ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

生きのば新春パーティー@心斎橋BIG CAT

2013-01-20 18:02:40 | ライブレポ
出演は
The ピーズ
ギターウルフ
バンドトモフスキー
Drop's
出演予定だったガガガSPはメンバーがインフルエンザにかかったとかで欠席。

ライブ行くのん決めて気づいた。儂出演予定のバンドの音源を一つも持ってねー。
おかしいな、ガガガとピーズはなんか持ってたと思ったんだけどな。
でも、少なくともトモフとピーズは愉しめる。自信がある。っていうか、現にもう何度もライブ楽しんでるし。

5時半開演だけど、4時半まで石田(伏見区)で用事。
これは流石に間に合わないな。ちうわけで、オープニングアクトのDropsさんは早々に諦めもーど。ごめんね。頑張って電車乗りましたが案の定到着したら丁度O.A.が終わったところでした。にゅー。

ツレと合流。話を聞くとDrop's悪く無かったとのこと。やるな 19歳。

初っ端はトモフスキー。
サンタ衣裳で登場トモフスキー。11ヶ月先取りだそうな。早すぎるわ!!!「東京では12月にライブやるけど、大阪ではないから。メリークリスマス!」って!?ウレシイー(嬉しいんかいっ!?)
歌う47歳でスタート。はっちゃけた感じはやっぱりトモフスキー。新年一発目のライブだそうで、清らかな身体で臨んでいるそうです。ベース弾いているハル共々。サードクラスは一発目じゃないから穢れているそうです。なんじゃ、そりゃ。
ガガガがいない分時間があるのでチューニング。いや、曲演ってくださいっ!

転換で外に出るとすげー人。トイレ行くのも一苦労。結構入ってるよね。

二番手ギターウルフ。
自分の中では、良いと評判のギターウルフを聞きにきた感じの今日のライブ。
「10年前に聞いた時と(テクニック的なものは別として)同じ感じ」とは別のツレの談。
ギターウルフは話に聞く分には、めっちゃええ、という複数の情報を得ていたので音源を聞くこともなく(ガレージなんやなー、程度の認識)、でも期待して今日はやって来た。まぁあれです、儂的にはちょっと苦手かな(苦笑)。すごいっちゃすごいんだろうけど、それに対しての楽曲の感じがチープに思えてしまったのと、狙っている感じがどうも儂の好みのかんじではなかったなと。
「いや、今日はまだまだおとなし目やったわ」とはこれまたツレの談。

しかし、転換にドーベルマンとか。
今月行くのん、今週末の磔磔とどっちにしようか迷っていた身としては、そっちの方が気になるf^_^;

そしてトリにThe ピーズ
あまり何も考えずに気持ちよく踊ってましたなー。多分、ライブの間中、わしはアホの顔してたのでしょう。にゃはははは。ピーズはダンスミュージックですよ。異論は認めません!(みんな信じるなよー)
何やったか覚えてないけど「生きのばし」は演ったな。うん。

とりあえず、年の最初にピーズを聞くのは正解だよね。
なんで?って聞かれても困るけど、言い切っちゃうもんね。

今年も、バカになって音楽が楽しめる日が一日でも多くありますように。

生きのば新春パーティー@心斎橋BIG CATの画像



モンサントの不自然な食べもの@京都みなみ会館

2013-01-17 17:52:15 | 映画感想
「モンサントの不自然な食べもの」観ました。
http://www.uplink.co.jp/monsanto/
↑ HPですよー

もー、映画を見る習慣がすっかり抜けちゃって、最近は上映予定を全然チェックしないから、たまたま新聞見て上映中に気づいたですよ。
TPPの問題と大いに関係のあるモンサントに切り込んだ映画。
この上映のあとにあった「生き続けるロマンポルノ」の上映も見たかったけど、ぐっと我慢してこれだけ見て帰ってきた。

で、映画。
簡単にいうと、遺伝子組み換え技術で世界中の食糧供給シェアを拡大するこのモンサントという会社に対しての多くの疑惑を取り上げた映画。
マリー=モニク・ロバン監督が、ネットでモンサントについて調べ、そこに出てきたキーパーソンにインタビューして行く、という構成。キーパーソンと言っても、ほとんどがモンサントに疑義を呈する人ばかり(FDAアメリカ食品医薬品局の責任者も出てくるけど、どうも墓穴を掘る発言が。。。)。モンサント自身は最後まで取材拒否だった様子。まぁ、仕方がないだろうけど。

モンサントは世界の遺伝子組み換え作物市場の90%を占有する多国籍企業。
PCBや枯れ葉剤、牛成長ホルモンと、汚染の問題をぶり撒いた製品を作ってきた事でもおなじみさん、と。もう、その情報だけで(@_@)ですが、残念ながらお話は序の口。

儂だって、遺伝子組み換え食物とか、モンサントとか。正直ちゃんと考えるようになったのは最近二年くらいで、それまでは感覚的に 「遺伝子、勝手にいじっちゃアカンやろ。たかが人間が神の領域に踏み込んじゃアカンやろ」くらいに思っていた程度です(特定の宗教を強く信仰しているわけではありません、念の為)。
でも、こんな「人為的に操作された食べ物」に対しての感覚的な違和感、程度では済まなさそうな、この問題。
それは、現代社会に巣食う、経済企業体の問題みたいです。
何がコワいって、この話がフィクションじゃないってところですよ、全く。

モンサントの戦略は、ストレートに市場を拡大する、というよりは搦め手から。ニコニコしながらやって来て、気がつけば取り込まれ身動きが取れないようにする、という感じ。
遺伝子組み換え品種は、特許で保護されているためにひとたびその品種を作ろうとすれば、毎年毎年その種子を買わなくてはいけない事になる。大豆のようにラウンドアップ(モンサントの除草剤)耐性ならば、ラウンドアップとセットで買うことになるし、そうなればラウンドアップ耐性以外の作物は作れない。綿花のように、害虫に抵抗性があると喧伝し市場を押さえ、実際には殺虫剤が必要だったり。
「ほら、これで手間が省けて利益も上がりますよ」と甘言で農家の味方のようなフリをしながら近づき、それに乗っかれば実際には搾取される結果になる。小さい個人農家をモンサントの下に隷属化して、がんじがらめにするという手法。


事は植物の話。
モンサントの品種から花粉が飛んで、他の種の遺伝子にそれがもぐりこむ事例がメキシコから報告される。
生物の多様性さえも脅かす存在だ。
映画では触れられなかったけれども、モンサントの遺伝子組み換え品種から勝手に飛んできた花粉で交雑しただけで「知的所有権違反」で訴えられ、多額の賠償金を請求されたケースもあるのだと聞く。
ただの言いがかりかと思いきや、DNA鑑定したら判明して、著作権あるから賠償せい、って。
ヤクザさんの難癖よりも性質が悪い。

FDAの人の証言にデジャヴ。
ちっとも理屈が通ってないのに、平然とそれが正当なのです、と言う顔で言ってのけるしたり顔。
どこで見たんだろう。。。って、原発を推進する学者さんの顔つきにそっくりだ!経済(金)至上主義で市民を蔑ろにする企業の論理、そして企業と政府の癒着、学者や権威の取り込み。
なんだ、原発を推進してきたシステムと同じじゃないか!

