ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

SOUL POWER なにわ SUMMIT2009@大阪城ホール

2009-09-23 01:11:14 | ライブレポ
鈴木雅之・Skoop On Somebody・ゴスペラーズをホストにした「SOUL」を前面に打ち出したイベント。
今年で4回目?だそうで、どうやらそっち方面が好きな皆さんにはもうおなじみのイベントなのらしい。

ソウル、って括られたものはそーいえばあまり縁がなかったなー。「ソウルの要素も取り入れた」みたいなのは多かったけど。でも決してキライじゃないんだよね。キライじゃないけれど、積極的にガツガツしようと思わなかった。
#そーいえばMen’s5ってソウルグループいましたよねぇ?

出演者の中で音源持っているのだってかろうじてチェッカーズくらいだ。(多分それ、違うと思います。。。。)

さて、久し振りにそんなアウェイな儂。
城ホール久し振りだねー。表の屋台で焼きラーメン食ってから中へ。
スタンド比較的正面。ステージ遠いけれど、正面の方が聞きやすくって好き。

出演者はコチラ。
 「THE☆FUNKS」
 「MAY J.」
 「Skoop On Somebody」
 「藤井フミヤ」
 「ゴスペラーズ」
 「鈴木雅之」
 「バブルガムブラザーズ」

残念ながら多和田えみは急病の為に欠席。
前からちょっと気になっている人だったのでちと悔しい。
まぁ、でも仕方ないね。

THE☆FUNKSはダンス☆マンとゴスペラーズのだれかのユニットらしい。。。(分かって無くて申し訳ない>ファンの皆様)。
パロディを2曲。 フィルコリンズが歌っていた「easy lover」を替え歌にして「ジージバーバ」に笑いこける。

MAY J.は女性ボーカリスト。ちょっとテンポ早めの「ガーデン」。原曲のイメージが強すぎるために若干の違和感。いい声しているけどね。

そうそう、7組(多和田えみと柳ジョージ入れたら9組!)もでる本ライブ。ステージ転換の時間とか考えたら、ひと組当たりの時間がめちゃめちゃ短くなるのんと違うの!?と思っていたら、ホストバンドが2組入っていたのね。ほんでステージ上をだいたい左右で使い分けてステージ転換の時間が要らないようにしている。 はぁ~、普段バンドとバンドの間20分とかばかりに行っているからこーゆーのは新鮮だわ。
ほんでもって、片っ方のバンドのギター、武内亨さんではありませんかっ!にゃはは、藤井フミヤよりもこっちの方が何気に嬉しかったりする元チェッカーズファンであります。のほほほほ。

さて、Skoop On Somebody。この人らの曲は今年になってから初めて聞いた、CDでね。ゴスペラーズや鈴木雅之という曲者(?)に比べると素直な楽曲。そして甘いルックス、女性ファン多いんだろうな。後でチラシ見て学習「もみじ」(新曲)って「椛」って書くんだね、学習学習。

チェッカーズはチェッカーズとして好きだった儂は、ソロの藤井フミヤを基本的には聞いてない。そりゃぁ、ラジオやテレビで耳にすることはあったけど、TRUE LOVEとかはギターで弾いてみたりもしたし。でもライブを聞くのは初めてだ。 っつーは、なんだろうねこの人、もう50前だと思うのですが、変わらねー(^◇^)、声もダンスも。年相応とか、ないのかねぇ?まぁ、でもそんな感じが若干嬉しくもある儂です。

ふんでもって、ゴスペラーズ。
ゴスペラーズの感想ですか?えっと、コーラスワークがとても上手くてちょっと大人しめなダパンプ。
#意見には個人差があります(C)今夜も生でさだ❍さし
いや、ゴスペラーズってよくわからなかったんだ。どんな感じなのか。真面目なコーラスグループ?にしちゃゴスペラッツとかもやってるし、名前の割にえらいポップだし、アカペラの曲なんてほとんどないみたいだし。ただのボーカルグループにしちゃぁめちゃめちゃ人気があるし。
でも今回ちょっと分かった気がする。何気に楽しい。あぁ、これはアリですな。
清志郎のカバーで「スローバラード」。ちょっと泣けてしまった。

