昔、「昼間に出てる月がまぬけだ」と唄っている歌があった。たしか川村カオリだ。
まぬけだろうか。うん、確かにまぬけかもしれない。
でも好き。
月は夜の住人だ、昼は太陽の支配する世界だから月に昼間は似合わない。
と、いうのが大筋の見方だろう。でもホントにそうなの?
ふと見上げた青空に白い月が見えると思わず見入ってしまう。そう、昼の月は白い。夜の月は輝いているけど昼の月は白いのだ。強烈な自己主張をするわけではないけど、一度気づいて見て欲しい。その白は、場違いだと言われたってくじけずに精一杯頑張ってるようにも見えていじましい。
もともと似合うとか似合わないとか見る人が勝手に言ってる事なんか、月には関係ないねん。
月は自分の軌道に従って回ってるだけなんだから、そりゃぁ昼間に空を横切る時だってあるわさ。
おまけにその光は自分で出せるものじゃない、月はいつも光らされてるだけやねん。基本的に受け身なんよね、月って。
川村カオリは死んでしまったけど、あの「まぬけな月」は今も時々儂にほほえみかける。
なすがままに、自然に、あるがままで飄々と、それでも自分を失わず「ちゃんとここにおるで」と言ってくれる、青い空にぽっかり浮かぶ月が好き。
まぬけだろうか。うん、確かにまぬけかもしれない。
でも好き。
月は夜の住人だ、昼は太陽の支配する世界だから月に昼間は似合わない。
と、いうのが大筋の見方だろう。でもホントにそうなの?
ふと見上げた青空に白い月が見えると思わず見入ってしまう。そう、昼の月は白い。夜の月は輝いているけど昼の月は白いのだ。強烈な自己主張をするわけではないけど、一度気づいて見て欲しい。その白は、場違いだと言われたってくじけずに精一杯頑張ってるようにも見えていじましい。
もともと似合うとか似合わないとか見る人が勝手に言ってる事なんか、月には関係ないねん。
月は自分の軌道に従って回ってるだけなんだから、そりゃぁ昼間に空を横切る時だってあるわさ。
おまけにその光は自分で出せるものじゃない、月はいつも光らされてるだけやねん。基本的に受け身なんよね、月って。
川村カオリは死んでしまったけど、あの「まぬけな月」は今も時々儂にほほえみかける。
なすがままに、自然に、あるがままで飄々と、それでも自分を失わず「ちゃんとここにおるで」と言ってくれる、青い空にぽっかり浮かぶ月が好き。