ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

オレスカバンド@アメリカ村BIGCAT

2008-11-28 00:04:27 | ライブレポ
オレスカバンドのワンマン~。

オレスカは半年振りのライブです。
そーいえば初めてワンマンライブ参戦ですっ!
って、オレスカにとってもワンマンはまだ2度目(招待とか除いて)なんだけどねー

この半年はずーっとアメリカのワープトツアーに参加していたんよねー。
チミたち、どうだどうだ?どれだけの経験を積んでこれたんだい?演奏は上手になりましたか?
大変やったやろなー、ハードやんなー、でも楽しそうだなー。

まぁ、今回は以前と変わらない楽しげなメンバーの表情が見られて良かったなと。

あー、でも正直に言うと顔つきが変わったなと思ったのだ。特にフロントの3人大人びた精悍な感じになったよな。まぁ、化粧のせいかもしれないけれど(笑)

ってなわけで、セットリスト(順番はテキトー)

 ・PANTIME
 ・24カラット
 ・花のスカダンス
 ・爪先
 ・MUSIC DRiVER
 ・さよならデジャブ
 ・Going Away
 ・少年S
 ・忘れもの
 ・ナイフとフォーク
 ・Oh! My Honey
 ・ピノキオ
 ・チャック
 ・PAPAYA
 ・君ストライプ
 ・Super☆Duper
アンコール
 ・アーモンド

あと、途中でメドレーでカバー曲。洋楽はぜんぜんわからないの。ごめんなさい。
中にブルーハーツの「風船爆弾(バンバンバン)」があってちょっと嬉しい。

最後のアンコール、、「アーモンド」は入りのアレンジを大きく変えてきた。まぁ無難なアレンジだけど、オリジナル通りリーダーのトロンボーンで入る感じの方がまだこの曲のイメージにぴったり来るなー。(入りで音を外すことが何回かあったから嫌ったのかもしれないけれど)
 それよりも思うのはいかすの声がこの曲の最後の最後のハイトーンに耐えられないこと。前からだけど成長に合わせて声もまだ変化する時期だからますますきつくなってるんじゃない?おまけにワンマンだし。ちょっと金管は大変かもしれないけど、キーを下げてもいいんじゃないかなと思いますね。

「Oh! My Honey」ではホーンズがフロアへ。
ブラックボトムみたいに客席フロアを練り歩くかな、と思っていたらスペースを作ってそこで演奏。あれだけ人垣が出来てしまったらもう動きたくても動けへんわなぁ。前の方で来るのを待っていたのでちょっと残念。

「PAPAYA」初めて聞きましたがやばいです。最後のラッシュの中で畳み掛けるようにハードな曲。やばいです、儂の足が(歳だっつーの)

MC
「アメリカで映画撮って来ました!3ヵ月に渡って」 「2ヶ月やで」 「2ヶ月に渡って」 「あ1ヶ月や」 「1ヶ月に渡って・・・」
ネタなのかボケなのかはっきりしてください(苦笑)。

リーダーの危うげなMCも、少し安心して聞けるようになった。。。かな?成長しているのですよ<エラそう

そして来年はPUNKSPRING出演決定!。。。。パンクなのか?

京都町内会バンド@拾得

2008-11-15 00:06:02 | ライブレポ
前回の、アルバム製作の為のファンドレイジングツアーででけあがった新アルバムを引っさげてのライブツアー京都編

無事に出来上がったアルバム「輝く記憶」も半月前に届いてましたから、よかったねー、と改めてのお披露目でございます。

って、ゆーてもねー。
こないだのライブで新曲全部やっちゃっているせいか、あまりお披露目感がない(苦笑)
さらにそのせいか、お客さんも若干少な目と。。。(う、笑えない。。。)

いやなに、これは単に儂の思い過ごしかもしれないのだけど、どうもこのバンド、お客さんが少ない時の方がいいライブをするような気がする。なんちゅーか、適度に肩の力も抜けて自然な感じ。
そう、自然体がいちばんいいのだよ、というメッセージを投げかけるバンドだけあって地で行っているような感じだな。

セットリスト(多分あってるバージョン)

 ・いっぽんみちだったよ
 ・アリトカメトボク
 ・小さな家
 ・ハラッパ2000
 ・おかげさまです
 ・明日の次の木曜の午後
 ・ある一日の電話
 ・Montage Sequence
 ・タオルケット
 ・みえない植木
 ・車輪
 ・いつかの夢はまだ見ない
 ・げらげらロック
 ・D.S.
 ・It may be Love
 ・春霞
アンコール
 ・愛のこと
 ・かがやく記憶
 ・OBUOBU

今回も新しいアルバムから全曲演奏!(だから、レコ発なんだってば!)

