ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

SOUL FLOWER UNION@梅田Shangri-La

2007-03-25 21:47:16 | ライブレポ
ゲストを迎えてのライブ「闇鍋音楽祭 41歳の春だから・・・」(c)バカボン、ホントはバカボンパパやん。
前日はクローバーズ、東京ではSAKEROCKとYOUR SONG IS GOOD(カクバリズムだねぇ)そして、この日はDOBERMAN。うーん、どう?このラインナップいくらソウルフラワーが雑食性だからといって。。。。良いセンスしてますよね♪
#つーか、儂好みだと言うだけの話ですが。。。

ところで関係ない話ですが、シャングリラ行く(つまりスカイビルの方に行く)途中にあったJRの貨物線下通る地下道、今半分になっちゃってるんですね。ほんでもってそこの通路の左右には謎の言葉が。一寸法師を翻訳ソフトで日本語>英語>日本語にしたおバカな作品に笑いこける。

というわけでライブです。

当然の事ながらドーベルマン始まり。
いつもドベ犬見る時はドベファンが多くてその凄まじさに圧倒される儂ですが、今回はオーディエンスのほとんどが魂花寄り(儂含む)ということでアウェイのドーベルマン、どうくる?と思ったけどひるむ気配のない演奏。でもMCとかは大人しめ、さほど煽る事も無かったけど見ている側もなかなかいい雰囲気になっていたのではないかと。
「ロッキングチェア」ではじまって、でも選曲も渋めが多かったのかな。

何が残念だったかって「Bella Ciao」が共演にならなかった事。最初、今回のライブがアナウンスされた時、絶対にベラチャオ繋がりだと、だって、ライブの定番曲にしているドーベルマンと新曲としてアレンジした(マキシにも入るみたいだし)ソウルフラワーが共演する、って事は。。。って思うやん? 何事もないかのように2バンドともフツーに演奏してるし(汗;) おまけに中川さんなんか、あのかっこいいイントロでおもくそ演奏止めてるし(苦笑) ま、でも客観的に見たらアレンジが全然違うんよね、とくにソウルフラワーはキーが少しずつ変わっていくから、管が入るドベ犬は合わせにくい、かといってゲストの演奏にソウルフラワーが合わせるというのも難しい話か。
最後は「朱い太陽」、きちんと盛り上げてバトンタッチ。
「大人になりたくないよ」の入り方はちょっと笑えた。

で、ひとしきりスカダンスした後はソウルフラワー。

今回はマキシが出るっつーことでそのお披露目的なライブでしょうか?
#きっとね、マキシが出る6月にあるライブにはまた新しい曲ばかりやったりするんやで、番長ったら。
「ゲストがあるから少しは楽やろ、と思ってたけど結局長いライブを~」、ありがとうございます。SFUでもきっちり2時間のお仕事。うれしいね。

「花粉症で歌ってたら鼻水たれてくんねん」(番長)
「鼻水たれるとかゆーてるロックシンガー見た事ないわ」(奥野先生)

いや、実は今回。最前でライブですよ。なかなか今までステージ前とか行かなかったのだ。バンドの真ん前ってのはどうも照れるし、一番前はヘタしたら後ろから押されて思うように踊れないし。それが何の因果か一番前、まぁ、幸か不幸かギュウギュウに押してくるほどお客さんが入っていた訳でもなく、めちゃめちゃ楽しんだわけですが。
ただ、ステージ向かって左側最前やのに、今回樋野さんは欠席です(涙)JIGENと河村さんはよう見えました(喜)そういえばJIGENの事なんか変な名前で呼んでたぞ。なんやったっけ?

