ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

リサとガスパール とびきりキュートなパリの住人@京都シネマ

2010-09-26 09:49:43 | 映画感想
リサ、やんちゃすぎるにもほどがある!!!

絵本で知っている「リサとガスパール」がアニメになったってんで見に行ったわけです。
んー、全部で6編?だったかな。オムニバスです。

絵本の設定の感じとさしてかわらないわけだけどアニメになったらイメージ変わるねぇ。。。
まぁ、小憎たらしいったらありゃしな。特にリサ(笑)
設定だけでなくてCGで作られているアニメの感じからくる違和感もあるような気もします。人物とかが特にね(フランス人だから?)。単にかわいらしいというイメージだったリサ&ガスパールが、単にフツーのいたずらな(でいて運のいい)ガキンチョにしか見えなくなっちゃいました。

うーん、いいのか悪いのか。。。

ちなみに二人の年齢設定はだいたい5歳くらいの感じかねぇ。
リサの妹が生まれるお話の感じからして。

なんかしでかした時の「やっちゃった!」と、最後には上手くいっての決め台詞の「やったね!」はキャッチーでいいのかな。なんだか麻痺しているけど。

あぁ、でもオープニングタイトルは好きだな。風船をおいかけるリサとガスパール、めまぐるしい感じの映像を追いかける感じがとても楽しくてそればっかり頑張って凝視していました。

子供が出来たら絵本買ってあげよう。断じて自分が欲しいからってだけじゃないぞ。


                                         多分...

リサとガスパール とびきりキュートなパリの住人@京都シネマの画像

リサとガスパール とびきりキュートなパリの住人@京都シネマの画像



GREENS 20th Anniversary Live 〜Thanks To All!!〜『大騒祭』@大阪城野外音楽堂

2010-09-20 16:35:15 | ライブレポ
前日、前々日にあったSOUL FLOWER UNIONのライブの感想が溢れるツイッタのTLを見て、居てもたってもいらんなくなっていたわけですよ、これが。どんだけ楽しみにさせんねん!?と。

今回のライブはGREENSの設立20周年を記念して行われるイベントの5弾目。
いや、他のは行っていないけど。

野音到着、14時ジャスト!    いや、2分くらい回ってたか?
おー!「LITTLE BITCH」だ、やべぇ、オレスカ始まっちゃう!
というわけで大急ぎで入場。 うーん、結構埋まっている~、けど奥まで行ったら空いている。

 「オレスカバンド」

この秋にフルアルバム出ますっ、だから新曲中心! ということで、曲名が判明するものは

 ・カメレヨン
 ・PAPAYA
 ・自転車
 ・ダンスナンバー802
 ・Going Away

流石に会場ついてすぐ、しかも椅子席やのにPAPAYAで高速スカダンスなんてムリです(いや、誰もしろなんて言ってないけど)。
前回のライブでも思ったけれど、やっぱり曲の感じはだいぶポップな方に行っちゃったな、と。次のアルバムはだいぶ毛色の違う感じになるのかも。むぅ、悪かぁないけどスカを残してスカを。
ちなみに、オレスカ、この日を限りに堺から東京にお引っ越しだそうです。

 「スガシカオ」

二番手にスガシカオ。
周りから「ええっ、もう!?」と驚きの声がきこえる。うん、儂もそう思う。
スガシカオを生で聞くのは初めてだけど、ぬぬぬ、こんなものか?スガシカオはファンクなのだと誰かが言っていたが、期待しすぎだったのだろうか?途中で1人弾き語りで「黄金の月」うん、いい曲だね。その後、後半からちょっといい感じに聞こえる。前半は時間が早すぎてまだのり切れていなかったのか?そういえば、あんまり昼間のイメージないよね。って思っている傍から「次はちょっとSMちっくな曲なのでお子さんは避難を。。。」って。 おーい、昼間っから歌う歌じゃないですよ~。

 「阿部真央」

これまた、初めて聞く阿部真央。
今気付いたけど、漢字で書いてもひらがなでも4文字だ。高い声できーんと歌う、けど耳につく感じではない。イメージしていたよりもアクティブな感じ。が、途中で水分を補給するべく一度会場を抜ける。ゴメンネ。