実はねー、ライブ前にCD何回か聞いていたけど
「あ~、暗いアルバムだな~。」
ってずーっと思っていたのだ。ジャケ写からして「The 影!」って感じやし。

いやね、実際「暗い」っていうのは間違っていないと思うのだけど、ライブであらためて聞いてみると不思議と違う印象で聴こえてくるから不思議。
「このアルバムは、きっと後になればなるほど味わいの増すアルバム」
みたいに笹野さんが言ってはったけど、ホントにそうなのかもしれない、と思ってしまった。

以前からの曲で気になったのは「明日の次の木曜の午後」。曲のアレンジがかなり重い感じになっていた事。好きな曲なんだけどなー。後ろの部分もカットされてしまったし。

「タオルケット」ってあまりライブでやっていた記憶が無い。始まった瞬間ちょっとニヤリ。
あーそうそう。「Montage Sequence」では久しぶりに有田さんがフィドル。 初期の頃の曲には結構このさとこちゃんフィドルが入ってかなり好きなんよね。最近めっきり弾いてくれなくなってちょっと寂しかったのだ。嬉しい。
この曲もいい曲よなー。「HIMAGINE」の中では「プラットホーム」とセットで胸がぐっと熱くなる曲。両方卒業・別れの曲だなー。

ほんでもって、今回の物販。
「絵葉書作りました!」
「・・・・・売れるんですか?社長(苦笑)」
「セット販売やけど、ばら売りもします。原田と村田が海岸で寝そべって海見てる写真は売れそうに無いので吹き出し付けてます。オモロイセリフ考えて送ってください」

・・・・買ってしまった。

ネタはまだ考えていません(あは)

ブタがいた教室@京都シネマ

2008-11-14 00:07:52 | 映画感想
小学校の1クラスが、先生の提案でブタを育てて最後には食べましょう、という実際にあった教育実践をもとにした映画。


  注:今回の日記、ダラダラと無駄に長いです。

  「暇な人しか読まないでくださいっ!」


映画としてはとても良い出来だったとおもいます。
なによりも子どもたちの生き生きとした表情。それから途中から始まるPちゃん(ブタ)を食べるか食べないかの真剣な議論。
なんでも子どもたちには結末の書いていない台本を渡して生の議論になるように仕向けたとか。その思惑は見事に的中しているのではないかと。

しかし、妻夫木さんはどうしてこーも頼りない感じの役ばかりなのでしょう(苦笑)
今度は先生役という事なのでようやくしっかりした妻夫木さんが見られると期待していたのだけれど。

映画に対しての賛否両論なんて聞くけれど、映画自体に対して賛否両論にはならないところがちょっと残念ですよね。
映画自体に対してではなく、この題材とその取り上げ方や結末についての賛否両論になっちゃうでしょ?とか言いながら、儂もだらだらとその話をしてしまうわけです(苦笑)
まぁ、それがこういう映画の狙いだと思うのでいいのですが。。。

あ、映画自体に対しては勿論「アリ」ですよ。ありあり♪

んと、この映画の評価として、というより題材の中身について考える時、大きく2つの事が論点になるのじゃないかな、と思うわけです。

一つはこの映画の題材になっている教育実践に対しての評価。
一つはこの教育に対しての教師の態度。

密かに教育学を軽くかじってる儂としての感覚は、授業の一環としてやる以上、きちんとした目的と指導計画が絶対に必要なわけで、それを考えると、映画の中の星先生は新任早々で、若干思いつきで始めたようにも感じられる(一応教育計画は最初に提出していますが。。。)ところは残念かなと。でも、そのその(頼りない)星先生の気持ちを認めてサポートする校長先生の言動と眼差しはステキだな。
映画的には教育計画に自信満々の担任ではちょっとイマイチっぽい出来上がりになるかもしれないから、そこらへんは映画的な効果を狙ったという事にしておきましょう♪

ただ、最後まで子供たちに決めさせるのだ、という態度を貫くところは(見る人からしたら無責任にも感じられるかも知れないけれど)スバラシイね。星先生の性格的に決められなかったように描かれているのでそう取られないかもしれないけれど、やっぱり大人って決めたがりやん。ましてやフツー先生って仕切りたがりやん(偏見)。あのシチュエーションで「先生はどう思うんですか?」って子どもたちに言われたらフツーの大人なら我慢が出来ずに意見を言っちゃうよ、きっと。
ところが、星先生は最後の最後まで引っ張ったのだ。勇気があると思うなぁ。

