ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

「全知全能を燃やしつくせ!!!」マキタスポーツとゴールデンローファーズとマッカーサーアコンチ@磔磔

2013-08-31 16:12:54 | ライブレポ
ぢつはマキタスポーツ(学級)のレコ発である。
が、マキタスポーツ(学級)というバンドは全く知らない(っていうか、スポーツなの?学級なの?MCの感じではどっちかがボーカルの人の名前っぽかったけどいや、そもそもこの人何?芸人なの?あ、芸人さんなんだ<ググった)。

というわけで、お目当てはマッカーサーアコンチとゴールデンローファーズ。

最初はマッカーサーアコンチ。
なんと、バンドとしてちゃんとライブで聞くの6年ぶりですよ!

セットリストいきまーす。

・ICHIRO SUZUKI
・POPO
・NEWYORK NO NEWYORK
・黄昏右回り
・O.MO.RO.I
・スイミー
・KI.MO.NO
・Wake Up Stand Up

「感受性ドン」を聞いた時に、これでライブするってどんな感じやねん!?と思ったがこんな感じか。クラブ向き、っつーか元々そっちの匂いがしてたっけ。
昔のハチャメチャさは感じない、けれど、アチャコさんのMCは変わらず残念。(ダメぢゃん)
バンドの演奏自体はなんつーか、安心して聞けるような感じになったけど、そのせいかだいぶ雰囲気は違って見える。悪くないけど昔の売れない無茶苦茶な感じが好きだったな、と言ったら怒られるか?
#二階建てドラムとか、客席トイレットペーパーの海とか、意味がわからんかったもんな

アングリーアイさんは懐妊してて、あんなにバリバリ吹いて大丈夫なんやろか?出産が近づいてきたらどうするんだろう?あのトロンボーンの音が無かったらマッカーサーアコンチじゃないやろ。活動休止?西田ベルボーイさん呼ぶとか(ないか)

ま、でも、今のマッカーサーアコンチも期待していた以上にカッコ良かったことは間違いない。このいびつな感じの格好よさって、なかなか他にないよなー。貴重品だと思います。

そしてゴールデンローファーズ。
なんと、バンドとしてちゃんとライブで聞くの8年ぶりですよ!!!

ボーカルDBさん、100キロが83キロになったと。なんと糖尿病のせい。うっひゃー。
なんか、普通のロックバンドやん!

いやいやいやいや、誤解を恐れずに言えば、DBさんが痩せただけでキワモノバンドがカッコいいロックバンドに変身しちゃったってことですよ。
いや、痩せただけでやっている音楽がそうそう変わることはないだろうから、っていうことはもともとカッコいいロックバンドだったのに、そのキワモノっぽい雰囲気で損をしてたって事でしょう?ね。

でも熱量は昔のママ、あぁ、こういう感じのバンドって(一週間後の)otodamaにお似合いだろうな。痩せたら、フェス出られる?とかやり取りしていたけれど、出て出て!もっと多くの人に見てもらいたいバンドですよ〜!

恐るべし糖尿病。

最後はマキタスポーツ。
なんと、バンドとしてちゃんとライブで聞くの初ですよ!(アンタ知らん、ゆーてたやん)

という事なのですが。。。
なんか違った。のっけからなんか予想外の不思議な雰囲気。

ツイッタでマキタ学級さんにフォローされてしまったので言葉を選びますが(イヤラシイ。。。)、儂のお目当ての対バン二組はエンタメ度が高いとはいえ、儂的には音楽的に楽しむのが目的。
#いや、この2バンドに限らないけれど
マキタ学級を聞いて感じたのは、ネタとして音楽を使う感覚。ネタが主で音楽が従。
今だから(ググってマキタスポーツさんが芸人と判明したので)合点がいくが、当日はちょっとこいつぁ違うぞ、今の儂が聞きたいライブとはちょっとベツモンやぞ、と思って、途中で辞去してしまった。
スイマセン。

