ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

FM802 STILL20 MINAMI WHEEL 2009 2日目@大阪ミナミアメ村一帯

2009-10-31 12:57:32 | ライブレポ
はい、こんにちは。二日目のミナミホイールです。

今日はね、凄いよ。 移動距離が(/_;)。 東へ西へ、右往左往ですよ。(カッコ内はエリア)
sunsui(東)>soma(東の端)>knave(西の端)>hills パン工場(西)>jungle(東)>CELL BLOCK(ほとんど西の端)>soma(また東の端)
と、ミドルエリアが一つもありませんっ!

前の日にプラン考えていて、「おっ、これっ、今年こそミナホバス(エリアが広いので周回しているバス)3回くらい乗れるじゃーん」って、喜んでいた儂。ところが、今年のパンフにバス停の表示が。。。。ないっ!。バス今年無くなっちゃったのね。。。(T_T)
移動距離7800m(直線距離)。どんだけ歩くん?>儂

というわけで、sunsui始まりの2日目です。

 「ソウルストーン&Co.」@unagidani sunsui

最初からsomaでMeltingSoul聞こうかな、と思ったけれど「ブラスが聞きたいっ」と思い立って直前に変更。
悪くないけれど、ノリが今一つ。一発目だからか?なんかボーカルの人どっかで見たことがあるなーと思いながら聞いていたのだけど結局わからず。でもあの感じは間違いなくどっかで見ているはず。むむむむ。

 「情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクール」@THE LIVE HOUSE soma

somaに移動。やーん、MeltingSoul聞いてないけれど、CD買っておこうっとー。あーRISACOさんだー。って、お腹大きいぢゃないですか!?え?おめでた?んで、出産前ライブやって活動休止?うー、その日は先約が。。。ちっ、somaに来るべきだった(地団駄)。まぁでも何より。おめでとうございます。
で、情熱マリー。
「草食系男子に向けてのセックスシンボル」というアピールのネタはワンマンの時と同じ。というか、その元気いっぱいのセックスシンボル自己紹介がちょっとどうかと思うのは古田さんと同意見であります。結構お客さんがいる事にビックリ、ミナホって何?という情熱マリ子さんの発言にビックリ。「モーレツ調教ママ」で初めての人が引いていないか心配。

 「Shaolong To The Sky」@knave

はい、やってきましたKnave。今回の最長移動距離であります。約2キロ弱!
ソウルフラワーユニオンとの対バンに名前が入っている事が何回かあったので名前を覚えていた沖縄のバンド。朴訥とした感じだけど世界観を持っている感じがするなー。ボーカルの感じはそんなに好き系ではないのだけどね、でも聞き入る感じで聞ける、伝えようとする感じで歌う。

 「いろは」@CELL BLOCK

今年初参加のハコ。会場が少ないWESTエリアに貴重な参入。
Knave出て通りがかったら音が聞こえるので慌てて中へ。
もう本当におしまいのところ。不思議な空気感の端っこだけ触った感じ、残念。せっかくなのでCDだけ購入。って、よく見ないで買ったらスプリットだったのね。

 「めろでぃあん」@hills パン工場

念願のhills パン工場でパンを食す。オイシイです、チリコンカン(はーと)
めろでぃあんは去年のミナホで音源だけもらってちょっと聞いていたので、と思って生で聞いてみる。んー、ボーカルの伸びがいま一つ。爽やかなPOPバンドなんだろうけどちょっと辛かったので移動。

 「song sparrow」@club★jungle

今回初ジャングル。
おっと、フロアの真ん中くらいに情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクールの面々が!何故?(なんか言っていたけど忘れた)。
全くノーマークでしたが、これがイイ!。柔らかいボーカルとポップなメロディーライン、んではりのあるリズム感がなんとも心地よいです。んー、確か売れ筋の音楽ってのは本来こういうもんではなかったのか?だって、これ和むし心弾むし気持ちいいよ。購入したのは四国限定発売のディスク。四国だけで留めておくなんて勿体無いっ!

