風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

パンフルート底部加工

2021-04-29 | パンフルート作り

パンフルート底部加工を進めて行きます。

 

 

 

側面に貼り付けた板の寸法取りを行います。

まず、底面を仕上げます。

そこを基準に側面板の寸法取りを行います。

線に沿ってカッターナイフで切り取って行きます。

この時、管本体に切り跡が付かないようカッター刃を0・1mmの単位でコント

ロールできるように習熟しなくてはなりません。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


表面凸凹を木工パテで補修

2021-04-25 | パンフルート作り

パンフルート底部の造形は木工パテで行います。

 

 

 

1mmの板を貼り付けた後は、波を打っています。

平面を作るためにはパテを数回塗りつけて補修します。

塗っては乾かして凸部を削りとり、凹部分を埋めて行きます。

見た目には3~4回繰り返せば仕上がると思われるかもしれませんが、物事そう

簡単に進むことはなく10回ぐらい繰り返さないと満足な仕上がりはできません。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


板は側面に貼り付け

2021-04-22 | パンフルート作り

パンフルート製作に於いては外観作りも大切な要素の一つです。

 

 

 

1mmの板は接着剤をつけ、クランプで締め付けます。

1mmの板は1方向に変形いたしますので、カーブに沿って貼り付けることが

できます。

パンフルート底部はカーブが入り組んでいますので、変形性により材料を効率

良く使うことができます。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


厚さ1mmのベニヤ板使用

2021-04-18 | パンフルート作り

当工房ではパンフルート製作の時、底部補強材に薄いベニア板を使っています。

 

 

商品名は「フィンランド製航空べニア」です。

薄型は0・6mm、1mm、1・5mm、2mm、と販売されています。

当工房では1mm厚さの製品を使っています。

カーブに沿って切るには、段付きハサミがスムーズに切れます。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原 良彦


底部板貼りとパテ塗加工

2021-04-15 | パンフルート作り

管底部穴を塞いだ後は底部の加工に移ります。

 

  

 

当工房では薄型ベニヤ板と木工パテで底部形を成型しています。

外観の主役は並んだ管の部分ですが、底部補強部分もパンフルートの印象を決定

づける重要な要素となります。

音には影響しない部分ではありますが、丁寧に成型・仕上げて行きます。