hot hip trampoline school@梅田Shangri-la

いつ振りだ？ワンマン。ホットヒップは。いつぞやの三宮のクラブ以来だな。イベントでは何回か聴いてるかも知れないけど、やっぱりワンマンですよ、堪能できるのは。
超久々のアルバムレコ発やしね、ちゅーてもアルバム１２曲中半分は既にライブでは聴いてる曲ですからもうお馴染みです。何でもこいです、とっても濃いです（わけわか）

とかいいながら、新旧取り混ぜて美味しいとこいっぱいのライブでやした。
ライブで初の曲も今回のライブではめちゃめちゃ盛り上がる系である事が判明。「年取った」とか「息切れする」とかスミさんなんかよく言っているけど、そんなん関係ないっ！

実は今回久しぶりということもあったし、新しいアルバムの何曲かもどんな雰囲気でしはるのかなぁ、みたいな感じで壁際で聴いてたんですね、いつもと違ってちょっと引き気味に。頭の方から前に出たい、と思う展開もあった（っつーか、２曲目にノッテケテケテケとかするし）んだけど、そう思うと何故か前に人垣が出来てたりして結局壁から離れたのは本編最後４曲（ロックンロールロデオとか）くらいだったかな。

今回特に感じたんは、なんかメンバーがのびのびと演奏してはるような感じがして嬉しかったっちゅーこと。でもアンコールのそこで外すか！？奥村さんっ！
あと、かーくん楽器大丈夫やったやろか？
それと、さとしくんが元気にベース弾いてたんが嬉しい。なにしろニューアルバムに名前クレジットされてなかったからなぁ、もしや脱退したのでは、と冷や冷やしていたのだ。

ホットヒップトランポリンスクール、やっぱり立ち技も寝技も最強です。
で、次のワンマンはいつですかねぇ。。。

pop chocolat

京都出身、はんなりオルタナ女性スリーピースバンド。
らしいです。

女の子３ピースのバンドというと、最近ではチャットモンチーが注目されてしまっていて、ポップショコラはその影に隠れてしまった感じがしています。まぁ、こっちはね「おるたなてぃぶ」ですからメジャーにはなりにくいわけですけど。。。しかし、やっぱり地元っていう気持ちもあったりなんかして儂的にはポップショコラを推したい訳ですね。

んな事いいながら、先日やっとライブで聴く機会を得ました。

まぁ、京都っていうのを前面に出すのに「はんなり」っていう言葉をつかっちゃったあたりが安易ではありますが、はんなりっていうよりふわふわって感じ、音的には。女性コーラスだから声が高くて浮遊感があるといったら説明っぽい？　その反面、コーラスワークがまだまだシビアというか、収まりが悪いです。発声がよわいのかなぁ、まだ安定していないんですね。ちょっとそういうところは聞き苦しい。３人ボーカルっちゅーて、３人とも唄うんだけど、その事を考えるともっと歌う人を絞った方が良いのかも知れない。

音楽的にはちょっとひねくれた感じがなんともオルタナっぽくて好き。あぁこれでボーカルがもっと安定したらおもしろいのになぁって思いながらずーっと聴いてた。

まぁ、まだインディーズなのでこれからどう成長するか楽しみでもあったりして。やっぱりちょっと今まで無かった感じのバンドやしね。

てなわけで、ちょっと今贔屓にしたいなぁ、と思っているバンド。

寝ずの番＠MOVIX京都

リニューアルされたばかりの関心空間、なんかまだ慣れてないので使い勝手が悪いにゃぁ。まぁ、そのウチ慣れるでせう。

で、あ、なんか今月は映画度が高いな。
「寝ずの番」話題としては津川雅彦の初監督作品、中島らも原作の映画化、ってとこか。
私的には内容がある落語家の死に集まった人達のドタバタ喜劇、ってな事だったので落語好きな私としてはそのブラックな設定とそこにぶつけられるナンセンスさに期待満々で望んだわけでございます。

冒頭から病床の師匠「そとが見たい」ゆーたんを「そそ（女性の陰部の事です）が見たい」やと思って騒いだり、死んだ師匠にカンカンノウを踊らせたり（らくだという落語にならずもんが死んだ兄弟分にカンカンノウを踊らせる）っていうくだりがありましたね）最後には艶歌の謡合戦。ここら辺は期待通りの内容ですね。
ただし全体的には亡くなった人を偲ぶ通夜という設定を外す事のない良識的な設定を守っているため不謹慎にも笑える内容であるのに嫌な感じもしないし、むしろ好意的に見る事が出来ます。もっとナンセンスでドタバタな感じを期待していた私にはちょっと物足りなかったと言えば物足りなかったなぁ。
っちゅーても、お客さんの層は比較的高く、儂の期待通りの映画だったとしたら大ブーイングは間違いありません。あはは。
１５禁は仕方ないけど全然いやらしくない、まぁ、言葉の下ネタばかりだからね。
っつーか、１５才未満の毛も生えそろってないようなおこちゃまには、この映画見てもらおうとは思いませんっ！あはは。

故人を偲ぶ通夜、をテーマにしながらも暗くって湿っぽくなったり、妙に生真面目になったりしないのは、落語家という世界が舞台だからというのはあるでしょう。原作は読んでいないけど、中島らもさんの力量もきっと大きいのだろうな、と思います。師匠ー兄弟子ー弟弟子に加えておかみさんや弟子達の嫁さん達の仲の良さというものが凄い感じられた映画でした、演技でそれを見せる役者の力量が凄いのではないかと。中井貴一に笹野高史、岸部一徳、木村佳乃凄いね。長門裕之さんとかなんかはいうまでもないし富司純子さんはやっぱり綺麗やし（っつーか艶っぽい）橋鶴師匠が死の間際にほんまに「そそが見たい」と言っていたとしたら、志津子ねぇさんが本望やったに違いありませんよ、はい。

さっき「つや」って変換した時に気づいたけど「通夜」って「艶」に通じてる？

キャプテンストライダム＠磔磔

正確に言うとキャプテンストライダムとゲストのpop chocolat両方を見に行ったんだけど、どっちかっつーと後者の方に期待大だった私。両方ともショップで視聴した事はあったけど生で聴いた事はなかったバンド、一度聴いてみたいなぁと思っていたので行って来ました。結果的には思っていたのとはえらい違いやった、良い意味でも悪い意味でもね。

最初にゲストのpop chocola
「はんなりオルタナティブ」なんてうたい文句のこのバンド。３人組のガールズバンドなんだけど、最近注目の３人ガールズバンドっていえばチャットモンチーがいるからね、この括りでは全部そっちに注目が集まっちゃってポップショコラはちょっと貧乏くじをひいちゃった感があって、視聴した事しかないくせに贔屓にしたくてたまらなかった感があったのだ。
で。
演奏はまぁ、仕方ないと思っています。まだまだかけだしインディーズですからモンパチの最初だってひどかったもん。が、発声が弱い。。。女の子３人、３人とも歌うんだけど、線が細くって声がぶれるし頼りないしピッチもはずれるし。ソロで歌う時とかはまだ良いんだけどコーラスワークとかになったらきちんとはまってなかったりして気持ち悪いし。
でもね、でもね、曲がやっぱり良い！なんか妙にひねくれてて好きだなぁ、確かに発声は弱いんだけど声の感じがふわふわと曲にのっかってて決して嫌いじゃないです、っつーか、むしろ好き！オルタナ系ってくくりはわかりにくいから好きじゃないけど聴いてて飽きさせない感じは心地がいいです。
まぁ、曲がいいのであとはそこにどうのっけていくかによってめちゃめちゃ良くなる可能性があるんじゃないかな。

で、キャプテンストライダム。
ごめんなさい。「今日はどっちかっつーとポップショコラを・・・」はいっ、私が間違っていました！　キャプテンストライダム。いいです。楽しい～っ、めちゃめちゃポップ！
なんでしょう。なんか先入観があったんですよ、キャプテンストライダムはなんか尖った感じのロックみたいな、全然違うのに。＜今考えるとファーストＡＬのジャケット、見た瞬間「とんがってんなぁ」って思った記憶が。。。　あぁ、馬鹿でした私。
っつーか、所属も風待レコードって、解れよ＞儂
もう演奏が屈託無く楽しんでいるっていう感じがなんとも言えません。にしてもなんでいきなり弾き語りaiko？なんでコール＆レスポンス平安神宮？なんで最後の締めが猪木？
なんだか文学大好き系の匂いがしました。歌詞の使い方とか言葉遊びとかね。ちゃんとアルバム買って歌詞読んでみないとわからんけど。

G. Love & Special Sauce

すいません、音楽の話ではありません、悪しからず。

こちらは京都は木屋町にありますイタリアンのお店。店の構えがそっけなくって、初めてこのお店に来た時も、いつもゴテゴテと五月蠅い木屋町の中で、いやにぶっきらぼうな感じの店だなと（あ、建物自体がね）思ったものです。
が、しかし、その（木屋町に面してるくせに）逆に人をよせつけないような感じがいいのかもしれません。店内は二階までの吹き抜けになっており、落ち着いた感じの照明でゆったりしたソファ（ガツガツ食べる((私))には不向きですが）。シックにちょっと気取った気持ちになってもオケーです。

んで、あんまり、イタリアンとか食べ付けていませんが、ここのはひとくせふたくせある感じで美味しいのです。なんだろ、パスタでもピザでもおいしいと思う店はあるけど、ここのは他のんとはちょっと違うおいしさなんですよねぇ、個性があるっちゅーか。

こないだ行った時に気づいたのは壁とかがタイル張りになっていてお風呂屋さんみたいや、と思ってふと厨房の方の窯を見たら、窯もタイル張りでした！これってフツーなん？

レジ後ろに掲げてある黒のアコギがかっちょいいッス