 「ピロカルピン」@CELL BLOCK

で、これまた西の果てー。
ピロカルピンも去年音源だけ貰っていたバンドでまったくのお初。
ボーカルの子なんかぽーっとしているなぁ(失礼?)。最初音程のズレとかが気になったけど次第に気にならなくなる(馴れた?)。しかし、楽曲のテーマが奇を衒っている。進化論とか、メンデルの法則とか、科学とか哲学系を打ち出してくる。でも楽曲は結構POP。意外とキライじゃないです。

 「Re-Trick」@THE LIVE HOUSE soma

そして、再び東の果てへ戻るのだー。
イベント前にHPでいくつかバンドの音源をチェックしていて、その中で唯一「これは聞きたい!」と思ったバンド。
どえりゃーテンポの超絶JAZZ、みたいなかんじ。いやいや、素直にすごい、すごいです。ただね、素直に言いますけど、正直しんどい、しんどいです(C)剛くん。ハイテンポでひたすら畳み掛ける演奏は、聞いてるこっちを休ませちゃぁくれない(演奏している方はそれ以上に休んでないわけですが)、オマケに2曲目は強烈に変拍子な上にドラムはその拍子を刻まないからノリ難いったらありゃしない。なんでこんな調子で3人が息を合わせられるのか不思議。
まぁ今日の移動で結構ヘロヘロになっていたってのもあるけど、、、、。

 「未完成VS新世界」@THE LIVE HOUSE soma

別に移動がしんどくなったわけではなく、最初からお目当て。
予備知識一切無し、でもその変な名前とアー写がわりに常にユニコーンと羊のような角をもったイラストで紹介されるというバンド。印象に残らないわけがない。気になる気になる気になる気になる気になる!
というわけで、感想。簡単に言うと、「変」な感じでした。あは。
北海道のバンドなのねー。北海道のバンドってホント癖があるバンド多いよなぁ。monobrightとかこのバンドみたいに狂気を感じるバンドとか、怒髪天とか太陽族、(イナ戦もくっつけよう)みたいに泥臭さ満点、みたいなバンドとか。
ボーカルの声の感じとか癖がありすぎて、好みは分かれるけれど、これはアリだ。儂のなかで。ほんでもって何よりもベース君の飄々とした感じ、オイシ過ぎる(笑)。このバンドはチェックしなくては。。。

以上、中日終了♪

FM802 STILL20 MINAMI WHEEL 2009 2日目@大阪ミナミアメ村一帯の画像

FM802 STILL20 MINAMI WHEEL 2009 2日目@大阪ミナミアメ村一帯の画像

FM802 STILL20 MINAMI WHEEL 2009 2日目@大阪ミナミアメ村一帯の画像



MINAMI WHEEL 2009 1日目@大阪ミナミアメ村一帯

2009-10-30 21:46:17 | ライブレポ
ぐふふふふ。今年もやってまいりましたミナミホイールでございますよ。

去年は4日間ととんでもなく大変だったわけですが(苦笑)今年は11回目ということで3日間に戻りました。
いや、別に4日あっても構いやしないんですけどね。。。(ホントに?)

というわけで、今回は午後に有給をとって万全の態勢でミナミに到着。

ちょっと早めについたので、さっそくパス交換してからBIGSTEP前に座り込んでパンフレットとにらめっこ。
最初の枠だけ見たいのが決まらにゃい。(+_+)

毎年恒例?のBIGSTEP前ビラ配りだけど、今年初めて貰ったのが、パスに一緒に引っ掛けるタイプのチラシ(画像さんしょー)。2枚貰って早速つけてました。一枚はfunnySkash。って、今回出ないぢゃん!<ファニスカ(T_T)
目立たないけれど邪魔にならないから良いかも。チラシだと結局一度見てお仕舞いとかってのが多いもんなー。

そして開演時間。
とりあえず近いということもあり

 「イヌガヨ」@KINGCOBRA

名前で選んだ(笑)。
が、ちょっとちゃう、と思い直ぐ移動。まだ体力ありますから。

 「RESPECT」@OSAKA RUIDO

現役女子中高生バンド。パンフの「渋さ知らズな若者も」という煽り文句でフラフラと。(若者ちゃうけど)
学園祭バンドかと思いきやそこそこの演奏力。ちょっとオジサンびっくりです。が、演奏的に面白みのありそうな方に食指が動く。まだ体力ありますから。

 「ハヌマーン」@unagidani sunsui

なんだ?この人たち?(苦笑)。
「くるりとZAZENBOYSの流れをくむ」って書いてあったけどどこらへんがくるりなんだろう。詞の感じとか曲の展開とか、結構奇を衒っていて面白いっちゃー、おもしろい。けれどもなんだかボーカルが神経質そうな感じがしてちょっと苦手。そんな感じやのにギター投げたり雄叫び上げたり、不自然な感じに見えるのはなぜだろう。