一番ショックだったのは
「企業はウソをつきます。訴訟で負けて、そのウソを認めざるを得なくなる時まではぼろ儲け出来るわけですから。」
という話。
「ラウンドアップ」という世界で一番売れている除草剤。「生分解性で、環境に優しい」と書いていたが実際に生分解するのは2%で、虚偽広告だと有罪判決がでるまでに世界中でこの除草剤に頼り切った市場を作ってしまったわけだ。
つまり、企業は利益の最大化を目指すとき、ウソをつくのと正直にするのとでは前者の方が儲かるからウソをつく。と。
成る程、これは合理的だ。納得。
いや、納得している場合じゃない。それが、現実であると認めるならば(っていうか、認めたほうがいいんだろうけど)、儂ら消費者はまだまだ賢くならなくちゃいけない。(いや、ホントはそれが常識ですね、あらためて言うことじゃないか)

「自由貿易」というと、未だに無批判に良い方向だとイメージする人が多いように感じるが、実際にはそれによって多くのものが丸裸で危機にさらされるのがグローバル化という現代社会の姿でもある。

未来に対して責任のある大人なら、TPP(だけじゃないけど...)を本気で(賛成にしろ反対にしろ)考えないなんてありえない話だ。
取り合えず、今晩の食卓にあがったお豆腐のラベルに「大豆(遺伝子組み換えでない)」と書かれていることの意義をもう一度考えていただきたい。

まだ上映の予定、あります。近くで上映の機会があったら是非ご覧ください。

モンサントの不自然な食べもの@京都みなみ会館の画像

<自分メモ>2012年衆議院選での自分のツイッター発言

2013-01-16 17:58:27 | 日記
11/16
>頼むから、太陽の党とか日本維新を第三極と呼ぶのをやめてもらえませんか?>マスコミの皆様。そもそも、何が第一極で何が第二極なんですか?誰か納得できる説明ぷりーず。(まさか、ズブズブでナァナァでドブドブのグズグズな自民と民主とか、ねぇ?ジョークでしょ?)
>今大事なのは「人」で選ぶという意識なのだと思う。ただし、メディアを通した人物像を「人間的魅力」と勘違いしてはいけない。自分の感覚で代議士を見なくちゃいけない。高い意識を持ちたい人は政治家と直接接する機会を持ちたい。>選挙の争点 http://t.co/Xodv0lWn
>らしいですね。1から3、同じ穴の狢なのに。「極」って言ったらまるで違う主張をしてる勢力みたいに思っちゃいますよね。実際は第一極〜三極連合対その他勢力。 RT @blackbunny9: 第一極=自民・公明、第二極=民主、第三極=太陽・維新・みんな、その他=その他の党らしいよw

11/18
>そうだ、昨日の公演で思い出した事。石原慎太郎君は「消費税とか原発の問題は小異にすぎない、改憲という大同で組む」みたいに(減税日本との)会見で言ってた。今回原発を争点にしないなんてあり得ない。そして、今、改憲を持ち出す必然性など全くない。語気の強さに惑わされちゃいけない。
>にしても、維新と太陽がくっつくというニュース。ホンマに政治への信念とか理念とかないねんなぁ。今回の事を呆れる事が出来ない人は流石にちょっとマズイと思いますよ。(石原&橋下さんの言動追いかけたらツッコミどころ満載ですよ〜「なんでやねん!」言う所ですよ〜、関西人のみなさ〜ん<偏見)
>そうそう。橋下さんを、ヒトラーに例えて評する人が多くいらっしゃるようですが、流石にそれは失礼だと思います、ヒトラーに。
>ああ、やっぱり。やってくれるよなぁ、橋下君は。「維新の会と太陽の党合流 「脱原発」の文字消える」 RT @takashipom: http://t.co/cZpPyEVP 維新、脱原発、無くなったんだ。
>「小沢一郎氏の政策で重要なのは、集団的自衛権ではなく集団安全保障を重視する点。日本はどうもこの集団的自衛権と集団安全保障を混同して議論する傾向がある。」そもそも集団安全保障が議論の俎上に上がらないような気が。いや、儂もそんなところ意識して区別して考えた事なかったけど。

11/20
>すごーい、すごーい!これでもまだ橋下さんを信じる人がいるんだから。すごーい、すごーい!ニホンジン、すごーい、お人よしにもほどがあるー♪>また政策豹変… 維新、企業献金の禁止を撤回 - 政治・社会 - ZAKZAK http://t.co/w0VygOJ4

11/21
>今日の新聞に載っていた共同通信の衆院選アンケート。新聞各社は政党支持率、得票率のことばかり言っているけど、よく見ると「投票に必ず行く」と「出来るだけ行く」合わせて96.4%なんだよね。少しの希望。いや、実はいつそんなんかもしれんけど。。。 http://t.co/Ts8iAAj4

11/22
>今の民主主義(と思われている)システムでは、こうやって時々民衆に有利だと思われる事が蔑ろにされることがある。これはできれば皆が心に留めて欲しいんだけどな。自分の選択が本当に自分たちの利なるものなのか?マスコミや空気に踊らせていないか?疑うべきは自分自身だ。
>今度の選挙も同じ。自分達の未来を自ら潰す愚を選ぶな。選挙に行かないとは愚の骨頂。投票は未来への責任。オトナならね。

11/24
>憲法を改正したいので、現在議員の三分の二以上とした改憲の発議要件を、簡単に憲法を変えられるようにする為、それを定めた96条の改憲に最優先で取組むという自民党。それってつまり日本国憲法で定められたことを蔑ろにしているわけだから、憲法を尊重し擁護する義務を示した99条に違反してるよね
>っていうか現在の発議要件で改憲を目指そうとしない改憲論者が目論んでいる改憲なんて、国民には都合の悪いワルダクミに決まってるやん。自民党にかぎらず。

11/27
>嘉田さんの「日本未来の党」に期待大。選挙前、このタイミングでこれが出た事の意味は大きいと思う。これで新聞テレビの「第三極」といういい加減なマヤカシは使えなくなる。脱原発・増税反対・TPP反対まとまれる。とりあえず、今のところ文句はないhttp://t.co/47A87WKC
>「日本未来の党」、脱原発・増税反対・TPP反対だけでなく女性・こどもの政策を二番目に挙げてるのが嬉しい。いや、当たり前のことなんだけど。共産・社民の合流はさすがにないだろうけど、社民党くらいには選挙での共闘くらい決断してもらいたいところ。
>あれ、嘉田さんの会見では橋下さんから「是非党首に、エネルギー問題について議論しましょう」みたいなエールが紹介されていたはずなんだが、もうこれかい?>維新橋下代行が新党批判 「脱原発絶対できない」 - 47NEWS(よんななニュース) http://t.co/JUv383rm
>田中優子さんが石原慎太郎を痛烈にこき下ろす。いや、名前こそ出しちゃいないが。。。そして明らかに宇都宮さんをプッシュ。いや、名前こそ出しちゃいないが。。。 http://t.co/invK31Gv