「全知全能を燃やしつくせ!!!」マキタスポーツとゴールデンローファーズとマッカーサーアコンチ@磔磔の画像

「全知全能を燃やしつくせ!!!」マキタスポーツとゴールデンローファーズとマッカーサーアコンチ@磔磔の画像

「全知全能を燃やしつくせ!!!」マキタスポーツとゴールデンローファーズとマッカーサーアコンチ@磔磔の画像



風立ちぬ@ T・JOY京都

2013-08-29 12:30:14 | 映画感想
宮崎駿監督が引退宣言。

する前に観てきた、(多分)最後の長編宮崎アニメ。

見終わって感じていたのは。
あぁ、美しい映画だったなぁ。
だった。

ややこしくて恐縮ですが、
別にアニメの映像、色画が美しい、というのではなくて描かれている世界が、二郎に見えているその美しい景色を見せた映画だなと。

もう一つは
背筋のピンと伸びた映画だなと。

ほとんどの登場人物の姿勢がとても良い感じがするのだ。もちろん、それは姿勢だけじゃなくて言葉遣いとか、性格的なものとか含めて。語弊を恐れずに言えば、みんなとても優等生な感じだな。

それがいいのか悪いのか、意見はわかれるだろうけど、それも一つの要素としてこの映画、儂は美しい映画だな、と思ったのだ。
儂敵には嫌な気はしなかった。いや、むしろ腑に落ちる感じ。
勿論、ジブリに対しての贔屓目はあるかもしれないけれど。

男のロマン。
と言ったらいいのか。
いや、この表現も誤解されそうだな。誤解されそうだけど、この言葉が一番しっくりする気がする。

戦争の問題とか、戦闘機を作る事についての倫理だとか、結核で死に行く妻の描き方とか、それに対する主人公(男)の鈍感さとか、タバコの事とか(苦笑)。ぶっちゃけ、儂にとってそんなんどうでもいい、この映画については。。。 というと怒られそうなので、そういう事を話題にしたい人はすればいい、儂はそれを妨げる気はないし、やめろとも言わない。っつーか、そもそも儂はそういう問題について人一倍五月蝿い人間なんだからねっ(多分)。
この映画について、そういう問題を取り上げて語る事を心の中では野暮だな、とは思っているかもしれないけど、大丈夫、口に出さないから♪(優しいな、儂)

そういう事は、もちろん言えるんだけど、むしろそういう問題点がある事を含有しているからこそ、男のロマンになると思うのだ。
わー、誤解を招けと言わんばかりの書き方だな(苦笑)

勿論、儂はそんな主人公を肯定しようとは思わないし、今の価値観ではかれるものではない。
そういうものとはかけ離れた(しかし、実はあこがれだったりする)世界がこの映画の中にはあるのだと。
映画が映画である所以であると言ってしまったらズルいかな。

こないだ「紅の豚」もテレビでやっていたらしい。
そういえば、20年前に紅の豚を観た時、何が良いのかさっぱり分からなかった。
どんなストーリーだったかぼんやりしか覚えていないからあまり断言できないけれど、あの映画で描いていたのは、風立ちぬと同じロマンスだったのかもしれない。
あの頃はまだ若かったからなぁ。。。

ひとつだけ、どうしても我慢がならなかったところは。。。声の出演。

宮崎映画観る度に言っている気がするけれど、なんでこう声優さんじゃない人を大事な役所に付けちゃうんだろう。ま、いろいろあるんだろうけれどもさ。
しかし、今回は主人公だよ。クレジット確認したら庵野秀明さん。うーん、意図はあるんだろうけど、ハタチそこそこであの声はなかなか感情移入難しいぞ。

残念ながら、儂は堀辰雄も読んでなければ堀越二郎の事もあまり知らなかった。
知っていればもっと深い読み方ができたのかな。

そして、
宮崎駿監督が引退宣言をした。
あぁ、最後に美しいロマンチックな映画を作ったんだな。と、思った。
雑音のない美しいロマンチックな自分が撮りたい映画を作ったのだろう、最後の最後に。

