ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

有頂天ホテル@TOHO二条シネマズ

2006-01-30 02:24:29 | 映画感想
三谷幸喜はやぱおもしろいのである。

でも期待しすぎた感が否めない私。てか、どっかで「ラジオの時間よりもみんなの家よりもパワーアップ」みたいな事書いてあったからめちゃめちゃ期待しいて見に行ってしまったのだ。失敗。
ん~、でもやっぱりおもしろかったっちゃー、おもしろかった。

とにかく展開の突飛さと繋がり方とトホホ感がステキ。
で豪華キャストの贅沢な使い方にニタツイてしまう。
最終的には予定調和的な大団円みたいな。

多分、三谷さんの脚本は緻密に計算されているくせにわかりやすいんですよね。はいっ、ここから話が変な方に転がりますってところがあって、そこからのリズムがとても心地よい。それに乗っかってみている方はすっごく楽ちんな気がします。

まぁ、そんなわけないやろ~、そんなヤツはおらんやろ~、そんな事せんやろ~、とひねくれ者な私は見ながら思っているわけですが、もともとナンセンスものと思えば良いわけです。あ、自分に言い聞かせてます。すいません。

贅沢を言えばこれを芝居で見てみたいなぁって思うのだな。やっぱりねぇ、三谷さんの脚本はどことなくお芝居向きだと思うわけです。特に今回の有頂天ホテルは。まぁ無理を承知で言ってみる♪~



JANGO@京都ミューズ

2006-01-28 17:26:01 | ライブレポ
うっわ、めっちゃ久しぶりジャンゴ。と思っていたけどライブは知ってる曲ばっかで安心して楽しめた。ってよー考えたらちゃんとCDとか買ってたもんなぁ、えらいなぁ、律儀やなぁ、儂。

ツレは途中であった漫談コーナーにびっくり。いや、そりゃびっくりするわな、かっちょいいファンクバンドやのに、途中でいきなり漫才始められたら。なんなの、このバンド?みたいな。まぁ、後藤さんとか、お酒、一本明けちゃってたしね、ライブ中に、加藤登紀子かっつーの。

演奏的には金管がちょっとへばっていたような気がするけど気のせい?まぁ、ここ暫くあまりライブなかったみたいやし、今回はDVD発売記念ライブ、みたいな感じやからね。そういえば、10人編成になってから生ジャンゴ初めてかも。。。ボーンが厚くなるのは嬉しいです。



ベトナムからの笑い声@アトリエ劇研

2006-01-21 17:57:39 | 演劇レビュー
今回のタイトルは
「ブツダンサギ」
相変わらずタイトルから内容を推察するのは不可能です。んで、今回もオムニバスもの3話。っつーか、ここしばらくオムニバスものしかやってないような気が。。。

一話目「ブレーンバスター」
ふと目覚めると頭の中に別の人物がいる事に気づく男。いわゆる多重人格である事に初めて気づく事実。そこに頭の中の人格がつきあい始めた彼女がやってきたからさぁ大変。(つきあってるなんて知らなかった)彼女と頭の中のもう一人と会話しながらのドタバタ会話劇という設定。バタバタしててベトナムらしいなんか喉につっかかった感満点。頭の中の人物がステージ前にいるのとスクリーンで本人のイメージが映し出されてビジュアル的にもややこしさフル♪

二話目「ロールプレイングゲーム」
某RPGの半実写版。スナイムの攻撃に耐えるパーティ。パーティをくむのは簡単だけど、実際に人間が同じようにしようとすればねぇ、そこはそれ人間模様が出て大変だわな。なんにしろ魔法使いの杖は必須ですね。

三話目「ずっこけ三人組~ライフ イズ ゲーム」
某児童小説の30年後という設定。当時のマドンナに持ちかけられた同窓会。人生の絶頂期を小学校6年生で迎え、あとは転がり落ちてしまった三人組。この設定やばい、きけん、ひきょう。
っつーか、ここのホンを書いてる黒川君は常にチャレンジャーなのだが、この「笑えないテーマを笑う」っていうのにやたらチャレンジしまくる。いや、正直笑えない時もあったりするから恐いのだが、今回は笑えた。まぁ、笑いに持ってくところに多少強引さもあるのだが、芝居として暗さにはあえて目を背け、笑いに持っていく事でむしろそのバックにある置いてきぼりになった暗さが頭のどっかで引っかかってるみたいなね。
ちなみに本家の「ズッコケ中年組」が最近出たのは全くの偶然らしいです。



cutman-booche@Shangri-La

2006-01-20 14:32:45 | ライブレポ
今年一発目のライブは一昨年から聞いてるカットマンブーチェ。ようやく来ましたよワンマン。音源がミニアルバム2枚だけだけど大丈夫?みたいに思っていたけど全然大丈夫でしたね。そんなことよりもMCの方が心配かなぁ(苦笑)
まぁ、そのMCの拙い?感じも含めていい味を出すタスクさん。

7曲目くらいからのってきた、と言っていたけど確かにちょっと緊張気味なの?みたいな感じはあったかな。でもいつもどおりの気持ちのいい演奏。身体揺らして聞きます。

確かに英語詩が多い。歌詞がきちんとききとれてない部分が多いのでこれからはちゃんと歌詞をかみしめて聞いてみたいなと(今更ながら)思う今日この頃。

気がついてみれば2時間。新曲含めて15、6曲くらいやったのかなぁ。いいなぁ、じっくりと時間かけてカットマンブーチェの雰囲気に包まれていられるっていうのが嬉しいです。