11/30
>びっくりした。安倍ちゃん、捕虜としてちゃんと扱ってもらえるようにするために自衛隊を国防軍にするんだと!>【ニコ生視聴中】《衆議院総選挙》日本記者クラブ主催 党首討論会 生中継 #総選挙 #党首討論 #videonewscom http://t.co/8sKMQIik
>今日の党首討論と、維新の会の石原さんの会見を見て驚いたのは、石原さんが公約の内容を知らないという事。すごい人だなぁ、石原さんって。いや、すごいのは党首に了解を得ないで公約出しちゃう党の方か?
>今日の新聞記事より。日本維新の松井幹事長は維新八策にかかげた「密室談合を廃した行政プロセスの可視化」が公約「骨太2013-2016」に盛り込まれなかった事に対して、「細かいことだから骨太ではなく小骨だ」と言ったという。へぇー、「骨太」ってのは大まか事っていう意味だったんだ。へー。

12/3
>日本未来の党の飯田哲也さんが大阪府市の特別顧問を辞した。今までの続けていた事で飯田さんは維新のブレーンじゃないか、と不信感を持つ人が多くいるが、先日のIWJインタビューを聞くと決してそんな感じじゃないことが分かる。揶揄する人にはなかなか理解してもらえないだろうけど。

12/4
>FEMAってナニ!?またぞろ知らんもん出て来たRT @tokaiama: 物凄く重大です! 知らないと大変なことになる。私も五年前から何度も指摘してきた → 自民・安倍が「権力者に反発する者は生きて出ることはない【強制収容所】創設」を提言 http://t.co/zUsmyyP2

12/5
>党のキャッチコピーに「日本」を入れるのが悪いとは思わないけど、これだけあるとどうだろう?ちょっと気持ち悪くないか?ナショナリズムに働きかけようという意図がありありじゃろ。そんなこけおどしみたいなもんじゃなくて、もっと中身で勝負していただきたいものじゃ。
>自民党「日本を取り戻す」、公明党「日本再生」、民主党「元気な日本を復活させる」維新の会「日本を変えよう」、国民新党「日本再起動」、新党改革「世界に誇れる日本へ」。まったく、どんだけ今の日本を否定したら気が済むねん!?
>あ、ちなみにこちらも>新党日本「さあ、信じられる日本へ」、新党大地「北から!南から!日本を再興します」。すいません、あとさっきのツイートの民主党のやつはちょっと前のヤツです。てへ。
>「第三極絡み"三つどもえ"」という見出しで、なぜこの三人を並べた?儂でさえ選択肢はこの三つか、と一瞬感じてしまうような、こういうのこそメディアの作為。メディアリテラシーがないと意識に刷り込まれてしまう。本当に怖いことですよ。 http://t.co/hz6rM7mP
>維新を支持する理由に「何かしてくれそう」という人がいたらしい。そういう何となくの感じで支持する人多い?儂が思うに一番「何かしでかしそう」な政党は共産党だな。だから、「なんかしてくれそう」なんてフワフワした感覚でモノを考える人はみんな共産党に入れたらいいと思うんだ。(一応冗句です)
>民主主義は時として最悪の結果をもたらす事がある。最良の結果を求めたい気持ちはわかるけど、最悪の結果を招かないためにどうしたらいいかという意識で判断した場合、違う選択肢もある事を意識しておいた方がいい。最良を求めて最悪の結果になってから泣いたって遅いんだ。

12/6
>問題なのは自民党でも民主党でも公明党でも日本維新でもない。一番問題なのは、よくわかっていないままマスコミが作り出す空気に流されて投票行動をしてしまう儂ら日本人の未熟さだ。
>ひょっとして、今のままだと日本が戦争するような事態になる可能性があるのはちゅうごくや韓国なんかじゃなくて、アメリカなんじゃないのか?(恐る恐る) もしかして自民や民主や石原さんがアメリカに弱腰なのはそれに気づいてるからじゃないのか?(ビクビク)考えすぎならいいんだけど。。。

12/7
>政見放送にて、民主党野田さん。「今度の選挙は前に進むか、後ろに下がるかを選択する選挙」と。あぁ、そうか。民主党を選ぶって言う事は後ろに下がるって言う事だもんね。
>政見放送にて、維新の会橋下さん。「言った事は必ずします」と。へー、今まで言った事次から次に覆してきたのに? ふむ、オオカミ少年も最後だけ本当の事言うっていう事か? っていうか、選挙戦始まってからでも公約書き換えとかしてるのに何を信じたらいい?
>政見放送にて、自民党の大阪の女性候補さん。「今の政治の混迷の責任は自民党にある。だから、自民党を立て直す事が日本を立て直すことになる」と。論理の飛躍も甚だしい。というか、それ以前に思い上がりも甚だしい。選挙民をバカにしてないとできない発言じゃろ? あぁ、バカにしてるのか。。。
>しかし、自民党のキャッチフレーズはいいなぁ。「日本を取り戻す!」 そうだ、日本を他国に安売りしようとしている自民党や民主党から「日本を取り戻」さないとな。
>あぁ、自民党が政権とったら、中学の公民の授業が成り立たなくなりますけど!?>自民党の西田昌司と片山さつきが、国民主権と基本的人権を否定してしまいました http://t.co/VUtbIjK8
>正直に言うと去年まで小沢一郎を色眼鏡で見ていた。今回の選挙、折角だから色眼鏡を外して社民党や共産党が言っている事を見てみるのもいいかと思うんだ。特に自分の選挙区に投票したい人がいないと嘆いている方。今は少しでも自分の考えに近い人を国会に送れるように考えたい。

12/9
>この反応が、いかにも日本人っぽい気がする。たむらけんじさんの意図えをきちんと汲み取らずに、自分が非難されたと被害妄想的に考え、感情的に反発する>「民主がダメで自民に入れるのは狂った大人」たむらけんじ、ツイッター発言で「炎上」 http://t.co/cTI3IM1p
>たむらけんじさんという人が言わんとしてるのは、自民がダメなら民主、それがダメならまた自民という短絡的な(考えることをしない)投票行動で、その上で若い人に投票を呼びかけてるだけ http://t.co/cTI3IM1p
>お子さんをお持ちの方は、親のところに行って「可愛い孫のために、本当に未来の日本のことを考えている政党に投票して!」と頼んでみるといいと思います。

12/10
>政見放送にて、維新の会橋下さん。「失われた20年を取り戻すために競争に強い日本経済をつくる」んだそうだ。そういえば、競争に強い日本経済を作ろうとして、失われた10年を20年に延長させてしまった小泉ナニガシっていう総理大臣がいましたが、同じ事言っていますよ。失われた30年にする気?

