ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

岩崎慧 presents “もうガマンできないよっ!vol.3”@duo MUSIC EXCHANGE

2010-04-30 13:46:49 | ライブレポ
♪花のトーキョー~、に諸般のじじょーにより一日だけ滞在できた儂。

そんな儂に朗報が。
やーん、セカイイチのイベントがあるやーん。

5月2日のカミングKOBEにも行けないアテクシ。
セカイイチ自身のライブにも行きたいのだけれども、すぺしょーなイベントに行けるというのは、それはそれで幸せな事だ。

東京メトロの副都心線に初乗車して向かう渋谷duo MUSIC EXCHANGE
勿論初めて行くですよー。
うはははは、円山町じゃん。

さて、今回のイベント。
セカイイチだけでなく、とってもすんばらしい(儂基準)のゲストたち。
コチラっ!

ヒダカトオル(BEAT CRUSADERS)
わたなべだいすけ(D.W.ニコルズ)
山田将司(THE BACK HORN)
増子直純(怒髪天)

ほんで上記のゲストボーカリストが、オトナモードの山本健太をキーボードプレーヤーに迎えた、セカイイチをバックバンドとして、歌いたい歌を歌うという企画。
うしゃしゃしゃしゃ。

まず最初にヒダカトオルさんが、アリスのタオルを掲げて登場。
ゲストボーカルは、それぞれ4曲を歌っていく、そのうち1曲はセカイイチのカバーですね。あとは自持ち曲他好きな歌のカバー。
一人で3時間やりますから~、と言っていたヒダカさんも、大人しくボブディランのLike a rolling stoneを最後にうたって、4曲で終了。
「40過ぎてバンドをするのはしんどいぞ!」とありがたいお言葉を残していく。

続いてのゲストがわたなべだいすけ。
D.W.ニコルズはCDの試聴だけしていてて、こないだっから気になりまくりなのだ。
出てきたわたなべだいすけさんは、想像していた以上にゆるゆるで、肩の力抜けまくり。意図されたようなのほほんさではなく、とっても自然な感じで好感が持てる。
えぇ、歌がとてもヘタクソに聞こえますけど!(苦笑)
いやねー、不思議なもので、歌が上手でもヤな感じという人もいれば、逆に音が外れているっつーのにめちゃめちゃイイ感じに思えてしまうっつー事もあるものなのだよ。めちゃめちゃレアやとは思うけれど。
小沢健二のカバーは、声質なんかも全然違うのに決してイヤミな感じもせず、オザケンの雰囲気も同時に彷彿とさせる不思議な感じ。
うん、D.W.ニコルズを聞きたい。

次に山田将司さん。
わたなべだいすけさんと好対照に無口でストイックな感じがなんとも。。。
儂はTHE BACK HORN、実は、なんとなく苦手な感じがして全然聞いていなかったのだ。けど、これはどうやら勿体無い事をしていたみたい。
歌上手い!絞り出すような声の感じ、ゾクゾクします。歌い方は必ずしも曲によっては馴染まないような感じで好みが分かれるところはあるように思えるけど、やっぱり詩が伝わりやすい。
気にはなってはいたのだ、THE BACK HORNの歌(詞)はちょっと、他にないと、何かの折に見聞きすることが何度かあって、一度きいてみなくちゃ、と。
そしてチョイスするのが、井上陽水の「傘がない」とか。。。 あの曲をこんなにきっちり(?)歌いきれるなんて!すごい。
最後にやった曲は未発表と言っていたけれど、これが圧巻。

ほんでもって増子直純さん
「山田と俺と順番逆じゃないの?やりにくいよ」としきりに言っていた兄ぃ。まぁ、気持ちはわからないでもないけどね(笑)
いやいや、何をおっしゃいますやら。やっぱり盛り上げる華のある人を最後にもってこなくちゃ。ええ、はじまる前から顔が赤いわけですが(苦笑)
#前日は、大阪でフラカンのイベントだったんですよねー、それも行きたかったなー
そんな、兄ぃは「サムライ(沢田研二)」「たとえばこんなラブソング(RCサクセッション)」と男ソングを歌いあげる。

最後には岩崎さんが3曲弾き語りで締め。

他のイベントとちょっと違う空気が終始支配する、不思議なライブでしたが、儂としては見たかったセカイイチを見られたのと、気になっていたD.W.ニコルズの感じがなんとなくつかめたのと、THE BACK HORNはやっぱり聞いてみようと決心がついたという、そこらへんで満足感いっぱいのライブでありました。

しかし、なんだろーな。
ライブと関係ないけれど、
久しぶりに東京歩いたら、路上喫煙の人メチャメチャ多く感じたんですけど。たまたま?

