ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

大江千里@なんばHatch

2006-03-25 03:54:23 | ライブレポ
今月はスカとかパンク系のイベントが目白押しやったのに全然行けません<仕事のばかっ! で、その合間を縫って唯一行けるのが大江千里のアコースティック(っつーか、トリオ)

アコースティック版の大江千里は初めてではないけど、トリオ(まぁいわばジャズ編成ですわ)では初めて。っつーか、このトリオでのCDが出てたのね!知りませんでした<ファン失格です、この人。

会場がハッチって聞いて「おースタンディングやん!」と喜んだもののチケット見たら全席指定? ハッチゆーたら2階は座席、1階はスタンディングちゃうん? 会場、1階に椅子敷き詰めてました。あんなハッチを見たのは初めてです。びっくり。
しかも席埋まってるし。びっくり。
あたしゃ、3日前にぎりぎりでチケ取ったので2階席♪~と上に上がったら超ガラ空き!20人もいなかったんちゃう?みたびびっくり。

そんなわけで実質的に自由席状態~(<そんなんばっかや千里さんの時) ってなわけでとってた席に関係なくいっちゃん上の席でゆうゆうと聞いてました♪

久しぶりに椅子に腰かけたままでずーっと聴くコンサートだったので、セットリストなんかメモっちゃいました。

1 、裸足のマドモアゼル
2 、香港ブルース(おおっ!)
3 、大人POP(おおおっ!)
4 、桜狩り -inst-
5 、St.Thomas -inst-
6 、fly me to the moon
7 、塩屋
8 、in a sentimental mood -inst-
9 、不機嫌な子供 -inst-
10、(タイトル不明) -inst-
encore
11、アンティカリプソ -inst-
12、Dear -inst-
13、母の手
14、我が母が教え給いし唄 -inst-
15、GLORY DAYS

最初の三曲は千里さんがピアノ一本で弾きがたったのですが来ますよねぇ。ちょっとマニア向け選曲です(笑)でも大人POPのアレンジは、確かに大人な感じではありますが、全然ポップぢゃありません!千里さんの弾き語りは唄引っ張りすぎな感じが否めません往年の千春さんの「長い夜」か!?っつー感じ。まぁ、それが味があっていいのでしょうけど。

千里さん声出てないなぁ。歌い方にもよるんだけど。
なんかね、昔から頑張って出しすぎなんよ。もっと楽に歌ったらいいのにね、出来ないんだろうね。

基本的に楽しそうにピアノを弾く千里さんが好き。
特別に千里さんのピアノが聴かせるピアノとしてそういいとは思わないのは僕がピアノよりはギターの人だからかも知れない。ただ、千里さんがこういった内容をトリオでやる事について、そんなに関心はないな。千里さんの曲をやる時は1つのアレンジとして受け入れる事が出来るけど、トリオとしてブルーノートでやったりした時に自分としては今一という感じ。

はい、口幅ったい言い方はやめましょう。
あたしゃ大江千里をバンドで聴いてんでもって踊りたい! はい、そういう事です、すいません。
ってなわけで、5月のZEPPこんどは期待してますっ(で、仕事は休めるのかね?>儂)



Cafe Anti Dilettante

2006-03-22 01:06:00 | 飲食店
京都、東山にある板前割烹「浜作」本店2階にあるカフェです。

数年前、浜作の本店がリニューアルオープンした時に一緒に作られたこのカフェ。カフェっちゅーても割烹の浜作のお店ですよ。あぁ、なんかセレブな感じがたまりません。

本店の右側の入口をつーっと入っていくと奥にいきなり川端康成の筆がでーん! んで左に階段があってそこでまず靴を脱ぐ! そして階段を上がるわけです。2階にあがるとくつろぎ感満点のフロアー。ピアノがでーんとあって、なんだかマニアックなオーディオもあるし。んで、壁にはこらまた著名人の書とかが並んでるわけですよ(確か谷崎潤一郎とかあったはず)。棟方志功の版画を後ろにして座ったり何かして。
出来た当時の雑誌の記事で、店主さんが、だいぶ趣味を持ち込んで作りました、みたいな事を言っていた記憶があります。

ちなみに今日は(いった日は)東山の花灯篭とかやっていて、そとは人通りも多いし車もばんばん通る八坂神社鳥居前。なのにそこだけなんだか空気が静かに流れている感じがとても良いです。

メニューはカフェメニューなのですが、下の本店割烹の料理もお願いする事が出来ます。割烹なんてなかなか行きにくいじゃないですか、私のような小市民にとって。でもね、こんな感じのカフェやったら「ちょっと迷い込みました」的テイストで潜り込む事も可能。しっかり本格割烹の味を堪能です(ただし、お値段も本格割烹のままです)。