最終的にどうするか、という問題とそれを議論することの意義は実は別の問題なのだ、と思うのだけど(というのはちょっと理解してもらいにくいかもしれないけれど、最終的にPちゃんをどうするか決定を下すのは教師の責任で、それを議論するのは子どもたちの責任、といえば分かりやすいかな)、最後の最後まで引っ張ったことでその2つを分けることが出来ると同時に子供たちにとってもしこりの少ない結果に持ち込めたのではないかなと思うのです。
議論の途中で決定を下してしまうと、勝ち負けという意識やら後悔やら物足りなさやら後味の悪さを感じる時間やらが出来てしまう余地が生まれるからね。

で、この実践自体に対しての評価。

先に言っておくと、ブタを最後に食べるのがいいのか、食べないのがいいのか、という問題は、ここでは全然問題じゃないからね。ややもすると自分でもそこの議論に行きがちだけど、上でも書いたように、それは子供たちにとっての問題であって大人の問題ではない、ってこと。

これも先にまとめると
・食育をするのに生身の生き物を使うことへの評価
・この実践を通しての子どもたちへの影響への評価
・議論のさせ方への評価

まぁ、大人目線での評価です。

結論から言うと、大人が気にするほど子どもは気にしていない、というのが儂の意見です。
さらに言えば、子どもがたとえばこの教育実践を通して何らかの影響を受ける!と主張する大人は多いのだろうけど、基本的に子供たちに影響を与える事を目的としているのが学校教育ですからね。

「ちゃうやん、悪い影響が出るっちゅーねん、どうしてくれんねん、このせいで豚肉食べられへんくなったら!」

とかね。
別に豚を飼わなくったってテレビでの話とか見聞きして食べられなくなる子だっているだろうし、経験としてその子が考えてそれを選択するなら何の問題もないし、感情的にそうなってしまった時にフォローするのは親の役割でもある。そもそも菜食主義の人や動物愛護をとなえる人からすれば豚をたべないと言っても全然変でも何でもないだろうし。

じゃぁさ、この授業を通して食べることの尊さを肌で感じて、食べ物を粗末にしない感謝の気持ちを持てる子どもになる、のと、食べ残しに胸を痛めることも無く、無駄遣いも平気な子どもでいるのとどっちの方が良いことだい?

「そんなん、そうなるとは限らないだろ。」
そう、そのとおり。豚肉が食べられなくなるとも限らない。
悪い影響を想定するならいい影響も想定してあげなくちゃ子どもに対して失礼だ。
そもそも可能性の上の仮定でで論議したって虚しいさぁ。

根本的にさ、何が悪い影響なのか、っていうのはこういう場合大人が勝手に押し付ける価値観でしかないのだ。だいたいにして。この事例を通して自分で考え自分で判断し、自分で納得しようとする子どもたちの自主性を尊重するなら、ヘタなことを言っちゃいけないわなぁ。
#まぁ、そういう子どもの自主性を尊重できる大人がどれくらいいるのか知りませんが

「でも、わざわざブタでなくても。。。」

なら鶏ならいいの?ニワトリ飼ってその卵をとって食べるくらいならいい?
ニワトリの卵だって命を奪っていることには変わりないですよねー。線引きなんか出来ないのですよ、子どもたちの議論にも出てくるけれど。
「ブタでなくても」と言ってしまうのは、きっと生理的な嫌悪の問題。あと、ブタ?なんだか面倒くさいなー、って感覚はあるかも。

もちろん子どもたちの中には感受性の強すぎる子どももいるから配慮は必要(殺して食べるという生々しさについてね)だけれど、それだってブタもニワトリも同じこと。
そのせいで(実践自体を止めてしまうとかして)ホンモノに触れられる貴重なチャンスを無くすのは勿体無いわけです。

議論の仕方ってのは難しいのだけれど。。。

一つ。
どこかで「ディベート」って言葉を使っている感想を見たけれど、ディベートってのは(自分の主観に関係なく)二手に別れて討論して、優劣を競う競技。。。ですよね?論を尽くしてとことんまで話し合うのでなく、時間を切ってジャッジが審判するのだ、確か。
教育の場でこのディベートを取り込む事はあるのだろうけど、この映画で子どもたちがしている事はディベートではなく、単に本気の議論。だから意味がある。

