ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

ブレイブストーリー@イオンシネマ久御山

2006-07-24 13:45:49 | 映画感想
この夏はアニメ見るのだ! と何故か思っていた7月(っつーても見る予定、もう1つのゲド戦記は来月ですが)取りあえず見てきましたブレイブストーリー。

多分、好きな人は好きでしょう。わかりやすいもの。なんだろ、このわかりやすさ、って思いながら見てたらフ○テレビが咬んでたのね、うーんなんか納得(偏見です)。
これから見るという方がいたら素直に受け入れる気持ちで見ていただければと思います。誰かさんのように斜に構えて見ちゃダメよ。

ぶっちゃけ私的には今ひとつだったわけです。
えーと、ロールプレイングゲームの映画化?みたいな(RPGなんてやった事無いのにね)。徐々にパーティーを作っていくとことか、だんだん宝玉を集めるたびレベルが上がっていくとか、「勇者」とか「魔導師」とか「魔族」とか、現実から離れた幻影の世界での話とか。
ええ、そんな事は枝葉末節です。ただただ平凡な主人公ワタルが勇気を持って出かけた(勇気は後からか?)成長物語な訳ですから。 タイトルがそうだし、作中でもラウ導師に最低レベルとか言われたりと、やたら「勇気」が前面に出されるけど、ワタルのそれはホントに勇気なの? 儂から見れば勇気の前にあるワタルの愚直さの方が大事だと感じてしまわずにはいられない。だって、ワタル自身はそれが勇気だなんて、これっぽっちも意識して行動していないでしょ?ワタルがもしもそんな風に考えているとしたらなんか打算的でイヤだ。
11才の純粋な正義感、バカ正直な素直さがワタルの絶対的な武器であり、それを見た他者(ハイランダーのカッツとか)が見た時に「勇気だ」と評価するんは別にかまわない。けど、あまりにも前面に「勇気」を押し出しすぎるのは正直言ってしらける。

そう11才。ワタルはそんな真っ正直な11才っつー雰囲気出てますが、芦川みたいな11才、いませんっ!つーかいたらイヤです。
いや、そういう役どころなんだよ、と言ってしまえばそれまでですが、あんな落ち着いた声、トーン、セリフ回しをするヤツなんて大人でもいないっつーの!
確かに芦川にコドモコドモされてしまうと、この話成り立たないんですが。。。

あと、話は明らかにファンタージーなのですが、その世界に入るきっかけが両親の離婚というというところが妙に生々しく現実的なところも気になる。平凡な小学生が想像もつかない冒険に勇気を振り絞って出かけるためにはリアルにショッキングな事件が必要なんだろうけど、結構尾をひく。
似たようにイマドキの子供の成長箪であった千と千尋の神隠しなんて、そのきっかけのショッキングさはそれ以上なのにそっからもうファンタジーだから丸々込みで楽しめるところが違います。

しかし、画像は綺麗だねー。もちCGを多用してるんだろうけど。最近のアニメの背景風景シーンは実写と見まごうばかりです。てか、今回マジで実写なんちゃうん?って疑いました。そんくらい。
あと、主題歌。一瞬ミスチル?って思ってしまった歌い方。映画見て曲も気に入る人とか多いだろうなって感じ。映画にマッチしてました。

あとキキーマ(イントネーション重要)が大泉洋さんやった。ちょっと嬉しい。
さ、もーすぐゲド戦記だー。

ブレイブストーリー@イオンシネマ久御山の画像



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