 「ズクナシ」@FANJtwice

本日のど本命。
ズクナシ、前回も前々回もアコースティックだったからね。初めてのバンドセット、はたして予想していた通り?のグイグイ来る感じでアガるアガる。踊れます。くー、楽しいー。あぁ、去年のミナホの時点で見ていればなぁ。一年損した気分です。
残念ながら、今回のミナホのピークがここにありました(早っ)

 「たむらぱん」@BIG CAT

たむらぱんはずーと気になっていたのだ。なにしろデビューからしてブタのコスプレして「ブタベスト」。意味が分からん。
曲はねー。良いです。好きです。音源ほしいです。
でもライブ自体はフツー。っぽい感じに思えてしまったワタクシ。 で、移動。まだ体力ありますから。

 「うたまろ」@Soap opera classics

って、言いながら移動先は隣の建物。すぐぢゃん。
お初のハコです。こんなところにライブハウスがあったなんてビックリです。しかも会場は椅子がビシーっと!ミナホ唯一の着座形式の会場とな。むむむーん、雰囲気が違いすぎますっ。オ・ト・ナ、な会場也。 で、ライブ。
2人組の男声デュオ。なんか、繊細。折れそう。大丈夫か?

 「detroit7」@SUN HALL

そして本日のトリはデトロイト。
さきのOTODAMAで打ちのめされたdetroit7。4年前のMINAMI WHEELでも見ていたというのに、覚えていないというのはなんとも勿体ないことか。
かっちょいい。ホントに格好いいゴリゴリのロックっていつぶりだろう?ブランキーぶり?言いすぎ?

既知の2組は文句なし。
でもそれ以外での収穫がなかったのが残念な初日。

それよりもなー。今年のミナホ、深夜枠が充実しているよー。
いつものハッチに加えてFANJtwiceやknave、KINGCOBRAでもある。
今日もなー、オレスカバンドにピアノジャック、見たかったよー。

ってゆーか、明日も午前中は仕事だっつーの。。。。

MINAMI WHEEL 2009 1日目@大阪ミナミアメ村一帯の画像

MINAMI WHEEL 2009 1日目@大阪ミナミアメ村一帯の画像

MINAMI WHEEL 2009 1日目@大阪ミナミアメ村一帯の画像



空気人形@京都シネマ

2009-10-24 19:48:22 | 映画感想
耽美というべきか。。。
メッセージ性云々よりも、その持つ雰囲気。 なんといってもペ・ドゥナ。この映画の要素の90%くらいはペ・ドゥナです、きっと。
#ARATAも大好きな役者だけど残念ながら3%くらいの感じです☆

ラストシーン。
過食症の彼女が思わず呟いてしまった景色は、確かにこの世のものとは思えませんでした。
うん、きれいだね。 きれいだと思うことがこんなに切なくて苦しい景色って一体なんなんだろう。

ファンタジーというにはあまりに危なっかしく、虚しく、救いも無い。中身だけで判断するならひたすら辛い内容だよねこの映画は。耽美派。儂のイメージする耽美とは、確かこんな感じだったかもしれない。
#谷崎を読んだのだってもう何時の事だったやら。。。あぁ、文学に疎い事がバレバレだ(汗;)

で、ペ・ドゥナ。

リンダリンダリンダで初めて見た彼女はあどけない、という印象が強かったなぁ。
あどけない表情はそのままに、でもそんなものよりももっともっとイノセントな彼女。なにしろ今回の役は中身は何も入っていない空気人形。

なんつーか。
今回の空気人形では白痴?というのは語弊があるか?。。。空虚さとそこに溢れる未知の世界へのワクワク感と垣間見えてしまう虚しさ、純粋であるが故に傷つくことへの恐れとか、危なっかしい浮遊感に常につきまとう不安感。。。あぁ、なんかうまく表現できないなぁ。 
なんかうまく表現できないけれども、心を持っていなかったものが持ってしまった人形の気持ちが痛々しいほどうまく表現されてる気がする。判るはず筈なんかないんだけどね。ありえないのにこの説得力はすごい。

何よりこの映画で辛いのは周囲の人たちの孤独感。
出てくる人の全てが閉塞した孤独を抱えているかのような辛さがなんともなぁ。
#そうじゃないのはオダギリジョーくらいか?