ドベ犬のおかげで最初から暖まっていた感じのするフロア。おかげで一曲目の「雑種天国」から盛り上がりますよ。って、ワンマンじゃないからニューエストとかやらんやろ、と思っていたのに一曲目からですか!?フツーにカバーとかも入れてくるし。 んーまぁここらへんはもうニューエストだソウルフラワーだって区別はあってないようなもんですが。
本編ラストは「海ゆかば山ゆかば踊るかばね」。アンコールで「殺人狂ルーレット」「エエジャナイカ」。12月のライブでもやったけど、「エエジャナイカ」はやっぱりいいなぁ、んー、ソウルフラワー最初に好きになった時の曲っつーことで思い入れもあるからねぇ。

次のワンマンは6月。あれ?仕事の日だ(哀)

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怒髪天@磔磔

2007-03-18 10:38:49 | ライブレポ
ベストアルバム発売に伴うツアー「D-stance tour」

怒髪天はライブ自体が3回目だけどぢつは音源を持っていない。持ってないけど楽しいのは判っているからいっちゃうみたいな(?)バンド。

そうそう、イナ戦のCDには怒髪天がずっとクレジットされているのだ。ようあるSPECIAL THANKS。インディーズ系バンドでCDに対バンしたバンド名をのっけるのはよくある事ですが、イナ戦は怒髪天とウルフルズだけ。
怒髪天も北海道出身バンドってことできっとお世話になっているのでしょう。あーそういやぁ、怒髪とイナ戦って通じるものがあるよねぇ。泥くさくってストレートでダメな男達への応援歌を歌っていて、ほんでもって飾らないライブMCするところとか。

さて、毎度の事ながら三三七拍子で始まるライブ
磔磔結構埋まっていて満員御礼か?、でも3日前にぴやでゲットしたチケットは25番でした、が?
すごいやん。「東名阪札につづいて京都でもライブが出来る、しかも磔磔で」そんなん言われたら行き甲斐もあるってもんですよ。
入った時がもう開演直前だったので後ろの方になってしまいましたが、逆にモッシュに巻き込まれることなく、楽しめる。

アルバム「D-stance(ディスタンス)」発売ツアーということでか曲毎に丁寧なMC。
ただただ曲を垂れ流すのではなく、思い入れがあるのがわかってこちらも曲に入りやすい。カッコつけるわけではなくきちんとおとす。
ドラムのサカさんのリアクションがかわいい。

とにかく短く感じる。本編が終わった時友達に「あれ、休憩?」ってマジで確認したもの。
アンコール二回を含めてそれでも2時間弱という感じか。まぁ短いと言えば短いのだけど、体感的には1時間強ですよ、なんだか。

アルバム買うか。。。

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hot hip trampoline school & BLACK BOTTOM BRASS BAND@knave

2007-03-15 23:51:58 | ライブレポ
イベントタイトル「【GOLDEN TIME】BBBB×hhts」
略称がアルファベット4文字同士で相性のいい2バンド。このイベント一回目見に来てるけど、今回は3回目の開催です。

とりあえず、愚痴からはじめてみる。

ま、確かに平日の大阪はきつい。けどやっぱり行きたいやん、しかも8時開演やからちょっと余裕あるし。
就業5分前まで楽勝で定時上がりの体制を整えていたのよ。なのに、嗚呼、何故?この時間にその怒涛の書類攻勢は!?(号泣)

というわけで チコク です。

8時始まりなのにknaveについたのは9時前ときたもんだ。
受付にて
「どっちのバンドを見に来ました?」「ホットヒップです」「あ、今演っている曲で終わりですけど、どうします?」
というと同時に演奏終了(涙)

どうしますも何も「ぢゃぁやめます」って言ったらチケ代返してくれるのだろうか?(いや、そんなわけがない)<反語
えぇえぇ、チコクした儂が全て悪いのですっ!(拗)

と、ひとしきり愚痴ってみたところで、感想なぞを。。。

上記のようにチコクした儂です。
ホットヒップを諦めてホールに戻ったその時、「おーまいごー!」とオクジ先生の掛け声が!
なんや!まだ一曲あるやん、受付のおねぇさんウソつきなんだから♪という事で最後の曲、「HOT FOR TEACHER」&「Jingle Jam」
良かった、最後だけでも聞けて。。。とフロアを出ると何故かアンコールの手拍子。
そんな、イベントやし先行のバンドがアンコールするわけないやん。。。。。って、するんかい!?

