ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

BReeZ in KOBE@神戸メリケンパーク

2007-07-29 00:06:47 | ライブレポ
うほほほ。前回のシャングリラ行きそこなった倭製ジェロニモ & ラブゲリラエクスペリエンス(長くても全部書きますっ!、そうそう「&」の前後って空白が入るのね。Last FM始めてようやく気付いたわ)が目当てです。

にゃー!せっかくぴあの音楽ページ扉にピックアップされているのに、倭ジェロ(でも2度目からは略称です、だって長いんだもーん!!!)だけ名前が出てねぇ!(怒>ぴや)

今回のイベント、フリーライブです。行かない手はありません。
詳しくは知りませんが、ラジオ関西とJAの共同のイベントなのかな?

てなわけで出演は
 倭製ジェロニモ & ラブゲリラエクスペリエンス
 我那覇美奈
 いきものがかり
の3組

このメンツ当然トリは倭ジェロやろ? と思っていたのはどうやら私だけだったようで。。。
むしろ倭ジェロ、トップバッターです。
オープニングアクトとか言うなぁ! 前座とか言うなぁ! 前説とか言うなぁ!
#被害妄想中♪

夕方5時半。
JR元町の駅に着くと。。。土砂降り
にゃー、傘持ってねーよー!としばし雨宿りしてると、、、雨上がった!
てなわけで、早歩きで会場へ。

6時ジャストで着いたらステージ上でスタッフさんがテント張って大わらわ。
「警報とか出ててどうなるかわかりませんが、とりあえず10分からはじめますっ!」
拍手喝采。
こういう時のスタッフさんの決断て責任重大なんやろなぁ。大変だ。

で、始まる倭ジェロ。
ラジオ局のイベントって事もあって司会が入ります。けど、その前にホーン隊が客席の後ろから登場。
あぁ、こういう演出ってきっと晴れてたらもっと映えていたんだろうなー、なんていっちゃダメよ。

雨上がりでテンション下がり気味なとこにまばらなお客さんという感じだけど、いつも通りのテンション、いや、なんか逆にやる気になっていないか?倭ジェロ。いいですよ~、儂は逆に楽しめますから♪ 曲は

「スクリーム」
「リボルバー」
「HUSH」
「関西人」
「SEXY SEXY SEXY」
「月とプルート」

あれ、もう一曲くらいやったかも。(毎度そんなんばっかでスンマセン)
今回、期待していたとおりにやってくれた「関西人(ロングバージョン)」
金のつぶにおわなっとうのCMソングですが、いやぁ、良い!良すぎる!倭ジェロのファンを辞めないでよかった!というマニア歓喜の一曲です。あはん。
をを、月とプルートでしっとり終わるか。。。意外な展開だ。

倭ジェロ初めての人?って聞いたらかなりの手が。。。やっぱりか。妙に照れがあって乗り切れずにいたミギドナリの君たち! どうよ?いいだろ倭ジェロ? え?わからない? あ、そうですか。。。。

倭ジェロ終了。
そんなわけで、光るリングをもらえなかった儂は(拗)、雨が気になるけど、せっかくだから我那覇美奈もいきものがかりも聞きたいしと後ろの方のテントでまったり見ることに。
2杯で100円のマンゴージュース(美味)を1杯50円に値切って♪

で2番手に我那覇美奈。
正直言ってまったく音源聞いたことがありませんっ。

いやー、もう素直にいいです。まったりと安心して聞けるステージング。アコースティックな編成でシットリと聞かせたり、多少アップテンポに揺らしてみたり。密かにウクレレの響きが気持ちいい曲(うみゅ、儂のウクレレの音とはえらい違いじゃわい)気負うこともなく、かといって遠慮することもなく自然体な感じが心地いいです。
いやー、嫌いじゃないよ、儂こーゆーのも。

ほんでもっていきものがかり
いきものがかりは試聴機で聞いたことはあるよ。 聞いた感じは悪くは無いけどなんか、商売臭さみたいなものを感じてなんかちょっとどうかな、って思ったのだ。まぁ、思い込みで申し訳ないけど。だからこそ生で見たいな、とは思っていたのです。

結論。いきものがかりは良いです。
そこそこ勢いのある(あった?)若いグループやのにスローテンポの曲始まりは作戦かなぁ。 でも抱いていたイメージ以上にボーカルの彼女、しっとり歌う歌に声がぐっと馴染む。意外だけど。中盤は盛り上げて終わりもしっとりめにしめるって、オトナーなステージングをやってのけた! ちょっとびっくりだ。
ボーカルのよさに対して演奏はメリハリが効いていない感じがしたのだけどどうなんだろう。いきものがかりのメンバーは確か3人。バンド陣で5人いたから3人はサポートよね? ギターの二人がメンバーっぽかったけど。そんなせいもあるんやろか?
でも、ちょっと聞いてみてもいいな、と思えます。

