ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

セカイイチ@KYOTO MUSE

2009-06-29 10:02:53 | ライブレポ
えー、正確に言うとシュリスペイロフのレコ発ライブだったわけですが、、、、 お許しを。

セカイイチは4年前の音泉魂OTODAMAで初めて聞いたバンド。
ノーマークだったのに印象に強く残っていた。
けどその後聞く機会を逃していたのだな。まぁ、どっかで気に掛けてはいたくらいの感じだったわけです。

音源も持っていなかったし、その程度の気にかけ具合だったのに(しかもヘッドライナーでもないのに)聞きに行ったのは、実は、シュリスペイロフのフライヤーの文言が面白かったから(苦笑)。<気づけば結成10年目の「北の最終兵器」、重い腰を上げて遂に本格始動!!>というキャッチコピーに惹かれてフライヤーを良く見れば対バンにはセカイイチ。
気づけばフラフラとテケツを手にしていたわけです。のほほほほ。

さて。
雨のそぼ降る四条ミューズ。
やってきましたシュリスペイロフのレコ発ツアー<忘れたらアカン 『水深3cm』
今回は結局3バンド入ってます。

最初のバンドは「the court」

東京からやってきたというこのバンド。
ボーカルはリッケンバッカーにマッシュルームカットで、とても分かりやすいPOPサウンド。
なんだか青い。はすっぱ?おぼっちゃん、って感じ?演奏はぬくたい感じがする。
本人はいたって楽しそうにしているけどね。
とりあえず、年上に向かって「死ね」って言うのはやめた方がいいと思うぞ。酒の席でも。

ほんでセカイイチ。

セカイイチのメンバーって関西出身なのか。「久しぶりに帰ってきました!」とかゆーてたし。
少なくとも喋っていた2人は関西弁やったね。

セカイイチを聞いたのは二度目だけれども兎に角ひっかかるのはボーカル。
高い声はどちらかと言えば軽めの印象なのだけれども、ちゃうねん。 なんやしらんしっかりしていて、引っかかってしまうのだ。

そして、もう一つは楽曲の色彩の豊かさ。
なんだかだぶだぶのコートにポケットをいっぱい持っている、そんな感じがするのだ。
楽曲は多彩なのに、「セカイイチ」としての印象はさほど変わらない。そういうちょっとフシギな雰囲気がある。
むむむ、このバンドもCD買わなくちゃ。

そして、シュリスペイロフ。
んと、シュリスペイロフは。。。。。。すいません、期待しすぎていたのかもしれません。
途中で眠気が。。。。最後まで聞かずに帰ってしまいました。
んまぁ、どんなんか知らんのに期待も何もないのですが。全体的にもっちゃりとした感じのサウンド。ところどころにアクセントが入ってくるけれど、調子のあまり変わらない感じでじっくりと聞かせる感じなのかな。

センス良くまとめてきたセカイイチの後でこれはちょっと残念だった。 
勿論、目当てが違うので仕方ないけどね。
これはこれで味があるサウンドって事になるのだろうなー。

シュリスペイロフには部長さんもいるし ♪


セカイイチ@KYOTO MUSEの画像

セカイイチ@KYOTO MUSEの画像

セカイイチ@KYOTO MUSEの画像



ザ50回転ズv.s.ソウルフラワーユニオン@磔磔

2009-06-22 12:36:38 | ライブレポ
平日だから、仕事上がりでそのままチャリンコ飛ばして磔磔まで行こうと思っていたこの日。
会社について気づいた。

チケットを持ってない タッタッタッタッタ♪
#「あわてんぼうの歌」風

家に忘れてきたぜっ。
ぶっはー。やられたー!っつーかやってもーたー!だな。

しかし、珍しく時間きっかりに上がれて、必死にチャリンコこいで家に帰って、でも電車にも間に合って、いやー、何とかなるものよ。磔磔到着6時半! 勝利だ!地元万歳★。<浮かれ気分でろけんろー

さて、対バンである。
レコードよりも早く回るがCDほど早くは回れない 「ザ50回転ズ」さん である。

50回転ズさんライブは3度目。
相変わらずのハチャメチャ具合で突っ走る感が気持ちよい。ハチャメチャを装いながらも、どうだ楽しいだろ?ろけんろー楽しいだろ?的なメッセージを感じるのだ。
ギリギリ入ったから結構後ろの方にいたのだけれど、端っから踊る気でいたからのっていく。曲全然知らないけど楽しい。でも以前聞いた時に感じたよりも曲のバリエーションが広がった気がする。

「お前たちにとって俺たちがアイドルであるように、俺たちにとってソウルフラワーユニオンはアイドルなんだぜ!」
おおぉ、立てるねー。

怒涛の50回転ズ終了ですでに汗だくですけど。。。
ちょっと前、磔磔名物の柱近くまで移動。

「レヴェラーズの入場」で久しぶりに入場。
では、5曲目までしか順番自信がありませんセットリスト。

 ・ラヴィエベル~人生は素晴らしい!
 ・ムーンライトファンファーレ
 ・松葉杖の男
 ・ルーシーの子どもたち
 ・ぼくの好きな先生(RCサクセション のカヴァー)
 ・神頼みより安上がり
 ・秋田音頭
 ・霊柩車の窓から
 ・ロンドン・デリー
 ・荒れ地にて
 ・満月の夕
 ・うたは自由をめざす!
 ・海行かば 山行かば 踊るかばね
アンコール
 ・道草節

っ。
今回のトピックスは、なんと言っても高木克!

「ルーシーの子どもたち」のレコーディングからメンバーとして参加したギタリスト高木克氏(ex.シェイディ・ドールズ)のお披露目ライブでもある。

お披露目だからっつーのもあるのだろうけど見せ場が多い多い。ギター主張するする。番長も名前連呼連呼。そして煽る煽る。
いやはや素直にカッコイイ。スライドもカッコよくこなすし、ブズーキも弾く。霊柩車の窓からの小気味いいギター旋律がきゅーと!
最初だから特に前面に押し出していたってーのはあるにしても彼のギターが前面に出てくるだけで雰囲気がガラリと変わる。分かりやすく言えば、これがバンドが若返るという事。。。か?

今まで奥の方でギターやマンドリン・パーカッションに囲まれて要所要所で味なプレーをするけれど、あまり積極的には表に出てこない職人気質的な河村さんの雰囲気が好きだった儂的には、ちょっとシャクだけどにゃ。

そして新曲。「ルーシーの子どもたち」!
なーんか総天然色だ、これっ!
前回のライブで一度聞いてはいるものの、やっぱり今回はこの曲のライブだからねー。
あぁぁ、これは踊れてしまうよ~、生への賛歌だ、うんうん。

セットリストにあるように「霊柩車の窓から」on Vocal 上村美保子ちゃん。
ひぐらしとかでもそうだけど、やっぱり洋子ちゃんの色が濃い楽曲だけに違和感が否めない。
むしろそういう曲を選んで美保子ちゃん色を成立させようとしているのか?
まったく違うだけになんともいえないけれど、知らない人が聞いたらこれはこれですんなり受入られたりするのかも知れへん。
そもそも儂がソウルフラワーを聞き始めた頃にはもう洋子ちゃんはここらへんの曲(ワタツミヤマツミとかカムイイピリマあたり)歌っていたから違和感ないけど、彼女がこういった曲を歌うってのは、昔のファンからしたらエライショックな出来事だったろうしな。まぁ、そのうち馴れるでしょ。
#しかし、この曲で番長がミホコちゃんにキスしようとするのはちょっといただけない(-"-)

今回の奥野発言
「和歌山で50回転ズに初めて会った時に、芸人でちょっと楽器も弾く人たち、かと思った。」 「向こうもきっとウチラの事そう思っていたと思うで。(番長)」
「世の中のバンドが50回転ズとソウルフラワーだけだったらいいのに。」

高木さんの加入のせいか、今回のライブでの番長のはしゃぎっぷりといったら一体なんなんしょ?
なんだかキャッキャしてましたけど、、、。

磔磔での久しぶりのユニオン、っていう事もあったのかも。
だとしたら嬉しいなー。
儂自身にとってもソウルフラワーユニオンを初めて聞いたのはココだったからねー。ちょっと特別な場所なのだよ、やっぱり磔磔は。

次回は8月にモノノケサミット、9月にまたユニオン@クアトロですよー。

って、儂はいけないけど、夏フェスもありますよー。
フジロックにロキノンにフェスタ・デ・ラマにピースミュージックフェスタ!
おおおおおお、行く人は是非ソウルフラワーを体感されよ(宣伝♪)

