ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン@拾得

2007-11-22 12:27:40 | ライブレポ
ソウルフラワーユニオンの新マキシシングル「寝顔を見せて」発売記念地方巡業ライブ。
ソウルフラワーのCD発売記念なのに何故リクオも? なんて野暮は言いっこなしです。気にしたら負けです。

さて、そんなわけでアコパル
メンバーは中川敬(SFU)・奥野真哉(SFU)&リクオ

京都市内は車の量が半端ではない観光シーズン連休前の本日。拾得についたのは開演時間ジャスト。
なんや、拾得。お客さんいっぱいじゃないですか!立ち見ですか?いいですよ、望むところデス(謎)
前のソウルフラワーの時、「拾得くらいソールドアウトにしたい」って言ってたもんね、奥野さん。これがソールドアウトってヤツですな!?おめでとー!

というわけで、セットリスト。ただし、儂リクオさんの曲は知らないのでソウルフラワーものだけ。ごめんなさい。

 ・松葉杖の男
 ・そら ~この空はあの空につながっている~
 ・寝顔を見せて
 ・辺野古節
 ・平和に生きる権利
 ・クレイジーラヴ
 ・もっともそうな二人の沸点
 ・ひかり
 ・アンチェインのテーマ
 ・満月の夕
 ・道草節
 ・荒地にて

まだあったかも。。。

時間ギリギリで着いたので、後ろのカウンターとトイレの間のスペースで店の人の邪魔になりながら見ておりました。ごめんなさい。
遠いところからお3人さんのご尊顔を拝しておりました。 んーでも向き的に奥野センセの顔をあまり見ていない気がする。。。

中川さん「風邪引いて高い声が出ないので大合唱で行きましょう」なんかいっつもそんな事言っている気がしますが。。。
今日はやけに「無名のシンガー山口洋」を繰り返していましたが、お気に入りネタ?

拾得はどこのライブハウスよりもステージが近く感じる。
焼酎のお湯割り飲みながらのステージ。グダグダしながらではあるけどきっちりとそして楽しげに演奏する3人。いやいや、聞いているこっちの方だって負けずに楽しいですよ。

いよいよ次回はソウルフラワーユニオンでのライブ。
名曲とヒット曲しかやらないそうです。「ヒット曲ってあったか?」「いや、俺らの中では全部ヒット曲やし」 おおお、同感でございます!
12月9日はこぞってBIG CATに集いたまへ、皆の衆!

月末発売予定のマキシシングルゲットしました。なんと番長のカレンダー付き(はーと)
マキシシングルなのに8曲入りです。。。だからその言い方が間違っているんだってば!

画像はそのニューマキシ「寝顔を見せて」のジャケ。よろしくどうぞ
#何を?

ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン@拾得の画像



KEMURI@ZEPP OSAKA

2007-11-18 12:57:43 | ライブレポ
本年で解散を宣言しているKEMURI。 その大阪最後のワンマン。

あと大阪でイベントが1回と12月の東京でのラストライブまで活動はしているが、この日が儂が参加できる最後のKEMURI。

結構感傷的な気分でのライブになるのかと思っていた。
泣くかもしれないなぁ、なんて思ってた。

全然うそです。

神戸で時間読み違えた為に、コスモスクエアでロッカー確保、全力疾走開演ギリギリで飛び込んだZEPP。息を整える間もなく始まるライブ。
怒涛のように音を畳み掛けるKEMURIのライブは、儂に感傷的になる間なんか与えてくれなかった。
MCは挟むけれど、決して湿っぽくなんかならない。そんな事に気を取られるよりもひたすらKEMURIの音楽に酔いしれていたかったのでしょう。だって、この瞬間は二度とやってこない、それはいつもと変わらないけれど、再びKEMURIというバンドの演奏で、この高揚感を味わうことは不可能なわけだから。
気がついたら笑っていた。もうこの人おかしいんちゃうかっていう程めちゃめちゃ笑ってた。モッシュの中で偶然鉢合わせした友達もめっちゃ笑顔やった。

演奏曲数35。
ラストツアーでの演奏曲数はどこも一緒らしい。
このあとくされの無さ、ほんとにラストライブ? 
いや、愚問だな。
ラストライブだから感傷的になるというのは間違いだ。こんなに気持ちよく満足感に溢れた引き際だってきちんとあるのだ。

