のキーボードも。(いったいMKの運転手さんはどこを回ってきたのでしょう?)

今回ようこちゃん、ギター弾きまくってましたよね。今までヨコロコでやった時って、ギター持ってたことってある?ギターを弾くようこちゃんもかっちょいいです。前回、タワレコでのインストはだってようこちゃん1人弾き語りだったもんね。ライブ、エレキがんがん弾くようこがちゃんが見られるとは♪
いや、ようこちゃんは常にかっこいいのよ、知ってたけど。今日も「Sometimes I feel like a Motherless child」とか鳥肌たちましたよ。
あーでもちょっとMC少な目じゃありませんでした?

実は来週もうつみようことYOKOYOKO(奥野さん欠席バージョン)あるのよね。ウレシー☆

そういえば、奥野さん。ローディーさんに引きずられるように帰っていったけど(本編もアンコールも)ネタですよね?

うつみようこ&YOKOLOCO@磔磔の画像