風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

コンサート前の調律

2018-05-31 | 演奏会

梅雨入り間近ですがこの時期は湿度が多く調律が難しくなります。

 

   

 

6月2日(土)瀬野ほたる祭りの出演に向けて使用楽器の最終調律に入りました。

5・6・7月の梅雨前後は湿度が高くパンフルートにとって最も過酷な季節です。

パンフルート管は自然の素材ですから表面にニスが塗られているとはいえ、呼吸をして

おり外の空気と同じ状態に保たれています。

梅雨時期は管組織内に水分が多く入り込んでおりいくぶん膨らんで来ます。

管の肉厚部分が膨らむということは音程を決める要素の管内体積が小さくなることです。

体積が変われば当然音程も変わります。

梅雨時期は多湿度要因により音程が高くなります。

音質は乾燥期の乾いた軽い音に相対して、鈍重で曇った音となります。

 

   

 

  風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


島根県から工房見学

2018-05-29 | パンフルート界の交流

27日・日曜日にお隣島根県からのパンフルート工房見学がありました。

 

   左下のバンド固定式パンフルートがこの方の第一作目パンフルートです。

   

 

この方は数年前パンフルートに興味を持たれ楽器がないので自分で作ろうと始められまし

た。

出雲市ということで大社関連の和楽器が盛んなところであり、竹を丸く束ねた「簫・しょ

う」という楽器の製作者に竹の扱いを習い独自の研究で上下2本のバンドで管を束ねるパ

ンフルートを製作されました。

「現在流通している本物のパンフルートはどんな形や音なのだろうか」とインターネット

で私のブログに突き当たり今回夫婦でのの見学となりました。

すでに1台形となって曲がりなりにも音が出ているだけに、管の径とか蜜蝋を使った調律

など1歩進んだ製作方を伝授いたしました。

工房見学をもとに次作に取り組み完成したあかつきには再度当工房へこられることを約束

されて帰られました。

 

   

 

 風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


ゆずの栄光の架橋

2018-05-27 | 演奏会

6月初旬に行われる「ほたるまつり」にパンフルート演奏をいたします。

 

   

 

パンフルートの演奏会が決まると新しい曲をプログラムに1曲は取り込みます。

今回はゆずの「栄光の架け橋」です。

北京オリンピックのテーマ曲として発表されたと認識しております。

取り組んでみますとAajorであるのに加え7度飛びが頻繁に出てきて管移動が大変です。

何より難しいのは普通の合唱はメインメロディーの3度下をサブメロディーが走っていくの

ですが、この曲は3度上にあります。

サブメロディー入り伴奏CDを鳴らしながらの練習の時、ついつい上のおとにつられてしま

います。

ゆずの二人も難しい曲を歌っているのですね。

 

   

 

  風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


田植え機寿命で壊れる

2018-05-25 | 山菜・野菜・米作り

 

パンフルート工房の田植え機が壊れたので急遽応援をたのみました。

 

   

 

田植え機を倉庫から出しエンジンをかけて田んぼのそばにもっていきましたが、田植え駆

動部のテストをしてみると動きませんでした。

このようなことはいままでなかったのですが、考えてみるとこの機会も40年近く働いてい

ます。

寿命であると判断して急遽親戚の人に応援をたのみました。

機械が壊れたらこれ以上の投資はせず「米つくりはやめる」と決めていましたので、この旨

をつたえてこのこの地の米つくりはこの人に託しました。

空いた時間はパンフルート作りに専念いたします。

 

   

 

  風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


雨の日はパンフルート作りに専念

2018-05-23 | パンフルート作り

5月は田んぼ・畑の作業が多くなりますが、雨の日はパンフルート作りと決めています。

 

   

 

今の時期は畑や田んぼの世話が重なっておりパンフルート制作はその合間を縫ってという

状態ですが、雨の日は外での作業はできませんので屋内での作業となります。

パンフルートつくりは米つくりと一緒で多くの段階があります。

手掛けている何種類かのグループがいろんな段階で止まっています。

材料取りから組み立てまで全体で一歩ずつ進んで押し出されたグループが完成となります。

 

   

 

  風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで