ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

もるつオーケストラ@伏見区役所深草支所1Fコミュニティーホール

2013-11-23 15:53:25 | ライブレポ
知らんかった。
地元の伏見深草でジャズフェスなんかやっていたなんて。
「第2回藤森ジャズフェスタ&夕暮れコンサート」

知らんかった。
MCで言っていた。どうやらもるつオーケストラは去年も出ていたらしい。
勿体無い。

というわけでホイホイ出かけて行ったが、二歳児を連れて行ったのでどっかのハコで見る時みたいに踊り狂うわけにもいかず。。。(っていうか、区役所のロビーでご近所のおっちゃんおばちゃん子供さんがほっこり座って見ているような雰囲気でパキパキ踊れるとも思いませんが)

ちなみに写真は子供のオムツ替えで庁舎のトイレに入った時に、庁舎の職員さんがくれた伏見区深草ゆるキャラ。吉兆くん。

知らんかった、地元にもゆるキャラがいたなんて。

結局、ライブ中子供におやつをせがまれ、空いてる(大きな柱でステージが見えない上に演奏者に背中を向けた状態の)シートに座り煎餅を食べさせ続ける。最初から最後まで。
ほとんどメンバーを見てない(苦笑)

後ろ向きで座りながら「ちゃめちゃめわいかーのちゃんねーとちんかちんかのるーびをむーの♪」と小さく歌っていたのは儂ですが、何か?

そんなわけで、せめてセットリストを。

・休肝日
・クレジットカードが作れない
・業界
・パイチラ
・四国アイランド講座

しかし、区役所の中で、クレジットカードが作れな〜いとか、パイチラ、とか。
いいんでしょうかね?

もるつオーケストラ@伏見区役所深草支所1Fコミュニティーホールの画像

もるつオーケストラ@伏見区役所深草支所1Fコミュニティーホールの画像



怒髪天@なんばHatch

2013-11-17 02:03:40 | ライブレポ
ヤバイ。年明けちゃったよう。
もう一ヶ月半前の事なんて覚えてにゃいよー。

さて。
ツレに誘われ久しぶり怒髪天。
チケットも何もかも連れ任せだったので、ツーマンだったことさえ知らなかった儂。
でも、楽しめたので全然おっけー☆

「怒髪のバンドTシャツとか持ってないだろうから、貸してやるよ」
と言ってツレが取り出したのは怒髪天ハッピ。
いやーん、そーきゅーと。儂にこれを着ろと?こいつぁ、嬉しいじゃないか。
嬉々として着る儂。あがるよねー。
#しまった、写真撮りゃぁよかった

先行は対バンの9mm Parabellum Bulletから。

名前はもちろん知ってはいるが、聞くのは初めて。
いや、これはまた激しい。
最初の曲の、ドンドコドコドンって土俗的なリズムがなかなかに印象的ではあったけど、曲ごとの印象が薄いのは年食ったか?(食いました)

後で増子さんが怒髪天も9mmも日本的なんだ、みたいにおっしゃっていたが、正直言って儂はそこら辺はようわからん。

さて、怒髪天。

セットリストが終演後貼ってあった。ありがたいことで。
・威風怒道
・独立!俺キングダム
・欠けたパーツの唄
・ホトトギス
・N・C・T
・俺様バカ一代
・どっかんマーチ
・サムライブルー
・濁声交響曲
・喰うために働いて生きるために唄え!!
・あえて荒野をゆく君へ
・オトナノススメ
・歩きつづけるかぎり
・雪割り桜
ENCORE
・酒燃料爆進曲

ツアーファイナルなので、サスパズレとかないかなーとか言っていたけどなかったね。

儂は再結成後のファンなので、活動停止の話とか再結成の経緯とかあんまり知らないんだ。そんな話とかちょっとグッとくるね。シミさんっ。

曲数は少なめだけど聞きたい感じの曲を抑えての選曲。嬉しいね。
友達に借りたハッピを着て上機嫌で踊る儂。楽しいね。

でも、贅沢を言えばワンマンでもっと曲聴きたかったかな(^^;

怒髪天@なんばHatchの画像

怒髪天@なんばHatchの画像



さなぎ 〜学校に行きたくない〜 @ 京都シネマ

2013-11-14 00:42:33 | 映画感想
映画のHPはコチラ

実はこの映画、直前に京都シネマのHPで「不登校だった子のドキュメンタリー」ということだけ知ってそれで見に行った。
#本当は「そして父になる」を見ようと思って映画情報をチェックしていたのだけど、何故かコッチの映画に引っ掛かったわけデス

不登校の子の映画、
と言わないのは、実際にカメラが回り出したのが、主人公である愛ちゃんが元のクラスではないにしろ、特別支援学級に通うことが出来るようになっている小学校三年生の時からだから。
それと、この映画を通して儂が感じたことが、結局「不登校」なんて後で考えてみればさほど大した事じゃなかったりするのだ、だったりするからだ。

画面に映る彼女は家ではちょっと拗ね気味のところもあるけれど、近所の友人と遊ぶ姿などは溌剌として、「不登校」というイメージの持つマイナスな雰囲気を見せることはあまりない。
そして、4年生の時には完全に元のクラスにもどり、6年生の時には生徒会長になってしまう。
ネガティブな「不登校児」というイメージとは対極にいるような感じさえする。

実際に大学生になった彼女も、なんで学校に行けなかったのかわからないという。

ふむ。

勿論、彼女自身の心に「学校に行けなかった」、という事実が引っかかってなかったわけではなく、それを気にしていた、と語る。一方で、クラスメイトが後に「不登校?そんなことあったっけ?」っていうような反応をして、気にする必要なかったんだ、って救われた、というエピソード。

ふむ。

しかし、一方で親の方は悩むわけだ。
カメラは、愛ちゃんのことはだいたい日常の彼女の様子を追いかけることに終始するのだけど、親である洋子さんには何度となくインタビューをする。そこにあるには親としての当然の悩み。
でも、このお母さんは学校に行けなくなった彼女をきちんと受け止め、悩まないわけではないけれどもう覚悟(?)が決まっちゃっているようなところがあってなんだか頼もしい。いやいやいや、カメラの前に座る前にはそれこそとんでもない苦悩があったのかもしれないけれども。

小中学校は義務教育。
だけど正確には学校に行かせる義務というのを親に課すという、とてもずっこい
形の義務なんだよね、これ。

社会も学校に行けるのが「普通」で学校に行かないのは「普通じゃない」とレッテルを貼る。また、別の人は「子供が嫌がっても、学校に行かないと結局子供の不利益になるのだから、行かせないのは子供の事を真剣に考えない親のエゴだ」などとわけのわからない(わかるけど)勝手な理屈で攻撃してきたりもする。

親へ向けられる社会のプレッシャーってのは、そりゃァたまったもんじゃないけれど、親がそのプレッシャーを子供に向けたとしたらたまらないなんてものじゃない。場合によっちゃ取り返しのつかないことにもなりうる。
しかし、社会が公にそこに助け舟を出すことはない。

ふむ。

しんどい話だけれど、それが今の日本の現実。

ならば。
親は開き直るのがよかろう。
ほら、愛ちゃんを見てごらんよ。取り越し苦労だったじゃないか、と。

勿論、同じ不登校だろうが子供によってケースバイケース。
勿論、そんなこと言ったって親が悩み苦しむのは妨げられない。
それでも。

ま、それでも、一つの事例として気休めには、なるかな。




さなぎ 〜学校に行きたくない〜 @ 京都シネマの画像