風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

100m道路のオリーブの木に会って来ました

2020-07-23 | オリーブのパンフルート

広島市の100m道路の最東端にオリーブの木が2本あります。

 

  

 

ここは道路に挟まれた緑地帯です。

近くの竹屋小学校のみんなが1つ1つの木に看板を取り付けてくれています。

地元の中国新聞の切り抜きをしていますが、2009年2月末に「紛争の続くパレ

スチナより広島にオリーブの原木が届いた」と報じられています。

この原木からパンフルートを作り「平和都市広島から音のメッセージを届けよう」

というプロジェクトです。

風の音パンフルート制作工房で約3年をかけ15台のパンフルートに生まれ変わら

せました。

2017年10月パレスチナの医師イゼルディン・アブエライシュさんが広島で

講演をされた際、架け橋となるパンフルートを贈呈したのもこの中の一台であり

ます。

この同種が広島にも息づいています。

 

  

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで 


実行委員会からお礼の手紙

2017-11-14 | オリーブのパンフルート

パレスチナ・オリーブの木パンフルートを贈呈したアブエライシュの講演会を実施した

実行委員会からお礼の手紙が当工房に届きました

 

   

 

手紙にはお礼の言葉と私の作ったオリーブの木パンフルートを持つアブエライシュさんの

写真が掲載されていました

広島で講演会が開催された際の一つの大きなテーマとして扱わられたことが推測されます

約8年前から取り組んで来た「平和のメッセージの役・パンフルート」が1本の糸で繋がっ

たことに感謝しております

また多くの人に「パレスチナ・オリーブパンフルート」の存在と、その役割を知っていた

だいたことを製作者として喜んでいます

 

   

 

風の音パンフルート製作工房 広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡 080-5235-7664  082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp


アブエライシュさんの娘さん3人死亡1人大けが

2017-11-01 | オリーブのパンフルート

2009年1月16日パレスチナ・ガザ地区で起きたイスラエル軍の砲撃では大きな爪痕

を残しています

 

  

 

 アブエライシュさんの娘さんは1月16日の戦車による砲撃で3人が亡くなられました

が、もう1人四女がおられてこの方は片目を失い右手の指3本を失う大けがをされました

幸いにも命に別条はなく、8年たった今は父親が勤めるトロント大学のカナダに住み大学

に入学されたそうです

父親と同じ大学なんでしょうか

今回寄贈したオリーブの木のパンフルート1台がこの四女さんの手に渡り、音を出すこと

で亡くなったお姉さんたちと会話が出来ることを願っています

 

  


アブエライシュさん講演会でオリーブの木パンフルート贈呈

2017-10-30 | オリーブのパンフルート

パレスチナ・ガザ地区で2009年1月戦車の砲撃により娘さん3人と姪を亡くされた

アブエライシュさんの講演が昨日広島で行なわれました

 

   

 

 講演会は「それでも私は憎まない」と題して約50分おこなわれました

講演後3名の方がアブエライシュさんを前に感想を述べられましたが、最後に元女学院理

事長・現奥田玄宗サユメ美術館館長の黒瀬真一郎さんの感想のおり「パレスチナ・オリーブ

パンフルートの取り組み」に言及され、私が楽器を持って登場いたしました

私は「このパンフルートがパレスチナからやって来たオリーブの木で作られていること・

アブエライシュさんが娘さんを亡くされたのが2009年1月、オリーブ木が広島に届いた

のが2009年2月末日であること・製作にあたり被爆地広島とパレスチナの架け橋となる

よう心を込めて作った」ことなどを話し無伴奏で「アメージンググレイス」を演奏しました

演奏が終わった後壇上に上がり楽器を手渡そうとしましたが、まず握手を求められいきなり

抱擁されました

このような挨拶には慣れてなくドギマギいたしましたが、アブエライシュの気持ちの表れだ

と感じ大きな胸に身をまかせていました

 

   

 

風の音パンフルート製作工房 〒739-0302 広島市安芸区上瀬野町205 香原良彦

連絡先 082-894-0854  080-5235-7664  panfrute@yahoo.co.jp


オリーブの木里帰り

2017-10-22 | オリーブのパンフルート

このパレスチナ・オリーブの木パンフルート1台をアブエライシュさんに託します

 

   

 

 10月29日(日)広島国際会議場で開催されるアブエライシュさんの講演会のなかで

パレスチナ・オリーブの木パンフルート1台を寄贈いたします

アブエライシュさんの手に渡ることでこの楽器は、もともと生えていた場所に里帰りをす

ることになります

また、2009年1月16日に娘さんを亡くされたのと同時期に笛材料が私の手元に届い

たことから、娘さんの声を再現できたらうれしいことだと思っています 

 

   

 

風の音パンフルート製作工房 〒739-0302  広島市安芸区上瀬野町205  香原良彦

連絡先 082-894-0854  080-5235-7664  panfrute@yahoo.co.jp