ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

冬RUSH@神戸国際展示場2号館

2008-12-28 13:38:00 | ライブレポ
夏のイベント RUSHBALL が10周年なのを記念して今年限り開催された「冬RUSH」。

行きたいなー、でも今月もうライブ行っているしなー、でもやっぱり今年はカウントダウンもいけないしなー、メンツもなかなかいいしなー。
などとツラツラ考えておりましたら数日前に来ましたよメールが!

GOING KOBEの参加者向け特別ご招待!」
え、うそうそ!ホンマに? 
いやウソやろ?ホントなん? 
もしかしてイタズラメール? 
そもそもゴーイング神戸参加者って3万人とかゆってたんちゃうの?行けるん?
など一人で興奮するやら疑うやら叫ぶやら。
あ~五月蝿くてスイマセン。。。

てなわけで、実際ホンマもんやったわけですが、6千円弱のチケットを買っている人もいたわけで、会場内ではチケット購入者は前のエリアに行けるという形で差別化(真ん中に柵があって、招待の人はそれより後ろです)。それから後で聞いた話では、チケット代を払っている人は2009年の夏にあるRUSH BALLに招待らしい。まぁそれくらいはしないと暴動起きるわな。

だから儂は後ろの方で大人しく見るのだ。
まぁ、多少テンションは下がるけど、儂いつも大人しく聞いているだけの人だから大丈夫やって♪
#ええ、もちろん後ろのエリアでも柵直ぐのところに陣取っていましたけど、それくらいはねぇ。

では簡単目に(去年の事なんか詳しく覚えてないっつー事ですわ)かんそー☆

 初っ端
 「ジン」

生ジンは1年前のMINAMI WHEEL以来2回目。音源を最初のしか持っていないからその後の曲は知らないけれど、若いのにブレが無いなーと思う。
一番最初という事もあってか、開場のノリはいま一つ。まだ来場していない人も多いのか、前の方のエリアも半分も埋まっていない状態だからとても温度差があるし。 このジンを本気で楽しむ事が出来ないのはちょっと勿体無い気がする。

 ほんでもって
 「怒髪天」

まぁ、怒髪が出るから来たい!と強く思うようになったというのは正直言ってあるかな。
今回は三三七拍子無し。なんどか見てるけどSE無しっつーのは初めてだ。サスパズレ始まりサスパズレ終わり♪。なんだか怒髪の勢いってのは凄いよねぇ。お客さんも一気に増える、一気にテンションもあがる。みんなわかりやすすぎやわ。
が、増子さん、二日酔いですか?
「後ろの方のノリの悪い人達は後で全員殺しますからね」 ス....スイマセンッ!
始まった時に柵を跳び越して前のエリアに行った馬鹿者がいたのが残念です。

 次
 「オレスカバンド」

先日のワンマンで今年は終わりだなと思っていたオレスカ。もう一回見られるとは思っていなかった。今回は危なっかしさも感じることなく安心して見る事が出来る。
あー、これで幕張のカウントダウンに行けるんやったらオレスカでカウントダウンしても良いなー(100%行ける可能性無かったわけですが)
スコットマーフィーどうするかなぁ~

 初見の
 「COMEBACK MY DAUGHTERS」

おー、結構爽やか系バンドだったのね(想像していたより)。なんかCOMEBACK MY DAUGHTERSってCDのジャケしか記憶に無くって、それからしたらピコピコ系のビシビシくる突っ張った感じのであろうと勝手に考えていたのだ。いやー、思い込みって恐ろしい。 そのイメージがあまりにも違っていたためかあまりの毒っ気の無さにちょっと気抜け。微笑ましく見守る儂(きもい?)

 やってきました
 「YOUR SONG IS GOOD」

 ライブ開始直前、PAブースにいるサイトウジュン氏を発見。彼だけではなく、全員が客席から登場というユアソンらしい演出が心憎いです。
ライブのテンションはメーター360度振り切れているやろ?っつーくらい(元に戻ってるっていう意味じゃないぞ~)。あぁ、初めてメトロで出会ったユアソンは一体なんだったんだ?もう、儂、ライブ聞くたびに音源買わなくちゃって思っているのになんで買っていないの?(なんて書いている今時点でもまだ手に入れていない.....)ほんまにねぇ。
どうでもいいがJ×Jってとてつも無く痩せちゃいましたよねぇ?なんかあったん?