12/11
>政見放送にて、民主党野田さん、議員定数削減の事で「隗より始めよ」という言葉を使ったが、別に民主党だけが痛みを被るものじゃない。そもそも、隗より始めよ、ってのは、小さな事から周囲からの大きな動きを引き出す事なんじゃないのか?政権党でありながら大鉈を振るうことが出来なかった事を恥じよ
>「投票するに値する候補者がいない。だから白票を投じるんだ」って、恥ずかしげもなく言う人がまだいる。それって、この大事なときに大切な判断をする責任を果たさない自分を免罪するための言い訳にしか聞こえない。そもそも、本気でそう考えているのなら、なぜ普段から声を上げない!?
>「白票を投じて、国民が政治家に対して不信を抱いている事を表明すべき」とか言って理想を掲げているように聞こえるけれど、聖人君子面して最悪の結果を招く事になるなら、ただの馬鹿だ。本気で自分の責任を果たそうとしている人なら、白票などという選択はありえない

12/12
>高度な経済成長の達成とか経済競争力の強化とか、そういうものが既に行き詰っていて、頑張れば頑張るほどダブルバインド状態で苦しくなるっていう現状。ここ二・三年で結構多くの人の共通認識になっていると思い込んでいたけど、各党の経済政策・TPP方針見たら儂の勘違いだったのかと思ってしまう。
>要するにTPP参加するとか、対外競争力を強化するとか、経済成長で豊かになろうとか言っている政党は、世界情勢なり社会の趨勢といった空気の読めない、時代錯誤な政党だと思います。
>新聞記事で教育社会学者の本田由紀さん「今必要なのは古い仕組みにしがみつくかぶち壊すかの二項対立ではなく社会の新しい仕組みを作る事。その為にはモゾモゾしたやり取りが必要」わかるが、今の政党にその能力があるか?でも選ばなくてはいけないジレンマ http://t.co/oRWU65dA

12/13
>政見放送、自民党。「物価目標を作るとハイパーインフレになるのではという懸念がありませんか?」と。デフレからの脱却が問題になっている今の状況で何を素っ頓狂な?インフレという言葉のネガティブなイメージを使っての意識操作を狙ってるのかもしれんけど、逆にちぐはぐな印象。
>政見放送、自民党安倍さん「去年と今年でいじめが倍になった」。急に倍になんかなるか!アホか!?調査の結果いじめが判明した数字が倍になったのであって、いじめの数が極端に増えたんと違うわ!データ一つキチンと読めないで一国の総理とか?ちゃんちゃらおかしいですー!
>政見放送、自民党の安倍さん。挙げ句の果てに教育で「正義を教える」だと。自民党の教える正義はどんな正義ですか?公教育で正義を教えるという事くらい怖い事は無い。それは自由を奪う事に他ならない。アメリカの正義が他国の悪であるのを見れば、わかるじゃろ?国がすべきは教育の自由の保障。
>後悔してほしくないです。後悔するときにはもう遅いから。取り返すのにはきっと数十年かかるから。だから、お願いだからみんな選挙に行ってほしい。
>本気で言いたい。棄権するなら、白票なんか投じるなら、その一票を儂にくれ!と。本気で言ったら捕まるから言わないけど。。。
>日本未来の党を推したくなる一番の理由は、政策の二番目に子供・女性施策を挙げてる点。会見でも、少子化対策が将来の日本を守る経済施策であり、国を支える根幹であるという認識を示してたように記憶してる。儂の見る限りその方向性を示した政党は他にない http://t.co/ICtY41xO
>やたら「経済」「経済」と声高にさけぶ政党は結局、目先の事しか見ていないんだ。到底将来に渡るビジョンなんか感じられない。長い目でこの国の経済を考えたら、少子化対策に注力しないでどうする?自分の代でこの国が滅んでいいと思っている人がその政党に投票するのは仕方ないかもしれないけど。
>今日の新聞記事でも婚活を支援する活動のレポートがあった。曰く「今の社会では未婚率が上がるのは無理のないこと」「未婚率が上がり、子供の数は減り続けている。このままだと日本は崩壊する」と。これが日本の現実。この現実に向き合ったビジョンを掲げたのは日本未来の党だけじゃない?

12/14
>明後日はいよいよ選挙ですよー。朝7時から投票できますよー(場所によって違うかも)。選挙に行こうよー! あ、間違えた。 選挙に行け!有権者なら。絶対。
>各党の公約なんぞを改めて見てて気づいた点。 東京電力の解体(破綻処理)を明言しているのって、日本未来の党だけですよね?
>震災の復興とあわせて「人間の復興」という言葉を使った社民党。何度か儂もツイートで使ったとても重要なキーワード。この言葉を主張に盛り込んでくれている政党、社民党以外には見当たらない。
>「東アジア外交の重視」その具体的なところがちょっとまだ見つけられていないけれど、儂的には今必要なのはここだと思っている。この東アジア外交の重視を明言しているのも日本未来の党のみかな。
>もう一つ、エネルギー確保の問題に外交問題の視点を明言している点でも日本未来の党はポイントが高い。

12/15
>キムタクに「投票?行くに決まってるじゃん。棄権なんてカッコ悪いよ」ってテレビで言わせたら、確実に10%は上がると思う。 RT @Satellite758: AKBの二十歳以上のメンバーが『投票してきたよー』って言ったら、投票率あがるんやろなぁ。
>もう政治的に、右だ左だ、とかいうレッテルには意味がないことにいい加減気付こう。問題なのは右的or左的思考ではなくて、その考えを通して、守りたいのは何か?って事だ。目先の経済(金)を守りたいだけの政党と、命とこの国を未来に渡って守りたいと思っている政党があるだけだ。あなたはどっち?

12/16
>明けて今日、投票日。もう一度言っておこうかな。 大事な事は最悪を選択しない事。個人としてのベストの選択をしたつもりでも、結果に反映されなければ全体では最悪の結果になる事がある。 最善を得る事の難しい民主主義というシステムに幻想を求めちゃいけない。
>何より最低なのは、数少ない政治的なチャンスを、棄権だとか白票とかでフイにする事だ。どうせ変わらないとか、考えに会う政治家がいないとか、いっぱしの事を言ってるつもりかもしれないが、その結果がどんなに最悪でもその最悪を容認しているに他ならない。そんなつもりじゃなかった、は通用しない。
>いいから若い子(自称可)は今時間があるなら読め>選挙に行かない男と、付き合ってはいけない5つの理由 http://t.co/wqZXYcyn
>おはようさん。日本の未来 http://t.co/ex7BHui5