KEMURIは他のバンドとは少し違う。
なんていうかなぁー。低温で燃え滾る炎のような感じがする。
ライブもパフォーマンスもメッセージもこの上無く熱い。それは間違いない。
けれどもフミオさんの佇まいはいつも冷静でドライ。演奏もクールでブレを感じない。おそらく、彼らにとって音楽は手段であっても目的ではないのではないだろうか、と思えるのだ。彼らのまなざしは音楽に向けられているのではなく、その先を見ているような気がするのだ。

KEMURIを聞き始めるまで基本的に儂はオーセンティックなスカが好きで、スカパンクというのはちょっと別の世界、という気がしていた。KEMURIの名前を聞く機会はあったけど、やたらPositiveMentalAttitude=肯定的精神姿勢っていうお題目ばかり目に付いて胡散臭く感じたのもあり、無理に聞こうとはしなかった。そのうちスカポップ(というジャンルがあるかどうかは別にして)も聞くようになり気づけばKEMURIも聞いていた。
最後までメッセージを大事にするKEMURIが好きだった。

バンドは解散してもメッセージは残る。
理想も誇りも霧の中へ消えようとしているこの国で。

彼らが最後に出したアルバムのラストの曲。潔くも、
「I'm So Satisfied!」

そう、それでいいんだね。
そうしてまた前へ進んでいきましょう。
それがPMAの精神か。

ありがとう、KEMURI。

KEMURI@ZEPP OSAKAの画像



GROWING KOBE@神戸メリケンパーク

2007-11-18 08:13:16 | ライブレポ
春に開催されたGOING KOBEの秋開催規模縮小版。勿論無料チャリティーライブ。

まぁ、気持ちはわかるけど、こういうイベントは年一回開催で恒例化するのがなにかにつけいいような気がするわけです。 若干つーまっち感有りです。どうでしょう?松原さん。 とか言いながらわざわざ行ったりするんですけどねー、これが。夜には大阪でKEMURIのライブもあると言うのに。

なにしろ儂の好きなバンドが出るのだから仕方が無い。「倭製ジェロニモ & ラブゲリラエクスペリエンス」に「ワタナベフラワー」に「ナチュラルパンチドランカー」もいいよねー。ってタイムテーブル見たらその3組見られへんし。。。(涙)

会場、神戸メリケンパークに着いたのは1時過ぎ。
大阪に移動するまでの3時間だけ参加のGROWING KOBE。

というわけで本日は

 「レトロ本舗」

で始まり。

セットリストでございます。(思い出せた順)
 ・初恋朝顔
 ・みつばのラムネ ピンポンパン
 ・1!2!3!
 ・日直当番なったなら
 ・走れスクーター
 ・綴った風

前週あったライブでやらなかった「みつばのラムネ」があったのが嬉しい。
周りで「可愛いー」という声が多数。風がけっこう強かったのさ。かなちゃんは髪の毛を気にするあまり、歌いながらくるくるくるくる。狙ってやってるわけではないと思うが、そない可愛くせんでも。。。スクーターの合いの手が楽しい。終わった後に「仕入ぶちょ~!」って大声で呼ばれていたのは誰だ!?

続いて見るのは

 「NUMBER-1」

初めてのゴーイングKOBE以降、何度か見たことのあるヒップホップ系生バンド。結構キレがよくってきらいではないです。

で、ようやく見られた

 「四星球」

今回のイベント唯一神戸以外からの参加。「スーシンチュー」と読む。勿論ジャンプを読んでいた人なら知っている。あ、あと中国語の分かる人もか。
春のGOING KOBEでは見られなかった。どうやらコミックバンドらしいといううわさ。。。
って、いきなりブリーフ一丁で現れるか!? あぁ、バカだ。バカがいる。いいなぁ、久しく見なかったバカ丸出しバンドだ。凧糸が切れているかのようにも見られるボーカルの奔放ぶりだけど、きちんとツッコミ役(ベーシスト)もいて、ボーカルの無謀さにについていく小ネタやボケもあり(ドラム&ギター)テンションを落とさない。これで歌も上手だったら諸手を挙げてフリークになりますよ。儂は。
途中で警察から注意を受けていた(ブリーフ姿でライブをするのは軽犯罪法違反だそうです)のは愛嬌ということで。