ザ50回転ズv.s.ソウルフラワーユニオン@磔磔の画像

ザ50回転ズv.s.ソウルフラワーユニオン@磔磔の画像



情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクール

2009-06-20 12:50:37 | 人名・団体名
このバンドを始めて見たときの衝撃は忘れない。

ライブ前配られる赤いリボンが付いたストロー。
「あー、なんかまるでムチみたいだねー」
後で自分の無知に気づく。この時点では無邪気に振ってみたりする無恥な儂。

で出てきたバンドの面々。
昭和テイストいっぱいのどう見てもカラーリングが変なジャケットを着てます(オマケにキーボードの女性は銘仙柄の着物だし)。まぁ、ここまでは良しとしましょう。 ほんで出てきたボーカルはセクシーコスチュームに身を包み自ら名乗る

「京都のセックスシンボル、情熱マリ子!」と.....

言うか?自分で言うか?

呆気に取られる儂らを尻目に熱唱熱唱熱唱!
しかもめいっぱい踊りながら!それも半端でなく力いっぱいの動きで!無表情なままで!
なんだこのボーカリストの過剰なまでの熱量と表情。そして我関せずと(まではいかないが)相反するバックの静かな面持ちの演奏。

それがひとしきり終わると放心状態の儂を慰めるかのようないなたいキーボードのBGMにのせてMCを始めるSAX古田さん。で何を喋るのかといえば、自分の笑える経験談を一節。。。。ネタですか?
#結構面白いのだからシャクです

まだ終わらない。キーボード栗山さん、日本舞踊ちっくな踊りを披露。なぜ、ここで、意図は?わからないけどなんか納得させられる雰囲気。
ナニナニナニ? 儂騙されてる?

曲は曲で
真面目なラブソングかと思えば変。
ふざけた感じなのにシリアスっぽい。

うおおおお、こっ、これはっ!

なかなかイイカンジだ☆。

以下HPより

 2005年8月結成。
 誰が呼んだか、京都のセックスシンボル「情熱マリ子」と、
 出会い系歌謡バンド「しゃぼん玉ハイスクール」による懐かしくも新しい
 歌謡エンターテインメントバンド。

まぁ、「誰が呼んだか」 も何も、自分で呼んでいるわけですが。。。。

さて、そんな情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクールさん。 
2009年10月。 満を持してフルアルバム発表(予定)です。
いやー楽しみ楽しみ(^^

しかしね、こういうアクのつおいバンド。 

はっきり言って マ・ン・ゾ・ク です♪


の画像



風花@京都MUSE

2009-06-04 12:53:51 | ライブレポ
2枚目のシングルをリリースしてツアー中の風花(「ふうか」って読む)。

風花は去年と、一昨年のミナミホイールで聞いていて気になっているバンド。
今年になってデビュー! ぱふぱふどんどんどん♪

・・・・したのになんだかあまり活発な活動が伝わってこなくて「???」だったのだ。
桜の季節に桜の曲でデビューしてプロモーションが弱いと言うのは一体。。。
#まぁ、儂が知らないだけだったのかもしれないけれど

で、ようやくツアーだ。にゃは。

この日は5組出演のイベントだったけど、時間の都合で風花とあともう1組しか聞けなかった。

先に聞きました。
 「joy」 というバンド5人組。

vo&gの女の子がおぼこい感じに、とても似つかわしくないギターをかき鳴らす。
なんだかそのアンバランスさがフシギなかんじ。
演奏も決して悪くはないし、楽曲もちょっとひねくれた感じで面白いのだけれどどうもしっくりこないのは何故だろう。声は高めのかわいらしいトーンだけど楽曲としては馴れないと聞き取りにくいかな。

これは秋葉原で演奏していたら人気が出るかもしれない。うん。<かなりチュートハンパなアキバ系イメージに拠る

Dr.も女の子なんだけど、結構力強く存在感があって好きなかんじではある。


ほんでもって風花

セットリスト。

 ・サクラサクナ
 ・コトバナ(って言っていたと思います)
 ・青い花
 ・センキューフォーエバー
 ・花咲く日まで

音源一枚持っている風花さん。
実はボーカルが気になっていた。

ハスキーな声質は、味があっていいのだけれどヘタをすると聞き辛いという難点もある。
現に、曲によってピッチがとても気になるところがあったりなんかして、ちょっと引っかかっておりましたのですよ。
だから、今回はライブでは実際にどう聞こえるのか、ってのがテーマ。

基本的にライブで聴くとさほど気にならないんだよね~。
んがっ、やっぱり微妙な感じがある。気にしていなければ気づかないだろうけど。
#現に以前のライブでは気にしていなかった
一度気になり始めると気になってしまうのだのぉ。

全体的に楽曲がいいのと、やっぱりアコギが前面に出てくるのとが特徴なので耳馴染みはいいが、馴れてくると逆にベースとドラムの陰が薄いと言うか、もっと積極的に出てくると演奏のバランスがよくなるんじゃないかなぁ、という気がする。線が細い。

折角、今度のシングル「花咲く日まで」は軽快な感じで押しのある売れ線風(^^)な曲。
前向きにグイグイ押し出す感じをここでもっと出してみてもいいんではないかい?
優しいだけのいい人バンドでは面白みがないからねー。


風花@京都MUSEの画像

風花@京都MUSEの画像

風花@京都MUSEの画像



余命一ヶ月の花嫁@TOHOシネマズ二条

2009-06-01 09:50:00 | 映画感想
恥ずかしい。
映画を見終わって、トイレで鏡見たら目が真っ赤。
いや、恥ずかしい。
上映中の館内は暗くて平気なんだけどねー。

上映後、逃げるようにスタスタ歩いていたさらりーまんは儂です。

さて。
実は。

今からミモフタモないレビューを書こうとしている。 むふふふ。

だから、

映画を見て、諸手を挙げて 「めちゃめちゃ良かったよ~~~」
と仰る方は、読まない方が良いかもです。(^^;)


えっと、 何がいけなかったかというと。。。

ぢつは、前日の晩にテレビのドキュメンタリー、つまりモデルになっている長島千恵さん本人のドキュメンタリーを見てしまったのだな。 これが。

現実の話の重みは、作られたものの説得力とは比べ物にならない。
いやもー、当たり前なんだけども。

それを見た直後での映画じゃぁ、どうしても作り物っぽく感じられてしまうのだ。(っていうか、作り物なのですが。。。)

おまけに今回は本も読んだ後だったし。。。

だから、
期待に反して軽い。作りこみが薄い。メッセージが弱い。
と、いう感想を抱いてしまうわけです。

そうなのだ、
映画である以上、ドキュメンタリーを単にリメイクしたって意味がない。
当然映画のオリジナル部分とか映画独特の構成とか演出がされるわけです。かといって、全く違う話にしてしまっても意味がない。
こりゃぁ難しい。
当然、再構成する中で映画的に都合がいい部分が付け足され、そうでない部分は削除される。
その過程で実話を知っている人は、現実と違うその事自体に違和感を覚えてしまうのだ。

端的に言うと。
映画は、至極明快な純愛モノなわけです。
映画的なご都合のテンションの起伏でクライマックスの結婚式に繋げていく。
ドラマのごく一般的なパターンにあわせて。
そりゃぁ大衆受けするものでないと意味がないからね。

だから、「アカン」と言っているわけではないのですよ。

むしろ、それで正解かなと。
そうあって良かったかなと。

単純化すれば、そもそも彼女がテレビの取材を受け、ドキュメンタリーになったのは、
 > 若くして癌になるケースは少なくないが健診を受ける機会があまりない。
 > しかも、若くしてかかると進行が早く、再発の危険性も高い
 > でもそんな事あまり知られてないし、他人事だと思って健診を受けない人も多い
 > それで、自分のようになって苦しむ人が少しでも少なくなるよう、この事実に気づく人が増えてくれれば。
そんな願いを込めていたわけですよ。

映画が話題になって見てもらえる、それによって、千恵さんの願いが多くの人に伝わっていく。
これが、彼女の願いを叶えるのにもっとも効果的な方法の一つであったことは間違いないのです。

だって、
そもそも儂だってこのお話知らなかったもの、数ヶ月前まで(苦笑)。
映画化されることでこのお話の露出が増えて、そのお陰で儂も本を手にとって読んだのだから、間違いなく、こういった商業主義的な(^^)映画になった事は意味があると。