 「ソウル・フラワー・ユニオン」

そしてSFU。
流石にトリにはならないか。阿部真央が終わってからちょこっと空いた席なんかもできたので前の方へ移動、前のブロックに通路に面した席を見つけて陣取る。

セットリスト
 ・Londonderry
 ・月光ファンファーレ
 ・満月の夕
 ・平和に生きる権利
 ・うたは自由をめざす!
 ・風の市
 ・荒れ地にて
 ・海行かば 山行かば 踊るかばね

後ろの方にいた人が「曲長いなぁ・・・」。えぇ、ファンでさえそう思いますから、そうじゃない人にとっては尚更でしょう(苦笑)。これでもイントロ遊んでないし、最後引っ張らないし、MC短いねんぞー(爆)。うーん、なんとなくそんな気はしていたのだけど、今日のメンツ的にソウルフラワーはアウェイか?番長の「見た事のない動物を見るような目で。。。」とか自虐的なMC。ウケルけど。。。オレスカ同様、アルバムが出るというのに新曲一曲も無し。まぁ、ワンマンでやるしね。12月のワンマンは行こう。JIGEN、ベースの調弦おかしかった?平和に生きる権利のイントロ、ちょっと気になったけど。「裏でスガ君と、80年代ハードコアシーンの話して。。。あ、こんなん言ったらイメージダウン?」いや、大丈夫でしょう、昼からSMの歌歌っていましたから。

 「ROCK'A'TRENCH」

トリだよ、トリ。凄いねー。4年前に野音で聞いた時なんか、どんだけ寂しかったか。今やこんなにロッカトレンチ聞いている人がいるんだねー、ぢゃいこもファンなんだねー。

セットリスト
 ・ヒートアイランド
 ・My SunShine
 ・真夏の太陽
 ・言葉をきいて
 ・JUMP STAR
 ・Don't Stop The Music
 ・ランナーズ・ハイ
あんこる
 ・LOST

あと、知らない曲が1曲あったかな。
登場の仕方からして、なんだかもうエライ気取ったバンドになっちゃったなぁ。いや、決して悪い意味じゃなくてね。こないだ夜の新宿を歩いている時に偶々iPodがヒートアイランドをシャッフルして、今までと違う曲に聞こえたのを思い出した。そうだなぁ、受け入れてもらいやすい曲のバリエーションが増えたのでライブ映えするようになって、ほんでリスナーも増えたんだろうな。
キーボードの横にトロンボーンが置いていない! ふへー、畠山さん最近はもう吹かないのかなぁ、と思っていたらアンコールで登場。しかもオレスカホーンズとともに、あがる。やっぱりホーンが入る感じが好きだ。

今回、携帯を忘れて当日、知り合いから「ぱたさん、何処にいますか~」とかメール来てました。返信は夜中(をい)。すんません、これからケータイを携帯するようにします m(__)m

GREENS 20th Anniversary Live 〜Thanks To All!!〜『大騒祭』@大阪城野外音楽堂の画像

GREENS 20th Anniversary Live 〜Thanks To All!!〜『大騒祭』@大阪城野外音楽堂の画像



オカンの嫁入り@MOVIX京都

2010-09-20 12:38:10 | 映画感想
けいはんけいはん!おけいはんっ!

ぬふふふ、親しみのある京阪電車が出てきて嬉しい。
#けど、宮崎おあいはそれに乗れない設定(/_;)

さて、映画ですけどね。

正直に言いましょう。私は宮崎あおいを見に行きましたっ。以上!

いやいや、ほんでなんやねん?という感じですけどねぇ。
そもそも映画自体、「宮崎あおいと大竹しのぶ、初共演」ってのがウリ。。。というか、それ以外のウリが見つからないのですけどどうでしょう?

なんでも宮崎あおいは、この映画で初めて役づくりをしたらしい。これまでの役は特に意識しなくてもどれも演じる事が出来たと。 なにーーーー!凄いな。ちょっと鼻につくかんじだけど、好きだからかまいません(笑)
大竹しのぶもやはり流石だなぁと思う、その自然さ、当たり前な感じの存在感。

二人の女優はやっぱり演技がしっかりしていて、それはそれは評価できるものだと思う。それに絵沢萠子さんの飄々としていながらツボを得た感じ。國村隼さんの落ち着いた感じ。
いや、こん中で桐谷健太の役どころのなんとむずかしい事。

母娘で(二人の関係的には)問題なく生活していた中に、突然現れた母親の再婚相手、30歳。
基本的に、登場の仕方としては頼りなく、アホっぽく、違和感バリバリで問題ないのだ。映画的にはこの周囲からはイケスカナイ感じの彼が、だんだん好感度をあげてもらわない事には映画として成立しないわけだ。ところが、この彼の違和感が最後の最後まで持続してしまうのだな。
料理が上手だったり、性格的にはとてもイイやつだったり、秘めたものをもっていたりと材料はきちんと揃っているのに、やはり最後までしっくりした感じにならなかったのが、一番残念なところだったのではないかな?

ストーリーの展開では起承転結の承が長くて、結が強引な感じ。
承の部分には月子(宮崎あおい)が抱えている問題のお話も出てくるので、仕方ないのだけれど、研ちゃん(桐谷健太)と陽子(大竹しのぶ)のバックストーリーをもっと見せた方が、見ている方としては共感が広がったんちゃうかな。セリフや、突然倒れて病気が発覚するとかだとちょっとイメージしにくかったり、突然すぎて軽く感じられたりという結果になった気がする。

病気で邂逅するという展開もわからなくはないけれど、ちょっとちょっと、それでいいの!?という感じがしないでもないでしょ?それに、母親が死んだあとの2人の関係とかどうしたらいいのよ!とか(ほかにもいろいろ(*^_^*))余計なところが気になってしょうがない。それで月子が電車に乗れたのは良いとして、でもそれですべてがOKではない。納得いかないまま、映画は結婚式で大団円だ。

なんだか最後は置いてかれた気分。しゅぅ~

オカンの嫁入り@MOVIX京都の画像



OTODAMA'10 音泉魂@泉大津フェニックス

2010-09-04 14:02:44 | ライブレポ
キタキタキタキタキタ~!!!!
年に一回のお祭り、清水音泉が総力を挙げて(?)作る、良く出来た学園祭こと、音泉魂(おとだま)。

今年初めてソールドアウトですよ。オメデトー。
画像一番下は、今回唯一買ったCD、(ライブは見てない)セックスマシーンの会場限定盤と花団のピンバッジ。物販テント一度も行かなかったな。

さて、ではレポレポ。

朝もはよから、ろっくんろーるに囚われて死ぬまで大人になれない変な人たち(いんくるーでぃんぐ儂)と車に乗り込み一路目指すは泉大津フェニックス。

運転担当Y様のお陰で開演前に到着。
が、想定外の入場渋滞。むーーーーー。
まさかまさか、痛恨の行列待ち30分。のー!
折角ヤングライオン編にわざわざ行ってゲットした2組というすぺしょーな組番も意味がなかった(しゅん)

それでも大所帯用になんとかシートを確保。始まるOTODAMA2010!
早速レイザーラモンRGと代打屋中川に加えてガリガリガリクソンの入浴宣言。ガリクソン、アナウンスされてないけれど幟があったもんねー。でも、入浴宣言何やってたか全然覚えてないよー。RGが今回もなんか歌っていたような気がする。。。

トップバッターDOESが始まるが、空腹を覚えいきなり飲食ブースへ。
まずは腹ごしらえじゃー、塩豚丼(結局一日いてごはんものこれしか食べなかった。あと夕方にバナナキャラメルパニーニ)。

聞いた順に~

 ☆DOES (大浴場)

かっけー。
去年のOTODAMA掛け湯編で聞いたときとちょっと印象が違う。何故だー?ちょっとポップな感じになったのか?でも、最初の「曇天」からして違う気がした。全体的に踊れる感じになったのではないかと。(そこか?)。最初半分塩豚丼に心が奪われていたのがちょっと残念。

 ☆a flood of circle (露天風呂)

かっけー。かっけーよー。
こちらは今年のヤングライオン編で初めて見たけれども、この風格はなんだ?グリグリ来る。前回に比べるとちょっとステージングにも余裕のある感じ。

 ☆THE TON-UP MOTORS (SET YOU FREEテント)

かっけー。かっけーよー。なんか知らんがかっちょいーよー。
なんですか、今年のOTODAMAはカッコいい祭ですか?
こちらは去年のOTODAMAで初めて聞いたバンド。濃ゆーい顔のボーカルさんにのび太君顔のベースさん、でもめっちゃファンクです(ファンが読んだら怒られるか?)。スクービーもいいけどこっちも熱いッス。

