風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

panflute修理から生まれた陳列棚

2011-12-17 | パンフルートの修理

     

                  製作中の陳列棚         金明竹のパンフルート(テノール23管)

パンフルート製作販売・音あわせ吹きかた研究教室のパンフルート工房香原(こうはら)です。

4日前広島の大学パンフルートサークルの方が「パンフルートを車の後ろの座席に置いていたところだれかのお尻で

ふんずけられてしまって管にひび割れが入って音が出ない管があるのでみてもらえないでしょうか」と壊れたパンフル

ートを当工房に持ってこられました。

現品を確かめてみると2管ほど数カ所ずつひびが入り音が鳴らなくなっていました。(みなさん保管には気をつけて)

幸い致命的なキズではなかったため接着剤で補修することにしました。粘度の低い水のようなサラサラの液がひび

割れの先端まで達し中を充填してかたまってしまうすぐれものの瞬間接着剤があるのです。

パンフルート修理の待ち時間のあいだ工房でうまれた楽器たちの試奏してもらいましたが、1カ所にかためて置いて

あったため連れの方と2名が遠慮がちにさわったり吹いたりしておられました。

無事修理がおわり音がでるようになった楽器を持って帰えられたあと「あの試奏コーナーではまずいな」と考え

「陳列棚にして広く選びやすいコーナーにしよう」と思いつき早速陳列棚の製作にはいりました。

3日間で骨格と布はりまでおわりあとは楽器をとりつけるバンドをつけたり照明をつけたら完成です。

当工房製作のパンフルート試奏コーナーが充実します、近くの方は気軽にお立ち寄りください。

パンフルート購入・修理・吹きかたの問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。

広島パンフルート愛好会へもどうぞ。nakamura@an-pan.org.vcf