ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

Yum!Yum!ORANGE@梅田 Shangri-La

2008-04-20 00:35:49 | ライブレポ
HIDEである。hideぢゃなくってよ。HIDEである。リーダーでベースのHIDEである。

なにはともあれHIDEコール。出来れば黄色い声で。

とりあえず、覚書。。。。

はてさて、本題。
#ってさー、もう半月も経つよ、あんま覚えてねぇっすよ(泣き言)

で、今回のライブはミニアルバム「Candy Candy Candy」のレコ発。

初めてのShangri-La。どーかなー、と思っていました。
なんかShangri-Laってちょっと特殊な感じのするライブハウスやん。構造的に。
と、会場入ってふぁーすといんぷれっしょん 
 「お客さん少ないやん。。。汗」

ガラガラとまではいかないけれど、フロアにもフツーに空間が出来ます。ステージまん前でも十分スカダンスできます(嬉しいけど)。
後ろの段の半分をキープアウトして物販とかも会場内でやっていたことを考えるとやっぱり少なかった事は否めないかな。

で、ライブ始まる。
うん、微妙。ノリが微妙。客席を取りまく雰囲気が微妙。まぁ、関係なしに踊ってましたが。
メンバーもなんとなく最初のほうは勝手の違いに若干気後れした感じもしていましたが。。。。

心配するこたぁないわけですよ。
最終的にはこの盛り上がりですわ(どの?)。

最初の不安げな感じはいつの間にどこへやら?みんなでスカダンス。モッシュのあたりもきつくなってきて。久しぶりに「徐々に盛り上がって行く感じ」を体感できました。

セットリスト(順はめちゃくちゃ)
 ・Wellcome to the wonderland
 ・アシタハレルヤ
 ・Brand New Day
 ・SUNNY SUNDAY
 ・Clover
 ・Dreamer
 ・Yellow Halloween Night
 ・MONEYHOLIC MONICA
 ・Mr.Candy
 ・マイペンライ
 ・Song for U
 ・Hate you but...
 ・キラメキ世界
 ・ヒマワリ
 ・星のカケラ
 ・Little Monster
 ・MY JOURNEY
 ・葛飾ラプソディー
あと新曲
 ・シャングリラ と ・believe you かな?

今回は新曲(ミニアルバムの5曲&次のアルバムの曲)もさることながら「MONEYHOLIC MONICA」!メジャーデビュー前から聞いてた儂でも今回初めて聞きました。ほへー。

あと、ミドルテンポでまったり聞く「ヒマワリ」
「好きだっていう人が多いんです」
うん、わかるわかる「出会いは偶然じゃなく必然だからねー」

「今日、この日この場所で歌うために作りました『シャングリラ』!」
アガリます。

終わってみればいつも通り楽しいライブ
いや、いつも以上だったような気もする。
なにしろ会場の温度がヒートアップしていくのがわかるライブでしたから

ドラえもん のび太と緑の巨人伝@新京極シネラリーベ

2008-04-13 00:37:28 | 映画感想
うぉー、シネラリーベって京都シネマの会員証で300円引きやん!
映画の後、ホームページ見て初めて知った(損)

さて、年に一度のドラえもん映画。
今年は新しい声優さんになり画風も変わってからはじめてのオリジナル作品。

ストーリーのテンポが遅いとか、意味ありげだけど思ったほど意味がなかった枝葉とか、子供たちには説明不足では?と感じる点とか、いろいろと思うところはあるのだけれど、一番気になったのはそのメッセージ性です。かなりストレートにメッセージ色の強いものになりましたよねぇ。

どうなのでしょう。

いままでドラえもん映画の魅力は純粋さであり、そのメッセージは物語とか、のび太たちの心情とか行動とかで自ずと表現されていた、と思うのですね。
下衆の勘ぐりと、分かっていながら言うのですが(まぁ、そういう事を黙っていられないところは、結局同じだとは思うのですが)、4年前にスタッフキャストが替わって、製作側は如何に以前のドラえもんを大切にしながらそれと同等の願わくばそれを超えられるような時代に合った新しい「ドラえもん」を作るかに腐心していることと思います。映画見ていてもね、伝わりますよ、それは。
きっとそれは大きなプレッシャーであり不安なのだろうなと。

今回のお話のテーマは緑です。
人間が破壊している自然環境、その象徴としての緑。
全宇宙の緑を統括している植物型惑星の住民が、地球の自然破壊を見かねて人間たちを滅ぼそうとする。しかし、のび太たちの活躍で計画を思いとどまらせ、地球を救うことが出来た。と。

でもそれだけでは足りなかったのでしょう。最後に緑の星の評議会でキー坊が演説をする。
「今まで人間は間違っていたけれど、これからは緑を大切にすることを約束します!」

そう。約束してしまったのだ。

いいのか?いいのか?地球を代表してそんな事を約束してもいいのか?
子供たちが見ているこの映画の中で、そんな大それた約束をしてしまってもいいのか?