今の子どもたちは本気で議論することが少ない、という(まぁ、その真偽はちょっとどうかと思っているのだけど)。たしかに(学校とかの大人の目がある)きちんとした場所で真剣に議論するってのはないかもしれない。何しろ大人にその土壌がないからなー。儂だって、子どもの時でも学級会で議論したことはあるけど、果たしてクラス全体がこんなに本気になって議論できる題材があっただろうか。。。とは思うのです。
だって、クラスの学級会っつったって、意見を言う人なんかいつも決まっていたでしょう?早く終わればいいと、ひたすら時間の経過を待っていた人も多いでしょう?意見が出ずに指名されるのを必死で避けようとしたり、当たっても「○○さんと同じです」でお茶を濁してた人もいるでしょう?
クラス全体がこんなに真剣な議論が出来るってのは子供たちにとっては幸せなことだと思います。だってねー、喧嘩できるほど真剣なんだよ。羨ましい。

先に書いた「ディベート」ってヤツは。「競技」だから「冷静さ」や論法といった「作戦」や「演出」があります。

子どもたちの議論はあらかた冷静さに欠け、理屈に対して感情で反論したり、議論が行き詰まったと思ったら最初の話に戻ったり、相手に響くよう言葉遣いや例えを使って工夫する子もいるけれど、相手が論に応じなかったりと、おおよそディベートの技巧の世界とはかけ離れてる。

日本人の議論下手の克服に、もっとディベートを、っていう人がいて、それはそれで頷けるのだけど実は儂は懐疑的なのだ。それだけでいいのかなと。
感情的な熱のこもった議論も知らずにディベートだけ覚えて、技巧ばかり上達した人間が、果たして血の通った話ができるのか、とね。仮に政治家になって国民の方を向いた議論ができるのか、とね。

この子どもたちみたいに感情のぶつかり合いもあるプリミティブな議論の経験っていうのを経験した上でこそ、そういった議論のテクニックも生きるのではないかなと。

子どもたちの議論はかみ合わないし、歯がゆいし、イライラするところもある(-"-)のだけれど、そう言った議論を経験することの教育的な意義はでかいよねー。非効率だっつーても貴重な彼らの経験に水を差したくはないな。

子どもは私たち大人が考えているよりもしっかりしているしさっぱりしているし情熱的だよなー。

最後には子どもと同じ視線でPちゃんとの別れに涙する、いい大人たちが映画館に何人もいましたよん。

#あと、儂的には成志さんがツボでした♪

正倉院展@奈良国立博物館

2008-11-09 00:09:32 | 展覧会とかアートチックなもの
毎年開催される「正倉院展」

今年初めて行ってきました。ちなみに奈良国立博物館に行くのも初めてです。

夕方から入ると700円で入れるよー、という情報を聞きつけ昼には大和郡山にいる友達とあって夕方の5時半にあわせて奈良に向かう。

にゃー、凄い人だねー。
って、最後の日曜日だから当たり前だな。

で、正倉院展。

基本的に毎年開催されるこの展示会は、毎年テーマがあってそれにあわせて展示品が変わるのですね。だから好きで来る人は毎年リピートするらしい。うむ。

てっきり正倉院の御物がこれでもかこれでもかと沢山見られると思いこんでいた儂。有名な琵琶とか鳥毛立女屏風とか見られるのかと思っていたけど。。。浅はかです。。。

でもあれだね、何も考えずに見に行っちゃいけないね。
恥ずかしながら、ワタクシ、奈良時代以前の文化についての造詣が浅い。。。
深く見るってのができないですねー、装飾とか螺鈿が多く使われている感じとかはわかるけど、中に描きこまれている模様とか人物の意味とか分からないものなー。
ペルシャからシルクロード経由で伝わったと考えられるガラス器とかその意義は感じるけど、綺麗なガラスの器だね、くらいで終わってしまう。。。汗

帯とかその飾り具とかは当時の装束のイメージが沸いて良かったけど。

うーむ。来年行くとしたらもうちっと勉強してから行こう。

浅学を嘆く秋。

Minami Wheel 2008 最終日@大阪ミナミ一帯ライブハウス18ヶ所

2008-11-03 00:11:02 | ライブレポ
はにゃ~、最終日だす。
飽きた?(笑)

さて、
4日目にしてようやくライブ1組目スタートから見れる本日。
だというのに大正の京セラドームでやっていたスノーボードフェアに行ってからミナホに向かう儂。

12時40分くらいに京セラドームについて会場へ。。。。入ろうとしたら「1時間待ち」って。 「あーた、そんなに待てるかいっ!(T_T)」
って、よく考えたら儂、こないだ車を廃車にしたところだから足無いし、スキーになんて簡単に行かれへんやん!
だーっ。

#フツーの人はそういう事を行く前に気づくわけです。。。。はい。

というわけで昨日までの疲れも癒えぬままに出てきていると言うのに、また無駄な動きをしてしまった自分に酔いどれながら向かう心斎橋でございます。

ほんで到着アメ村BIGSTEP。1時半。本編とは違うけど、ここでもライブがあるので今日はココからスタートでありまふ。

 「ははの気まぐれ」 (BIGSTEP階段ステージ)