 そして、これまたお初の
 「曽我部恵一BAND」

 サニーデイしか知らない儂。音源も全く聞いた事の無い曽我部をいきなりライブで聴く。
うーん、やっぱり何かしら多大な期待をしていたのだろうなぁ。やっぱり一時代を築いた(?)人のやっているバンドは何か違うのだろう、みたいなね。いや、違うっちゃー、ちがうのだろうけど、こんな青臭い小気味のいいポップスを期待していた訳ではないのだ、少なくとも儂は。きっといい意味で変わっていない、ってことなのだろうなぁ。

 んでもってラスト。
 「FRONTIER BACK YARD」

 え、ラストちゃうで!まだポリもLOW IQもあるやん!
って、えぇ知ってますとも。ポリもLOW IQも聞きたいですよ。でもオトナの情事ってもんが....違う事情ってのがあるのですよ(謎)。
フロンティアはRUSHBALL前哨戦の城野外で初めて聞いて以来。クオリティ高い。いやー、いい。いいのだけど、前半休みどころ無し。曲を知っていればそんなことないのだろうけど、知らないだけについて行くのに必死な感じ(苦笑)。後半はもう後ろの方に下がってゆっくり聞いていたけど、ちょっと消化不良。

いま一つ十分に楽しみきれなかった感は残ってるけど、どっちかっつーとジブンの中の要因が大。まぁ、年末で時間無いのに無理矢理行ったからね(苦笑)。でも今年の締めくくりに好きなバンドも楽しめて十分満足ですよ。来年も楽しもうっと。
尤も無料で楽しませてもらっているから文句言える筋合いじゃないしね :-p

ここしばらくはRUSHBALL本編よりも「☆」や「ATMC」の方に出る面子ばっかり惹かれてしまう儂。
なんつーか、方向性の違いをはっきりと感じるけれど、でも今回みたいに重なる部分があるのも事実。
来年も本編ラッシュボール開催決定したみたいだけれど、どうかな、行きたくなるかな。
まぁ、メンツ次第だけどね。

#ちなみに開催決まっていなくても音泉魂には行く気満々です(笑)

冬RUSH@神戸国際展示場2号館の画像

冬RUSH@神戸国際展示場2号館の画像

冬RUSH@神戸国際展示場2号館の画像



THE JANGO@宇治市太陽が丘運動公園

2008-12-25 00:54:28 | ライブレポ
きゃー、久しぶりのJANGOですぅ~。(嬉泣)
JANGO、今年三回目のライブですぅ~。(哀泣)
いやー、いまごろクリスマスの時の話で恐縮っすぅ〜。(季違)

あたくしってば、どうしてこうも現在進行形じゃないバンド(by hot hip trampoline schoolのスミ☆さん)が好きなんざんしょ。

今回は宇治市の運動公園でやっていた「太陽が丘merry花灯路」っていうイベントの中の「αステーションX'mas SPECIAL LIVE in 太陽が丘」っつー企画でのJANGOライブ。

まぁイベントについてはあーだこうだゆってもなかなか意味が無いので基本的に言いません。
もうなんでもかんでも花灯路ってなー!とか.....
ここでクリスマスライブってどうよ?とか.....
この手作り感いっぱいのライトオブジェの意味は?とか.....
αステーションがここにではっているのは何故?とか.....
シュールな雰囲気をさらに演出する寒さ、とか.....
こういうキビシイ感じのイベントとかでもそこそこ盛り上げるし使われ易いんやろなJANGOは、とか.....
そんなんはどうでもいいんです。JANGO(今年3回目のライブ)さえ聞ければ!