そして、板尾さんは言うのだ「人間は面倒くさい。だから元の人形に戻って欲しい」と、さらりと。

そ、それは。。。。きっとみんなが思いながら言ってはいけないと自制しているセリフではなかったのか?
言ったな!言ってしまったな!
こんなに重い危険なセリフをさらりと言うなんて、なんと人間は無遠慮なのか。
いや、相手は人形。しかたない?
でも、心を持ったことを知り、それによりそう観客にとっては強烈な一言だ。

「心なんて持たなければよかった?」
そう聞かれて、その方が良かった、とは答えなかったけど、最後の最後にはどう思ったのだろう。
それを考えると切なくてたまらない。

この世の中はかくも上手くいかないものか?
ひとりひとりはみな一生懸命なのに、どうしようもできない何ものかにその思いは塞がれていくのだ。

誰かのかわりでもいい、と言ってくれる空気人形をみんな求めているのか?

みな求めているだけでは結局変わらないのにね。
知らず知らずのうちに、誰かのための風であったとみんなが思えれば少しは救いになるのかね?

サマーウォーズ@MOVIX京都

2009-10-20 19:50:43 | 映画感想
痛快!!!

一言で言えばそうなんだけれど、それだけじゃないな。

仇討ち、という合戦ものであり、
家族愛の物語でもある。

ぱっと最初に見た感じは、陳腐な感じのアニメだなーという印象。

仮想世界と現実世界のリンク、仮想世界の混乱によって脅かされる現実というモチーフは、もう一般的なものになってしまったけれども、だからこそ逆にリアリティーを感じるのかもしれないなぁ。パソコンや携帯、ゲーム機で接続するネットコミュニティーはまさにリアルなものだし、ふだんは家族という生身の人間関係でありながら、実はみんなネット世界でのアバターもフツーに持っているという自然さも今となってはリアルだ。
ストーリー展開的にも決して突飛な感じじゃないけど、逆にそれは裏切らない安心感と爽快感にもつながるのかも。

いや、しかしホンマ、この映画が泣くような映画だとは思っていなかったのよ。そもそもね。
<最近アンタ何見ても泣いてやしないかい?、という皆様の声が聞こえます。

えーと泣き所は次の3箇所です。
(言ってもいいのか!?)

「おばあちゃんが亡くなるところ」
「遺言」
「世界中の人がアカウントを預ける」

大家族に君臨するおばぁちゃん。

単に普通のおばあちゃんじゃない。凛としたその振る舞いと何もかも見通しているかのようなたたずまい。おばあちゃんというよりも当に武家の頭領です。このおばあちゃんの下に一族が結集するのは必然だね。アニメなのに、そんなにじみ出る人柄がキチンと表現できているのが凄い。
おばあちゃんの号令で団結する家族。こういう感じ、なんだかあこがれます。おばあちゃんの道義心で繋がっている安心感とでも言おうか。なんと、声は富司純子さんではありまへぬか!エンドロールで気づいた。
だから、おばあちゃんが亡くなってからラブマシーンに立ち向かっていく過程は、人類を救うという目的の為、というよりはさながら仇討。近世の弔い合戦を見ているかのようなそんな感じなのだ(もちろん意図していると思うんだけど。)

もちろんただの弔い合戦では私戦でしかない。だから、家族だけでラブマシーンに立ち向かう(花札で♪)。
けれどもこの戦いが人類の行く末を決めるのだよねー。天地人じゃないけれど、義を持って戦う家族に世界中が見方する。それまで負けたキングカズマに罵声を浴びせたり、無責任な発言をしたりと、身勝手にふるまっていたネット社会の住人がようやく一つになる。強大な共通の敵が現れなければまとまることのできない人間の弱さは致し方ない、でもみんなの願いが一つになってそれが力になった時の感動はでかい。
(まぁ、ちょっとした錯覚ではあるけどねー)

しかし、なんともいいのは勝負は花札ってとこだな。そもそも敵を自分たちのテリトリーに誘い込むってのは戦のセオリーだよね。「昔は家族でよく花札したものだけど。。。」花札での勝負のバックには、きちんとおばあちゃんがついてくれているのだ。ほんでもって世界中の人たちがそれにシンクロして「コイコイ!」と叫ぶ。コイコイがこんなに感動的なものになるとはっ!。もしかして任天堂がスポンサーでついていたのだろうか?