 ☆AWAYOKUBA (ライブハウステント)

ほんでもってこちらは2か月前の見放題で初見だったバンド(聞くのん2度目のバンドばっかや)。その時は曲によってばらつきがあったのだけど、今回はなんのなんの、どの曲もぐぐぐっとふるっている感じがする。若さゆえの成長か?恐ろしい。。。インスト曲もミディアム曲も良い感じ。いいねいいね、踊り倒したいね。

 ☆鈴木圭介&竹安堅一 (大浴場)

というか、熱湯コマーシャルのコーナー。
圭介さんと竹安が出てきて、清水音泉年越しイベントの宣伝をするというのが建前の建前で、実は3年連続なるから出られないフラカンが宣伝に託けてステージに上がるというのが建前というややこしいコーナー(実際には白目充血~で出る、後述)。
おまけに、何をするのかと思えば、自分たちは熱湯に入りたくないからと四星球(いつも通りに法被にブリーフ)を呼び込み、彼らに熱湯にチャレンジさせるという。ほんでもって、案の定リアルスーパージョッキー状態。やりよる、四星球、さすが芸人魂(実は鳴門教育大学が誇らないコミックバンド、誇る方はチャットモンチー)。やつらはタダモンじゃねぇ。。。
で、軽く謹魂の宣伝をして「元少年の唄」をアコースティックで披露。軽い感じだけど、圭介さんの昂揚感がなんともかんともほほえましい。

 ☆ミドリ (大浴場)

後藤まり子。すごい。
熱湯コマーシャルの次がこれという流れも凄いが...
実は生ミドリ初なんやけど、全身全霊を込めたような煽りっぷりが振りきれていてすごい。
ほんで演奏。後藤まり子のパフォーマンスに目が行ってしまうけど、がーがーいっているだけなんかと違う。なんだろうこの土着な感じは。以前はパンクっつったら単純な音楽の見本みたいなイメージがあったが(今は違うのか?)。

 ☆四星球 (SET YOU FREEテント)

本編に出たいと願い続けた四星球。しかし今年もセッチューテント。本編出場諦めましたとな。次はコヤブソニック狙いだー、ほへ?
ええやん、もうセッチューテントで(笑)
しかし、後ろの方で見たら音聞こえんし前行こうっ、四星球は小ネタが多すぎて前で見ないと何やってるかわからん事多いし、と思ってテントのところまで来たが、始まったら。。。どっひゃー激モッシュー!ギューギューでコンコンコンプレックスの手もよう挙げられませんっっっっ!
熱湯コマーシャルで、本当に売りこめたのは謹魂でもフラカンでもなく、四星球だったのでは?
「来てくれてはったんですか!?」のネタは3人。そりゃぁ、時間もなくなるわっ。あやうく30分で3曲になるところだったけど、なんとか4曲。でも、ひたすら濃厚な時間。「テレビ局のカメラが入ります」「アリエッティ邪魔!」「大根とネギ」笑いまくる。

 ☆白目充血絶叫楽団 (SET YOU FREEテント)

圭介さん「こんにちは、フラワーカンパニーズですっ!。。。違った。。。」
ってもうどう見たってフラカン以外の何物でもないですけど?フラカンは今年出ると3年連続になるので本編に出られない、そんなわけでのセッチューテント。名前変える必要まであったのか?(スクービードゥも「FUNKY4」名義で出てるから対抗したのか?)一曲目から「白目充血絶叫楽団」です。「あの日見た青い空」やって、また「元少年の唄」やって、あれ?「アイム・オールライト」だっけ?(<もう忘れてる)で、「真冬の盆踊り」真夏でも真冬の盆踊り。
普段からそうだけど、普段以上に肩の力が抜けて楽しそうなフラカ...いや、白目充血絶叫楽団さん。
そういえば、前さんの部屋一度も行かなかったな。。。

 ☆アナログフィッシュ (露天風呂)

三人に戻ってのアナログフィッシュになってやっと聞けた。
去年サポート入れてのアナログを見たけど、なんだかがんばっている感じがしたもんなー。キーボードは残すのかと思ったけど、違うのか。なんだか久しぶりに聞いたらちょっと爽やかな感じが漂っていた。下岡さんのボーカル中心だったりするのに(失礼?)。飄々としていて変な感じのアナログフィッシュが好きなのでちょっと物足りない感じはあったけど。それが味よねぇ。