ソウルってどういうのがソウルなんだろう、と考えてた。
例えばファンクだったら諸手を挙げて好き!って言える。けれどそもそもファンクとソウルってジャンル的に近いよなぁ。何で感じが違う?何が違う?みたいなね。どちらかといえばソウルって言った場合、もっと音楽の種類的にはファンクより広いイメージがあるのだけれど、それだけじゃない何かがあるような気がしていたのだ。

ほんで判った。
ソウルシンガーはみんなめっさエエ声している。
味のある声、とかとちゃうねん。エエ声。 いわゆるエエ声ね。どうやろ?

そしてエエ声、鈴木雅之。あれ?トリ?違うねぇ?
メジャーだからね、知っているけれどちゃんと聞いたりはしていないのだ。むしろラッツ&スターの方がなじみがあるくらい。でも今回誤解が解けた。ただのカッコイイ渋いおじさまかと思っていたら、ちょっと違うのだ。「今回私が最初から出なかったので時間通りの進行です。」「?!」「ラッツの時、オープニングアクトで出て1時間やっちゃった。」「?!」、クセもんや、この人。。。
そして、ゲストに柳ジョージを呼び込みショーアップ。全体を引き立てて本人のステージは短いのに存在感だけは残していく。むむむむ、あんなおじさまになるのは無理だな。。。

そしてラストにバブルガムブラザーズ。MCだけで時間の半分使ってましたが。やっぱり根が芸人なのね。曲とかもちゃんと聴いたらいいんだろうなけどなぁ。こういうイベントで曲は3曲という中途半端なかんじが残念でならない。トムさんの感じとか映画やテレビでみるキャラクターは好きなんだけどなぁ。

そして、ラストには出演者全員が登場。マイケルジャクソンが亡くなった今年にあわせてその周辺の曲をメドレーで披露。なんだか出演者みんなで作り上げていますという感じがひしひしと伝わってきて、このイベントにかける意気込みが良く分かる。

まぁ、これこそがSOULだ! 
っつーようなもんではないけれど、やっぱりいいもんはいいんだなーという事を再確認できたかな。

ところで、ダンス☆マンってナニモノなんですか?




THE BOOM@大阪国際会議場メインホール

2009-09-06 01:15:00 | ライブレポ
昨日のOTODAMA、筋少で軽くヘドバンなんかしたもんだから、首が筋肉痛さぁ。(歳です)
#他は大丈夫だお。

おお、大阪国際会議場でけーなー!
夜景は終演後のホール窓から福島方面。

さて。
3年半ぶり。。。。なんだってさ。ブーム。

おそらく前に見たのは15周年のライブ@城ホールではなかったかしらん。
15周年でよっしゃー、って気合入った次の年のにはもう活動休止みたいな感じだったような。。。

まぁ、MIYAがブームを離れてしばらくしてまた戻ってくるっていうパターンは以前にもあったから、きっとまた今回もそうなんだろうと思ってはいましたが、やっぱり不安になるやん。five-Dはスーパーバタードッグの件もあるし。
今年最初の方に、ブーム活動再開!ってなニュースを聞いた時には天に昇るような気持ちでしたわよん。

活動再開で、どんなんするかと思ってるうちに発表した曲は、やっぱりといおうかなんと言おうか。
儂的には「百景」の延長線上というイメージ。イメージも何も前作が百景だから当たり前なんだけどさ。
曲の持っている雰囲気は明るくなったけどね。