終わり間近におたふくソースの人(お店が出てました)が近づいてきてマヨネーズとらっきょ酢をくれました。
マヨネーズは使うけど、らっきょ酢は使わないなぁ。どうしよう700mlも(苦笑)

BReeZ in KOBE@神戸メリケンパークの画像



ゆーきゃん/Lucky Lips@タワーレコード京都店

2007-07-28 13:52:28 | ライブレポ
タワレコ京都店では今後インストアをしないことになっているらしい。
ほんだもんで、京都店最後のインストア

ゆーきゃんもLucky Lipsも知っているのは名前だけ。両方とも一度ずつ視聴はしたかな、程度。
ほら、一応京都のアーティストだからね。今回インストアっちゅー事でどんなんかなぁ、と思って聞きに行って来ました。

まず先にゆーきゃん
文科系のにおいがぷんぷんします。ささやくかのようにか細く、こわれ物に触れるかのように歌う感じは、なんちゅーか病弱そうなのフォーク青年。っていうイメージ。優しいよねぇ、そこにまた優しく繊細なソプラノサックスを乗っけて聞かせてくれるとちょっとぐっと来る感じもなくはないです。
出てくるなり、「後ろの人見えますか?よろしければ前の方ちょっと座りましょうか」と気遣いをみせる。え゛っ、そんなにお客さん多くないぢゃん!って一瞬思ったけど、この人の雰囲気では全員にストレス無く演奏している様子を静かに見てもらうんだ、っていう佇まいがちっとも厭味ではない。

繊細な音楽が好きな人はどうぞ。

ほんで、Lucky Lips。
Lucky Lipsは3ピースのバンドだけど、本日はギターボーカルさん一人で弾き語り。
それやったらLucky Lipsって言うなぁ!!!などと、文句の一つも(心の中で)言ってみる。まぁ、「コバヤン(from Lucky Lips)」ってアナウンスされてたら来たかどうか微妙やねんけど(<基本バンド好き)
このバンドのトピックスとしてはくるりの岸田さんがプロデュースに名乗りを上げたということ。そういう面でも興味があったのは事実。
出したのはファーストアルバムだけど、このバンド20年選手よ!確か。

実際。
年季を感じる。ギブソンの深い響きと対をなすように伸びる声。ゆーきゃんと真逆だ。あ、これはやっぱり格が違う。何故この人がこんなスタンスで歌っているんだろう。それが不思議。全然タイプは違うけど、SIONなんかを髣髴とさせる。
ただ、なんとなく、いや、ホンマになんとなくなんやけど、この人が持っている空気感がどうも苦手かもしれん。音楽はめっちゃいい感じやのに。わからん、ゆーきゃんのいい人加減との落差でそう思ったのかもしれんが、直感的に。それが気になった。
でも、バンドで聞いてみたいなって思った。

まだアナウンスされてないけど、9月にくるりがやる京都音楽博覧会に出てくるのではないかと思い込んでます(勝手に)。ま、どっちみちソウルフラワーと重なっているので思案のしどころですが(苦笑)

ゆーきゃん/Lucky Lips@タワーレコード京都店の画像



BCREW FINAL@KYOTO MUSE

2007-07-24 13:04:09 | ライブレポ
イベントのタイトルは「SUBB "THE MOTIONS JAPAN TOUR"ってタイトルがついてる。
SUBBってのはカナダのスカパンク系?のバンドだ。初めての日本だって。 うん、全然知らない。ごめん。

すいません。儂のお目当ては「LONG SHOT PARTY」のみ! 全部で6バンド出るイベントだけど他のバンドは全部知りません。ごめん。

んでもって、タイトルがしめすように、今回のイベントはBCREWっていうパーティーの解散イベント。基本的にレゲエ色の強いイベントで、今まで3回来てるけど全部目当てはロンショだったのよ。うん、だからごめんてば!

日にち的に仕事が立込みはじめる24日。が、しかし、ほとんど定時に上がることに成功、一路四条へ。
ファーストキッチンでツレと合流したのは7時前かな。
ほんで、会場へ。

今回の出演バンドはこちら
「LONG SHOT PARTY」
「SUBB (from CANADA)」
「CHERRY COKE$」
「cream stock」
「Chokesleeper」
「SUNSET BUS」

会場入りした時には既に2バンド終了。次に出てきたのが「SUBB」
って、ヘッドライナーちゃうんかい!?
#まぁ、友達(ロンショ狂い)から事前に聞いて知ってましたが。。。

ホントに申し訳ないづくしでごめんなさいだが、会場に着いて一発目ということもありどうも冷静に見てしまう儂。
だって、そもそも洋楽っちゅーものを聞かないのだから仕方ない、よっぽど手放しでよければいいのだけど。MCは分かったけどバンドも会場の雰囲気を掴みあぐねているのもわかるし。

