そーいう名前の劇団の第20回公演
「サンサンロクビョウシ」
相変わらずよくわからない上に
相変わらず内容と関係ない
んで、相変わらずオムニバス。
ここ暫くオムニバス形式だなぁ。ワザとそうしてるのか、そうせざるを得ないのか。それ以上は言うまい♪
ACT1は「村おこし~ローリングシルバー~」
過疎に悩む村が村おこしの為に苦悩していると、そんな村の集会所での一コマという設定だが、ひたすら超絶する感性に悶絶する。とにかく訳がわからないところで進行していく(いかない?)話し合い。
だって名物「高橋」は3個2000円の味気ないミカンだし、お祭りのかけ声は新興宗教みたいやし、なぜかプーマを応援してるし、宇宙人(のつもりの生身の人間)が回ってるんだもの。
それよりも、村紹介ビデオの中に塗り込められたネタが秀逸。 「○。幻の○。」のリフレイン、あぁ、バカバカしい。 日本三大「沼」祭ってあるんかいっ!?四季折々に併せて年7回開かれるって、多!京響の定演かっつーの! そう、「ぱーやん!ぱーやん!」なんでやねん? でっち上げ度120%のミステリースクエア
今回の三つの話の中で一番ベトナムらしいね、意味の無さが。
なんか、九州っぽいけどどことも知れぬ訛りはかなりリアルやったなぁ。
ACT2は「アクタガワリュウノスケ」
ベトナムの脚本さんが(多分)得意な言葉遊びコーナー。
芥川龍之介の「羅生門」「鼻」「杜子春」に出てくる言葉をストーリーに併せて列挙。その言葉をすり替えて官能の世界を作り出す試み。
言葉遊び自体は何処でもある事だけど、それを1つの形にまとめ上げる才能、発想力が凄い。最後は社会的な内容で持ってきたところはちょっとニクイ。
ACT3は「オリエンタル歌劇団」
ベトナム流ナンセンスミュージカルコメディーと銘打っていたけど。まぁ、まず予想通りミュージカルなんてもんではありません。歌っちゃいるけど(指揮者もいるけど)。ストーリーもどうでもいいです(<ひどいなぁ)
よーするに、ミュージカルのような高尚な感じの演劇のテイストをパロディー化して徹底的に楽しんでいるという感じですね。
一番楽しんでいるように見えたのはポニーテール姫役の山方さん、まるで歌舞伎の見栄はってんのかと思うような声の張り上げ方に笑いをこらえる事が出来ない。堀江さんも各キャラ毎にめいっぱいイヤらしく演じ分けようとする感じがイイ。徳永さんは一生懸命いつもどおりの感じが堀江さんと好対照でおもしろい。主人公であるはずの黒川さんの役が逆に影が薄かったというのがなんともらしくってステキです。
いちおミュージカルという事で、何曲か歌うんだけどベトナムには座付き作曲家がいるからねぇ、そこも凄い。また、この音楽もめいっぱいオペラっぽさをパロってるのもあれば、それジャズやん!ってのもあって幅広い広い。歌詞は、決まってるんだね、最初はアドリブかと思ったけど逆にアドリブではあんなナンセンスな歌詞出てこないね。
あと、ミュージカル風舞台装置と衣裳を「顔出し」という手法で克服したアイディアは脱帽です、それ自体がネタだわ3話始まった瞬間から、あ、おもろいわ、っていう確信が持てました。ちょっと狡いです。
今回は全体的にあかるい雰囲気で終始一貫してた感じ。シュールさよりもナンセンスさを楽しむ感じが強かったなぁ、と思います。
まぁ、簡単に言うと相変わらずくだらなさ満点なんですけど。
次回も超くだらない芝居を期待しています。
![ベトナムからの笑い声@スペース・イサンの画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/95/eaef31f8fe15ef4212f571907424f8e0.jpg)
「サンサンロクビョウシ」
相変わらずよくわからない上に
相変わらず内容と関係ない
んで、相変わらずオムニバス。
ここ暫くオムニバス形式だなぁ。ワザとそうしてるのか、そうせざるを得ないのか。それ以上は言うまい♪
ACT1は「村おこし~ローリングシルバー~」
過疎に悩む村が村おこしの為に苦悩していると、そんな村の集会所での一コマという設定だが、ひたすら超絶する感性に悶絶する。とにかく訳がわからないところで進行していく(いかない?)話し合い。
だって名物「高橋」は3個2000円の味気ないミカンだし、お祭りのかけ声は新興宗教みたいやし、なぜかプーマを応援してるし、宇宙人(のつもりの生身の人間)が回ってるんだもの。
それよりも、村紹介ビデオの中に塗り込められたネタが秀逸。 「○。幻の○。」のリフレイン、あぁ、バカバカしい。 日本三大「沼」祭ってあるんかいっ!?四季折々に併せて年7回開かれるって、多!京響の定演かっつーの! そう、「ぱーやん!ぱーやん!」なんでやねん? でっち上げ度120%のミステリースクエア
今回の三つの話の中で一番ベトナムらしいね、意味の無さが。
なんか、九州っぽいけどどことも知れぬ訛りはかなりリアルやったなぁ。
ACT2は「アクタガワリュウノスケ」
ベトナムの脚本さんが(多分)得意な言葉遊びコーナー。
芥川龍之介の「羅生門」「鼻」「杜子春」に出てくる言葉をストーリーに併せて列挙。その言葉をすり替えて官能の世界を作り出す試み。
言葉遊び自体は何処でもある事だけど、それを1つの形にまとめ上げる才能、発想力が凄い。最後は社会的な内容で持ってきたところはちょっとニクイ。
ACT3は「オリエンタル歌劇団」
ベトナム流ナンセンスミュージカルコメディーと銘打っていたけど。まぁ、まず予想通りミュージカルなんてもんではありません。歌っちゃいるけど(指揮者もいるけど)。ストーリーもどうでもいいです(<ひどいなぁ)
よーするに、ミュージカルのような高尚な感じの演劇のテイストをパロディー化して徹底的に楽しんでいるという感じですね。
一番楽しんでいるように見えたのはポニーテール姫役の山方さん、まるで歌舞伎の見栄はってんのかと思うような声の張り上げ方に笑いをこらえる事が出来ない。堀江さんも各キャラ毎にめいっぱいイヤらしく演じ分けようとする感じがイイ。徳永さんは一生懸命いつもどおりの感じが堀江さんと好対照でおもしろい。主人公であるはずの黒川さんの役が逆に影が薄かったというのがなんともらしくってステキです。
いちおミュージカルという事で、何曲か歌うんだけどベトナムには座付き作曲家がいるからねぇ、そこも凄い。また、この音楽もめいっぱいオペラっぽさをパロってるのもあれば、それジャズやん!ってのもあって幅広い広い。歌詞は、決まってるんだね、最初はアドリブかと思ったけど逆にアドリブではあんなナンセンスな歌詞出てこないね。
あと、ミュージカル風舞台装置と衣裳を「顔出し」という手法で克服したアイディアは脱帽です、それ自体がネタだわ3話始まった瞬間から、あ、おもろいわ、っていう確信が持てました。ちょっと狡いです。
今回は全体的にあかるい雰囲気で終始一貫してた感じ。シュールさよりもナンセンスさを楽しむ感じが強かったなぁ、と思います。
まぁ、簡単に言うと相変わらずくだらなさ満点なんですけど。
次回も超くだらない芝居を期待しています。
![ベトナムからの笑い声@スペース・イサンの画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/95/eaef31f8fe15ef4212f571907424f8e0.jpg)