ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

京都町内会バンド@拾得

2009-08-29 09:32:02 | ライブレポ
夏の京町バライブ。 今年はないのかと思いましたよ(苦笑)。

画像暗くてゴメンねー。
オーダーしたBLTサンドも撮ったけど、もっと真っ黒だったよ(苦笑)
<確認しなさいよ>儂

さて、今回も若干遅刻。2曲くらい逃したか?
でも一番後ろのフツーに見られる席が空いていてちょっとありがたい。
#前の人の頭でハラダさんがあまり見えなかったけど。。。

では、途中からセットリスト

 ・いっぽんみちだったよ
 ・君を困らせない
 ・いつかの夢はまだ見ない
 ・明日の次の木曜の午後
 ・ごきげんいかがですか はな子
 ・愛のこと
 ・輝く記憶
 ・春霞
 ・ある一日の電話
 ・アリトカメトボク
 ・ステキステキス(?)<新曲
 ・D.S.
 ・OBUOBU
 ・ゲラゲラロック
 ・It may be Love
 ・ハラッパ2000
--アンコール--
 ・みえない植木
 ・車輪
--アンコールその2--
 ・おかげさまです

あれ?「トリコDEキュン!」は? (((((^^)
途中で、「東京でトリコDEキュン」やったときの話をして「後で」みたいに言ったと思うのに、結局やらなかったような。うむ残念。踊り狂うササノ&ムラタを見たかったのに。

がしかし、今回一番残念だったのは笹野さんの声。
枯らした?
ハスキーというには声が明らかに出てないので、高音部とか完全に音が死んでるとか、聞いていてちょっと辛い。特に「春霞」の前にはムラタさんのピアノがめっちゃいい、と紹介して。実際にとてもイイカンジのピアノにとてもイイカンジの旋律がのるとてもイイカンジの曲だけに辛かった。東京ではしゃぎすぎてこれだったらちょっとオコる。

で、その村田さんのピアノ。
いつも圧倒されるけれど。なんちゅーか、凄いよね。
叩きつける、というかドスドスと打ち込む?というほど乱暴ではなく、差し込む?というほどには痛々しくなくでも力強いアクセントと自由奔放さ。奥の方でやっているのが勿体無いくらい。村田さん用カメラかなんか用意して、別画面で見られたら面白いのに、と思ってしまう。

久々の「君を困らせない」で合いの手の練習。
そーかー、この曲って最近やってなかったのね。
#いや、最近って年に1,2回ペースのバンドで最近っていつまでの事を言うのだ?(苦笑)
でも、この合いの手、シンコペーションのウラで入る感じはいいよねー。生き生きした感じでさっ。

東京では「おぶって何?」って聞かれたって話が。
そりゃぁそうだ。わからんわ。サイレイサイリョウとかの掛け声も分からないと思うぞ。
やっぱり優しく説明しないとね。 でないと「やっぱ京都人はイケずや」とか言われますよん。

今回は有田さんのコーラスがいつになく響いて聴こえる。
スピーカーの位置のせい?
前回のアルバム製作でありちゃんが中心となって動いてくれて~、みたいな話以降、サトコちゃんの存在感がでかくなっている気がする。話ではハラダさんのアルバムもプロデュース(?!)したらしいし。
すごいよねー。新曲「珍しく明るい歌詞がかけた~」って。いや、ほんまエエ感じに突き抜けてよろしいです。「ごきげんいかがですか はな子」のカップリングかと思ったら違うのね。次の音源か。
くそー、ロボピッチャーのワンマン行きたかったぜ!
<次は一体いつあるのだ?(悔)

そして原田さん。
ハラダジャンボリー?円山公園で?1000人集める!?
行きますよ! 行きますとも!
いや、友達100人は無理やけど。。。。まぁ声かけるくらいはしますわ            3人くらい....
んー、でも素直に原田さんの声とか歌い方とかは好きだなぁって思う。  ブレイク。。。。30年くらい前ならしていても不思議じゃないな(って、失礼過ぎ?)

にしゃしゃしゃしゃしゃ。ダイジョウブ、応援してますよん>ハラダサンっ。

劇団ふくわらい第十五回本公演「 浪花の千両富 」 @ウッディシアター中目黒

2009-08-22 11:52:00 | 演劇レビュー
いやはやしかしなんだ、身内の公演に合わせて帰省の日を決めるっていうのはエライもんではないか。
#あ、いや 決めたのは儂ではないんですけどね。。。。。

そんなわけで東京は中目黒まで出向きましてお芝居を見てきたわけです。

と、芝居の前に。。。
劇場近くのケーキ屋さんでケーキをいただく。
ちゃうで、いもーとさんが勧めるしやで。

野菜ばかりを使ったケーキのお店。
んまー(^◇^)

ケーキ食べた後、まだ時間があったのでお茶でも飲んで。。。
と思って入った店で何故かカレーを食べる。
んまー(●^o^●)

素晴らしき哉、中目黒!(やんややんや)
あやうく、芝居見ずに帰るところやった ((((((((((((^^;

さて、芝居。

もちろん初見の劇団さんであります。
人情時代劇主流の劇団なのだそうです。

お話はですねぇ。
落語の「高津の富」をモチーフにしたお話。
だいぶんと筋も登場人物も違うけれどね。
まぁ、落語のまんまにしてしまうと、前半はひたすらほら話になるからお芝居でするにしてはちょっと辛いわなぁ。

上演中も写真撮ってくださいとおっしゃったので何枚か撮ったけど、携帯で後ろの方の席からだとやっぱり限界があるな。
#その前に撮る人のセンスに問題があるわけですが。。。

軽く感想。

見ていて感じたのは、この劇団の人たちって芝居を自然体でしているみたい、ってことですかねぇ。
もっとわかりやすく言えば、とても慣れている感じがしたのだ。
たとえば、セリフの言い間違いとか順番間違ったりとか結構あったように思うのだ。が、あからさまな間違いと思わせない自然さがあるのね。芝居ではない、日常のやり取りの自然さ、といったらわかってもらえるか。

場数を踏んでいるからかねぇ。確かにみなさん、かなりのキャリアを積んでいるようにお見受けするのだけれど。

そういう雰囲気を感じると安心して見ていられる。
演技の危なっかしさにドキドキしていたら芝居にのめりこめないからね(苦笑)
関西弁もさほど耳につくような感じではなかったし。

成程。
こういう安心な感じの芝居の世界というのもあるもんなんだな。
言ってみれば、水戸黄門を見る安心感のようなものか(違?)

帰りには駅近くのお蕎麦屋さんで東京の蕎麦を食す。
中目黒 んまー!(^^ ♪

劇団ふくわらい第十五回本公演「 浪花の千両富 」 @ウッディシアター中目黒の画像

劇団ふくわらい第十五回本公演「 浪花の千両富 」 @ウッディシアター中目黒の画像

劇団ふくわらい第十五回本公演「 浪花の千両富 」 @ウッディシアター中目黒の画像



西院ミュージックフェスティバル@春日神社

2009-08-02 13:00:44 | ライブレポ
今年で八回目を迎えるという京都は西院(西大路四条)界隈を中心としたミュージックフェスティバルの2日目。

西院ミュージックフェスティバルは何がスバラシイかというと、ライブが基本的に無料(投げ銭制)。お店でやっているライブはワンオーダーって場合もあるけど、全て入退場フリーなのだ。スバラシイ。

そんなフェスだから、出演者はどっちかっつーと地元が中心。
それでも結構聞かせてくれるアーティストもいるし、意外と儂好みのアーティストも出ていたりするので毎年少なからずチェックしているのだ。

ほんで、今年は初日は仕事のせいで涙をのみ、2日目も愛宕さん詣だったので断念か? と思いきや、意外と元気だったのでバスを途中で降りてちょこっと寄ってみることに。

会場にてタイムテーブルチェック。
あら。「高鈴」も「ふちふな」も既に終わっていたのね。でもザッハトルテ聞いてみたかったからよしとしよう。

ちょうど演奏中は
「Harp On Mouth Sextet 」

なななな、なんだこの人たちは!
ジャンルは「雅楽クラブミュージック 」とあるけれど、構成はなんとハーモニカ4人とキーボード&パーカッション。みんな全身白い装束で、顔まで布で隠している(黒子の白い版?)
雅楽っちゃぁ雅楽っぽい響きか。だけど、こんなに拍感のある雅楽なんて聞いたことがないぞ。いろいろ通して加工はしてあるにしても音はハーモニカだし。まぁ、でもクラブ系のリズムを入れて聞かせて、確かにこれは下手したらクセになりそうではある。
とりあえず、とんでもないものを聞いて(見て)しまった気分。

そして、その余韻をものともせずに登場
「ザッハトルテ」

アコーディオン・ギターとセロの3人組インストバンド。聞いてみたいと思っていたけれど、生で聞くのは初めてだ。
構成と名前からも想像されるようにヨーロッパ系ちょっとオサレさうんど。
のんびりほっこり、でも踊ろうと思えば十分に踊れる。悪くない。
が、ちょっとセロの音が気になる。んー、ピッチ? 以前の問題のような気もするけれど。でもそのセロから弦楽器とも思えないような音が!あれはどうやってだしてるんだ???
飄々としたMCの感じも好き。
ふぉ、アルバムのジャケットがオノ・ナツメだ!やーん、ちょっと気になるぅ。(<結局買っていないヤツ)

ほんでもってトリの
「Littlefats & Swingin’ hot shot party」
なんと西院ミュージックフェスティバル皆勤賞なのだ、このバンド。そうだ、前に来た時も聞いたよ。スウィングジャズだけどしきりにジャイヴと言っていた。そういう括りになるのか。ウォッシュボード(洗濯板)をパーカッションにしてウォッシュタブベース(タライとモップ)のベースというリズム隊を擁し、オリジナルからスタンダードナンバーからやっちゃう、ボーカリストは弾丸トークでまくし立てノリがいいんだかせわしないんだかわかりゃぁしない。でも楽しい。
隣で聞いてはった妙齢の女性(聞いたら75歳とおっしゃっていた)に話しかけられた。聞けば二十歳くらいの時、京都に一人でやってきて寂しかった頃にこういうのにハマっていたから懐かしくて楽しくて仕方ない、と。50年の時を経ていまだにその当時と同じように楽しませてくれる音楽、時代を超えて儂らだって楽しめる音楽がここにある。
入場無料の地域密着型イベントだからこそこうやって楽しめる人たちもいる。今はやりのロックフェスにはない楽しみ方の方向性がここにはあるのかもしれない。

お腹が空いて会場を後にする儂を、後ろの方から2度目のアンコールに応えるボーカルさんのアカペラが追いかけてくる。うふジャニスジョプリンだっけか?「メルセデスベンツ」だ。最後までサービス精神溢れる雰囲気は西院ならではかもしれない。

西院ミュージックフェスティバル@春日神社の画像

西院ミュージックフェスティバル@春日神社の画像