今更激しいスカを求めるというのもどうかと思うので相応といえば相応なんだけど。
若干物足りないというのが正直なところ。

うん、まぁ曲は曲として、やっぱりライブ!
ということで、復帰してからの初ライブ、期待に胸膨らませての参戦であります。

もう何がなんだか順番とか全然思い出せないけどセットリスト、いってみよー♪
%ツアー半ばだから見たくない人はすっ飛ばせー(ウルフルズ)

※開演前には3台のモニターに過去の映像。
※ちっ、ギリギリに客席入りしちまったぜ(/_;)
 ・All of Everything
 ・この街のどこかに
 ・おりこうさん
 ・君はTVっ子
 ・なし
 ・都市バス
 ・そばにいたい
 ・帰ろうかな
 ・First Love Song
 ・真夏の奇跡
 ・からたち野道
 ・月さえも眠る夜
 ・中央線
 ・雨の日風の日
 ・星のラブレター
 ・夢から醒めて
 ・島唄
 ・berangkat-ブランカ-
 ・神様の宝石で出来た島
 ・24時間の旅
~アンコール~
 ・20 -twenty-
 ・不思議なパワー
 ・風になりたい
 ・My Sweet Home

#おりこうさんと、あと数曲はメドレーね

ライブが始まって3曲目くらいまでか、なんとなーくしっくりこない。変な感じ。
なんだかわからんが冷静に見ている儂がいる。
のっけから古い曲とかもやってくれるのだけれど、妙にはしゃいだ感じにみえるMIYAの姿はちょっと滑稽でもある。

MIYAさんの歌い方はくどいの。
いや、それがいいのだけどね。でもくどいの。
気持ちが入り込んでいたりすればそれはむしろ味があって思いいれもあってすごく響くのだろうけど、久し振りにライブに来てその間にリリースされる曲は叙景的というか長閑な感じが多く、あぁ、ブームもそんな感じなのかなぁ、20周年、いい歳だしそろそろ落ち着くかんじかねぇ~。と思っていたのにぜんっぜん(苦笑)。ぴょんぴょん飛ぶ飛ぶ転がる転がるもだえるもだえる。そういうのって、20代の攻め姿勢バンドのイメージやん。そんな感じかと思えば演奏はびっちし決めてくるし(そうそう、ブームのライブって一曲一曲ちゃんと終わるんだよ、続けて演奏とか絶対にしないの)、ぐぐぐぐと聞かせる曲も多いわけだし。このアンバランスさに磨きがかかっている事の違和感。
なんだかとても変態ちっくだなと思う。

あー、あのね

なんだかんだ言うけれどもやっぱり楽しいのです。ほんと。

変わっているようで変わっていない。変わっていないようで変わっている。
どこがどうとはっきり言えるわけではないけれど、なんとなくそんな空気を肌で感じ取る。(そんな気になる)

「大阪でもまれた男」が聞きたかったけど。。。

ところでMIYA。
「マイケル・ジャクソン」を2回も「ジャイケル・マクソン」と言っていたのはざわとかい?
#もしくは中川家好き?


OTODAMA'09~音泉魂~@泉大津フェニックス

2009-09-05 01:19:02 | ライブレポ






今年唯一参戦の夏フェス!!!

って、夏もう終わりやけど。。。。(泣)

ぁあああああ、でもいいよいいよ、やっぱり楽しかったよ音泉魂。
関西に清水音泉があってよかった!(^◇^)

なんなんだろうね、このOTODAMAの特別感は。
まぁ、そんなん言いながら、儂は常陸那珂も蝦夷もフジもサマソニも行ったことがないわけですが。。。(汗;)

というわけで
日本で一番ゆるいロックフェスの呼び声高い「音泉魂」のレポであります。

今回は友達のお車に8人乗り合わせて会場へ。
いいよねー。ワイワイしててさっ。
しかし、車内で及川ミッチーとか水曜どうでしょう系の曲をかけるというのはさてどうでしょう?<出ないぞ