にしてもどうだ、このノリ難さ。
知らないバンドだって、ある程度ノレるもんですが、ノッてみようとしてもノリ切れないでいるのは儂のリズム感の悪さだけではないでしょう。
あのね、予想がつかないのだ。
初めてのバンドとか曲でも聞いていたら「この曲ならこうくる」とか「この次のフレーズで盛り上がるな」とか、リズムパターンも判るものだけど、どうもその予想が裏切られる、というよりは予想自体がなんか難しい。
思うに、各パートがバラバラなのかなと。曲に対してドラムもベースもギターも好きにアプローチしてるから、その楽曲のきちんとしたイメージが作りきれてないのじゃなかろうか?さらに歌詞も何歌ってるかわからんし(<英語勉強せぇっちゅー話や!)

実験的なのかもしれんけど、かといって完成してるとは思えないからオルタナティブにもなりきれない、そんな感じのバンドでした。

んで次に出てきたのが
「CHERRY COKE$」
うを~!キター! 全然知らんけど出てきたメンバー、ドラム、ギターにアコーディオン・ティンホイッスル・バウロン・マンドリン!!! 楽器萌です。
演奏始まる。
うわーなんだこれ!アイリッシュというフォルクローレの下地に乗っけたパンクか?
イントロこそ軽めのギター(ブズーキじゃないのが残念)とアコーディオンのラインにホイッスルが旋律を流し、アイリッシュっぽさを出すけどとたんに音の混沌に化す。うっひゃ、楽しい~!
いつの間にかマンドリンの彼はベースに。どんな持ち替えやねん!とツッコミもつかの間バウロン叩いてた彼女はアルサク吹いてるしボーカルはバンジョー抱えてるしホイッスルもトランペットになってるし(しかも下向きで、ミュートビートのこだまさんかっつーの)いやん、芸達者なのね。
あんだけ男前風でエエ声で歌うボーカルやのに、儂の中で存在感がうすい。そんだけ他の演奏自体のバンドに占める比率が高いということか。(それとも儂が楽器ばかり見ていたせいか?)
荒削り感は否めないけど、もっと丁寧な曲も出来そうな懐の広さを感じます。そうなったらきっと、このバンド、怖い。やばい、この感じは癖になる。

CHERRY COKE$は本日一番の収穫。

ほんで次「cream stock」
3ピース。ギターが出す音は爽やか西海岸ロックテイスト。
が、ボーカルはどうよ。

そもそも声が出ていない上に音がきちんと取れてない。音程が上がりきらないとかじゃなくて、あきらかに合ってない。まぁ、モニターとかの問題もあるんかしれんけど、なんと音痴なこと、と評価せざるを得ない。んー、高校生の学園祭とかの感じです。 ファンはきちんと付いてるみたいだから、曲はいいのかもしれんが、初めて聞く儂を引かせるには十分なインパクトでした。
だからゴメンってばさ!

ほんでラスト。トリ。
「LONG SHOT PARTY」
およそ半年振りのロンショ、けどなんだか2年振りくらいの気がする。
「Woorble!」始まりだ!イイカワさん前陣取って良かった!あがるあがる。「Groove is mine」「Brown Sugar」「Everlasting summer place」「We just call him"ROCK MAN"」「el'parade」「Lush!」。あー、もう一曲くらいしてたような気がする!(けどわからん。。。)
アンコールにはこの日がファイナル、B・CREWのUDDYさんが好きだという「Walki'n on the country road」
そーいえば、前のライブの時本編でやらなかったこの曲をその後のDJタイムでかけていたっけな。いや、儂も大好きな曲です。激しく共感です。

あーやっぱり楽しい。
前と同じでスピーカー前まで出てしまったから音的には今ひとつだったけど、そんなん関係ないねん、アガんねん!(ダダっこか?)
友人の一人には「もうロンショだけあったらエエわ」と言わしめた。気持ちはわかる(彼女は最近結婚したばかりだが、おそらく旦那の前では言えない科白でしょうな。。。)

二度目のアンコールではsasajiがUDDYさん連れて登場。挨拶されて幕。
正直言って儂はB・CREWにたいした思い入れはないけれど、それでも関わった人達の思い入れが少しは伝わってくる。次も(形を変えて)あるわけで完全に終わる感じではないから、前向きなコメントも清々しく好感がもてた。
そういう場があるってのが、きっと良い事なんだね。

そして、なにより、ロンショ! 次回の関西でのライブは!

未定です。  しゅん。。。

BCREW FINAL@KYOTO MUSEの画像



PT-108(Takamineのエレアコ)

2007-07-22 21:58:31 | ミュージック
楽器シリーズ♪

大学1回生の時に梅田の阪急ingsで購入。

まだ当時ろくにギターなんか弾けなかったくせに(いや、今もですが)とにかくギターだ、って思ってカタログを漁り選んだギター。

バンドやっているわけでもないのに、ピックアップがあったほうが便利だからとエレアコを選んだんだなぁ。一緒にちっちゃいマーシャルアンプも買って。

嘉門達夫が同じモデルを使ってるってんでちょっとうれしかったり。

大学時代は寮で、周りに音楽やっているヤツも多く、なかなかに遊び倒してました。

まぁでも最近は、めっきりいじらなくなってしまったけど、それでもきちんと弾きたい時ってのはあるものです。
普段はウクレレでテロテロ弾いていてもいいけど。やっぱりね。

愛いヤツです。

の画像



憑神@イオンシネマ久御山

2007-07-11 12:20:29 | 映画感想
まぁ、おもしろかったんですけどね。。。

この映画、
プロットはファンタジー、狙っていたのはコメディ?テイストは人間ドラマ、そして舞台は時代劇♪
基本的にコメディーと思い込んで映画を見始めた儂の評価です。はい。

簡単にストーリー言っちゃうと
主人公の冴えないけど生真面目で能力もあった御家人・妻夫木聡がうっかり拝んだお稲荷さん、実は貧乏神・疫病神・死神の3人の神様を順繰りに取憑かせるという神さんだったわけ。

三人の疫病神が憑くっていうアイディアもおもしろいし、幕末という時代の空気とリンクさせるストーリーはいいし、それでも(動揺しこそすれ)揺るがない主人公の強さもきちんと伝わるし、なんといっても出演者のキャラは立ってるし。
とにかく素材は揃ってる。っつーか、揃いすぎなくらい。

なのになんだろーなー。
うん、イメージとは裏腹に静かなのだ。テンポが。

コメディーだと思っていたし(いや、実際コメディーなんだけど)、西田敏行さんとか佐々木蔵之介さんとか夏木マリさんとか。なんと期待させる出演者たち!きっと、ドタバタに違いない! と、思ってましたから。

ただのコメディにしなかったのは狙いなのかもしれんけどね。
おそらくこの映画のテーマは疫病神に取り憑かれても自分を見失う事無くそれを受け入れた主人公の強さ、神でさえその(憑いた相手を不幸にしなくちゃいけないという)本分を曲げてしまうほどストレートな真っ正直な人間らしさ。強烈な個性の中で静かにそれを演じる主人公を引き立たせるためにわざとコメディっぽくないテンションに徹したのかもしれない。ハイテンションな中では埋もれてしまいそうやからね、「いやー、おもろかったー!」で終わってしまうには勿体無いテーマやと思うし。

にしても。
テンポが良くない。メリハリはあるけれど。
もーちょっとテンポやタイミングを考えるだけできっとこの映画はもっと面白くなるんじゃないかな、って思わせる感じがしたな。

んで、儂の中で妻夫木聡さんは頼んない男をさせたらピカ一な役者さんなんだけど、今回も頼りなさっぷりを遺憾無く発揮してくれてる。ところが、どーもしっくりこないのだ。特に台詞が。
激昂したときの台詞回しとか表情は問題ないけど、淡々と話すときのしゃべり方がどうもしっくりこない。なぜだろう、これ。時代劇っつーのがまだ板についてないのか、それとも唯の呟きを台詞にしちゃう不自然さがストレートに出てしまうためなのか、なんか今ひとつなのだ。

いや、実は妻夫木さんだけじゃないねん。疫病神の赤井英和(確かにこのキャラは難しい役どころやと思うけど)、勝海舟の江口洋介、主人公の元の奥さん。ここらへんの演技がなんかしっくりこない。正直言って下手に見えてしまいました。最後の死神・おつやもいい表情するし演技も悪くないとは思うんだけど、台詞が浮いて聞こえるところがちょっとあったり。
そのあおりを受けて、っていうんかな。西田敏行、佐々木蔵之介、佐藤隆太さんといったテンションの高いいい演技をみせてくれた人たちが逆に浮いて見えてしまうところも。そんな中でも香川照之さんがしっくりくるのはすごいねー。

おもしろいけどちょっと中途半端に終わってしまったかなという感じです。
地に足の着いたしっかりしたものにするのか、いっそのことぶっ飛んだコメディーにするのか。どっちかにできれば評価もしやすかったのにね。

#そーいえば、主人公が拝んだのが「三巡稲荷」、本家の「みめぐり稲荷」の漢字が読み取れなかった(蕎麦屋がお守りを見せる)のですが、何を充てていたかわかった方いらっしゃいますか?

憑神@イオンシネマ久御山の画像