まぁ、なんにしろ雰囲気は抜群です。贅沢な気分でゆっくり出来る事間違いなしです。
夜はバーになるそうです。

の画像



ソウルフラワーユニオン@心斎橋クラブクアトロ

2006-03-11 01:00:29 | ライブレポ
「芸能生活20周年・人生40周年記念ツアー」と銘打った今回のツアー。ちなみに20&40記念なのは中川さんと奥野さん。

今回のクアトロ、結構入ってなかった?いつもあんな後ろの方まで人いないってば、だっていつも開演ギリギリに行ってステージ左から最前のフロアに回り込んでるのにフツーに人がいて結局2段目のフロアにいましたから。河村さん・コーキさん・樋野さんがほとんど見られませんでした(涙)

今回の選曲、ニューエストモデル色濃くない?
いや、結構1、2曲は毎回やるけど今回何やったっけ?「ソウルサバイバーの逆襲」「秋の夜長」「雑種天国(しかもこれ確か一曲目だ)」「杓子定規」「エンプティーノーション」まだ何かやったっけか?やっぱり芸能生活20周年を振り返るという事でしょうか?

奥野さんコーナーは「マウンテンバイク・フロム・ヘブン」JIGENコーナーは「圭子の夢は夜ひらく」。JIGENはその昔アコースティックツアーの時も似たような曲歌ってたよねぇ、同じ曲だっけか?(うろ覚え度100%)

一曲一曲のテンションは高かったけど会場全体があったまるのに時間がかかったような気も。でも最後の方の「海ゆかば山ゆかば踊るかばね」の時とかはみんな手あげてたしいつも通り楽しく歌えるライブでございました。次回はうつみようこ様参戦とのこと。楽しみ楽しみ♪

今回初めて設けられた子供席、いいとは思うんだけど正面に作ってあげた方がいいかもね。サイドのスピーカー真ん前にあったから、始まると同時に子供たち、耳押さえてたもんなぁ。大人でも行き慣れない人にとってライブハウスの音量は尋常じゃないからね、まして子供やったらなぁ。
もうすぐモノノケの新譜が出るとの事楽しみです。そういえば、6月のライブの告知してたけど(次の日の東京の告知もしてたな行けませんけど)5月のゴーイング神戸は出ないのかしらん?今年は。んー、出てもガガガSPに全部持ってかれそうな気もするけど。。。



ヨーロッパ企画「Windows 5000」@ART COMPLEX 1928

2006-03-04 21:09:14 | 演劇レビュー
あぁ、念願のヨーロッパ企画。初めて見て参りました。
もう、この劇団、みたいなぁと思ってから結構経ちます。知り合いに、いいよ、って言われて名前覚えて、クラブとかでのイベントがあるって聞いて気になって、HP見たら変な事やってるし、で去年映画化されたこの劇団原作の「サマータイムマシーンブルース」を先にみちゃってシマッターって思っていた私。
てなわけで、まだ公演中なので万が一これから芝居を見るという人がこれを読んでいたら(いるのか?)要注意でございます。

近未来のちまちまSFチックなこのお話。Windows 5000、というのはソフトの名前です。このソフトはなんと、部屋の中が見れちゃうというスグレモノ、町を映すライブカメラを通して他人の私生活が覗けてしまう(プライバシー侵害度200%)というウハウハな、いや、困った代物です。
で、区役所の職員がこのソフトを(職務上仕方なく)使って立ち退きをしてもらおうと考えている集合住宅(昔香港にあった九龍城みたいなん)で生活してる人達の実体を調べるという設定。ステージ上になんと9個の部屋を構築、当然1つ1つの部屋狭!そこに9人もの人が住んでる!

まぁ、簡単なストーリー設定もあるんですが、この芝居はソフトを操っている役所職員を狂言回しにして、個々の人にまつわる日常的なツッコミどころを見せる小ネタオムニバス的な感じがします、芝居と言うよりはね。
HPでも見られるのですが、この劇団は映像作品が多くって、それを見ても顕著なようにちまちました感じのくだらない小ネタ的なものが得意なのかなぁと。そういう意味ではヨーロッパ企画らしいといえばらしいのかも。知っている人いたら教えてください。(いるのか?)

いつもの常で、一週間前くらいにチケットとろうとしたらなんと全公演ソールドアウト、元々人気があるのか、それともサマータイムマシーンブルース効果か。当日券若干出ます、という言葉を当てに行ったら当日4枚だけでぎりぎり入れました。凄いね。
で初めて入ったアートコンプレックス2階席、熱気むんむん外は寒いのにシャツ一枚で観劇。熱いね。

今度はきちんとしたストーリーものを見てみたいです。