そんなこんなで今回のセットリスト、張り切っていってみようっ!(寒さを吹き飛ばすよう無意味にハイテンション)
 ・GIVE YOU (THE BEST OF MY LIFE)
 ・TAKE ME(WE'VE GOT A DREAM)
 ・Is This Love?
 ・Reach Me
 ・P.A.R.T.Y.O.N.!!
 ・A GIFT FOR YOU

まぁ、そんなかんじやねー。
とにかく寒さを紛らわせるために体を動かせる曲大歓迎という感じですよ。これが。
くりすますなんで「GIFT FOR YOU」は外せませんけど。

ホーン隊は今回ツッキー・ゴードン・まえっちの金管部隊3人。
「Is This Love?」のツッキーとまえっちの掛け合いは半ばやけくそのようでした。楽しかったけど。

「P.A.R.T.Y.O.N.!!」では子どもサンタ登場。
あの難解なP.A.R.T.Y.O.N.の振り付けを踊る。
多分初めてで、見よう見まねでやってみて、それでそこそこ出来ちゃうんだから。
すげーなー、こどもって。

ちなみに画像は花灯路から。ライブと関係なくてすいません。

あ、遅ればせながらあけましておめでとーございます
#って、おせーよ>儂

THE JANGO@宇治市太陽が丘運動公園の画像

THE JANGO@宇治市太陽が丘運動公園の画像



ザ・マスミサイル@京都MOJO

2008-12-21 12:37:28 | ライブレポ
出演は「ザ・マスミサイル」「ザ・サイレンズ」「BLACK BORDERS」「BIGFOOT171」

雨の中到着、烏丸。
儂が到着したときには既に「BIGFOOT171」は既に終了。

ということで最初のバンドは
「ザ・サイレンズ」
MOJOを根城に活動、ということで地元パンクバンドです(らしいです)。
元気元気、ちょっとかわいい。髪形変だけど。70回くらい「ロックンロール!」って叫んでました。
うん、がんばってかっこいいバンドになってください。

二番手
「BLACK BORDERS」
全然しらんかったけど、
「僕ら、ジェット機ってバンドやってます!もう解散するんですけど!」
えっ、そーなの?
「ジェット機」が解散する事は知っていたけど、そのメンバーがギターとドラムのみっつーユニット(ベースレスです)をやっていたなんて。ほへー、ドラムがユニコーンの西川さんだ!
テクニックとか、音はもう比較にならないなー、さすが。でも野田さんのちょっと上ずった感じの声は(めちゃめちゃカワイイけれど)ちょっと苦手。

ほんでもって
「ザ・マスミサイル」

「日本一のアマチュアバンド!」と言っていたけど、さて。何が日本一だったのだろう?

マスミサイルは、前にスキップカウズのイベントで初めて見て気になっていたバンド。
で、今回はたまたまあいていたので、目当てで来たのだ。

やった曲でわかるのは
 ・迷いながら
 ・三文字
 ・ふるさと
 ・君がいてくれてよかった
 ・踊る独壇場
 ・教科書
 ・あきらめちゃ
 ・仲間のうた
 ・雑種

ボーカル。二日酔いでグダグダです。もっとしゅっとした感じを期待していたのにちょっと残念。

そもそも、気になったのはこのボーカルの声だ。
がなっているだけかと思ったけど、意外と説得力のある歌い方をするのだ。
で、音源なんかもちょこっと聞いてみたのだけれど、折角のボーカルの説得力に対して詞がそれに見合った説得力を持っていないような気がした。詞の意味をどう受け取るのかは、個々の自由だし、好みや考えもあるのであくまで儂の受け取り方だけどね。 ストレートに感じたままを言えば、いい事を言おうとしてるんだけど深いところまで届かずに表面的な形を取り繕ってしまった感じがするのだ。

そこにきて、今回のボーカル氏の雰囲気はちょっと残念。
「グダグダかもしれないけれど、伝えたい事は全力で伝えている」
そうかもしれない。でもそれが相手に届かなくては意味が無い。
歌の歌詞にはダメなところも全部さらけだして何が悪いんだ?というような開き直りがある。いや、それはそれでいいのだ、大いに賛成ね。だけど、そのダメな部分を認めて言い訳をするのではなく、認めた上でその先に行こうとするから儂は共感出来るし応援したくなるのだ。

はたして次に見る時にその心意気を感じ取る事は出来るのか?

じゃないとねー、勿体無いと思うよ。ボーカルの力量と泥臭い楽曲と、材料は揃っているのだから。


ザ・マスミサイル@京都MOJOの画像



倭製ジェロニモ&ラブゲリラエクスペリエンス

2008-12-18 16:12:40 | 人名・団体名
Vo.、g.、b.、dr.、key.にホーンズ5人。計10人編成のブラスロックバンド。

前から名前だけは知っていて「変なの」って思ってた(失礼なヤツ)んだけど、やっと見られました。ホーンズバンド好きなPataですが、なかでもやぱし好きなんは気取らずに楽しめるっちゅーことやね。その点ではホットヒップトランポリンスクールに通じるアホさ加減(やぱし関西?)、しかし一方できちんとした演奏、みたいなバランスの良さ。そんなんがええなぁ。
とくに倭ジェロの場合、どことなく生真面目な印象もうける。一歩間違ったら恥ずかしい程のロマンチシズムとね。まぁ、暑いのよ。。。いや、熱いのよ。好きです♪

2005/12

んでもって、今年なんとメジャーデビュー!!
え!?ホント? いや、ホントです。こないだんーHKも出てました(テレビ無いので見てませんが。。。)
でもなぁ、メジャー指向のバンドではないと思っていたんだけど。まぁ、メジャーになっても今のスタンスが変わらなければOKです。

2008/12

今年の春には「!wagero!」に改名(?)していた(元)倭製ジェロニモ&ラブゲリラエクスペリエンス。
残念ながら来年1月をもって解散です。
やはりメジャーという方向性は向いていなかったのでしょうか?結構いろいろやって健闘していた、いやいろいろしていたのに芽が出なかったと言うべきか。。。
しかし、メジャーになってからもカッコ良さに磨きをかけ続けていただけに悔やまれます。

まだいくつかライブもあるので、興味のある人は駆け込みででもだうぞ!

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歌舞伎昌三

2008-12-12 12:47:12 | 人名・団体名
2008年 12月 9日 23時23分 逝去。 享年47歳。
舞踏家。本名 岡田昌。

儂は歌舞伎さんの事をソウルフラワーユニオンのライブを通じてしか知りません。
何年か前からライブの時にステージ上で曲に合わせて踊る白塗りの舞踏家、それが歌舞伎さんでした。

「この人、呼んでもいいひんのに勝手に来て踊ってくねん、末期癌でね、医者に余命1~2年て宣告されて舞踏家とデビューして。。。」
なんて紹介されていたと思う。

それから何度かライブでお目にかかる機会が。
彼の踊りはしかし、末期癌で余命いくばく...なんていう暗さや悲壮感を全く感じさせない生き生きとした躍動感にいつだって溢れたものでした。
白塗りの着物姿で激しく踊る様は、はじめての時こそ違和感があったものの、次第にライブで歌舞伎さんの姿が無いと物足りなく感じるほど(笑)
だって、彼が踊っているとその曲がまるで生きているかのようにうねり出すかのような錯覚さえ覚えるのです(あ、幻覚じゃありません、多分。。。)
もちろん、それを見ている儂らは彼が癌と闘病中で余命いくばくもないとは知っているけど、歌舞伎さんの踊りにはそんな事を微塵も感じさせない力強さがあるのです。

2008年のソウルフラワーのアルバム「カンテ・ディアスポラ」に収録されている「愛の総動員」は、歌舞伎昌三さんをイメージした曲だそうです。
なんとまぁ、歌舞伎さんの生きる姿勢にぴったりな前のめりに明るい曲。
こんなに明るい楽しい感じの曲なのに、涙が溢れてくるなんて。初めてです。

2008年12月9日
息を引き取る数時間前、神戸でライブ中のソウルフラワーから電話で「満月の夕」が歌舞伎さんの枕元に届けられたとの事。薬で意識が確かではないであろう歌舞伎さんの唇が歌に合わせて動いてたって。
すごいなぁ、生きる気力って。

今ごろは自由になった魂で、思うがままに踊りまくっていることでしょう。

きっと儂も彼の踊りと生きる姿勢を忘れないだろうな。

合掌。


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