ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

SAYURI@MOVIX京都

2005-12-30 01:34:06 | 映画感想
今年最後の映画。っちゅーても、今年映画見てねーよー!数えてみたら6本だ、多分。見た中でベストは「タイムマシンブルース」かなぁ。「日本国憲法」もある意味よかったけど、ちょっとちゃうか。年々見る映画が減ってきてるな(芝居もそうだけど)

でSAYURIである。
まぁ、前評判的には良い。けど、やっぱりひっかかるのは日本を舞台にした、しかも芸姑という日本の文化の中でもかなり特異な分野を外国の人が(アジア系ではあっても)外国の人をつかって撮るってどうよ?みたいな引っかかりがあったわけですよ。まぁ、似たような奴で「LAST SAMURAI」とかね、ありましたよ。あれは細かい設定とか気になる部分はあったにせよ、まだ頷けました。でも今回は微妙。

まず細かい設定とかはいいです。海辺の粗末な小屋がどう見ても日本ぽくなくっても、神社の鰐口がゴーンって鳴っても笑えますから。
大きくひっくるめて言えば花街をこんな風に描くのは下品だと感じたわけです。映画の冒頭で言っていた科白。記憶があやふやだけど「語ってしまってはいけない話」みたいな事いってましたよね。ホント、当にそれなんです、語っちゃいけないんだから語るなよ!みたいな
なんだろーなー、やっぱりねあの世界はわかり易く言えば夢の世界なわけですよ。その世界にいる演者が舞妓さん芸姑さんであって、そこで遊ぶ旦那衆も演技をわかって遊ぶ、それが粋の世界な訳でしょ?そりゃ、役者は役を演じているのであって演じないでいる素の自分がいるのは当然です。でもそれを演技中に見せちゃいけないわけですよ。そんな役者の素顔を(裏側を)見せちゃう無粋さ、下品さみたいなものが鼻につく。おまけに描き方の暗い事。まぁ、演出なんでしょうけど。
舞妓・芸姑は人形だ、ってのを聞いた記憶があるけど「舞妓や芸姑だって人間だ!彼女らにも生々しい感情があるんだ」なんて自分勝手なヒューマニズムを押しつけられているようなそんなうすら寒い気分になりました。
儂は一生花街になんか縁がないだろうけど、やっぱりあれは文化やと思うんです。その文化に対する冒涜だ!と言ったら言い過ぎですか?言い過ぎですね、すいません。

映画化してもらってもいいけど、そんな事に気がまわわる(っていうか、その文化について熟知している)日本人の監督にとってほしかったなぁ。だったら、舞妓さんの身のこなしももっと洗練されて綺麗な映画が撮れたんちゃいます?(主人公が舞妓になる時に立ち居振る舞いを注意されるシーンがあったけど、その後の身体のこなしとか全然気になるもの)

監督さんは「これは確かに日本を舞台にしたものだけど、ファンタジーとして撮った。現実のものとは異なるものとして見て欲しい」みたいな事を言っていたみたいですね。で、これに対しての評論に「ファンタジーやからほんまもんとは違うで、ってゆっても外国の人がこれ見たらこれがホントの日本やと思うんちゃう?」みたいに言ってた記事があって、儂的にはこれに激しく同意。外国の人には見て欲しくないです。

あ、でもチャン・ツィーは可愛いかったッス(をい)

うつみようこ&YOKOLOCO@磔磔

2005-12-25 01:38:44 | ライブレポ
今月は3回目の磔磔。いいね。

ようこさんのライブもいつぶりだろう。結構あいてる気がする。しかもワンマン!いままで対バンのあるライブしか行ってなかったのだ。かなり嬉しい。しかし、開演ぎりぎりに行ったら案の定後ろの方、しかも柱がじゃまでグレート前川さんと奥野さんが全く見えない!あぁ、前川さんのベースの弾き方が好きなのに~(って、動き回るからちょこちょこ見えるけどね。。。)