翻って現在の世界。
相変わらず国と国はいがみあい、環境会議はいまだにエゴのぶつかりあいだ。
キー坊は胸を張って演説していたじゃないか!それなのに現実の儂らは胸を張ることが出来るのか!?
子供が少し大きくなってから
「あれ?キー坊が約束したはずなのに、なんで地球から緑はなくなっちゃったの?」
って聞かれたら。。。どう答える?

「なに言ってんだ?、ただのアニメじゃないか!」
なに言ってるんですか?ただのアニメじゃないじゃないですか!

ドラえもんだから、というのは勿論ある。
いや、ドラえもんじゃなくても子供たちが見る映画なのだ。その影響力を考えたことがあるかい?

子供に絶大な影響を与える映画だという自覚があるなら、絶対に無責任なことは言えない。
これを子供たちに見せるのなら、子供たちに対して映画のメッセージを支持する責任が大人にあると思う。
そんな覚悟をみんな持っているの?そんな覚悟を儂はもてるの?(あ、子供はいませんが。。。)

理想を語ることは勿論絶対に必要なことだ。
しかし、理想ときれい事は微妙に違う。言ったことに責任が持てないのであればそれは無責任な理想論、つまりきれいごとでしかない。
この映画でキー坊に明確なセリフを言わせてしまったことで、突きつけられたのは儂ら大人の責任と覚悟なのではないかしらん。

恥ずかしながらドラえもん映画を見ると毎回泣いてしまいます。感動して。
今回も泣けました。しかも今までで一番かもしれへん。

でもね、涙の意味が今までと全然違ったわけです。
キー坊のセリフを聞いていたら、上に書いたような思いが出てきて。
そしたらもう、キー坊のセリフに対して大きく頷けなかった自分が情けなくて、それが出来てない世界の現状が悔しくて、人間の責任を小さな苗木でしかないキー坊に負わせてしまった事が恥ずかしくてねー。
もう、声を上げて泣きたいくらいやった。
まだ上映中。ぐっと堪えたけど。

ドラえもん映画を見て気になるのは、子ども達にこの映画がどう映ったかということです。

案外、子供たちは素直に受け取って、疑問も持たずに忘れてしまうのかもしれない。
 #それはちょっと残念だけど。
案外、子供たちはのび太たちの活躍に目が行って、メッセージには気づかないのかもしれない。
 #それも若干辛いけど。
案外、子供たちはそんな心配も見通してクールに見ているのかもしれない。
 #それはそれで寂しい。。。

それでも、ドラえもん映画を応援し続けます、これからも。

ノスタルジーと言われても、ドラえもんに特別な期待をする事を許してください(願)

鶴@タワーレコードNU茶屋町

2008-04-12 00:38:54 | ライブレポ
「鶴でーす!」
だから鶴なんだってばさ!

わけがわからなくったってへっちゃらです。もう仕事中でも頭ん中ヘビロテで鶴ですよ!
まぁ、仕事中に頭の中をめぐっている曲が「ダイナマイツ勘違い」だったりするのがだいぶイタイですが。。。

というわけで今、かなりおススメ度の高いファンキーなバンド「鶴」のインストア。

前に同じ場所のインストアで出会った時にはこんなに人いなかったよなぁ、っつーよーな人人人。
でもこの人数でやる鶴ポーズ。何しろ前回のワンマンでは遅刻して出来ませんでしたから!

