ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

ズクナシ v.s. 私の思い出@磔磔

2012-03-13 13:30:40 | ライブレポ
ぐははは。
ズクナシである。
#一行目の笑いに別に意味はありません

この日は2マン。
対バンは

 「私の思い出」

というバンド。
注;バンド名です。
かなりやっちゃっている感じがゴキゲンなバンドでした。
#CD買いました

ご家庭の事情により、開演時間にちょこっとだけ間に合わず到着、磔磔。
中からはナカナカにファンキーな音が聞こえる。

中に入るとステージにはボーイスカウト風の装いの5人組。このバンド、位置付けとしては、アドベンチャーロックバンドらしい。
ボーカルは水筒で水を飲む。(ズクナシに勧められたらしい)
うん、かなりマッチしてました。はい。

どんな曲をやっていたかというと、

 ・近畿って曲(ズクナシに近畿の綴りを教えますって言って「K・I・N・K・I!」って叫ぶ)
 ・しょっちゅう焼酎って曲(好きなのね?)
 ・腰が痛いって曲(スウィートソウルナンバー風)
 ・キャンプファイヤーの曲(バッタもんメタル風、お客さんは薪です)
 ・チャイナライナーとかいう曲(中国風、そのままやん)
 ・お米フリークとかいう曲(バッタもんファンクディスコ風、サックスさんのお父さんの曲、水加減むずい)

いや、そりゃぁジャンル的にはコミックバンドかもしれませんが、ええやんなぁ、楽しいんだから。
コミックバンド好きな人にはとりあえずお勧めします。
#他の方には遠慮させていただきます

なんでも今度、磔磔でワンマンが決まったらしい。いや、ホントに?いつとか忘れたけど、HPにも書いてないし。。。


さて、そんなわけでズクナシの登場である。

とりあえず、セットリスト。

 ・SOUL TRAIN
 ・チョキチョキマンのテーマ
 ・(吉祥寺 on my mind)
 ・Ain't No Mountain High Enough
 ・手拍子らっぱっぱ
 ・(Give me the power)?タイトル不明
 ・Shine
アンコール
 ・We sing one voice

あれ、こんなもんやったっけか。
今回はテーブルが出ていたのでちょこちょこメモしたから間違いないと思うんだけど。

さて、
なにがびっくらしたって。

衣美さんのイメージが変わってた!

「最近結婚しまして」

おめでとー、ひとまず。

しかし、グラサンかけてラメラメのコンシャスな衣裳って。
一年以上ぶりで見る儂はびっくらこんですよ。
ステージでのパフォーマンスも、2割増しくらいで攻撃的な感じ。
いや、もう以前から攻撃的ではあったんだけど、なんつーの?以前は煽る感じとかそんなに無かったと思うんだけどな。違うかな。

演奏はいつも通りキレッキレな感じでまぁ満足。ちょっと時間が短いのが不満と言えば不満だけど、そりゃぁ毎回ワンマンのようにはいかない。
他のライブと迷ったけど、とりあえず来てよかった。うむ。

チョキチョキマンではギター弦切れちゃう。「いつもこの曲で切れる」」と。たしかに、前にもこの曲で弦切っているの見たような記憶が。。。 あ、一昨年の見放題の時だ。
アンコールの「We sing one voice」は東日本大震災に寄せて。

会場入った時、前の方もダダ空きやったから嬉しがってそっちに行っちゃったけど、やっぱり後ろで立って踊ってても良かったなぁと。うーん、そんな感想以前も書いた気がするぞ。<学習しろよ、儂

ズクナシ v.s. 私の思い出@磔磔の画像

ズクナシ v.s. 私の思い出@磔磔の画像



あれから一年。~311

2012-03-11 21:40:22 | 日記
一年がたってしまった。

悔しい。
くやしいなぁ。

一年前のあの震災があり、それに続く原発事故があり、それに対する国の動きがあり、それを報じるマスコミの様子を見てきた。

そして、儂はこの国は変わるのだと思っていた。

残念ながら、一年後の今日。
まだ変わる兆しは見られない。

まぁ、でも諦めるのはまだもう少し先にしよう。

昨日は京都であったデモに参加してきた。
今日は一日、各地であったイベントやライブの中継を見てた。
そして黙祷。


さて、
この一年間、いろいろ考える。そのだいたいのところは年末の日記に書いたので(まぁ、十分じゃないんだけど)、もう一つ考えた事を。


震災後、命の事を考えている。

簡単に言うと、人間て簡単に死んでしまうのだなぁ、という事。
#いや、なんかイヤな言い方で苦手な人もいると思うので、そういう方はスルーしていただいて結構でござんす♪

当たり前の事なんだけど、人間は死ぬのだ。
良く言われる言い方でいえば、自然の猛威の前で人間は本当に非力で、今回の震災では2万人近くの尊い命が失われてしまった。
亡くなった方の多くは直前まで死ぬなんて思っていなかっただろう。死は唐突に予想もしないところから訪れるのだ。

儂も去年一子を授かった。
その事もあるかもしれない。

震災で子を亡くした方の話はもうそれだけで涙があふれてくる。やだねー、元々涙もろいのにさ。

さらにイヤな事を言うが(ヨメに読まれたらハンゴロシだろう)、自分の子だって突然に命を奪われる事が(どんな理由によっても)ないとは限らないんだ。
このイメージは堪らない。しかし、それが現実となる事がある。
中国の四川で大きな地震があった時、学校の多くが倒壊し、子供がたくさん犠牲になった。一人っ子政策の為に一人っ子世帯が多かったという。このレポートは堪らなかった。

勿論、子供だけの話じゃない。大人だって同じだ。
勿論、肉親だけじゃない。友達や知人だってそうだ。
誰だって、人が死ぬのは嫌だ。

でも死んでしまうのだ、あっという間に。予期出来ないような事で。

だからこそ、儂らは命が大切だという。かけがえのないもんだという。
少なくとも市井の儂らにとってはそれが常識だと思っていた。

だが、違ったのだ。この日本では。

それが分かった2011.3.11。

儂ら一般の人間と違って、経済(お金)の方が大切だ、と考えている人達。儂ら国民のいのちよりも自分たちの地位を守る事に必死な(そして責任も取らずに平気な)人達。儂らの国を牛耳っている人たちには(少なくとも自分以外の人の)命は大切でも何でもなかったのだ。
残念ながらそれが現実。

さぁ、儂らの常識をこの国の為政者の常識にする為にはどうしたらいい?