12/17
>あれだけの事があり、問題百出の状況下、それでも危機感のない日本人。これを平和ボケというなら確かにそうかもしれない。しかもだいぶ根深い。この国がこの平和ボケから立ち直るには今から始めても50年はかかるだろう。でも、今回自民党が大勝したことで100年はかかることになるかもしれない。
>平和ボケを直すために戦争の出来る国にするなんて、馬鹿な事を言う政治家が今回勝った。筋が通っているように聞こえるけど、論理のすり替えだから。今でさえこの国にはとんでもない危機が存在するというのに、輪を掛けて危険な状況を作りたがる、その政治家こそ平和ボケしている。
>そんな事とっくにわかってる。問題なのは政治や国じゃない。儂ら日本人自身だ。 RT @shiraiGP 今回の選挙で判ったことがある。実は本当の相手は議員ではないということ。原発、増税、TPP、改憲を提唱した政党を有権者が支持したということ。安倍や橋下より怖い現実。
>朝の投票所には結構人が来てた。 でもお歳嵩の方ばかり。 今日話をした大学生は「よくわからないので投票には行きませんでした」と言った。 若い世代が、ホントにこのまま政治の事を考えないままでいたら、本気でこの国の未来はない
>政治とは自分の生活そのものだ。遠いところでおっさんがぎゃーぎゃーわめいたり、居眠りしたりしているのは政治とは言わない。あれは単に儂達の生活(政治)の為のルール作りでしかない。日々の生活に密着するものが政治。自分の事なのにそれを決められない人がいる。残念ながらまだこの国は未熟だ。
>あんな大変な事があったのに、何も変わっちゃいない、何も学んじゃいない、日本人。
>今朝のNHKの投書。「選挙は自公の大勝に終わった。全力で被災地の復興を。。。」自公政権になったら復興に注力すると思っているのか?「それと私たちの老後も。。。」…orz
>そして、何よりそんなものに簡単に染まる私たち自身が最大の問題 RT @torrecolombaia リテラシーがある人は分かっていると思うが、国民の敵は安倍でも橋下でも石原でもない。電通、NHKを頂点とするマスコミだ。今回の選挙も偏向報道を超えて完全に洗脳報道だった。
>それでも維新の会が政権を取る、という超最悪な結果は回避できた、とでもいうべきなのだろうか?
>あらためて昨日の結果を確認している。儂の願いは何一つ届かなかった。投票率は下がる。自民党は過半数どころか絶対多数。自身の小選挙区で投票した候補は落選、密かにまだましな民主候補が勝つと予想してたが自民候補が競り勝つ。禁原発の平智之さん(京都1)が落選。山本太郎さんが落選。
>千葉四区は野田さんがあっさり大勝、三宅雪子さん落選。田中康夫さん落選。都知事も宇都宮けんじさん落選。維新が台頭し、原発・消費増税・TPPに反対している未来・社民・共産・日本新・大地が軒並み議席を落とす。どれか一つでも期待に叶ってくれてほしかった。まさかここまで酷いとは。
>もうどれもこれも儂にとっては辛い現実なんだけど、とにもかくにも投票率。儂の選挙区である京都三区、前回から10%、全国平均から4%も下げて55.66%。さらに伏見区に限ってみると52.33%!京都府内で見るとワースト2。なんとも情けないやら恥ずかしいやら、申し訳なさでいっぱいです。
>一番わけがわからないのは、投票で重視した事に35%の人が「景気対策」を挙げていることだ。自民党の景気対策ってなんだった?たしか物価目標の数値を掲げたのとあと金融を大胆に緩和とか精々法人税の減税って言ってた気がする。でも具体的にどうするって一言も聞いた記憶ないぞ。
>自民党の景気対策、物価目標の数値だけ決めたところで何をするのかが大事だろ?目標を掲げるだけなら小学生でも出来る。金融を大胆に緩和とか、なんやねん?その「大胆」ってアバウトな表現。法人税の減税なんて、庶民にとっちゃ財布事情がさらに冷え込む結果にしかならないって、もう学習したじゃろ?
>そんな屁のつっぱりにもならないような文言を信じてみんな自民党に入れているのか?ホントに?ホントのホントに?
>今回自民党に入れた人にお願いがある。 「黙るな」 自民党に投票して「これで民主にお灸をすえた」とか言って後は任せっぱなしとか、責任ある大人の態度じゃないからね。全て自民に白紙委任なら仕方ない。投票したならちゃんと自民党が何をするか監視しろ。そして自分の意思と違うと思ったら発言しろ
>自民党に投票したあなた。いいのか?原発再稼動して。いいのか?消費税どんどんあげられても。いいのか?TPPに参加して日本の産業が根絶やしにされても。いいのか?憲法改正して子供を戦地でしなせても。そこまで言ってない?言ってないよ。言ってないから怖いんだよ、これから言う可能性があるから
>だから、今回自民党に投票したあなた。あなたには責務がある。自民党がやろうとしている事が、本当に自分が願っていた事に叶っているかどうかをこれから四年間チェックする責務が。もう一度言うけど、投票して任せっぱなしとか、そんなん大人とちゃうしね。ウンコしてケツ拭かんヤツはおらんやろ?
>自民党が本当に怖いのは、法人税下げて消費税をさらに上げそうな所じゃない。憲法を改悪しようとしている所じゃない。戦争をしようとしている所じゃない。アメリカのいいなりになっている所じゃない。女性の権利を制限しようとしている所じゃない。外国人を排他しようとしてる所じゃない。
>自民党がそれらを実行したとしても、後から取り戻せる。反対して覆らせる事が出来る。問題なのは覆らせる事が出来ない事に関してだ。原発を廃炉にする事をためらう事で、また過酷事故が起きたらもう取り返しがつかない。TPPは交渉参加自体がもう後戻りはできず、あとはぺんぺん草も生えない
>そして、何よりも自民党がしようとしている事で恐ろしいのは教育の改革である。教育を変えられてしまったら少なくとも50年は取り返すことが出来ない。後から制度や法律はやり直すことが出来ても、それまでの間に教育されてしまった子供たちを変えることはもうできない。
>自民党が、もし教育現場に手をつっこんで、自分たちがしたいように子供を教育できるようにしてしまったとしたなら、間違いなく儂が生きている間に、この国が本当の意味で民主的な国に生まれ変わるのを見ることはできない。
>ああ、自民党の「日本をとりもどす」って、奇妙なスローガンだよなー、って思っていたが。そうか、アメリカの気持ちを代弁していたのか。納得。

12/18
>昨日、維新の橋下氏が「多数の議席を獲得したのだから自公両党に従うのが民主主義」と、首相指名は安倍さんに入れようと言ったらしい。本当ならちょっとバカすぎる。じゃぁ、今後国会で審議される全ての法案は、多数の議席を獲得した自公両党に従うのかね?じゃぁ国会なんていらないんじゃないのかね?
>維新の橋下さん。そもそも「多数に従うのが民主主義」って、テストで0点ですよ。多数決はもっとも非民主的な手段ですから。中学校の公民レベル。昨日どこぞやの記者さんを「勉強してから質問して」みたいに言ったらしいけど、ならば橋下さんも、中学から勉強し直して政党の代表やっていただきたい。
>今日の新聞一面トップがこれ、さすがに面食らった。選挙では経済の事ばかり言ってたんじゃなかったの?改憲の話なんてどんだけしてた?それ、選挙終わって二日で言うような重要課題やったんか?なら選挙でもっとアピらなあかんやん。【安倍新政権】改憲 http://t.co/oJcgzVyN

12/19
>今日の紙面に衆院選各党の得票数が載る。自民党は小選挙区比例合わせて四百万近くも得票数減。なのに大躍進。公明党も八十万票下げながら10議席も増。一方、共産党は五十万票近く得票数が増えたのに議席減。これが民意を正しく反映しない小選挙区比例代表並立制の真骨頂。
>ちょっと驚くのは共産党の票の伸びだ。小選挙区に限ると去年の1.5倍も得票している。投票率が10%ほど下がったのだから、尋常な数字じゃないぞ。毎回殆どの選挙区に候補を立てる共産党だから比較に問題ないだろうし。これ、どっかマスコミ触れてる? http://t.co/dTZMbzPp
>よく「政治は結果責任」って聞くが、儂はそう思わない。政治家個人がそう考えるのは勝手だが、儂等市民がそう言って責め、有用な(まだマシな)政治家を葬り去るのは得策ではない。だから儂は選挙に負けたからと言って、未来の嘉田さんや社民の福島さんや新党日本の田中さんに辞めろとは言わない。

民主主義について考える

2013-01-16 17:48:16 | 日記
2012年が終わりました。
あ、明けましておめでとうございます。2013年になっちゃいましたね。
#何今頃言ってるんだ?>儂

さて、
儂的にはいろいろと残念だった年、2012。まぁ、何事も思い通りに行くわけなんかないと、どうやら納得できる分別のつく歳にはなったようです。
自分自身のことでさえそれは当たり前の事。ましてや、社会全体や世界全体が自分が期待したとおりに行くことなんてあるわけないと。
でも、だからといって諦めるというのは逆にオトナ気ないのだ、と悟る歳でもあるようです。

去年、
二、三ヶ月くらい前から、自覚し始めたのは「民主主義について考える」ということでした。
というか、今考えるべきは「民主主義についてだ」という事ですね。
もっと正確に言うと、「日本を民主主義の国にするにはどうしたらいいんだろう」というテーマです。

お、ノッケからエラそうです。すいません。
っつーか、タイトルが既にそうだっつーの。

そもそも、日本が民主的だと、本気で信じている人はどれだけいるのでしょう?

一応日本は民主主義だって事になっているけれど、それは制度の話であって、民主主義的な制度を導入しているからといって民主的だとは言えないわけです。よくあげられる例として、ヒトラーが台頭した当時のドイツワイマール憲法は先進的な民主主義的憲法であって、その憲法下で独裁者が生まれたのは何故かって事はきちんと認識しておかなくちゃいけない。
言うだけだったら北朝鮮だって「朝鮮『民主主義』人民共和国」だ。

「なんや、また難しい事言おうとしてるやろ?」
いやいや、そんなことないですよ。比較的簡単なお話です。

民主主義ってものについて確認したいだけ、ただそれだけのお話。

民主主義、ってなんやねん?
一番簡単な答えは、主権が民にあるって事です。
でもそこで終わっちゃうと、上で書いた民主的に国民に選ばれたヒトラーと同じ事になっちゃう事もあるわけです。
細かい条件とか説明とか抜かして、出来るだけ簡単に書きますよ。

民主主義制度を使って民主的な国になるためには、いくつかの必要な条件があるわけです。
なかでも大事なのは、その主権を持つ民が「自立した個人」でなくてはいけないという事。もう少し噛み砕いて言いましょう。
自分の頭できちんと考え、行動ができ、自分の考えと行動に責任を持てるということ。
きちんとしたモラルを持ち、自らに与えられた権利の意味を理解した上で行使できて、自分自身に責任が持てる個人でなくてはいけない。
噛み砕けてますか?どうでしょう?

「何言ってるん?そんなんできてるって。」
そう?
そうですか。
あなたはそうかもしれないです。

では世の中全体を見回して、みんながそんな「自立した個人」だと思いますか?本当に。

モラルが低下していると多くの人が嘆きます。モラルとは何か、までは踏み込みませんが(踏み込むと来年までかかりますが)、モラルのないところできちんと考えて判断を下すことは不可能。
そして、マスコミが機能せず、マスメディアだけでは正しい情報にアクセスすることが難しいことが震災以降判明した日本。自由で公正な情報にアクセスする権利が保証されず、多くの人が積極的に正しい情報を求めようとしていない状況下では、これまたきちんとした判断を下すことは不可能。

社会的なモラルがきちんと共有されていないのではないか、という疑念。
そして、正しい情報が担保されていない、という疑念。(というか、確信)

特にここでは後者について確認します。

形の上では(民主的な)投票とか(民主的な)議会といった議会制民主主義の制度を採用していても、国民に判断の前提となる自由で公正な情報が提供されなければ、それは民衆が自ら考え判断する事を阻んでいるわけだから、実質的には民主主義を機能させる事はできないわけです。

儂が一番懸念するのは、その自由で公正な情報へのアクセスが保障されていない事よりも、その重要性が儂ら市民自身に十分に認識されていないように感じられるところです。

IWJというインターネットメディアがあります。
インディペンデント・ウェブ・ジャーナル(略称:IWJ)は政府の会見や国会での集会、デモや講演会といった市民活動、政治家による街頭演説、責任者である岩上さんによる要人へのインタビュー、果てはコンサートまで、日本全国、場合によっては海外と、市民によるボランティアスタッフを含めたネットワークにより、ひたすら生中継配信をするメディアです。

大事なのはココ。
基本的に生中継配信だ、いうところ。つまり、編集されない。編集しようがない。
わかりやすく言えば、生のリアルな一次情報垂れ流し。
つまり、手の加えられない公正な情報を提供しているという事です。
#メディアリテラシー的に厳密に言うと、中継対象を選択したりカメラで切り取った時点で手が加えられている、って事になるので、公正じゃないって話になりますが、ここはちょっと厳密なところには目をつぶって頂きたい、他のメディアと比べればって話でよろしくです

テレビや新聞といった一般的なマスメディアはそうは行きません。
時間や紙面の制約がある以上、報道される情報は取捨選択され、記者によるレポートや解説といった第三者の主観が入らざるを得ないのです。

儂の知る限り、民主主義に必要不可欠な「自由で公正な情報」を提供、というところに一番近い(だから、完璧とは言いませんよ)事を組織的に行っているのがIWJなわけです。
#他にもっといいメディアあれば教えてください

ところが、このIWJを支えている会員が3500人くらいしかいない(去年の10月ごろ)、その為今の配信規模を維持できない、というツイートが流れてきました。
つまり、民主主義に必要不可欠な「自由で公正な情報」が十分に提供できない、というのです。
(因みに、年明けにはようやく目標としていた5000人になったそうです。ぱちぱちぱち。)

これは民主主義の一大事です。
いや、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、ちっとも大袈裟じゃありません。「自由で公正な情報」の提供こそ民主主義のライフライン。それが絶たれれば民主主義は死ぬのです。

これに対して「IWJが単にみんなに支持されなかっただけのこと、縮小するなり淘汰されるのは仕方がない」というようなツイートをいくつかもらいました。
成る程、もっともな意見のように思えます。

でも良く考えていただきたい。
単に多く支持されればいいのか?
って事です。
数は力?多数決が全ての決定原理? その考えこそ民主的じゃないわけですよ、そもそも。

ちょっとブレイク。
もう一つ、民主主義についての確認。
民主主義で重視されている事の一つに少数派の意見の尊重がある、というのが儂の理解です。多数決は、たまたま今いる人間のエゴで決めてしまう非民主的な方法である、というのが一般的な認識であると。後でも触れますが、最終的な決定の為の手段として数の論理は認めざるを得ないわけですが、その前提として少数の考えは絶対的に配慮されるのが民主主義、ですよね?