 ☆POLYSICS (大浴場)

実は、四星球の後くらいからちょっとフラフラした感じがあった儂。ポリはシートで大人しく観賞。
儂はPOLYSICSを聞く人ではないけれど、やっぱり3人になったのは寂しく感じる。打ち込みしているとはいえ、キーボードがいないと全然違うものだなぁと。ハヤシさんに余裕がないモノなぁ。セットリストもやっぱり以前の感じと違う気がするのだ。詳しくないのでわからないけれど。

 ☆毛皮のマリーズ (露天風呂)

今回実は一番期待していたバンド。音源聞いて、アー写とかも見て、これはなかなか味わい深いバンドが出てきたのかも。。。と思ったのだけどちょっとかいかぶり過ぎだったか?きっといい人たちなんだろうけど、あれだけのルックスを持っているので、もっと演出加えてもらえると嬉しいな。いや、個人的な希望ですけど。

 ☆THE BACK HORN (大浴場)

もーすっかりじぃさんなのでここも大事をとってシートで観賞。
以前は別にどうという事もなかったバクホン。でも今回は聞く。が、どうだろう思っていたより軽く感じてしまう。イベント向きバンドではないのか?むむむ、ワンマン行くか?

 ☆Cocco (露天風呂)

前一昨年はトリを務めたCocco。今回は露天風呂。
この3年、またしばらく活動が途絶えた時期があって気にしていたのだけど、また生で聴ける事が出来るのが嬉しい。Coccoが登場しただけで泣きそう(まだ歌ってもいないのに)。「強く儚い者たち」でホントに涙が出てきた。
一曲目の強く儚い者たちを歌いながら、しきりに手首を振っていたCocco、テープを巻いてマイクを固定してもらう。力が入らないのだろうか?だいぶ痩せてしまって、なんだか、声量もちょっと弱いような気もする。それでも全身で歌うCocco。なにしろ振り絞るように歌う曲が多いのだから仕方ない。「ニライカナイ」の囃子もちょと重く聞こえる。MCも無かったし、だいぶ辛いのだろうか。命を削って歌っているかのように見えるCoccoが心配。
「絹ずれ」はウチナ―グチバージョン。

 ☆MONGOL800 (大浴場)

ギリギリまでセックスマシーンと迷っていたけれど、結局モンパチに。
メジャー曲中心で期待と違ったけれど(って、それはそれで楽しいんだけど)「神様」と「矛盾の上に咲く花」に泣きそうになる。Coccoもそうだけれど、沖縄のアーティストはちゃんとメッセージを持って来ているのできちんと受け止めなくちゃと思う。暴れるためだけの音楽じゃないからね。でも最後は「PARTY」

 ☆花団 (SET YOU FREEテント)

人の流れに乗って辿り着いたら怒髪天@露天で「酒燃料爆進曲」!男よ呑め、男よ酔えやるせない人生のぉ、あ~あ~あ~あ~!楽しいっ!...んが、ちょっと待て。今回怒髪は断念する筈じゃなかったのか? のぉぉぉぉ、花団行くつもりやったんや~!
ってなわけで、慌てて近くの(^^ゞセッチューテントへ。
花団もどんだけ自由なバンドか。ベースさんが歌う、禿の人に捧げる歌から、唐突に始まる15の夜への流れ、最高です。あんなに盛り上がる15の夜を儂は知らない。ベースさんの演技がすんっごっくいいっ!(あれが演技じゃないとヤバい)。万歳万歳先輩に彼女が出来た―♪ホネホネロック♪ 楽しすぎる~~~。

 ☆BEAT CRUSADERS (大浴場)

本日ラストライブを飾るビークル。
なんで最後のライブにワンマンじゃなくイベントを、しかもOTODAMAなんだろう、と思っていたけど、なんとなく納得できる感じの最後だったなぁ。まぁ、ファンの人たちにとっては納得いくものだったのかどうか疑問だけど。湿っぽいのとか感動とか嫌うんだろうね、バンドのイメージとして。最後までおふざけで通しきる、その為に自由度の高い(ような気のする)OTODAMAだたという事ではあるまいか?
アンコールで「最後ですが新曲やります、踊れるもんなら踊ってみろ!」これ、盛り上がるよね。ダブルアンコールは清水音泉の配慮か。

