風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

広島の竹で音を追求する

2015-11-29 | パンフルートの音作り

当パンフルート製作工房では柔らかい音の出るパンフルートを意識して製作しています。

   

 柔らかい音のパンフルートは音出しの欠点を乗り越えた豊かな表情と人を暖かく包み込む音が魅力です。

当パンフルート製作工房では竹の産地によって「音の性格の違いがある」との認識のもと、地元広島で自生する竹

を使ってパンフルートを製作しています。

広島の気候(工房のある地区は標高200mぐらいの山間部)は寒暖差が大きく冬は数度雪が積もります。

パンフルート工房では広島の自然環境のなかで育った音を楽器としてパンフルートに組み立てさせていただく形で

人が利用できるお手伝いをしています。

ですからパンフルート製作者には自然からもぎ取った音の性格を忠実に再現する義務があるように思われます。

市場に出た際も「これが広島の竹の音だ」と聞き分けられる独特の音でなければならないのです。

私は四六時中広島の竹の音に囲まれていますので、それ以外のパンフルートの音に出合った時「これは確かに私の

音とは違う」と瞬時に判断できます。

   

 

風の音パンフルート製作工房では自然の音を再現する楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。


薪ストーブと猫

2015-11-28 | 日記

朝晩は冷え込むようになりましたね。今年もパンフルート工房では薪ストーブの季節となりました。

   

 薪ストーブに火が入ると子猫たちが集まって来ます。

   

 早起きしてストーブに火を入れパンフルートの練習を開始、寝起きの脳に純粋な音を入れて行きます。

 

風の音パンフルート製作工房では自然とともに生活をし、音作りを行なっています。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。


低部ニス塗り開始

2015-11-26 | 被爆樹木のパンフルート

現在製作中の23台のパンフルートは低部箱型のニス塗り作業に入りました。

   

 今下塗り段階で4回塗りですが、仕上がりまであと4~5回塗り重ねると深みのある色あいとなります。

   

 今朝は雪がちらつき始めました。11月の早い初雪です。

   

 約半分量はマホガニーという赤系の濃い色で塗り重ねて行きます。

 

風の音パンフルート製作工房では自然の音を大切にした楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。

 


弟子入り者も出演

2015-11-25 | 演奏会

パンフルートの集い2015にはパンフルート製作工房に関わりのある方も遠方から参加されました。

   

 左上の方は今年1月当パンフルート工房に短期製作入門された方で約半年の間に22管アルトパンフルートを自作

 され、福岡県から駆けつけてくださいました。

   

 左上の方は昨年末DAJOERIさんの楽器をイスの上に置いて踏ん付けて壊された方で、今年2月当パンフルート

 工房で修理が完成した楽器を持って宮崎県からお礼に来られました。

 

風の音パンフルート製作工房では自然と共に楽器作りを行なっています。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。


パンフルートのつどい2015

2015-11-23 | 演奏会

11月22日(日)広島で「中村先生を囲むパンフルートの集い2015」が開かれました。

   

 会場には演奏参加者と伴奏の方がほとんどで一般の方は数名の見学でしたが、みな真剣に成果を出し合いました。

   

 ピアノ伴奏で独奏あり、無伴奏で合奏ありと多彩なプログラムです。

   

 衣装も正装のものから民族衣装を身につけた方まで見た目の雰囲気も楽しめます。

 

風の音パンフルート製作工房では自然と共に楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。