話を戻します。

民主主義を徹底させる為に必要なメディアを否定するのに民主的じゃない理論を持ち出して来る。
日本がまだ民主的でないわけだから至極当然のことです。が、そこで怯むわけにはいかないわけですね、民主主義を根付かせたい儂としては。

どうも、否定的な事をいう人には、自分の考えに反するようなコンテンツを提供しているからIWJに否定的な事をいう、という傾向があるように感じられます(推測です)。
確かに、「自由で公正な」と言いながら、岩上さんは結構自身の主張を結構強く打ち出します(IWJも100%「自由で公正」じゃないってのは認めます)。そこに反発することもあるかもしれません。
でも、その反発がなんだか好き嫌いみたいな感情的な反応に見えるんですね。感情的な好き嫌いで有用なものを否定してしまう、なんとも幼稚な感じがします。
そして結局、正しい情報が得られないという、自分たちに不利な状況を再度ひきよせてしまう。勿体無い。。。

「存在理由を国民が認めていないのだ」というのもありました。
ちょっと言葉の使い回しが微妙ですが、「日本人には存在理由を認める能力がないのだ」と読み取れます。なかなかに辛辣です。
「IWJには存在理由がないと国民は判断してるのだ」とも読み取れます。即ち、民主主義の否定です。つまり、日本人は民主主義を否定しているのだ、と。制度的に民主主義なのに、その恩恵を享受する日本人自体は(無意識のうちに)民主主義を拒否していると。
うーん、実は本気でそうなのかもしれません。

IWJの問題があぶりだしたのは、儂ら日本人の民主主義に対する考え方の浅薄さだったのではないか、と思っています。

上で、民主主義は少数を尊重する、という事にふれましたが、それとあわせて確認したいのが、
「民主主義はコストがかかる」
という事です。

コストとは、時間とお金。

ここらへんはバランスの問題になってくるのが現実的なところなんだろうけど、儂としては少数を尊重するという原則に即して考えたいと思います。「そんな悠長な事してられるかー」とか「そんな金、勿体無いやないかー」という言葉には、今は耳を貸しませんのでご了承くださいませませ。

多数決は民主主義ではない、と言うと、「ほなどうやって決めんねん?」って結論を急がれる方もいらっしゃるでしょうが、この結論を急ぐ事がもう民主的じゃないわけですよね(笑)。
結論を急いですぐ多数決で決める、そこには少数の意見を聞いて考える、違う意見の間で議論を重ねるという態度が欠如しているわけです。

多くの人がいれば意見が違うのが当たり前。んじゃ、どうするか。互いに意見を交換し納得のいく結論を導き出す議論をするしかないわけです(お、優等生な答えですね♪)
いや、でもホントにそれが基本。当然時間がかかる。つまり、時間がかかるのが前提だってことですよ。この大前提の意識が多くの人に既に欠如しているような気がします。違いますか?

大阪府知事から大阪市長になって今度は国政に行っちゃいそうな勢いの橋下某さんとかいう人が、住民からの原発の住民投票条例案が議会にあがったときに、「5億円かける価値がない」と言っちゃいました。大阪市で住民投票するのに、5億円かかるんだ、へー、って思いました。(そういう人多いでしょ?きっと)
これ、「民意を確認してくれ!」っていう市民の希望に対して「金かかるしダメ」って言っているわけです。つまり、民主主義をお金で切り捨てた。うっひゃー、っていうお話。

5億円、って聞くとそんなに!?って思うから、その金額に目が行ってしまって、この民主主義の重みへの意識がちょっと遠のきそうです。現にこの発言を聞いたとき儂自身が「うへ、そんなに掛かるの?」と一瞬ひるみました。橋下さん、こうやって考慮すべきテーマの論点をずらすの得意なんだよなー。
ちなみに、東京都知事選挙の費用は50億だったそうです。大阪市長選挙の費用がどれくらいだったか、簡単に検索して出てこなかったので都知事選を引き合いに出しましたが、規模から考えて大阪市長選挙の数字がだいたい5億円、って事だったのではないかと推察します。つまり、選挙の度にそれだけの費用は常に費やされている、という事です。一つの地方自治体で,原発の賛否を確認するだけ、一度の選挙で民意を問うだけで5億円です。これは全て民主主義の費用。民主主義を実効性のあるものにする為の必要経費です。

そうそう。
そういえば、橋下さんは大阪府民からの信託を任期途中で放り投げて大阪市長に立候補したわけで、そのせいでしなくてもいい大阪府知事選挙をしなくてはいけない事になったわけです。人口規模から考えて、40億円くらいかかってるかもしれません。
自分勝手な理屈で府知事を辞め、使う必要のなかった40億円を無駄にした橋下さんが、住民が直接訴えてお願いしているものを5億円かかるからと一蹴する。民主主義のコストを取り違えている好例だと思いませんか?

さて、
ほんじゃぁ、ほんまもんの民主主義にするにゃぁどうしたらええもんかのぉ?
というお話です。

いや、単純な事。
まず、儂ら全ての日本人が政治を自分の事として考えられるようになろう、という事です。
言葉で言うと簡単ですね。

最近、衆議院の選挙がありました。

ええ、ありましたね。ありました。一ヶ月前の事です。
あの結果。皆さんにはどう映りましたか?

小選挙区制は少数を排除するから非民主的な選挙制度である、と。それがあからさまになった選挙だったというのは言えるとは思いますが,小選挙区制がどんな選挙制度かなんて本当はわかっていたわけです。少なくとも高校の現代社会では勉強していた筈。覚えていますか?

例えば儂の選挙区を例にとります。
うちの選挙区、候補は自民×民主×共産×維新。当選したのは自民の候補。僅差で民主の候補を上回りました。
原発に強く反対している儂は共産の候補に投票したのだけど、当然死に票。
この場合、原発に反対の人にとっては、気が進まなくても(当時はまだ)原発についての判断は10年後にする,と言っていた自民党よりも,原発ゼロを目指すと明言していた民主党の方がまだマシだった筈です。
そういう事を考えて投票をしなくてはいけないのが小選挙区制だと言う事です。

ちなみに、
自民党は前回の衆議院選挙より得票数を400万票も減らしているのに、これまでにない程の大躍進。逆に共産党は前回の衆議院選挙よりも50万票も伸ばしたのに一議席増のみ。

極端な計算をすれば、投票率が約6割で12政党が候補者を出していた訳ですから、小選挙区では国民のたった5%だけが支持すれば,全ての議席を占有する事も可能になってしまいます。(いや,もちろんありえませんけどf^^:)

それ以前に、儂の選挙区では儂が推したい政党の候補者自身がおらんかったわけで。。。小選挙区では当然候補者も少ない傾向にあるわけだから、少数の意見を反映する候補者がそもそもいないということにもなるわけです。

どう?理不尽でしょ?