が、しかし。
やっぱり
「明快な純愛モノ」
では伝えて欲しいこと全てを伝えていることにはなっていない、っつー不満があるわけですわ、ここには。

例えば結婚式から彼女がなくなるまでに約一ヶ月の時間がある。映画ではその一ヶ月が空白だけど(実際にはその間のエピソードを結婚式前に持ってきているけれど)、その間にも癌の症状は進行し、彼女と彼女の周りにいる人たちの奮闘は続くわけです。決してきれいごとでは済まない事もあるし、だからこそ、その時間がとても意味があるものだと思うのですね。本やドキュメントではそこらへんも丁寧に綴られています。
他にも、彼氏である太郎さんの気持ちとか、お父さんの苦悩とか、結婚式会場を手配した桃子さんの奮闘とか。そういった大事なものが、映画という短い尺の中では掬い上げきれていないわけです。残念ながら。

えと、
映画の話から離れますが。。。
そもそも儂が最初に本を読み始めた時の違和感にも通じているのです。
本を手にとった時に直ぐ気になったのはTBSが出しているという事。「なんだか商業主義の匂いがするぞ、これ」みたいな。
#番組でドキュメントとして取り上げてからの単行本化だから別におかしなことではないんやけどね。
そもそもTBSも企業ですから、儲けなくちゃ意味がない。けれど、儂らの道徳観として、美談で儲ける拝金主義への嫌悪感っていうのはあるわけで、警戒しながら本を読み始めてしまった儂。
しかし、メディアの力を借りることでこの美談も彼女のメッセージもきちんと私たちの元に届けられる。

ドキュメンタリーの時点で終わりにするという選択肢もあったのだろうけど、さらに多くの人に伝えたいと考えれば、大衆性を獲得する変わりに、商業ベースに乗って軽いテイストになることは引き換え条件みたいなものなのでしょう。
メディアだってボランティアでやっているわけじゃないからね。

それを踏まえた上で敢えて言いますよ。
本もドキュメンタリーも見ていない人は、是非見に行ってください。

本もドキュメンタリーも見た人は。。。。。   割り切って見ましょう(^^)

#アブナイアブナイ、あやうく営業妨害するところだった(汗)


もう一つの心配事。

あぁ、もうこれは余計なお世話以外のナニモノでもないのだけれど。

彼女の恋人はこの後どうやって生きていくのだろう。
と。

これだけ、メディアにも取り上げられ(映画の宣伝で、本人がテレビに出てるのも見るし)表舞台に立ってしまった彼。そして、キャンペーン活動に奔走する彼。
願わくば、彼には今後、千恵さんとはべつの彼女が出来て別の幸せも見つけてもらいたいのだけど。
#ホントにいい人そうな感じだし

もちろん今すぐに、ってわけじゃなくてね。 気持ちの整理が出来るようになって、十数年とか経ってからでいいのだけど。
これだけ周囲にも悲劇の主人公と崇められてしまうと、次の幸せに気持ちを傾ける時に、世間の彼に対しての視線という呪縛がキツイのでないかと、そんな要らん心配をしてしまっている儂であります。

さて、
ぶーぶー文句言う儂ですが、2008年にあった全国キャラバン健診では3千余人の受診者のうち10人に癌の疑いが発見され、少なくとも2人(本人から連絡があったケースのみなので)は実際乳がんだったという、その事実の前では黙るしかないわけです。
彼女のお陰で、少なくとも2つの悲劇は回避されたのだと。

病気は進行してからでは遅く、早期発見早期治療が大事。
そんな事、頭では分かっていてもなかなか出来ないのが事実。
だからこそキッカケが大切なんだ。

映画によって、より多くの悲劇が繰り返されずに済む事を願います。。

ありがとう。
自身の身をもって儂らに訴えかけ続けてくれる千恵さんの勇気と願いに感謝。

「みなさんに 明日が来ることは奇跡です。
 それを知っているだけで、日常は幸せなことだらけで溢れています。」

ホントだね。
ホントにそうだね。

気づかせてくれてありがとう。今日も儂らはたいせつな奇跡の日々を生きています。

千恵さんの想いが、もっと多くの人に、素直に受け入れられていくことを願います。

余命一ヶ月の花嫁@TOHOシネマズ二条の画像