で、まさかのアンコール。
あの曲しましょう(スミさん)で始まった 「GreenWater」(「あの曲」が何故この曲なのかわからんが)で、ここでブラックボトムのメンバー登場、えっ、そんなのアリっすか?なんと総勢17名で「ノッテケテケテケ」うきゃぁ、感涙です。音が、音圧が凄いッス。
ヘタしたらショボーンなってた筈の儂ですが、この展開にやられました。

んで、暫しの転換。
この時間で合流した友人(最初からいやがった)が「こちらベースのさとしくん(hhts)のお母さん」
って、CDJ-Wの時のオレスカと同じパターンかいっ!?そしてやっぱり訳のわからんまま挨拶する儂。
いや、でもさとしくんには感謝しておりますよ、おかげでホットヒップのライブが聴ける(って、年に数回しかライブありませんが。。。)

で、BBBB。
ブラックボトムはライブでハズレのないバンド。安定して楽しめて嬉しい。なにしろブラスと打楽器だけという編成でごまかしが利かないわけだから当然なんだけどね。

今回の目玉は懐かしメドレー。「ポニーキャニオン時代の曲をメドレーにしました」ってそのころの曲を一番良く聞いていた儂としては嬉しい限りですいきなり「ストロベリーダンスアワー」ではじめて「Mr.ポルノマン」とかね、もーうきゃ~、ですよ(やば、日本語不自由な人みたいや。。。)

この2組、今回、演奏だけ比べたら安定したブラックボトムに比べところどころしょぼしょぼ感が目立つホットヒップ。それでも聞いてしまうホットヒップ、やっぱり楽しいホットヒップ、はっきり言って依怙贔屓ですが、何か? もうここまできたら恋は盲目です、だって好きなのです、<ちょっとキケン。
っつーかね、ホントお願いだからもっとライブやってくださいよ。後で聞いたらおよそ2ヶ月半ぶりのライブだったのに練習二回、しかも一回はメンバー集まらなかったって、実質一回ぽっきりやん! 次のライブはカウントダウンライブです、とか言うな~!

びっくりしたのがホットヒップのスミさん、トロンボーンの構え、逆だったのね?
こないだKURU×KURU見た時に、トロンボーンの構えが逆の人なんて初めて見た~、と思っていたがウソぢゃないですか、今までどんだけ見てるかホットヒップ。うーん、全然違和感感じなかった(という事は気づいていないだけでぢつは結構いるのだろうか?トロンボーンの逆持ち)
#そもそもそんないい加減でホントに儂、トロンボーン吹きか?

というわけで、最後はまた2バンドのメンバーが出てきてセッションっす。甲斐さんだけ客席にいました(だってキーボード無いもの、とか言って)17人中管だけで10人、ビッグバンド並みですよ。うひゃー、楽しー。
遅刻したもののそれでも2時間弱かな、充実した時間でございました。まさにGOLDEN TIME。。。

で、次はいつよ?

hot hip trampoline school & BLACK BOTTOM BRASS BAND@knaveの画像



THEイナズマ戦隊@なんばHatch

2007-03-10 21:55:30 | ライブレポ
先日発売された4枚目のアルバム「熱血商店街」後の初のツアー
「熱血商店'07春の大感謝祭!絶対損はさせないぜ!ツアー~自慢の情熱と明日へのパワー大特売!~」
長い上にわけがわからん。ステキ。

去年から言っていた「大きな場所」なんばハッチ。いやー正直言ってね、埋まるかどうか心配だったのさー、でもよかった取り越し苦労でした。さすがにソールドアウトとまではいかなかったけど1階のフロアがフツーに埋まっていたもんね。いや、冷静に考えれば毎度ツアーでは大阪・神戸・京都・奈良とこまめに回っているわけだから、そういう所に来るお客さんが結集すればそりゃぁそこそこの人数にもなります、うん。
大阪ではミューズから始まって、クアトロ、BIG CAT、そしてハッチ「大阪城ホールまで連れて行くから、ついて来いよ!」(丈弥さん)