いやいや、ちがいますよー、違うの。制度がアカンとか言いたいのんとは違うの。制度の問題は本質的な議論じゃないんだ。

言いたいのはですね。

この二年間を通して明らかになったのは、儂ら日本人はもう知らんぷりしてなんかいられないような状況に置かれたんだって事なんです。
震災前までは、知らんぷりして生きていく事が許されていた(現実問題どうなのか、って事ではなくて、空気がそれを許していたってこと)。けどもう、そんなモラトリアムは終了ですよ。

それなのに。。。

「民主党に灸をすえるために自民党に入れました」とか。

なんなんスか?「あの子ちょっと先生にほめられたからって調子こいて、ちょっとみんなでシカトしようやー」ってイケズしてる小学生と同じなんじゃないんですか?それ。

「なんかやってくれそうだから維新に入れました」とか。

なんなんスか?「なんか」って?無責任か!?
いやー、そりゃー「なんか」やってくれるかもしれませんよ。徴兵制とか憲法改悪とか。それ、アナタが望んでいる事?

いや、それでも投票にいった人はまだマシと言うべきか?
そもそも、投票率6割ってなんなんスか?残りの4割、なんなんスか!?って話です。

と、ぶーぶー文句を言うだけじゃ始まらないわけです(が、言いたくもなるわけですが)。
何が、今の日本の社会をそうさせているんでしょうね?

問題は文化的・歴史的・教育的なところにもかかわっていて、相当根深いので簡単にどうこうできるわけではないのですが、とりあえず今の私たちをとりまく空気を変えることは出来るんじゃないか、と思っています。

かつて選挙に行こうという記事を書きました。そこで主張した事と同じ事です。
とにかく、選挙に行くのが当たり前、政治の話をするのは世間話の範疇みたいな空気を、なんとかして儂ら、持つ事はできないかな、個々の努力で少しずつできるんじゃないかな、と思うわけです。

たとえば選挙のとき不思議だったの。

まず、自分自身が、どこに投票するか(したか)、を話すことが憚られる空気。ありません?ありますよね?
あれ、なんで?なんか言っちゃいけない理由ってあるの?言ったらよくないことっておこるの?すっごく疑問なのです。

というわけで、実験してみましょう。

儂の場合、小選挙区は(上に書いたとおり)共産党の候補に投票しました。他の候補は自民・民主・維新で、原発の事を考えれば当然の選択です。が、結果として民主の候補に投票すべきだった、と後悔です。
比例区は未来の党に投票しました。通常は社民党に投票する事が多いですが、今回はあの直前の脱原発政党の結集という形、それにびわこ宣言にも大きく期待しての事です。

と、こんなみんなが読むところにおおっぴらに書いちゃいました。
書いたところで、なんか問題があるのか?ん?ん?ん?
#大丈夫だよ。そもそも、ほとんど誰もちゃんと読んでないからさ。。。シュン

別にね、話してみたらいいんですよ、
友達の間でも
「儂、○○党に入れたけどお前は?」
「あ、俺、××党」
「えー、なんで?」
「いや、あそこの党はさ〜」
みたいな会話になればいいわけですよ。
そんな会話できる友達って、そんなにいないでしょ?いや、人によるとは思いますけれどね。

そういう会話をするから、考えざるをえなくなくなる。
そういうことを考えるのは、別に普通のことだと思えるようになる。
それによって、自分の凝り固まった考えをあらためる事もできるようになる。

議論せい、と言っているのではないわけです。議論始めるとね、日本人は議論下手っていう問題もでてくるからちょいとむじゅかしい。。。
#議論できる人は大いにしていただいて結構。っつーか、できる人は最初からしてると思う。

話題にすりゃぁいいだけの話ですよ、話題に。
簡単でしょ?

はいはいはいはい。わかってますがな、簡単じゃないって事くらい。
エラそうに言っている儂自身が、ほんじゃこないだの衆議院選の時、そういう事出来たか?と聞かれれば ((((((((((((((f^^;
結構トライしたけどねー、人間関係がきちんと出来てないとナカナカ。

毎年、クリスマスカードを出すのですが、今年は試しに原発の事や選挙の事を書いて送ってみました、そして、あなたの意見はどう?と。クリスマスカードなのに全然「クリスマスおめでとう!」って内容と違うし(苦笑)。
その内容に対して年賀状やメールなどで、なんらかのリアクションや意見を寄せてくれた友人はざっと2割ってところでしょうか?うーん、やっぱりやり方が不適切だったか。。。?

だいたいにして、前提が「民主主義」がいいんだ、って感じで話をしていますが(いや儂はそう思っていますが)、勿論民主主義以外の選択肢というのもあるわけですね。
#って、ここまできてちゃぶ台全部ひっくり返すような事をいうヤツ。
イギリスのチャーチルが言うように、民主主義は決して理想の制度、というわけじゃないです。でもやっぱり儂も、今考えられる中ではベターな方向性が民主主義だ、と思うわけです。
#「民主主義は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば、だが。」(チャーチル)つまり、今まで考えられた政治形態の中ではマシだよね、って事ですよね

そもそも、日本人に民主主義なんて本当にできるのでしょうか?という疑問さえ浮かんできます。
あまりに儂ら日本人の多くが、民主主義というもの自身に対しての意識が希薄だからです。意識して積極的に守り行動していかなくちゃ意味がないのが民主主義なのに、そこへの道のりがあまりに遠いように感じられます。

問題だらけの儂らの国日本。
もういい加減、一つ一つの問題に対処しても、それは根本的な解決にはならないんだ、って事に気づいた方がいい。
儂が、一生懸命原発に反対するのは、原発を無くしたい、というのは勿論あるのだけど、この原発の問題を通して儂ら日本人が、自分たちで考えて、自分達の政治がきちんと出来るようになる、そのきっかけになるんじゃないか、と思っているからです。っていうか、これで出来なかったら永久に出来ないんじゃないかという恐怖感があります。
根本的な解決、それは儂ら全ての日本人が「考えない」という責任放棄をやめ、自分で「考える」という至極当たり前の態度を取り戻さない限りありえないと思っています。
宮台真司の言葉を借りれば、〈任せて文句を言う社会〉から〈引き受けて考える社会〉にしていこう、という事になるでしょうか。

みなさんはどう思いますか?

年頭に長々と失礼しました。本年もよろしくお願いいたしますです。はい。