でも、ようこさんはやっぱりかっこいいのだな、唄をうたっていると。昨日の名古屋で喋りすぎて(!)のどが涸れた、っておっしゃっておりましたが歌い始めれば全く関係ないッス。演奏はCDだとホーンが入ってるのでそれに比べると軽い印象があるのが残念、奥野先生がその部分はカバーしてくれたりしてるけど。またPOTSHOT(今は亡き)のホーンズ引き連れてライブしてくれないかなぁ。

で、年明けには新しいアルバムを作るとの事。きゃー、買います買います。新曲も何曲かやってくれたけど、古い曲より熱がこもっているような気がする。あ、当然か。期待大です。

ソウルフラワーユニオン@心斎橋クラブクアトロ

2005-12-16 01:39:55 | ライブレポ

年末ソウルフラワー祭り~♪
前々回くらいまではけっこう平日の開催が多かったりしてなかなか行けないでいたソウルフラワーワンマン。今回は洋子ちゃん&ひで坊参加。あれ、もしかして、洋子ちゃんのいるユニオン見るのって初めて?もののけでは見てるな。いや、初めて見に行った磔磔のときはいたような。。。って、あやふやなくらい。

クアトロだからいつも通りステージ向かって左側に陣取り。河村さんがよく見えるようにね(笑)あと、樋野さんも。なんか今回樋野さん控えめだったような、アンコールの時に中川さんがメンバー紹介しようとしたら既に引っ込んじゃってアララ・・・みたいなところもあったし。

内容的には満足。曲もバランスよく、んで好きな曲もまんべんなく聞けたし。ってか、古い曲もきけたりすると嬉しいねやっぱり。でもおそらく古すぎて儂のようなユニオンからのファンにはわからない曲も一曲あったなぁメスカリンドライブの曲かしらん?
でも、演奏自体は比較的落ち着いていたような気がしました。たどたどしい進行のせいでしょうか、ツアーじゃないから?(まぁ、次の日東京と2カ所だけやし)。の一方で客席の盛り上がりは良かったような。っていうかねぇ、新しい客が増えてる気がしましたね。なんでやろ、どっかでひっかけてきたのかしら。いやいやもっともっとソウルフラワーは知られてしかるべきだと思いますよ、ホンマに。
あぁ、また踊り狂いたい。。。

ランニングシアターダッシュ

2005-12-12 12:46:04 | 舞台演劇
「泣ける!熱くなる!元気が出る!青春エンターテイメント」をキャッチフレーズにした関西の劇団。
Pataが知っている限りでは一つの芝居での平均運動量がもっとも多い劇団。

運動量の多さは、芝居のほとんどはスポーツをテーマに取り上げている為、という話もある。
かといって、スポ根お涙頂戴だけに終わらせない、感動シーンの直後にギャグを持ってきてしまえるところがこの劇団を好きでいてる何よりの理由。
もう一つ。群唱とでもいうのだろうか、ステージ上の役者がみんなでセリフを唱える、そのかっこいいこと!

今まで見た中でもっとも感動的だったのは「THE END AGAIN (1997年)」という芝居で、この時は一つの芝居の中で3回もマジ泣きしました、だいの男が!! でも、なのにお笑い度でも最高やったんちゃうかな(Pata調べ)

劇団主催の大塚雅史さんは照明のプランナーとして他の劇団での仕事なんかもされてる方で、当然自分の劇団の照明も担当、これがまたかっちょエエ。


残念ながら、2005年をもって解散。。。



KEMURI@なんばHatch

2005-12-10 01:40:44 | ライブレポ

久しぶりのKemuriだよー。今回はバイト先の連中と行って来た(ライブ初心者含)
2ヶ月連続リリースを経ての今回のライブ。曲はあまり聞き込んでなかったけど、もうなんか最近は古いのんも新しいのんもあまり関係ないなぁ(っていうか、どの曲がどのアルバムかとか、最近全然わからなくなってきた、iPodの影響?)そういえばちょっとお客さん減った?ん~、よくわからん。。。

今くらいの季節だと多少のライブやったら着替え無しでもいいかなぁ、なんて思うけどKEMURIとかなってきたら無理やね、さすがに。でも、着替えてるうちにステッカー無くなってたんはショックや~。リストバンドも売り切れてたし(涙)