今回のツアーはこの大阪が初日。全部で4カ所のミニツアーだけどね。
11日は高松で、17日東京。21日は福岡。市民会館大ホールってでかいんちゃうん?
微妙に偏ってますが、今後のツアーでカバーされるであろうという希望的観測。なにしろ、今年はイナズマ旋風を巻き起こして紅白に出演する年ですから♪

んで、ライブ。
初日ですが、ネタバレアリです。あは。

まず最初にこれは諸般の事情があって詳しくは申し上げられません(コードに引っかかりますので)が、今後のライブに行かれる方は出来れば「明日もわいやいやい」を歌えるようにしておくと良いかも知れません。いや、必要ないかも知れませんが、歌ってあげるとが丈弥さんが有り難がるシチュエーションがあるかもしれません。はい。

当然といえば当然ですが、ニューアルバム中心の選曲。
一曲目がアルバム通り「ワンツーストレート」しかも勝手にしやがれのトランペットとテナサクがゲストだ!キター!(トランペットのカズさん、どあたま外してましたが。。。)そして二曲目「JUMP!!」おっ、ホントにアルバム順か?と思ったがここまで(笑)
とはいえ、やはり定番曲も押さえての選曲。やっぱりイナ戦はこうでなくちゃ、的なラインナップ。

途中もう1人のゲスト伊東ミキオさんも登場。伊藤ミキオさんてクレイジーフィンガーとか参加してた人? さすがにスカパラホーンズは出てこなかったな。

前の時にやって欲しい!と(勝手に)言っていた曲(背中に~)はなかったけど、やっぱりイナ戦のバラードはいい。「嘘つきのバラード」「のらりくらりで10年後」あんな事があっても(謎)「明日もわいやいやい」染みてくる

イナ戦の何が良いって、素直にバカになれるところが良い。
「青春」とか「根性」とか「情熱」とか言ってると時代遅れの汗くさい格好悪い感じがするかもしれないけど、ホントのところみんなどう? 実はみんなそんなに嫌いじゃないでしょ? でも頑張れ頑張れだけじゃない、「空回りしてもええねん、どんどん空回りしたらいい」と言ってくれる、ちょっと嬉しい。きちんと人間の弱いところも認めるし、そいう息を抜く事も許してくれるところがイナ戦を好きでいる理由やと思う。

ほんでもって、本編ラストにやっぱり「応援歌」
大声張り上げてこの曲を歌える事が嬉しいのだな、応援歌はイナ戦への応援歌であり、友達への応援歌でもあるし、全ての人達への応援歌でもあり、なにより自分自身への応援歌でもあるし。こんなにパワーをもらえる曲は他にない。そんな曲をつくってくれたイナズマ戦隊に感謝。

「馬鹿者よ大志をいだけ」で始まる、アンコール。再びゲストの3人登場しての演奏。音数が多いのは単純に気持ちがいい。ホーンズはもちろん、伊東ミキオさんのピアノが跳ねまくって楽しい。
ゲスト2組とも「イナズマ戦隊大好きですよ」と言ってくれる、そんなんもうれしい。そういえば、勝手にしやがれってライブで2回見ているけど、ホントにねぇ、しゃべらないのだ。いつも渋くクールに無口にキメてる勝手にしやがれのメンバー2人がフリートークしてる!(^^)なかなかレアだ。

