ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

渋さ知らズオーケストラ@磔磔

2010-05-24 23:12:39 | ライブレポ
渋さが京都にやってきた~♪。

不破さんが最後に言っていたけれど、京都ではじめてやったハコが磔磔なのだそうな。

磔磔で19時~とか、絶対物足りない~!と思っていたけど(磔磔は音が出せるのが21時までなんですよー、周辺住民さんとの取り決めらしいですよー)、違う意味でも若干消化不良気味のライブ。

だってさー、座っちゃったんだもん。立ち上がったのは本田工務店でやっと。なんだかねー、磔磔っていっぺん座るとなんだか立ちにくい感じがするんだよなぁ。今まで何度か磔磔で座ってのライブ経験あるけれど、バンドさんが上手い事促してくれてようやく立てる、みたいな事が多くて。

いや、そんなん気にせんでええやーん、とか思うんだけどね。流石に正面真ん中近くに陣取るとねぇ。
#気遣いですの。気遣い。後ろの皆さまへの。オホホホホ。

さて、今回のライブは 「極西旅」 (読み方がわからない、誰か教えてくださいby渡部さん)と題して、博多、別府、福岡うきは、高松を巡る旅の途上。その一発目でございます。

でも、関係なしにセットリスト☆
九州&四国に行く人は飛ばすなり、心の準備をするなり、煮るなり焼くなり良しなに。

 ・股旅
 ・権太チョッパー
 ・ライオン
 ・We are a Fisherman Band
 ・a song for One
 ・水の中の虹虫
 ・那達慕
 ・本多工務店のテーマ
 ・仙頭
 ・すてきち

多分こんな感じ。
ナーダムはちょこっと。
さすがに今回アンコールはナシ。

19時。
バンドが出てくるより早く、東洋組登場。
ど真ん中の柱のぐるりにビールケース製の台がしつらえてあって、そこで始まるダンスパフォーマンス。
実はその真横に陣取ったのだ。今回、生渋さは初というツレを連行したのだけど、いきなり白塗り舞踏の真横はどうだったのでせう?
#パフォーマンスしていたら突然地の声で「普通に踊った方がいいか」とか言い始める東洋さんに吹く

曲はこないだ新しいアルバムが出たから、そこ中心?と思ったが意外にも新譜からは2曲のみ。が、構成的にはガチです。
やっぱり2時間だからなのか、初の九州上陸渋さ(ホントに?)だから攻めの選曲なのか?

渡部さん「九州に行くのに、途中にある日本のライブハウスの臍、磔磔を素通りできなかった」
出発前の奥さんのセリフ 「九州?空港まで送ろうか?えっ、車で行くの!?」 「北海道?空港まで送ろうか?えっ、車で行くの!?」 短い期間に同じ会話をしてしまうのは、(いろんな面で)エコなバンド、渋さ知らズだから?
#しかして、その実態は大型フケーザイ享楽楽団

ちょっと!鬼頭さん、フルートどこにしまっているんですかっ!?バリサクのベルからフルートを出し入れしてますけど!?ベルの中にフルート入れたままバリサク吹いていますけど!?

メンツ的には片山さんとかムロアヤさんとか、さやか&ペロがいなかったりと若干寂しい気もするけれど、あの磔磔の舞台に本気のオーケストラがみんな乗ったらえらい騒ぎやしなぁ。っていうか、磔磔の底抜けますかね?
でも、登敬三さんのサックスと北さんのペットが堪能できたからよしとしよう。
どことか言わない(言えない)けれども、和音とかなんか大変な感じになっているところとかありましたけど、それは愛嬌で?おっかなびっくりフルートを吹く鬼頭さんの苦々しい表情がなんとも。

いやー、でも座って聞こうが何しようがかっちょいいもんはかっちょいいです。きもちいいもんはきもちいいです。楽しいものは楽しいんです。
あぁ、あん中に混ざって一緒に「権太アジール」吹きたいっっっ!


THE CHERRY COKE$@梅田Shangri-La

2010-05-15 23:09:21 | ライブレポ
チェリーコークスの10周年記念ライブ "THE CHERRY COKE$ 10th Anniversary Plot -Extra Circuit-"
ゲストには FRONTIER BACKYARD

チェリコのライブは2回目。前回からすでに3年 また聞きに行きたかったけど、タイミング合わなくて流れる歳月、念願叶い、この瞬間。10周年アニバーサリー!
#でも本当は11年目(苦笑)

やー、もう楽しい楽しい。心地よい旋律の音の絡み合いと、荒んだように刺々しいパンクテイストの融合するTHE CHERRY COKE$。ちょっと他にはない音楽。
今回はさらに、ゲストプレイヤーとしてバグパイプさん(クール!)。それと前回は無かったと思うんだけどティンホイッスルのKOYAさんがディジュリドゥを!やーん、やーん、やーん。絵的にすごい、あ、勿論音楽的にも面白い(^◇^)

