ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

CAPITAL RADIO '08 in大阪@BIG CAT

2008-05-31 15:18:05 | ライブレポ
出演はTHE BACK HORN、フラワーカンパニーズ、怒髪天

怒髪天大好きのツレと行く予定だったが、直前にメール
「寝込んでます、動けません。。。。orz」
かわいそーなおっちゃん。 でも大丈夫。儂がその分楽しんでくるから☆<イヤなヤツ

とかなんとか言いながらさ、このイベント。
土曜日の6時半スタート☆ 儂、仕事場出たの6時半☆ ばほほほーん☆

いやーなんざんしょ。京阪電車の中で焦って駆け足したってダメですよ、あーた。
ええ、勿論熟睡してましたけどナニカ?

で着いたのは7時40分。
おー、既にバクホン終了。フラカンが演奏中でございます(涙)。

会場に入って最初の曲が「狂ったバナナ」
って、アタシの方が狂っちゃいそうだよ!
前の方に行くのはちと無理と判断して入り口付近に滞在。
新曲、いいです。はい。めっちゃいいです。買いました。
季節感の話をしていたはずなのに最後は「真冬の盆踊り」
ツッコミとかないんかいっ!? 
ヨサホイヨサホイ。

フラカン終わってジリジリと前へ、いや、せいぜい真ん中くらいだったか。怒髪天。
増子さん、三三七拍子の途中でもう櫛を投げる勢い。前のめりやん!
おおお、「N・C・T」だ♪ 
5月にしかやらない「五月の雨」もいい曲です、はい。初めて聞いたけど。
「酒燃料爆進曲」のオイシイところで止めちゃう坂さん。痛風和らぐといいね。
その坂さんから10月磔磔でのライブ決定発表です。
行かなくちゃねー。
最後には「ヘベレケレレヨー」でEND。

フラカンのケースケさんが言っていたけど、よくもまぁこんな暑苦しいバンドを集めたものだと。。。全くねー。大好きですよ。暑苦しいの。
#類友とか言うなー

CAPITAL RADIO '08 in大阪@BIG CATの画像



RUSHBALL ☆ 10@大阪城野外音楽堂

2008-05-25 19:53:27 | ライブレポ
今年は2日続けて開幕が決まったラッシュボール。の前哨戦。
ラッシュボールも出演者第三段が発表されているというのに、今ひとつ食指が動かない儂。ジンとスカパラくらいだにゃ。
OTODAMAは発表されただけで行く気満々やのににゃ。
#いや、聞いてみたいなぁ、ってバンドはいくつもあんねんで。BRAHMANとか、ACIDMANとかブンブンとか(<なんか、フォローか?>儂)

で、その前哨戦行って来た。
基本的には「ジン」目当て。でも、城野外のラッシュボールは初めて聴くバンドのが楽しみでしょうがない。特に気になっていたのは「24-two four-」と「OGRE YOU ASSHOLE」

と・こ・ろ・が。。。

雨です。
はい。どしゃ降りの予報です。
気分萎え萎え。ライブのノリよりも雨で靴の中ぐちゃぐちゃなのがイヤ。ってなわけで下駄履いて参戦。やる気ナシです。ダメです、そんな事では!<ダレだ?おぬし。
まぁ、目当てのジンはそんなに踊る、って感じではないから、まぁいいかと。

開演時間ジャストに会場着。おおお、OA見逃した。。。
会場の横で煙草吸っていたツレを発見。合流。

というわけで、見たバンドは。

 Northern19
 FULLARMOR
 24-two four-
 OGRE YOU ASSHOLE
 FRONTIER BACKYARD
 WRONG SCALE

以上。

あ、ジンがない。
ええ、夜、京都に戻らなくてはいけない用事がありまして、ロンスケの後、the chef cooks meだったのを確認して泣く泣く帰ってまいりましたとさ。

というわけで、時間も経っていることだし感想を簡単に。

Northern19
は最初だというのにかなりの盛り上がりを見せる(芝生席が)
雨の中でどろどろになりながら(芝生席は)
ほへー、そんなに人気あるのかぁ(芝生席では)
うん、分からなくはないなぁ、勢いのよさは最近流行のパンク系バンドの正統派という感じ。

FULLARMOR
他のバンドのメンバーが入っているという説明を受けたが何処だっけ、ストレイテナー? 忘れた(をい)
技術力の高さは感じるが、逆に付け入りがたい陶酔系のパフォーマンス。知っている人向けという感じか。知らなくてごめんなさい。

24-two four-
雰囲気変わってダルダルに力の抜けた感じでボーカルも緊張感が無いのほほん系。
あー、でもいいよーいいよー、好きだよーこの感じ。うむ、儂最近名古屋系に弱いのかも。
近くで見てた人が演奏後に「うわー、こいつらは売れねぇなー」とか言っているのが聴こえてしまった。そーゆー事、思ってもその場で口にするなよー、兄ちゃん。