 ☆Theピーズ (露天風呂)

風呂掃除。なんと贅沢な風呂掃除(笑)
最後の最後にOTODAMAらしさあふれる演出がなんとも良い。ホントにこんだけやって、一体来年のOTODAMAはどうする気だい?清水さんよぉ。
最後、アンコールのYeahでは、モップを持った人たちが乱入、大団円。ほんまに、なんちゅーふざけたフェスなんでしょう(褒)。

以上、
聞きたかったのに被っていてダメだったバンドもあったけれど、これだけの満足度は他にないかもしれん。充実の一日であります。

音楽が好きで良かったにゃ~。

OTODAMA'10 音泉魂@泉大津フェニックスの画像

OTODAMA'10 音泉魂@泉大津フェニックスの画像

OTODAMA'10 音泉魂@泉大津フェニックスの画像



借りぐらしのアリエッティ@T・ジョイ京都

2010-09-01 17:33:10 | 映画感想
初めてのT・JOY♪

おおおおっと。 
OTODAMAの前に見た映画のレビューを全部アップしたつもりで、これ忘れてた。
いやー、もう細かい内容抜けてるよ~(汗)

てなわけでツッコんだ感じのレビューではないのでご了承を。

ジブリ映画に何を求めているかによって違うのだけど、舞台設定が小さい事もあって「壮大なスケール」とか「破天荒な展開」とかっていう期待を抱いているともの足りなさを感じるかもですね。

全体的な話の盛り上がりとしては、アリエッティ達の存在が人間(お手伝いの樹木希林さん)に見つかって駆除(?)されそうになるあたりなわけだけれども、そもそもこのお手伝いさんだって(小人がいた事に驚かない竹下景子さんみたいに素敵な人ではないけれど)決して悪い人ではないので、悪V.S.善みたいな単純図式ではないから盛り上がりに欠ける感じがするのだな。当然ドンパチがあるわけではないし、アリエッティ側についているのは病弱な神木隆之介だからはっとするような活躍があるわけではないし。
アリエッティや父親の三浦友和が人間の部屋の中をロープや針を使い登ったり降りたりする感じはワクワクするけれども、まぁ、どちらかといえば小ネタです。

神木隆之介(役名忘れた)は病気のせいかおそろしく俗っぽさがそぎ落とされていて、だからアリエッティに出会う事でメルヘンのストーリーが成立するわけだけど、現実離れしている(良い子ちゃんな)ので感情移入がしにくいというのもあるかもしれん。

あと、内容的にはやはりシリアスなのだ。

「君たちは滅びゆく種族なんだよ」
などという冷たいセリフを、自分の死を覚悟している12歳の少年、翔(神木隆之介:役名と設定調べた)に言わせた瞬間に、この映画は子供向けでなくなったように思う。
12歳の死という影を帯びた少年にこんな傲慢な人間を代表するセリフを吐かれてしまったら、笑ってなんか見ていられないじゃぁないか。
小人たちの住む場所を脅かし、追いやっているのは何より人間だ。そして、その相手は小人に限らない。意図しているかどうかは微妙だけれど、小人の視線で描く事で自然界の小動物や植物だって同じように脅かされているという事も同時に感じる。人間のエゴか。
小人たちに、勝手に人間のモノを借りて、なんなんだ!なんて言う事も出来るけれど、まぁ、無粋だからやめよう。

翔の家(じゃないけど。。。)を出たアリエッティ達に安息の場所はあるのだろうか。
そう考えるエンディング。翔とアリエッティが願うように、もっと違う解決法(エンディング)はないものだろうか。
人間が人間である以上、それはやはり夢物語のようである。残念だけど、それは容易に想像がつく。

いや、でもなにがびっくりするって、絵のディテイル、主に庭の植物の描き方、凄いですねぇ~。単に細かいだけでなくって、実際の植生の感じの再現が。わかるわかる、こういう感じやんなぁみたいなリアルさはすごいよねぇ。
それと、小人の生活にでてくる借りてきたものの使い方のなんと小粋な事。なんかあぁいう生活格好いいなぁと無責任におもってしまう自分はメルヘン好きなのだろうか。ねぇ?

あと、猫がムタに見えて仕方がありません。

借りぐらしのアリエッティ@T・ジョイ京都の画像

借りぐらしのアリエッティ@T・ジョイ京都の画像