ツアーはあと、仙台と渋谷がありますが、とりあえず先にレポしてしまう事にお許しを。

まず先に、ゲストバンド、FRONTIER BACKYARD。

フロンティアバックヤードはちょっと、不思議なバンド。激しく楽しいんだけど、なんだかね、不思議と熱を感じないんだな。やっぱりシンセが二人いてピコピコしている感じがあるからだろうか?TGMXの乾いた軽い感じのボーカルのせいもあるかもしれないけれども、SKAFULL KING聞くときにはあまり感じないのにな。
とか、何のかんの言いながら体は揺れる、楽しむ。楽しむけれども、まだ抑え気味ね、今日は。抑え気味だけど、すでに暑いよ。Tシャツの上にポロを重ねてたけど、もう脱いじゃう。へへへ、いつでもきやがれ、このやろぉぅ☆
あぁ、手前でキーボード弾いている人はRIDDIM SAUNTERの人なんだ。そういえば、あの白い縁のグラスに見覚えがあるよ。昨日のチェリコライブ@名古屋アポロシアターでのゲストがRIDDIM SAUNTERだったそうで、もう一人、リディムの人が飛び入りでステージへ。
いつもMCは全然考えていないそうです。

で、THE CHERRY COKE$

実は儂、チェリコの音源2枚しか持っていないので曲がわからないのよん。
#ライブ前に買って聞いておこう、と思っているうちにライブになった。あは。
そんなわけで、わかるだけセットリスト。

 ・TO GUYS
 ・Drink'em all
 ・TUBOMI
 ・BULLET FOR VAPID BEER
 ・BEFORE IT ALL TALES RETURN TO THE SEA
 ・(IRISH) POLKA
 ・WHEN THE SAINTS MARCHIN'IN
 ・FIESTA

倍はやってます。はい。

あと、FRIENDS演ったのかな? なんか「友達に捧げる曲」とか言ってやったような気がするのだけど、曲を聞いたような記憶がない(^^ゞ やっぱやってないかも(苦笑)

シャングリラのフロアは段になっていて、一番下のエリアは曲という曲が全てモッシュの渦と化す(笑)
激しいのは知っていたけどさぁ、いやー、お年寄りにはあのワールプールに入る覚悟はございませんわ、大変です。のほほほぉ。
とか、言いながら、最後結局モッシュの中に入っちゃったけど(なんとかもみくちゃにされない程度のところでね)、あれはやっぱり失敗だったなぁ。モッシュ関係ないところで好きなように踊っていられる方が気持ちいい。いや、中に入っちゃえば楽しいんだけど、チェリコの場合はモッシュを楽しむんじゃなくって音楽を楽しみたい感じだな。

KATSUOのMCに余裕を感じる
盗作疑惑とか、大阪うぜぇ発言とか。あーいう発言が様になるキャラっつーのは、儂とは正反対だな、きっと。
そーいえば、途中で、うちには元芸人が2人いますから、とドラムのモッチーを出して(ちょっと残念な感じの)ネタを披露させていたけれど、あれはどうなの? イメージダウンにはならないの? え、失礼すぎ?

終わってみれば、結構踊っていたと思うのに、案外汗かいていない。多少汗ばんでいる程度。
むむ、不思議だ。
つーてもね、お外にでれば、多少肌寒さも感じる梅田でございます。ちゃんと着替えて帰路につきましたよ。

#次の日、若干首まわりの筋肉がおかしかったのはナイショです。

没後四百年 長谷川等伯@京都国立博物館

2010-05-06 14:17:57 | 展覧会とかアートチックなもの
朝、9時半開館の国立博物館に、9時20分に着いて、

で、40分待ちってのぁ、いったいどーゆー了見だい?

まぁ、そんなこと聞かれても応えようがない訳ですが、、、

そんなこんなで、長谷川等伯の絵を見てまいりましたですよ。

長谷川等伯の絵というと、ポスターなんかでも前面に出されている松林図屏風、それから枯木猿猴図くらいしか知らなくて、今回の展覧会で見た金碧障壁画の華やかさは初めてのもの。

実は時期を同じくして公開している智積院の壁画jを先に見てきたのだけど、ふぁー、これも等伯なんだー、というような迫力にびっくり。

儂的に気になるのは植物の精緻なディテイルと表現の仕方。
特に水墨画での表現が好きだな。
木の表現にしろ草花の表現にしろ、とても繊細な感じがあるかと思えば、一方では線画のみでその質感を表現するものがあったり。
相国寺の萩芒図屏風の表現とか、むちゃむちゃいいです。

逆に動物の描き方はどうなのでしょう?
いや、展示室で言うと、涅槃図以降はそういう感じもなかったんだけど。馬とかね。

で、そんな中でも一番好きな感じは圓徳院の山水図襖。
構図がたまらなく好き。
あと、国宝の松林図屏風よりも竹鶴図屏風派ですな。

見終わって出てきたらお昼。入館待ちは2時間に。 
待っている皆さん、今日も熱いから気をつけて。

没後四百年 長谷川等伯@京都国立博物館の画像

没後四百年 長谷川等伯@京都国立博物館の画像

没後四百年 長谷川等伯@京都国立博物館の画像