#いや、ちゃんとウニコーンとかぴーずとかもかけましたけどね。

そんなこんなで会場到着10時。
やんややんや。 これだよーなー、コレコレ。この幟がなー、いーよなー。

会場客入れ中。
1組のチケットを持っていた儂、場所取りに走ります。下駄やというのに走ります。。。
なんとかPA後ろ5列目くらいにビニールシート確保。ほんでもって SET YOU FREE テントに戻って一発目

#以下見た順

 「コウドタクヤ」@SET YOU FREE テント

ベーコンというバンドのボーカリスト。去年一度だけ見たなぁ。やわらかい感じのポップ路線。
メインの会場前に、すでにはじまる手作り感いっぱいのテントステージ。この感じが音泉魂を象徴している気がします。ベーコンはツレが知っているバンドでもあるから、成長しているのならもう一度聞いてみたいな。

 「ワッツーシゾンビ」@ライブハウステント

予想どおりの楽しさ。ガチャガチャした感じのテンションをまだ開演前だというのにぶつけるこの衝動はなんとも、楽しい!まだ2組目だというのに体力を消耗し始める儂。バカだな。ええねん、バカになるためにここに来ているわけだし。が!

 「LOST IN TIME」@露天風呂

LOST IN TIMEがどうしても一度聞いて見たいと思っていたので、後ろ髪を引かれながら露天風呂へ。
音源を聞いているとボーカルの声の震えがどうも気になってね、アカン気がしたんやけど。でもなんだかちょっと気になる感じの楽曲だなぁーっていう印象だったので聞いてみる。
むむむむむー、やっぱりライブだにゃぁぁ。ボーカルの声質も音源と違って嵌まって聞こえるから不思議だ。3曲しか聴けなかったけどちょっといいかも。

 「monobright」@大浴場

一昨年のミナミホイールで初めて見たmonobright、すげーな、もうこんなフェスの大ステージに立つようなバンドになっちゃったんだ。前回見た時にはなんかやっぱり青いっつーか、頑張っている感が強くて、いいのだけどまだまだ、みたいな感じがしたのだけど、まるで見違えるよう。だってポロシャツじゃないし。。。(って、そこかい!?)
いやいや、マジで変態POPなんて言われ方もしていたけど、その変態さ加減を上手にオブラートに包んだなーって感じだなぁ。こんどは上手に隠した変態性をどんな風に出してくるのかが楽しみだよね。
「SMZ(SGS)」は是非音源化してください。

 「ザ50回転ズ」@露天風呂

ぐふふふふ。50回転ズ。
この何も考えずに踊れる感がよい。ダメだよ、ダメだってばさ、長丁場の本日、まだ昼だっつーのに何で儂はこんなに汗だくで踊っているのだ?意味が分かりません。 いや、分かるな。だって、カッコイイんだもんなー、ルックスは置いといてさ(失礼!)

 「SCOOBIE DO」@大浴場

スクービーが始まったけれど水分補給にビニールシートに戻る。スクービーも初めて聞いたときは、コヤマシュウさんのMCに、なんだか「いけすかねー」、と思ったけれどやっぱり楽しいんだよねー、Funkはまだ生きているよ。シートエリアは座ったり寝そべったりしてゆったり見てる人も多いから、立ち上がるのは気が引けるけれど、「Get Up」とか聞いちゃったらやっぱりアコガレに手を振りたくなるやん。しかも飛びながら!!!思いっきり踊ってから気づいた。意外と足の裏が痛くなるのね、シートの上だっつっても靴脱いでジャンプしたりすると。でも後悔しない。だって楽しいんだからねっ。
今回ほとんど席に戻らなかったな儂。シートで聞いたのはスクービーとユニコーンだけだ。まぁ、予想はしていたけれど。。。

 「ghostnote」@露天風呂

マーガレットズロースを見ようと思ったけど、すごい人で諦める。あまり気にしていなかったゴーストノートへ。
はへー、ゴーストノート良いぢゃないですか、爽やかで。なんだかんだで濃いメンツが多いやん、音泉魂って(苦笑)。こういう爽やかなPOPバンドの存在を忘れていましたよ。いかんね、いかんいかん。ちょっと気にするようにしよう。