メンバーのトーク。ごっついのに久保さんが可愛い。正月に坊主にした俊哉さん、見られました。ネタはすべっても笑顔はやっぱりキュートだ。
最後は「おまもり」で〆。

次のシングルはなんとテレビタイアップ曲! しかしテレビ大阪って、、、見られへんし。
#あぁ、その前にテレビ買わな。。。

さすがに次城ホールって事はないだろうけどさぁどこだ?どこでも行くよん
#時間と金が許せばね♪

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太陽@京都みなみ会館

2007-03-04 23:42:34 | 映画感想
去年逃したこの映画。京都に再上陸です、えらいぞ!みなみ会館♪

とはいうものの、正直どうとらえたらいいのか、この映画。うむ。

いや、わからなくはない。昭和天皇の姿を終戦直前から人間宣言をする辺りまで追いかけた映画だ。
そこで天皇は悩み苦しみ悪夢にもだえる生身の人間として描かれる、淡々と。昭和天皇については儂も入江侍従長の本や回顧録を読んでいるけど(何故か中学時代に)そういうヒューマンな天皇というのは比較的知られている姿だと思う。勿論、世代の感覚の違いや主義的な見方の違いはあるにせよ。
それでも、なんか違うのだ。

いや、違うというのは「こんなん違う、なんでこんな変な映画作んねん!」みたいな違うではなく、そこに映されている天皇像は知っている筈の(自分が思っている通りの)昭和天皇なのになんだか今まで知らなかった天皇陛下の本当のお姿を見ているような気になる、そんな不思議さ。わからん。

ただよく判ったのは、少なくとも自分は昭和天皇が好きだったんだ、という事。(お、ちょっと危険な発言だ、不敬罪で捕まりませんように)
映画の中で老齢の侍従や、マッカーサーの通訳が物陰や扉の向こうから本当に心配そうに伺い見るシーンが何度かある。少なくとも自分の昭和天皇への気持ちはあの眼差しと同じなのだ。語弊と失礼を承知で言うが、この無邪気で無垢であるが、一方で分別や思慮の深い、英雄とか独裁者とかカリスマとか豪傑なんていうイメージとはおおよそ相容れない、物静かなしかしながら「ある意味間違いなくヒーロー」である彼の事が愛おしく心配で仕方なく感じるのだ。
(ここ感情的にうけとめないでね♪)

特筆すべき事がいくつかあると思う。

1つにはこれが外国映画として作られているという事。

1つには色彩を抑え、絶えず低いトーンで奏でられるセロや爆音機のような音が伝える、静かな、そしてどことなく蔭を孕んだイメージ

1つにはイッセー尾形の演技力(と言って良いのか?)

外国に住んだ事はないので思いこみで言うけど、天皇というシステムはとてつもなく外国の人にはわかりにくいシステムだと思う。名目上責任者であるが、実質的に責任を取る必要がないシステム、天皇。名目と実質が違うというシステムをどう理解して貰うのか。気が遠くなる。それを理解した上で、そのシステムの中で苦悩する天皇というテーマを描いてしまったのが凄い。
おそらくこの映画にさほど色彩はいらいない。「あっ、そう」が口癖の昭和天皇、そっけないようだけど、園遊会などでは興味がある事には子どものように好奇心を露わにする姿を知っている。そんなストレートな人間性丸出しの天皇を表現するのに華やかさは邪魔なだけだ。ましてや時代は戦中から終戦後。その時代の空気が昭和天皇の置かれた状況を息苦しい物にしているのが手に取るように伝わる。
というか、全編を通してひたすら息が詰まる。キリキリ胸が痛むような切迫した感じが辛い。それも演出の内か。
イッセー尾形さんについては何も言う事はないね。昭和天皇という危ういバランスを持った希有な人物をこんなに的確に表現できる人はきっと他にいない。

この映画は決して雄弁ではない、だからこそ、多くの事を感じることができるのかもしれない。

ラスト近くで皇后陛下の胸に首を預ける天皇陛下のかわいらしさと、最後の最後での後味の悪さ。
ただものではない映画でした。

#因みに京都シネマの去年上映映画人気投票では5位、この映画が5位に入るのか。。。

太陽@京都みなみ会館の画像