次にトイレ側のブースで聞いたのが

 「ALL MY DAY」

さわやかで素直ななポップス系。四星球の後だから特にそう感じたのかも。

ほんで、名前が気になる

 「セックスマシーン」

「バンド名が恥ずかしくて身内に言えない!」と言って「バンド名変えた~い!♪」と歌う彼ら。「四星球が、パンツ一丁で怒られていたので、ちゃんとズボン穿いて来ました!」って、トランクス丸見えですけど。。。しかもチャック開いたままだし。。。侮りがたし、さすが失恋バカパンクバンド。

これまた対極にいるようなバンド

 「DIAL ADAPTERS」

スタイリッシュなロックをイメージしているのでしょう。よく分かります。センスはわるくないとは思う。男女ツインボーカルなんだけど、そのバランスがいまひとつ良くない感じが。

で、この後ナチュパンをちょっとだけ見て会場を後にする予定だったのが、時計を見たら既に4時を回っている!!!
きゃー!急がなくっちゃ!

というわけで大急ぎ怒涛のようにZEPP OSAKAに向かう儂   It continues......

写真はメリケンパーク名物のフィッシュダンス。青空が見えるけど、結構寒かったの。。。

GROWING KOBE@神戸メリケンパークの画像



特別展覧会 狩野永徳@京都国立博物館

2007-11-11 12:58:00 | 展覧会とかアートチックなもの
洛中洛外図が好きです。

に、限らず狩野永徳の特別展、狩野永徳の屏風絵を間近で見られるチャンス! って事で最近とんとご無沙汰ですな高尚な方面は、絵を見に行きまする。

にしても、予想されていた混雑。 
一部の人には「我が侭を言うな!」とお叱りを受けますがこういう時ほど平日休みが羨ましい時はない。
日曜日の午前。午後からはバンドの練習があったのでちゃっちゃと行って2時間くらいみて帰ってくるかー、なんて思って到着、京都国立博物館。。。。。
んと、2時間半待ちですけど(/_;)
馬鹿ですねー。ホント。 仕方がないので練習終わってからも一度行きました。電車賃400円返せ!(無理です。)

ほんで、入る。
夕方6時、流石に待たずには入れるけど結構観覧者が多いです。わんさか。

前半は「墨を極める」と題して水墨の絵から始まる。
狩野永徳=絢爛豪華と思い込んでいた儂、水墨なんてねー、って正直思っていました。大馬鹿者です、すいません。
「花鳥図襖」で描かれている大木の幹の迫力。今回のチケットでも使われている檜図にも通じる迫力はモノクロの水墨でも色褪せず、っていうか余計な色のない分迫力では勝っている感もあります。檜図は怪々奇々と評されたとあったとおり、おどろおどろしさは紛う事なく、インパクトの強さはこの水墨にも現れる描き方に通じているものなのでしょう。

で、お目当ての洛中洛外図屏風はやはり真ん中の展示室に。
どえりゃー人です。う。。。怯む。怯んでいる場合ではないっと列に並ぶ。。。   事はせず:-P先の展示室へ。

そして最後の展示室で出合ったのが「唐獅子図屏風」

「で、でかっ!」
話には聞いていた(ような気がする)けど、獅子の表情だけでも十分威圧感のあるこの絵が。ほう、物理的にも圧倒的な迫力を持っていることを知る。絵の技量に加えてのなんという力技。いや、この絵は本来この大きさじゃないといけないのかもしれません。お陰で、この後に図録で見た唐獅子図が可愛く見えてしまいました。ま、それはそれでいいのかもしれないけど、やっぱりホンモノを見ないと実感として分からないっつー所です。

で、ここで時間はすでに7時40分。い、イカン閉館まで20分!
といわけで、「洛中洛外図屏風」。。。。えー、まだ人だかりが。。。(汗)

並んでる時間も勿体無いので、後ろから背伸びして覗き込んだり、左翼の人がいないところを見たりしてましたがやっぱり近くで見たい!(っつーか細かすぎて近くで見ないと楽しくないです)並んで見ましたが、動きながら見なくてはいけないし、時間はないし(半分行ったところで8時。。。)でゆっくり見ることは出来ず。
むむむむ。欲求不満なり。

分かってますって、そんな細かい所をみたいならちゃんと図録とかで家でゆっくりみなさいって、ねぇ。
でも、ほら、やっぱりそこでみたいじゃない?

