風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

底部補強・箱形作り

2013-10-30 | 木のパンフルート

 山桜の木のパンフルートは底部・箱形作りに入っています。

   

山桜の木のパンフルート底の形状が整いつつあります。里山では雑きのこの発生が少なくなりました。(ほうき茸)

 パンフルート底部は樹脂で骨格を作りが乾燥し固まった後次の工程に入ります。

次は木工パテを使って盛りつけ形状を整えていきます。

   

パンフルート工房裏の富有柿も食べごろとなっています。  木工パテをパンフルート底部に盛りつけて行きます。

 木工パテは粘り気のある液状ですから1度にたくさん盛りつけるとだれてしまいますので、薄く何回にも分けて

盛りつけて行きます。

きれいな箱形に仕上げるには30回程度盛りつけ・乾燥・削り取りを繰り返します。

特に管の接着部分の奥まった角の部分が手間取ります。

パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合わせは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。

パンフルート工房住所 〒739−0302 広島市安芸区上瀬野町205


冬への準備

2013-10-28 | 日記

 山桜の木のパンフルート作りも土台となる形が出来上がり固まりました。

   

 底部樹脂のはみ出た部分をサンダーで削り取ります。  パンフルート作業場にだるまストーブを出して火入れ。

 先日関「東地方の山に初雪」というニュースが流れていましたが、広島のパンフルート工房のある地区も(標高

150mぐらいの山あい地区)朝晩冷え込むようになりました。

パンフルートの練習をしているときは体を動かさないので足下から冷え込んでまいります。

パンフルート工房作業場中央に薪ストーブを出して側で練習に励んでいます。

   

昨日山に入りましたが3時間かけて松茸1本。仕方がないので帰り道にパンフルートの材料肥松を拾い集めました。

 今年のマツタケシーズンも最終盤に入りましたが今年も不作のようです。

私は地球温暖化の影響だと見ていますが、かつて日本一の松茸生産量を誇った広島県も今や8位に転落。

発生は北に移動して長野県が最大の産地となっています。

自然の営みを見ると広島県が亜熱帯気候になる日も近いのではと感じています。

パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合わせは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。

パンフルート工房住所 〒739−0302 広島市安芸区上瀬野町205番地


講演会内で演奏

2013-10-26 | 演奏会

 10月23日(水)広島女学院内で行なわれた立野泰博さんの講演会のなかでパンフルートの演奏を行ないました。

              

 広島女学院大学入学案内ページより転写。        同講演会で使用したオリ−ブ・松の木パンフルート。

 立野泰博さんの講演会は自らが体験された東日本大震災のボランティア活動の状況を中心に第一部パレスチナと

オリーブの、第二部東日本大震災被災地と松の木のお話をされました。

私の出番はオリーブ・被災松の木のパンフルートを使って話の進行場面に合わせた曲を演奏いたしました。

曲目 ボランティア活動の話  アメージンググレイス           無伴奏

               北の国から                CD伴奏

   パレスチナの話     ドリームス (ロンダ・フレミング作曲)   CD伴奏

               アベマリア(グノー)           無伴奏

   東日本大震災の話    中山道(藤掛廣幸 作曲)                         CD伴奏

               明日(平原綾香うた)                               CD伴奏

パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合わせは082-894-0854または香原 良彦xiaxi@go8.enjoy.ne.jp>

までどうぞ。広島パンフルート愛好会へもどうぞ。nakamura@an-pan.org


パンフルート底部固め加工

2013-10-24 | 木のパンフルート

 山桜の木のパンフルート製作工程も終盤戦に入りしだいに形を整えて行きます。

   

パンフルート管底部に余分な糊付着防止のための養生をします。 庭先のザクロの実が美しい赤色を見せてくれます。

 当パンフルート工房が製作するパンフルートを樹脂で固めるのには2つの理由があります。

一つ目は、固めることで水平方向に戻ろうとするカーブの状態を固定してしまうことです。

   

 科学物質を扱うので屋外で作業をします。    樹脂とガラス繊維を練ってパンフルート底部に盛りつけます。

二つ目は、底の方向を重くすることで重量感ある音に変えることです。

     音の伝わり方が具体的にどのように変わるかというと(私の感覚であることを承知ください)

     上下同じバランス 音の広がりはあらゆる方向に同じ力で広がる。

     下の方が重い 中央部に厚く外枠は薄くなる。このことを私は「芯がある音」と仮に呼んでいます。

この「芯がある音」については別の機会(音の研究)でとりあげてみたいと思います。

パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合わせは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。

パンフルート工房住所 〒739−0302 広島市安芸区上瀬野町205番地


パンフルート演奏予定

2013-10-22 | 演奏会

 「芸術の秋」と申しますがその名の通り秋になるとパンフルート演奏依頼が舞い込みます。

   

 今はこの松の木パンフルート2台を中心に演奏活動。        パンフルート工房中庭のカリンの実。

 10月23日(水) 広島女学院大学構内

           パンフルート製作の依頼主でもある立野牧師とのコラボでオリーブの木のパンフルートと

           松の木のパンフルートの誕生物語を現地の映像・語り・パンフルート演奏で作り上げます。

 11月10日(日) 広島市二葉公民館 (10時40分より出演。見学自由)

           私の所属している広島パンフルート愛好会が練習場所として使っている公民館の祭りに参加。

 12月16日(月) 白川病院デイケア内 

           パンフルート工房のある瀬野地区の中心の病院・デイケア内で演奏します。

    

  パンフルート工房2階軒先に吊るした干し柿。  演奏会用練習に忙しく松茸採りに行かれません。行きたいな!

 演奏会に向けて練習に多くの時間を割いています。

パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合わせは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。

パンフルート工房住所 〒739−0302 広島市安芸区上瀬野町205番地