ははきまも実は初めてだったりする。なんとなーくどんなバンドかは伝え聞いていたけどアコースティックセットなせいもあって輪を掛けてユルユルですよね?ね?ね? っつーか、ほとんどちっちゃい学園祭ノリだなー。本編で聴きたいとは思うけど、ここはぐっと我慢でR。

 「うるふ」 (AtlantiQs)

「和楽器を使わずに和の要素を感じさせる」っていう触れ込みが良く分からず行って見る。ボーカルがコブシ回して歌うのねー。いやそれだけかと思ったけどギターのリズムの取り方とかも微妙に面白いし、なんだかんだで最後まで聞いてしまった。小手先だけじゃないのか。

 「Mitsuru Kobayashi × SOLID☆LOVE」 (soma)

ホーンズバンドという見込みで遥々somaまで。遠いよ。。。
にゃははは、ズルイです。ほんまもんじゃないですか!テナーサックスの古谷さんって古谷充さんとこの子やし、トランペットはJANGOのツッキーだし。ミナミホイールになんか出るような人達じゃないんじゃないですか?本来。いや、嬉しいよ、こういうのんは。

 「風花」 (OSAKA MUSE)

去年全然しらんとちょこっと聴いてちょっと気に入ったバンド。確認の為?今年は頭から聞く。やー、良いです。まず何よりクリアなアコギの音が好き、ってのがあるのだけど、突き抜けるような爽やかさにそれがマッチしているのだ。ちょっと頑張っている感が強いけれども悪くない。CD買っちゃいました。おろ、去年まで京都中心に活動してたんや。知らなかった。。。。

 「Melting Soul」 (鰻谷sunsui)

今回、もっともチラシを貰う回数の多かった(と言っても3回ですが)メルティングソウル。これまた去年ミナホで気に入った「Sunchago」を見に行こうか迷ったけれどやっぱりそこはミナホ。知ってるバンドと気になるバンドがあったら後者を選ぶわけです。ごめん、サンチャゴ!で、これが正解だ。
ボーカル、リサコさんの声がソウルフルで振るっている。でトークはおばちゃんかいっ!ってな展開。マイケルジャクソンの「BAD」のアレンジとか、原曲で聴いても全然いいと思わないけど、どえりゃぁかっちょいいじゃないですかぁ!べたべたして人懐っこいのに決めてくる感じがいかにも関西っぽいよねー。

 「ワールプール」 (FANJtwice)

ワールプールは某中古CD屋が一押しバンドとして紹介していたのを覚えていて一度生で聞いてみたかったバンド。声が高野寛をもうちょっと気取らせたような感じ。
キライじゃないけど優等生の音楽だなー。上品なロックンロール(矛盾?)。Tシャツ首タオルじゃないねー。

 「ズータンズ」 (CLAPPER)

ズータンズは1stが出た時にタワレコでジャケ買いしたバンド(最近はそんなギャンブル出来ません)。クラムボンの郁子ちゃんを髣髴とさせる声質だけど、CDで聞く分には声の方向性とか高音の伸びとかにちょっと難がある感じだったのだ。でもライブで聴くと悪くない。ボーカルの子も思っていたよりもかわいらしい感じ。昔の言い方で言うと不思議ちゃん系だな。

 「ROCK'A'TRENCH」 (BIGCAT)

そしてロッカトレンチ。
遂にロッカトレンチも大猫でミナホの大トリを取るバンドになりましたよ。楽曲の良さは相変わらずだけど、以前みたいにステージング頑張って客を盛り上げる必要が無い分余裕を感じます。ロックステディテイストがこんな風に受入られる日が来るとはね。まぁ、もっともレゲエだとかスカとか意識させないようなサウンドになったなと思うし、そういった事を意識して聞いているのも一部なのかもしれないし。
映画のテーマになったりして露出も増えたから、様子見で聞きにきた人も多くいるのは感じ取れるけど、そういう人達にとってもこのライブの感じ、良かったのではないかと。

10年目のミナホ。
今年も終了です。
毎年感じるのはこの最終日最後のライブが終わった後のこの寂しさだなー。
各会場毎に最後を迎えるからイベント全体としての一体感が無いのがなんとも言えず寂しい。 何年か前からトリのアンコールもなくなってしまったしね。

ちなみに、今回諸般の事情によりオールナイトには行っていない!
にも係わらずなんなんだ、この疲労感は?4日間って長いよ!!!(ホントは歳のせいという説が有力)