 「四星球」@SET YOU FREE テント

ゴーストノート聞いていたら忘れていた、「四星球」に行こうと思っていたんだ。が、相変わらずすげー人。とーくから見て音もあんまり良く聞こえない。
「後ろの方の人、見えないでしょうけどねー、下までスッポンポンですから~」 うそこけー、どうせいつもどおりブリーフやろ!って心の中でツッコミつつ、冷静に考えたらブリーフとスッポンポンって、あんまり変わらんよな、などと考えている儂。ドラム君が兄弟の結婚式で欠席ということだったらしいが、逆にボーカルの声が聞こえてよかったんじゃなかろうか。まぁ、確かに相変わらず歌は下手なわけだけど。際物バンド四星球もフツーに取り込む音泉魂がステキ。モンバスでは四星球はホームだという話があったが(文字通りホームなのだけど)この雰囲気で大きなステージに立てるのだろうか?おまわりさんは黙っているのだろうか?

 「THE TON-UP MOTORS」@SET YOU FREE テント

北海道からの刺客(大袈裟)。トータス松本を彷彿とさせるボーカル中心に熱い演奏。いや、でも王道だな、耳ざわりもいい。「準備に時間かかりすぎてもう10分前だって!」 まぁ、ご愛嬌ということで。でも4曲でも十分良さが分かった。脚立に乗って飛んだり(危ないよ)サービス精神もある。ホンマに北海道のバンドって妙に熱いバンドが多い気がする、ちょっと覚えておこう。

 「detroit7」@露天風呂

detroit7を前に見たのもミナミホイールだったような。ただ、全然記憶にないの。が、これが。。。
ギターの音が。。。全然違う~~~!ゆるい音泉魂の中で、こんなにタイトなゴリゴリのロックを聞けるなんて!かっちょいー。あぁ、あんなギター弾いたら気持ちいいだろうな。うきゃー、素直にかっけーロックンロー。ろけんろーじゃなくてロックンロー!他の所ではストレートであろうこんなバンドが、ここでは変化球に聞こえるのが妙。

 「サード・クラス」@SET YOU FREE テント

そして一転ゆるゆるサードクラス。サードクラスはトモフスキー&ワタナベイビーの繋がりで見てみようと思ったのだけど。
...........どんだけゆるゆるやねん(汗)。ボーカルの音が外れていても気にしません、彼のノホホン感が強烈。「森のステージがいいよね」、ってフジロックぢゃないですけど? しかし、彼が言うとフツーに感じるという恐ろしさ。サポートベースにワタナベイビーって、それだけで贅沢だな。

 「The ピーズ」」@大浴場

若干フライング気味で始まったピーズ。
「大浴場、気持ちいいじゃねーかよー!」ってハルさん言うけれど、一昨年は露天風呂だったけど、どこだろうが変わらない雰囲気でやるよね、ピーズって。ギターを楽しそうに弾くアビさんがかわいらしくって好き。うほっ「えっち」だ♪

 「BO GUMBO3」@露天風呂

生でボガンボスを聞くことはもう叶わないけれど、「ボガンボ3」がまだいてくれるありがたさ。
どんとはもうこの世にはいないけれど、それでも曲は生きているのだということを強烈に見せつける。演奏力も演出力も持つキャリア十分な3人は、かつての演奏も演出も自由奔放な若い頃のボガンボスとはぜんぜん違う音を出すけれど、どんとの魂を伝えるためにボガンボスの曲の完成度をさらにアップさせている。これはすごいことだね。きっと、この三人で新曲とかないんだろうな(って、作るなら違うバンド名義で作るだろうなって事ね)まぁ、それはノスタルジーなのかも知れないけれどなぁ。
大丈夫、犯されそうになったらフラワーマンを呼ぶさっ☆