こんどの引退宣言は本物かもしれない、と思った。

風立ちぬ@ T・JOY京都の画像



西院ミュージックフェスティバル@西院一帯

2013-08-04 21:07:27 | ライブレポ
これまたイベント終了からすでに一ヶ月近く。
記憶が。。。。だいぶ薄れていますが、、、、

というわけで、儂の今年の夏フェス一発目です。
#最初で最後かも。。。

今年は会場到着が11時半。
途中からとはいえ、 一発目の cock-a-doodles に間に合う。
なかなかごきげんなホーンズバンド。

が、ちょこっとだけ聞いて移動。
Le Monument Bleu、というお店へ。MOTORSを聞きに行く。スカバンド。
MOTORSは多分、二回しか聞いたことがない。京都のバンドやし、また聞きたいなーと思っていたのじゃな。
儂好みの音楽。短い時間なのでメッチャイイ!とまでいかないけれど、もうちょっと聞いていたい感じ。
踊りたい欲求、ちょこっと満たされる。

春日神社に戻って THREE SEVEN 。やっぱりスカバンド(ただし、オーセンティックな方)。去年に引き続き、元(?)メンバーのトロンボーンさんも登場。心地いい。心地いいけど、日差しが尋常じゃぁありませんけど?
司会者が後で、「スカっていうのはちょっと涼しげに体感温度も下がっていいね」みたいにゆーてはりましたが、いやいやいやいやいや。。。暑いっちゅーねん!(笑)

スリーセブンの後、ちょっとメシタイム。
そして戻ってきてから今度は BanBanBazar 。名前は聞いた事があるけれど、初聞。
いや、これは楽しい、トークもあれだけど、音楽がそれに伴っている感じ。顔がほくほくする感じのステージ。ちょっと覚えておこう。

この頃?雨降り始める。
暑いのはかなわんけど、雨もちょっとね。にわか雨でぷわーっと降っておしまいやったらいいけれど、けっこうしとしとする感じ。100均で買った合羽でしのぐ。

ほんでもってお馴染みの Little Fats & Swingin' Hot Shot Party 絶大なる安定のバタバタ感(笑)。あぁ、西院だなぁとつくづく思う。

ほんでリクオさん。
雨やみません(苦笑)
リクオさん、京都出身なんだが、そんな感じがしねぇ。いや、ほなどこやねん?って話だが。
心躍る、リクオさんのピアノの弾むリズムが好き。アイノウタが好き。「この世界はまだ終わらない、俺がココにいるから。物語を今、始めよう」。前向きに明るいこの歌で涙を流す自分に歳を感じる今日この頃。
ボガンボスの魚ごっこも好き。単純に好き。

次、The TWINS。
こりゃまた、西院らしーブルージーデュオ。
やんちゃな息づかい。ほのぼの。

そして、片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティー。
去年は片山さんのソロステージやったけど、今年はバンド。メンバーが変わってから見る初めてのロケンローパーティー。
いや、この春日神社の神楽殿でバリバリ全開のロケンローパーティはどうだ?さすがにちょっと場違いでは(^^;)好きだけどね、ちょっと雰囲気的にねー。おまけに雨はやまないし。
ここでもボガンボスの「夢の中」。8月5日はどんとの誕生日なのだと。そうか、だから去年もカバー歌ってたのか。
11月には磔磔で「片山ブレイカーズ presents『磔磔よいよい七日祭』」というのがあるという。これはちょっと行きたい。やっぱりライブハウスでのロケンローパーティーが聞きたい。

と、あと残すところ3バンド。ザッハトルテとギターパンダを楽しみにしていたけれど、この時間で召還される。涙をのんで帰路。

西院ミュージックフェスティバルは独特の味わいのある、とても良いフェス。
でも本当にこのフェスを楽しむなら前日のライブサーキットも楽しみたいところではあります。
まぁ、贅沢は言うまい(言ってる)。


西院ミュージックフェスティバル@西院一帯の画像

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