OGRE YOU ASSHOLE
名前が変なので気になっていた。。。というのが正直なところ。
良かった。。。。ような気がする。     <をい。
にゃー、記憶に無いです。スンマセン。ここで雨がまた降り始めました。いや、関係ないですね。スンマセン。

FRONTIER BACKYARD
これだ! 雨が本格的に降ってきたにもかかわらずテンション上ル。
昔から名前は聞いたことあるけど初めて聞くのよね。とってもポップなのに決して浮き足立った感じではないしっかりと感じの演奏、しかしはしゃぎまわる、飛び回る、スベリまくる。しまったー、こちとら下駄ですやん。鼻緒が食い込む食い込む。でも、踊る、みたいな(<ばか)

WRONG SCALE
ツレがオススメしていたバンドではある。けど、儂の中ではこの前のフロンティアでピークでした。雨も降っているし。。。うむ。ごめんなさいだな

さぁ、あと誰が出るのかな?<RUSH BALL

RUSHBALL ☆ 10@大阪城野外音楽堂の画像



「風神雷神図屏風」特別公開@建仁寺

2008-05-14 12:51:39 | 展覧会とかアートチックなもの
公開期間ギリギリで風神雷神図屏風の生公開を見に行く。

画像は入り口に置いてあるイミテーション。
パチパチ撮れるのがちょっと嬉しい。

風神雷神は以前に国立博物館で一度見ていますから2回目。
そん時ゃぁ、そりゃぁ感動したもんです。

比べるのは間違っているのですが、3日前に見に行った暁斎展の興奮が残っていたせいか、初めて見たときと比べて感動が薄い気が。。。暁斎の方にもね、風神雷神図があったのですよ。

おそらくオリジナルとパロディの違い。
オリジナルはもちろんそれだけで価値があり力も持っているのだけど、パロディーは時としてそれを凌駕してしまうのだ。大津絵の要素も入れた風神雷神図の愛嬌のある暁斎の図が儂の頭の中にあり、本来比べてはいけないものを比べてしまった感じ。
ただ、基本はオリジナルあってのパロディですから。オリジナルがなかったらパロディは無価値ですから。<何故かフォロー

もちろん、そうはいいながら風神雷神図にはめちゃめちゃ惹かれるのですよ。構図の妙といい両神の顔つき体の動き。見とれてしまうもの。

しばし見とれたその後、法堂の双龍図を見る。五爪の龍です。
以前、相国寺で蟠龍図を見て以来。 儂は「龍」ラヴぃだす。

ほんで、建仁寺の龍。

5年ほど前に建仁寺が開かれて800年たつのを記念して描かれた双龍図。
もうね、めちゃめちゃキュートです。龍に「きゅーと」とか言っちゃダメですか?
なんだか訴えかけるような目の感じといい、ツンとあがったブタ鼻といい。口から頭に掛けてのフォルムまで、とても愛らしいのです。

あの龍の携帯ストラップとか欲しいです。作ってください、建仁寺さんっ!<我侭

首が痛くなるまで天井見上げてましたってばさー。

ちなみに庭の好みは「潮音庭」より「大雄苑」。枯山水が好き☆

そうそう、庭といえば、
○△□の庭は、どこに△があるのか、この煩悩だらけのボンクラに、どなたか説明してやっちゃぁもらえませんでしょうかねぇ?

「風神雷神図屏風」特別公開@建仁寺の画像



暁斎漫画展@京都国際マンガミュージアム

2008-05-11 22:19:51 | 展覧会とかアートチックなもの
国立博物館の暁斎展に触発されて、勢いで行っちゃいました。初京都国際マンガミュージアム!
こっちの暁斎展と同時開催で行われていた「暁斎漫画展」です。

当初の予定ではこの日、国立博物館見た後はそのまんま大阪まで行って中ノ島でお芝居♪ と思っていたのだ。
いかんせん、暁斎のインパクトは強かった。時間に多少の危うさを感じながらも、気持ちはとめられない、いざ烏丸!

場所柄、国立博物館のそれとは異なり、漫画や風刺画といった側面にスポットを当てた展示内容。
新聞のコマ漫画とか、錦絵とか。
ホントに、これがあの精緻な水墨や鳥獣図と同じ人が書いているの?と思うような作品群。

あは。先に見た放屁合戦絵巻が文明開化バージョンであるよー。

七条の博物館での印象は、ホントに多彩でとらえどころがなく、ひたすら圧倒されてしまう存在に感じていた。
が、御池ではその時代を生きる彼の姿が見え隠れする。
そーさなー。前者は確かに時代のとらえどころもなかったのだ。そもそも暁斎を知らないっていうのもあるけど。
だけど、後者の作品を見れば、暁斎がまぎれもなく明治を生きた人であることが分かる。

どちらの暁斎もきっとホンモノ。
でも生き生きと描かれる様は、より漫画的なものに親しむものかもしれません。
いやいや、もちろんだからこそ、まじめな(?)絵でさえも温かみや物語性や動きを(幽霊画にさえも)感じさせて、只者ではない事をはっきりと知らしめるのかもなー。