岩崎慧 presents “もうガマンできないよっ!vol.3”@duo MUSIC EXCHANGEの画像

岩崎慧 presents “もうガマンできないよっ!vol.3”@duo MUSIC EXCHANGEの画像

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テストの花道

2010-04-26 19:54:23 | TV・ラジオ
NHK教育テレビの番組。

私が最も敬愛するミュージシャン、所ジョージさんが出てるではないですかっ!
番組表で見て気付き、今日はじめて見ました。が、、、、

あぁ、これは面白いかもしれない。
目の付けどころが。

大学受験を目指す高校生たちに、勉強の仕方(ノウハウ)をおしえる、と。
んー、それだけ言ってしまうとなんだか胡散臭いんだけれども。。。

ちなみに、今日(4月26日)放送分では「比べる力」と題して、物事を考える時に二つの事象を比べるのにイメージマップ(だったかな)を使って整理することを提案していたわけです。

これね、受験生の勉強法だけに限りませんよ。

所さんや城島さんも言っていたように思うけれども、社会人だって日常生活なり仕事上なりでも十分使える、、、、

というよりも、
こういう思考が上手にできないが為に、議論がかみ合わなかったりとか、議論がかみ合わないために言葉の整理が必要だったりとか、無駄な場面がどぉんだけ日常にあふれていることか。。。
それがみんなに身についているだけで、この社会の無駄はだいぶそがれるのではないか?と思いました。

#そーいえば、所さんも「総理大臣もこれを使って~」なんて言っておりましたが。。。笑えません

というわけで、この番組、ちょっと気にして見てみたいと思います。

の画像



M.C.エッシャー展 ~視覚の魔術師~ @奈良県立美術館

2010-04-22 11:03:49 | 展覧会とかアートチックなもの
だまし絵で有名なエッシャーの展覧会。

エッシャーは大学の美術の講義ではじめて出会ったのがはじめて。

「滝」とか「物見の塔」とか「昼と夜」とか。
あり得ないものを描いている絵で有名な人で、それがとにかく楽しいのだけれど、展覧会なので学生時代からの作品とかも並ぶ。
だまし絵的なものだけではなく、スケッチから起こした風景とかでも充分に見ごたえがあるのだ。

細かい白と黒の線の連続が描き出す陰影の細かさよ。
凄いねー、あの線の細かさに惹きつけられる。

そういえば、入り口で双眼鏡もらったけど、使うの忘てた。。。

いや、あまり意識してなかったけれども、基本的に版画家なんだね、エッシャー。
錦絵とは違って白黒の2トーン(スカじゃないぞ)が基調だから、表と裏といった対立する視点から作り出される作品ってーのは、ある意味導かれ易い方向性なのかも。

その構図の不思議さもさることながら、やっぱり楽しいのは視点だなぁ。
上からなのか下からなのか、左右もあるし、三次元の世界に暮らす儂らに許された向きは3方向が基本だけれど、二次元の世界にそれを表現するからややこしく、それが楽しいのだ。

でも、お気に入りの作品は比較的単純な「四面体の小惑星」とか「上と下」とか。

そういえば、有名な「物見の塔」の一階には檻があって、その中には囚われの人が一人いる。
あの人は一体何なんだろう? なんだか、大学の講義で聞いたような気もするけど覚えてない。
#覚えていないんじゃぁ意味がない
知っている人いらっしゃいましたら、おせーてー

M.C.エッシャー展 ~視覚の魔術師~ @奈良県立美術館の画像

M.C.エッシャー展 ~視覚の魔術師~ @奈良県立美術館の画像



ソラニン@MOVIX京都

2010-04-20 12:18:04 | 映画感想
せつない。  せつないせつないせつない。

浅野いにおは「ソラニン」と「素晴らしい世界」しか読んでいないけれど、この人の描くのは徹底したやりばのない日常のリアルなのだと思うのだ。
非日常的な、なさそうな設定だったりしてもうなずけてしまうような感覚がこの人のマンガにはあったりする。現代ではすっかり長期化してしまったモラトリアムといわれるような曖昧な季節のどうしようもない焦燥感は、きっと多くの人にとって共感できる代物なのだと思う。
#まぁ、転職6回の儂が言うのもなんだが。。。

さて、お話。

基本的に原作を踏襲。
原作のストーリー展開もさることながら、原作が持っている空気感を忠実に再現。セリフとかもマンガの感じをそのまま再現しようという意図が見える感じ。

#ゲロちゃんを真似するビリーとか(笑)

で、結構それに成功しているのだな。うん。

まぁ、とはゆーても全てを映画の中に収めることはできないのでね。芽衣子のお母さんがちゃんと話のわかる母親だというのを描いてほしかったな、何しろ美保純さんだし(はーと)。 あと、種田のお父さんが芽衣子に最後に言い残して言ったセリフとか、大事だったと思うんだけどな。うん、映画では無理のない形でおさまっていたように感じるけれど。
財津和夫さんの演技が今一、と感じるのは儂だけか?
あ、あと原作では芽衣子が朝、裸で布団から出てくるシーンがあったんですけど。。。。(をい)

ARATAとか、ちょっと前までだったら、花屋の彼役だったろうな。
一瞬わかんなかったよ。

ライブのシーンは本当に心地よく、追い出しでの種田の叫びも、芽衣子のソラニンの声の伸びも、全部が「今、その瞬間、いろんな現実から目を背けた上に成り立っている」と言ってしまえばそうなのかもしれないけれども、だからこそ、その一瞬に一生懸命になれるのだ。その時間が永遠に続くなんて錯覚するほどに僕らは子供じゃぁない。 それを覚めた眼差しでせせら笑う大人にはなりたくないと、儂らは思っていたのではなかったか?