最初、さほどのインパクトを感じなかった理由が、絵の感じがおとなしいと言うかスッキリしすぎているというか。まぁ、この変は好みの問題なんだろうけど。
好みの問題といえば、OZの世界観。オープニングで早速この仮想空間OZが紹介されます。
 まるっきり村上隆のDOB君じゃん!違うの?あの感じはわくわくするにゃ。好き。OZの守り神の2頭はジョンとヨーコ。なぜカイ君とユウちゃんぢゃないのだ?(C)海遊館

もう一つのリアルとしては、やっぱりネット社会の怖さだな。
便利であるが故、それに依存する。依存すればそれにトラブルがあったときには弱くなる。
物語では完全な「OZ」という仮想社会が出てくるわけだけど、全てがリンクする方向に進まざるを得ない、今の世界的な流れの中で、この教訓は持ち続けていないと怖いね。やっぱり。
今の学校できちんと情報教育なんか出来ているのでしょうかね?


情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクール@都雅都雅

2009-10-17 19:52:20 | ライブレポ
都雅都雅って何年ぶりだろう。学生時代になぎら健壱を聞きに行って以来では? とりあえず、この関心空間で日記書くようになってからは初なのではないかと。

さて、

京都のセックスシンボル情熱マリ子さん率いる情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクールの第3回ワンマンリサイタルにして初のフルアルバム、しかも全国流通版CD発売記念ライブ!

いやー、すごいねー。全然露出していたとは思えない(情熱マリ子さんの衣装はのぞく)このバンドで全国流通盤って。しかもエイベックス!(当然インディーズ発掘系のレーベルだと思うんだけど) 売れるのかねぇ (心配)

開演6時半ギリギリに到着都雅都雅。ほえー、外まで人溢れていますよ。
大人気かもしかして? 結局会場入れたのも20分くらい過ぎてからだったかしらん。
会場内は前7割方椅子が並んでいますが、後ろには立ち見の人々がぎゅっぎゅっぎゅっぎゅ。あぁ、この状態でどうしろと!?動けへんやん!とか言いながらまだ始まりそうにないのでCD買っておく。
「会場でCDお買い上げの方にはポスターお付けしています。」 ありがとー、でもこのぎゅーぎゅーの中では逆に邪魔で困るんですけど。。。仕事帰りだから他にカバンも持っているし。。。あー、でも暑いよ暑いっ!ジャケット脱いじゃうっ!モゾモゾモゾモゾ<あぁ、迷惑千万なヤツです、ごめんなさい周りの皆様 (今頃?)

というわけで多少遅れてライブスタートです。

スクリーン登場。
なんと、オーマイキーからフーコン家のパパのナレーションでバンドの紹介と宣伝活動の様子が!初っ端から超微妙な感じのところにお金かけてますよね?宣伝カーは自転車なのに。<いちおう京都繋がりということでOK?石橋さん
CD購入者からの嬉しい反響!「CD買ったら彼女と復縁しました!」「CD買ったら体重が20キロ減りました!」「CD買ったら猫のタマが帰ってきました!」
なんでやねん!そんなんしません!絶対に!
#つーかそもそも発売してまだ3日目だっつーの

そして登場情熱マリ子!裸の男二人に担がれて入場!
意図が。。。意図がわかりませんっ!!!

 1曲目 「回れ!!回転木馬」
はぁー、力入っているねー。しかし会場はなんだか緊張気味。不思議なかんじ。お約束の振りとか、まだまだする人は少ない。

情熱マリ子「続いて行きます!」
サックス古田「いやいや、ちょっとちょっと、続けていったらアカンねん!」
情熱マリ子「・・・・???」
この1曲目からギターの弦が切れるハプニング。「高ちゃん!」 ど頭から焦るマリーと一件冷静そうに振舞う古田さんとマイペースで弦を張り替えに行く宮原さん。初っ端から告知とか。段取りとか、まぁいらんのんちゃう?このバンドには。結果として
「面白かったし、ええやろ?(byギター宮原高志)」 がこのバンドの方向性を示しているのかと。。。会場も若干和んだか?