 「ズクナシ」@SET YOU FREE テント

ボガンボ3終わって走る、っつーてもセッチューテントだからすぐなんだけど。ズクナシは去年のミナミホイールでめちゃめちゃ気になっていたけど見損なったバンド。今回もBO GUMBO3と重なって諦めていたけれど走って行ったら1曲だけ間に合った。1曲だけだったけどイイ!女性4人でルックスもさほど派手じゃないフツーのおねーさま方にしか見えない、しかもアコースティック編成でミディアムテンポの曲なのになんざんしょ、このグルーヴ感。
くほほー、本日唯一購入したCDは唯一ズクナシ。しかも手書きシリアルナンバー「888」付!スペシャルやん!

 「ユニコーン」」@大浴場

前に行こうかどうか迷ったけどシートで聞くことにするユニコーン。
BOOM派の儂は現役時代にユニコーンを残念ながらきちんと聞いていなかった。なんかユニコーンはふざけてる気がしてあまり好きではなかったのだ。今だったら大好きだったかもしれん、あの頃は若かったなぁ(遠い目)。つーても毛嫌いしていたわけではないからね、やっぱりなんだかんだ言って知っているのだよユニコーンの凄さをさ。まさか、十数年越しで生ユニコーンを見る機会に恵まれるとはびっくり。
何も言うことはないです。そりゃぁ聞きたかった曲とかはあるけど十分。あぁ、やっぱりユニコーンってこんな感じなんだよなぁ、いい意味でね。わかっている狡さ、期待に応えるように見えないクセにきっちり応える強かさ。何よりも自分のたちのためにやっていることを崩さない信念。さすが。

 「フラワーカンパニーズ」@露天風呂

ユニコーン終わりで走って露天風呂へ。おぉ、「恋をしましょう」だ。って、もうハジメテルし!!!
「ロックンロールスターダスト」に「脳内百景」と、うはははは、なんだかフラワーカンパニーズの熱さと楽しさがごちゃまぜに詰まっていて、なんて最高なんざんしょ!テンション高まる一方のところでもう「深夜高速」!?。802のヘビロテにもなったし、この一曲だけのためのトリビュートまで出るくらいだから間違いなくやるとは思ったけど。このフラカンの深みを噛みしめるにはあまりに持ち時間が少ない事が残念でならない。「真冬の盆踊り」ではピーズのアビさん登場、途中で疲れ果ててるし。終わったと思ったら前さん「もう一曲やろう!」圭介さん「アンコールありがとう」、いやしてませんけど。。。でも嬉しい!さすが、King of OTODAMA

 「筋肉少女帯」」@大浴場

そしてトリ。筋少。
一曲目「踊るダメ人間」。のほほほ、ダメ人間の集いに相応しいトリの一曲目。シートにいようかと思ったけれどやっぱり前行こうっと。オーケン「筋肉少女帯、結成以来、フェスで初のトリです。何処でもアウェイの筋少、今日だけはホームのような気がします。ただいまっ!」
まぁ、貫禄も演奏も演出も申し分ない筋少、入浴順が発表された時には驚いたけれど、蓋を開けてみれば必然という気がするな。
あんだけサプライズサプライズと前振りするアンコールも珍しいが、それでもハヤシ@ポリ、テッシー@ユニとビークルのギターさん(ごめんなさい名前知らないの)と出てきて、ハヤシとオーケンのどうしようもなくお約束な感じの小芝居と「日本インド化計画」でのギターバトル。最高です。
出演者がステージ上にいるのに花火はちょっとフライング気味だったけど。

帰りのゲート前では、今さっきまでギターバトルしてたハヤシが湯上がりDJ。ユニコーンの「メイビーブルー」だ。なんちゅーわかりやすさ。
そりゃぁね、最後までね、余韻に浸りたいものね。

名残惜しさを砂埃で紛らわして後にする泉大津フェニックス。

夏が終わるね。
また来年会いましょう。