まぁ、洛中洛外図はそんなでしたが、総じてやはり迫力に圧倒される狩野永徳。
若くしてこんな絵を描いてしまった時代の寵児に感服です。

特別展覧会 狩野永徳@京都国立博物館の画像



GIRLS GANG GOING @ 三宮Star Club

2007-11-10 12:40:17 | ライブレポ
出演は
「レトロ本舗」
「Yum!Yum!ORANGE」

相変わらず仲の良い?バンドのツーマン
ライブ後にTシャツを着替えたのはいつぶりかな。
ここのところ暫くオトナしく見るライブが続いていたからなぁ、全力で(?)踊るライブ。やっぱり正しいライブの楽しみ方はここにある。

ライブハウス入ったところでパッション屋良さんを見かける。
いやー、よーしらんから単に似てる人だったかも知れないけど。。。

今回のスタークラブ。男が多いんでないかい?
男が多いということはスカダンス度があがるわけですよ(超単純な公式です)。思う存分スカダンス。最後には足がつりかけてましたけど。。。

さて、先行は「レトロ本舗」
セットリスト(ただし覚えているだけ)
 ・ みんなの季節
 ・ 1!2!3!
 ・ 夕暮れ文庫
 ・ 文房具
 ・ 日直当番なったなら
 ・ あめあがり
 ・ 初恋朝顔
 ・ さくさくさくら
 ・ レトロパレード
 ・ 綴った風
 ・ 走れ、スクーター
あと、新曲とかありましたなぁー。

レトロ本舗の衣装?制服?変わったんですね、赤いベストだ。ん~、今のレトロにはあっているのかも。
トロンボーンが抜けてしまったから、金管はペットだけだー、と思っていたら中音が聞こえる!? ん、あら、みーちゃんが吹いているのはなんだ?マーチングホルン?レトロのホームページで確認してみたらトランボンって書いてあったけど、これって正式名称ちゃうよねぇ。がんばれみーちゃん。
ツーマンなのに先行レトロでアンコール応えてくれた、嬉しいですね。ありがとー
まきちゃん、動物園誘ってもらえると良いね(謎)

そして、
「Yum!Yum!ORANGE」登場。

アナウンスされている中では関西で今年最後のヤム。
なんかもうほとんど覚えてへん気がする。ひたすら楽しかったと。。。
振り絞って思い出すか。。。演った曲

 ・ Daisy
 ・ プレゼント
 ・ 葛飾ラプソディー
 ・ Dreamer
 ・ Clover
 ・ アシタハレルヤ
 ・ 星のカケラ
 ・ SUNNY SUNDAY(with レトロ本舗)
 ・ Welcome To The Wonderland

絶対もっとやってるな(苦笑)

なんやろね、異様なほど熱かったなぁー。誰にも気兼ねせずに楽しんで踊れる心地のいいスカ。友達にはチャラチャラしたスカなんて言われたけど、ええやん、ちゃらちゃらしていたって、だって楽しいんだもの!
確かにモッシュとか激しくなったら大変な時だってあるけどさ、それはライブって言うエンターテイメントの一部分の要素でしかないからね。
スタークラブはハコが小さいからっていうのはあるだろうけど、この日はそれだけじゃない何かがあった気がします。
新曲は2曲。1曲は「Believe me」って言ってたかな。まだ歌い込めていない感じがしましたね。こなれてきたらいい歌になるかな。

アンコール。
RYUとレトロのまきちゃん登場
「実は。。。。結婚します!」<なんでやねん!
なんと、レトロとヤムヤムで一緒に演奏だ!ヤムヤム初の試みだという。
やー、マジっすか!?どんだけピースフルな共演なんでしょう、ホントに。

ワンマンの東京、うらやましいけど、きっとそれよりスペシャルな競演だったと両バンドとも好きな儂は大満足です。

GIRLS GANG GOING @ 三宮Star Clubの画像