 二曲目 「情熱の赤い花」
 三曲目 「恋はビュンビュン」
 四曲目 「めくるめく行為」
 五曲目 「雨の日曜日」

寂しげにソロバンをはじく古田さんが印象的☆。事前に言ってくれれば今回だってマイ算盤持っていったのに。
ほんで、次にゲスト登場。前田正志。曲の前に「涙そうそう」の替え歌を披露。下ネタ爆発、スバラシイ!MCでは嫁への愛が炸裂、ウツクシイ!そして曲へ。

 六曲目 「眠りにつく前に」

よいです。よい。セックスシンボルだけどこういう切ない歌が実は歌えちゃうところが情熱マリ子さんのウリになるのでは?と密かに思う。

 七曲目 「モーレツ!!調教ママ」

しゃぼん玉ハイスクールの代名詞的な曲、みたいな事言わはったかと思いますが。確かにそんな感じよねー。インパクトだけなら。
お客さんがみんなムチ持って来るほど人気が出たらどうしますっ? ちょっと引きますね♪。

そして余興のコーナー。
余興のコーナーって。。。 まぁこの2部制で間に余興のコーナーがあるという展開。パンフレットにちゃんと演奏曲目が載っていると言う親切設計。リサイタルですからね。あは。

余興1「古田小路きみまろ」
 サックスの古田さんが綾小路きみまろに扮して(真似して)のトークコーナー。微妙な笑いに包まれる場内。この空気に屈せずにやり切れる古田さんはすごいと思います。

余興2「情熱マリーとメグミ・アラモードリサイタル」
 「透明人間」と「カルメン」を熱唱。
一回目のワンマンリサイタルの時は、このコンビによるショーからスタートだったなぁ。二人のシンクロ率に多少の難があるけど余興ですから。メグミ・アラモードの色香に酔う時間でございます。

余興3「情熱ダンス部最終公演」
 バックのにっしぃ、栗山さん、岡本さん、宮原さんが猛練習して青春をぶつけるダンス部活動。そして今日が最初にして卒業公演。ユーロビートで踊る踊る。女装とカツラで。意味が分からんわ!でも無表情加減とイタイ感じがちょっと面白くて悔しい。

そして気を取り直して第二部

 八曲目 「恋のハイヤー」

にっしー「面白いですか~!?」 「面白い? じゃぁ、謝りませんっ!」
あぁ、ポスターの話ね。そんなキャッチ気にしている人いませんってば。

 九曲目 「夜へ急ぐ人」

ちあきなおみのカバー。アルバムに入っています。ってこの曲、初めて聞きましたが。。。怖くないですか?ちょっとその「おいでおいで」。怖いです。でも情熱マリ子さんにぴったりな気もする。どうなんだ?

 十曲目 「バケーション」
 十一曲目 「カモメ」

いい曲。
だと思うんだけどねー。スクリーンが出てきてゆったりな曲調にあわせて幻想的な情景にカモメが飛ぶ姿。。。。ではなく空を泳ぐ古田氏。。。。(ーー;)
だーかーらー!曲の世界観を自ら壊して喜んでるこのバンドは一体?

 十二曲目 「京阪ラヴトレイン」

曲に合わせてダンボールで作ったと思われる京阪電車(あのー、子どもが電車ごっこするようなヤツです)で登場古田さん。もう好きにしてくださいっ!<かなり好きにしています (ところでこの曲、新曲?)

 十三曲目 「GOしてDO」

情熱マリ子さんの最後のMC。
フツーです、めっちゃフツー(笑)。フツーにここまでこれたことの感謝とか。
フツーじゃアカンのかいっ!?

 十四曲目 「寺町別れ歌」

ほんでもってアンコール

 十五曲目 「ワォ」

新曲っ!
お、ユニコーンに感化されたか?(多分違います)
「今日、ワンマンなので赤い勝負下着です!」「ワーオ!」
「私、実は初キッスが21の遅咲きガールです!」「ワーオ!」
どやさ?

 十六曲目 「ナイーブなセクシーボーイ」
 
なんとなく大団円


まぁ、ツッコミどころしかなくって感想書くにも困るわけですが。。。

とりあえず、情熱マリ子さんがカワイイ人であることはウスウス感じていたわけですけどね。こんだけしゃべっちゃうともう隠しようがないよねー。以前のイメージはほとんど喋らないし、表情変えないし笑わないし、曲の合間にポケットウィスキー出して飲んでるし、鞭振るし。代表曲が「モーレツ!調教ママ」のように女王様キャラで売った方がイメージ的には面白いような気がするのだけどなー。

あー、そいえば古田さんのネタコーナーが無かった。弦が切れた時に結果としてネタ披露してたけど。同じサックスの馬場さんは、今回一部だけ演奏。見習いじゃなくてサポートになったのね。紹介されなかったけど。彼の感じなんとなく好きなんだけどな。

うふふ。
次回はなんとMINAMI WHEELでございます。
行くよ、行く行く。当然ぢゃん。

#情熱マリー出なくてもいくんだけどねー、あははぁん~