パンフルートの底ラインが決まったら底部ライン補強工事の段取りに入ります。
組み立てたパンフルートを穴底が見える位置に置いたら管内に異物が入らないよう蓋をします。
皮抜き用ポンチの径をそろえてコルク板を抜きパンフルート底径に合わせて穴を塞いで行きます。
風の音パンフルート製作工房では自然の素材をもとに音作りを行なっております。
購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。
パンフルートの底ラインが決まったら底部ライン補強工事の段取りに入ります。
組み立てたパンフルートを穴底が見える位置に置いたら管内に異物が入らないよう蓋をします。
皮抜き用ポンチの径をそろえてコルク板を抜きパンフルート底径に合わせて穴を塞いで行きます。
風の音パンフルート製作工房では自然の素材をもとに音作りを行なっております。
購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。
パンフルートを組み立てて接着剤が固まったら底部の曲線取りに入ります。
使い古したサンダーの切断カッター(砥石刃物)がちょうど良いあんばいに削れる径となります。
サンダー刃物の侵入角度には特に気を使います。失敗すれば管に致命的なキズがの残ります。今回も何とか成功。
刃をサンドペーパー付きに取り替えて削り面を滑らかにし、曲線を整えて大まかな形を切り出していきます。
風の音パンフルート製作工房では自然の素材をもとに風の音を創りだしています。
購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。
いま標準型パンフルート(ルーマニア型)の逆の並びのパンフルートの注文を受け製作に入っています。
1台のパンフルートが組み上がり、受け台の上で接着剤の乾燥を待ち形を安定させているところです。
今回の製作グループは通常のルーマニア型パンフルート(テノール)1台と、ルーマニア型とは逆の管の並びになる
「右流れ」パンフルートのテノール3台とアルト1台を手がけています。
組み立て時にはそれぞれ専用の「組み立て治具」を用い、接着面を間違えないように削りとって行きました。
管の並びさえうまく行けば後は今まで通りの工程で加工して行けますので、ここで一安心です。
風の音パンフルート製作工房では自然の素材による自然の音の再現を目指してパンフルート作りを行なっています。
購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。
広島パンフルート愛好会で息継ぎの練習をしましたけれど若い人の体力(肺活量)はすごいものがありますね。
いまパンフルート工房では「右流れパンフルート」を組み立てています。
今回の教室では講師の先生がお休みということで会の練習テーマを決めて事前に準備をして臨みました。
多くの空気を吸い込んでできるだけ長いフレーズを息継ぎなしで進んで行こうという練習をしました。
曲の途中に息継ぎ個所を決めて全員で吹き合わせをしてみましたが、私を含めて年配の人は最後まで続かないのです
が、若い人は最後まで音を出し切っていました。
私がフレーズの最後の方で息が続かなくなりアップアップしているのに、若い人の音が隣から豊かに聞こえて来るの
です。
勝ち負けを判断する場ではないのですが、完全に負けました。
若い人の潜在能力のすごさを感じた一瞬でありました。
そもそもの器が違うのです。吸収能力の差も感じます。
パンフルート界の発展のためにも若い人に託して行こうと思いを深めた一瞬でもありました。
風の音パンフルート製作工房では自然の素材を生かした音作りをおこなっております。
購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。
12月の第3日曜日広島市内の二葉公民館において愛好会の練習がありました。
シューベルトのアベマリアを題材に出来るだけ長い息継ぎでフレーズを乗り切る練習をしました。
今回は4名の参加でしたが、講師の先生がお休みということで私が事前に題材を準備して行きました。
テーマはパンフルート演奏時に出来るだけ大量に息を吸い込む「息継ぎ」です。
最初に各人に楽譜を渡して練習をしてもらいましたが、予想どおり細かく息継ぎをして楽々と進んでおられました。
そこで私が息継ぎ個所を記した楽譜を提示「ここ以外で息継ぎをしてはいけません」と厳しく指示、息継ぎ体験練習に
入りました。
最初は「なんでこんなに苦しいことをやらねばいけないのか」とばかりに不満顔でしたが、慣れるに従い大量に息を
吸い込むコツをつかみ長いフレーズを乗りこなせるようになりました。
そうなんです。今までは細かく頻繁に息継ぎをしていたため肺の中にいつも空気が残っている状態で次の吸入をするも
のですから軽く補充するだけですんでいたのです。
しかし、シューベルトのアベマリアの冒頭部分3小節部分を吹き切ると肺の中は空っぽになります。
必然的に次の吸い込みは大量の空気を取り入れざるをえません。
ある方は「こんなに空気を取り込んだのは始めてです。また、人間の能力はすごいものだと気付かされました」と言って
おられました。
答えは簡単なところにありましたね「肺の中の空気を使い切る」息継ぎをすればいいのです。
風の音パンフルート製作工房では自然の中で音作りを行なっております。
購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082−894−0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。