ところでところで、初めて来たわけですよ、マンガミュージアム。
至る所に漫画・まんが・マンガ・MANGA。うひゃぁー、この世の楽園ですか?そしてマンガを手に思い思いのスタイル(寝転がる、階段に腰掛ける、本棚にもたれる、立ち読み、逆立ち等等)でマンガに耽る人々。 あぁ!なんと退廃的。。。いや長閑な!
ええのぉ。この呑気な空間に入り浸りたい。。。

暁斎漫画展@京都国際マンガミュージアム の画像



ファントマ「幕末殉教伝『イエス斬り捨て』」@ABCホール

2008-05-11 12:58:26 | 演劇レビュー
知らなかった。
ファントマの役者陣が入れ替わっている。。。というか、抜けちゃったのねー。

ABCの新社屋完成に伴って開催された「中之島演劇祭」への参加作品。
中之島演劇祭では復活した転球劇場も見たかったのですが残念ながらチケットが取れず。
意外とファンが多いのにゃぁー。
#意外とか言うなー!(怒)

って、転球さんの話じゃないわ、ファントマ。

つーてな、先にも書いている通り、看板女優の美津濃さんとかメインを張っていた浅野さんとかが抜けてしまっている。中心人物で残っているのは盛井さんくらいなものではないか。ファントマの冠はついているけど、客演陣の比率からしてプロデュース物に近い感じがしてしまうな。
保村大和さんに久保田浩さん、牧野エミさんも久しぶりに見るよ(現代用語の基礎体力のDVDでは見たけど)。それに上瀧昇一郎さん。いい悪いは抜きにして、とりあえず役者人充実鉄壁の布陣ですよ!。
あ、あと猫ひろしさん!?
とりあえず、役者に対しての不安感は全くありません。

で、芝居の方はますますハードボイルドには磨きをかけるファントマ。でも儂は毎回ゆーてるけどギャグ派なのよね。

さて、お話は幕末。主人公は岡田以蔵、それを取り巻く新撰組に坂本竜馬、土佐勤皇党や岩崎弥太郎や薩摩の人斬り新兵衛などが登場人物。
武市半平太の下、京の町で人斬りを繰り返す以蔵、しかし次第に疎まれる存在となっていく。と同時に自分自身のあり方に葛藤していくが、久しぶりに逢う竜馬の誘いと、その時に聞いた西洋の教え。気持ちが動きそうになったその時、池田屋事件が重なる。池田屋には竜馬の神戸海軍を抜けた望月亀弥太がいる、聖書を手に剣を抜かぬ、と一度は誓った以蔵だが、幼馴染の亀弥太を助けてくれと懇願する弥太郎の言葉に池田屋に向かう。

史実とは物語がだいぶ前後しますがなかなかおもしろい仕上がり。
山南敬助と以蔵を飲み友達にしてみたり、芹沢鴨をジョン万次郎にしてみたり。
いちいち魅せる場面も多い。
客演陣の見せ場もある、猫ひろしさんの独壇場、いいむろなおきさんのマイム、きんたミーノさんの個性。それらをストーリーの中で浮いた存在にせずに、お客さんを楽しませる一つとしてうまい事取り入れている。
まじめな部分でも、
武市瑞山の切腹のシーンとか、竜馬が最後に杯を並べて死んで行った仲間達と一緒に酒を酌み交わすシーンとか。「おーい龍馬」の中でもこんなシーンがあったが、これは有名な話なのだろうか。かなりぐっとくる、涙がこみあげてくる。

今回の特効
一つは殺陣。
殺陣は難しいのよねー。これが上手なときは文句無くかっちょいい芝居となる、バロメータでもある。
実はちょっとずるいと思った。なぜなら群集での殺陣シーンが多かったから。群集での殺陣シーンだと一つ一つの動きを見るのではなく、全体の動きで見てしまうから、多少の粗は目立たなくてね、なんとなく美しく見えてしまう。実際、これカッコイイ。

もう一つはダイナマイトしゃかりきサ~カスときんたミーノさんによるゴスペルコーラス。
今までの幕末物では(少なくとも儂の知っている限りでは)無かった、キリスト教の救いというアイディア。それを取り入れた今回の芝居において要所要所を引き締める役割をになった。
カーテンコールでは出演者全員でのコーラス。ゾクゾクしますよ。ベタな笑いをちらちら出しながらも、最後まで会場内に芝居のセンスという緊張感を漲らせる演出やったと思います。

でも儂はギャグ派♪

まぁ、半ば強制的にスタンディングオベーションをさせる(「昨日はスタンディングオベーションでしたけど。あ、いや、やってくれと言っているわけではないですが。。。」)ところらへんは流石です。


ファントマ「幕末殉教伝『イエス斬り捨て』」@ABCホールの画像