風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

音飛び練習

2020-04-26 | パンフルート演奏講座

楽曲(練習曲を含む)の縦軸はすべて1~8度飛びで構成されています。

8度以上は 9⇒2 10⇒3 というように読み変えます。

 

  

 

音飛び練習は「パンフルート演奏入門」の30ページからに基本形が載ってい

ます。

お持ちでない方はネット通販で購入できますので、ぜひ手に入れてください。

これを毎日繰り返し練習することでパンフルート演奏で最も重要な音飛び(管

移動)を身につけることができます。

曲の練習に入る前にまずは基礎練習ということで、ここにある3度から8度飛

びから始めていくことを強く勧めます。

 

  

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


練習開始はロングトーンから

2020-04-20 | パンフルート演奏講座

パンフルートの音を安定して出すには、ロングトーンが最適です。

 

  

 

みなさんは楽器を持つと即、楽曲の演奏に入っていませんか。

スポーツや山歩きなど、まずは柔軟体操から始めます。

パンフルートの場合も楽器と対話しながら音を出して行きましょう。

ここでは1つの音で8拍続けるロングトーンが最適です。

息の供給と音の出方に注目して、コンデションを整えましょう。

他の管楽器でもロングトーンの重要性を説いていますよ。

 

  

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


パンフルート瀬野教室に2名の新人

2019-09-22 | パンフルート演奏講座

パンフルート瀬野教室は月1回の練習をしています。

 

  

 

パンフルート瀬野教室が始まって1年半がたちました。

シニアのつどいのパンフルートメンバーたちは見違えるほど、芯のあるクリアーな音を

出しておられます。

9月に入り町内2つの敬老会ステージで発表する機会がありました。

それら楽しそうに行っている活動に刺激を受けたのか2名が入会されました。

初めて触って音が出せるほどやさしい楽器ではありませんが、先輩たちの苦労話を聞き

ながらパンフルートにふれてもらいました。

これからも楽しくパンフルートと付き合ってもらいたいものです。

 

  

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

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七色の世界:楽器との対話

2019-03-14 | パンフルート演奏講座

パンフルートでいろんな表情の音を出すために、音を通じて楽器に話しかけてみましょう。

 

  

 

パンフルートは吹奏楽器のなかでも吹き口(歌口)が多数ある稀有な楽器です。

同じ音が連続する場合を除いて1音1音歌口を移動して音を立ち上げて行きます。

そこが「パンフルートは世界一難しい楽器である」と言われるゆえんであり、克服した

ときの達成感がたまらない楽器でもあります。

せっかく作ったアンブシュア(唇の形)を移動先でも作り直さねばいけないのですが、

演奏中はそんなところに意識を向かわせるわけにもいかず、慣れと経験でのりきってい

ます。

欠点と言えば欠点ですが、そこは発想の転換で長所を見つけ発展させて行きましょう。

一つの音の立ち上がり場面に携われる利点があるのですから、「こう言う音を出してほ

しいな」」と意識を込めながら音作りをしていきましょう。

 

 

  

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで

 

 


七色の世界:母音で広がる絹の音。その5

2019-03-01 | パンフルート演奏講座

みなさんはカラオケなどお好きでしょうか、実は歌唱もパンフルートと通じる「母音」を

発声することがキーポイントとなっています。

 

  

 

歌唱を通じて「母音の果たす役割」に迫ってみましょう。

みなさんはコーラスを舞台を見たり映像で見たりして口を大きく開けて歌っているイメー

ジがあるでしょう。

これは別に無理をして口を開いているのではなく、母音を発声して自然とその形になって

いるのです。

特に「アー」の発声は口が大きく開きます。

子音を「―」と伸ばせば母音に切り替わる点はパンフルートで音を出すタンギングと同じ

動きをいたします。

ここパンフルート工房の隣の家の主人は詩吟教室に通っておられますが、私が発声時の母

音の動きを話しますと「私も先生から発声した瞬間から母音を意識して、その母音に表情

を込めなさい」といつも指導されていると言われていました。

パンフルートのタンギング・歌唱での母音の動き・働きは共通していますね。

 

  

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで