ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

間宮兄弟@京都シネマ

2006-06-15 00:52:53 | 映画感想
Ripの「Hey.Brother」を聞きに行ってきました(ちょっと違います)
2日続けての京都シネマ。一年間くらい朝日シネマとみなみ会館しか行かなかった(行けなかった)昔が懐かしまれます。

主演は佐々木蔵之助さんとドランクドラゴンの塚地武雅さん。
って言ってもドランクドラゴンって知りません。コントグループらしいです。しかも面白いらしいです。すいません知らなくて。
佐々木蔵之介さんは知ってますよ。そりゃぁ惑星ピスタチオは「小林少年とピストル」以降結構見てましたから。って言ってもピスタチオ時代の蔵之介さんはツッコミ役が多くていつもがなり立ててばかり。しかも公演中日とかに行くともう声がかれてて二枚目って感じではなかったのです。
蔵之介さんがめっちゃ二枚目俳優だとし気づいたのは升毅さんとこの「一郎ちゃんが行く」という芝居に客演した時から。こんときは皇族の秀才で升さん扮する一郎ちゃんと対決するかっちょいい役だったのだ。

で、映画
冴えない、けれど仲のいい兄弟二人暮らしのちょっとした日常の中であった(女性を初めて自分たちの部屋に呼ぶという)ちょっとした冒険(?)を軸にした。ほのぼのストーリー。
清く正しく仲良く暮らす二人が好感度満点。結局は二人の恋は成就しないわけだけど「大丈夫、君たちならきっといい人が見つかるよ」って根拠のない慰めを言いたくなってしまう。いや、でもそう思うよ、っていうか思いたい。
塚地さんの「正しい事にまっすぐでいたい!」ってセリフがあって、これが決してクサくはないのだ。むしろかっこいい。そうだよ、そうだよね。やっぱり塚地、男だよおまえは!
オフビートな感じは「かもめ食堂」とかにも共通のものであるけど、人くさい分間宮兄弟の方がなんだかほっとします。

そもそも間宮兄弟はもてないんだけど、決して寂しそうではない。それは仲のいい兄弟で一緒に暮らしているからという事につきるんだけど(勿論、それで満足してるわけではなく、二人とも女性に対しても積極的に行動してるところが偉い)この二人は日常を楽しんでいるんだよね。それは仲良くビデオを見たり、散歩したりペーパークラフトの飛行機を飛ばしたり、部屋の中を見ても大量の本(のセンス)やゲームやオブジェを見てもわかる。日常を楽しむ事の出来る二人はそれだけで実は素晴らしい才能をもっているんだと思う。
間宮兄弟と仲良くなった若い姉妹(残念ながら二人とも彼氏持ち)は実はそれに気づいてしまったからちょっとオタクっぽくもある二人に気を許すんじゃないのかなぁ。若さ故の恐いモノ知らずって気もするけど・

で、びっくりした事。
なんと中島みゆきさんがでてるではありませんかっっっ! あぁ、動くみゆきさん久しぶりや
って、なんで主題歌中島みゆきぢゃないの? あ、無理か。。。

間宮兄弟@京都シネマの画像



最新の画像もっと見る

コメントを投稿