原作では、レコード会社の冴木が種田にほだされた設定になっているけれど、もう芽衣子たちには音楽でどうこうするとか、そんな世界は関係ないんだよね。どっちが大人でどっちが子供なんだろう?

そもそも、
人が死ぬという設定自体はずるいなー、と思うのだけど。

そう思いながら、感情移入して泣くのは馬鹿ですか?
自転車こぎながら泣くビリー、ソラニンを歌う芽衣子、引っ越しの部屋に最後に残された種田のギター。

うん、そうだよ、死ぬなんてずるいよ。

種田が事故る直前のシーン。
幸せを実感するときの不安感をこんな風に表現できた作品を他には知らない。

ROTTIのキャラクター、バッテンうさぎ、かわいいデス。

ソラニン@MOVIX京都の画像

ソラニン@MOVIX京都の画像

ソラニン@MOVIX京都の画像



SANISAI@京都ミューズ

2010-04-17 15:50:24 | ライブレポ
和嘉子さんの出産で一時休止していたサニサイの復帰ライブ。
休止ライブの時と違って椅子席だ。

ライブ前に薄紙で作った黄色と赤の花と『「ワカコさんお帰りー」のコールをこのタイミングでしましょう』っていう紙を配っていただく。サニサイの曲「アネモネ(赤)」と「向日葵(黄色)」をイメージして作ったらしい。
すごいよねー、こういうの考えて実行する人って、尊敬するわ。

チファジャは特に意味がありません。

さて、そんなこんなで、
セットリスト(わかっただけ)

 ・アネモネ
 ・花曇り
 ・何度でも
 ・時間旅行
 ・ヴァージンロード
 ・(隆平さんの曲)
 ・(村井さんの曲)
 ・声
 ・そっとぎゅっと
 ・Around the Music
 ・たったひとつ
 ・ハツコイ
 ・Live to sing
 ・僕らは今日も
Encore
 ・(SASAIで一曲)
 ・向日葵
 ・京都慕情
 ・10years
 ・一番星

ん~、3・4曲くらいわからんのがあったが。。。

今回はメンバー3人だけでフルのステージ。
途中で和嘉子さんが、「昨日一緒にリハしていた花*花が・・・」って言っていたので、ゲストか?って思ったらたまたまだったらしい。まぁ、良いですが、なにしろSANISAIは3人が基本ですので。

最初、3人のハーモニーバランスが悪いように聞こえたけれども、数曲で感じなくなりました。よかったよかった。
和嘉子さんの声が変わったと隆平さんが言って、その後村井さんが指摘してはったコメントに同意。
正直、SANISAIは好きだけれども、ライブで聞くと、どうも手放しで良いと思えないところがあったような気がしたのだ。ちょっと声がキンキンするというか突き刺さるように感じられるところがあって。実は今回そういう感じが全然なかった。村井さんが言ってはったことと同じなのかはどうかはわからないけれどもちょっと変わったのかもしれない、やっぱり。

出産するってすごいことですな。

隆平さんボーカルの曲が!(SASAI効果か!?)
でもどうだろ、新曲? ピッチがめっちゃ微妙、外れているのか?それとも微妙にずれた感じで歌う曲なのか!?サビで出てくるトップの音が、隆平さんの音域外で、若干いじめに見えるのですが、そのような事実はございませんか?
約1年間のSASAI(2人の方ね)の活動は有意義だったとリーダー。 そうかそうか、申し訳ねぇだ。儂も結局SASAIのライブ行かなかったよ。ちょっと行ってみたかったのう。まだ続けるのだろうか。

そのあとでリーダーが歌った曲は変拍子になる、ちょっと今までとは毛色の違った曲。ちょっと好き。

ステージ上中央には、「祝」の文字が入った大きな風船の塔が! 
隆平さんによると、近所のマッサージ屋さんが送ってくれたそうな。すげーな。ステージに置くととんでもない感じのセンスに見えますが、うん、まぁ気にしないでおこう。ステージ上に掲げてある京都ミューズ20周年のフラッグとの相性もエライことになっているし。。。
最後に和嘉子さんが割ると中からハート形の小さな風船が出てくるという演出。 あー、なんか結婚式みたいだねぇ(笑)

祝いの風船を割った後に最後の曲。
その時にはステージ上に置いてあったハート柄の風船を会場に投げ入れる。
曲半ばまでポンポンしてたけど、そんなにポンポンするような曲じゃなかったね(苦笑)


SANISAI@京都ミューズの画像

SANISAI@京都ミューズの画像

SANISAI@京都ミューズの画像