今回はメジャーデビューシングルのプロモーションです。ということで、セットリスト
 「デッド・オア・ラブ」
 「恋のゴング」
 「サンキューベイベー」
 「あめ曜日」

あら、5曲やったような気がするのだが。。。。(汗)

アコースティックセットということで、カホンにアコギ&エレベ。アレンジもきちんと変えてくるところがエライ。インストアのアコースティック編成だと、ヘタなバンドではどうしても粗が目立ったり、頼りなさや物足りなさが目立つことがあるのだけど、このバンドにはそういったそつがない。

ウェスタンな感じの「恋のゴング」いいです!
っつーか、CDの「恋のゴング」のアレンジよりもこっちの方が好き!(苦笑)

「心臓トレモロっていいでしょ? 曲の歌詞なんですけど。 あ、トレモロって分かります?いや、ぼくもわからないんですけど」
をーい!(爆)

#音楽的にキチンとした説明が出来ないという意味だそうです。

「ライブの後、握手会ではなく、握手してくださいの会します!」
#「握手会」だと握手して欲しいとみんなが思っていると思っていると思われそうでイヤなのだそうな。

謙虚なんだか奇をてらっているのだかなんかようわからん。
けど、そんな雰囲気も含めて楽しい。

18日は大猫でワンマンです。
今回は行けません、仕事のバカっ(涙)

鶴ポーズしたいよー
#アフロづらは未購入

ブラブラバンバン@京都みなみ会館

2008-04-10 00:40:10 | 映画感想
柏木ハルコ原作のコミック。5巻まで出ているけど、残念ながら儂は3巻までしか読んでいないので、結末を知らない。のほほほほ。

いちお儂もブラス吹きの端くれですから、やっぱり見ておかないとと思うのだ。
いやぁ、別にホントにそんな義務感で見るわけではなくってね。原作がおもしろいので映画にも期待して見に行きました。

映画、期待して見に行くとどうなるか。。。いつものパターンではありますが(汗)

ねー。

一番言える事は
「エロさが足りねー!」(byさくら)

原作は何しろ「いぬ」の柏木ハルコ。その中でもほんのりエロス(?)な位置づけの本作ではあるけど。
うん。そーさなぁ。

生々しいエロさが足りないですっ。

あー、無理言ってますか?儂、無理言っていますか?映画ではできませんか?PTAがこわいですか?
確かに芹生の演奏時のクラクラ感はちょっとエロっぽかったッス。あの演出だけでもだいぶんとがんばっていたといえるのかな。
原作知らなければ十分かしらん。

うん、まぁ、エロさだけではなくて、全体として物足りなさを感じるわけです。どうしても原作との比較で見てしまうのだけれどまず、結構紆余曲折のあるオハナシを2時間弱に詰め込もうとして無理した感じがしますねー。

もてない高校生の、でも手の届くところにあるエッチとの間の悶々とした感じ。それでいて決しておざなりにはなっていない演奏にかける(多少よこしまな)情熱という青春群像。そしてなによりギャグ(笑)。

それを一生懸命映画で再現しようとしている感じはするけれど、どれも中途半端な感じで終わってしまったという感じがしました。

あと、俳優さんが若い!っつー感じがもう一つ物足りなさを感じたもう一つの理由かな。白波瀬くん役の彼なんか、演技が物足りなさ過ぎて、逆に原作以上にダメダメな雰囲気を強く感じてしまうという逆説が。。。。
うーん、個々は結構いい味を出しているんだけどなぁ、八田君役の彼とか。

あぁ、もちろん主人公の芹生!彼女あってのこの映画という感じになっています。
原作同様、高校生離れし、周りから浮いた存在という設定とエロっぽさを見事に体現していますから。

儂が、ギャグ映画、というつもりで見ていたのに対して、最終的に映画のメッセージは「音楽の素晴らしさ」みたいなところに行ってしまった所に違和感がちょっと。確かに感動的ではあるけど。
だから、今から見に行く人は先入観ナシで見てくれたら、きっといいんじゃないかな(今頃言うなよ。。。)

そういった映画として、音楽を無視するわけには行きません。合奏のシーンでもクライマックスになる、芹生を呼び戻すために丘の上でボレロを吹くシーン。さらに最後、コンクールでの「ダッタン人の踊り」の演奏は流石にイイ!ちょっとゾクゾクする。芹生の歌声も悪くない、いや、全然いい!エンディングロールの彼女の歌も結構聞かせるのだ、これが!

けど、コンクール。
あの人数の演奏であれだけのダイナミズムは流石に無理があります。っていうか、ステージ上にない楽器の音まで聞こえているし(苦笑)

それと、出演者、宇崎竜童さん!
反則だ~。竜童さん出てきた瞬間まいあがっちゃいましたよー。
おひょいさんも出てるし!

まぁ、いろいろ言っていますが、やっぱり、映画見た後は楽器が吹きたくなりました。
えぇ、わかってますよ、練習しますってばさ!( /_;)