風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

半音位置の音質

2023-01-13 | パンフルートの音作り

それまでは半音位置の音質は質が落ちて当然のことと思っていました。

 

 

 

ところが野崎先生は「全音位置の音と半音位置の音は同じ質量であるべき」

と言われます。

具体的な技法は示されませんが、目標が見えたことで工夫を重ねました。

今までの半音はくすんだ音でしたが、明るいはきはきした音に近づけて行

きました。

とは言えすぐに実現できるような事案ではなく、他の課題を練習しながら

半音位置の音を研究しました。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


音程の不思議

2022-10-14 | パンフルートの音作り

音楽の音程は1オクターブ内を12に分ける事から始まります。

 

 

 

周波数はA=440サイクルが基準で始まります。

1オクターブが倍の周波数となることによれば、440サイクルの1オクタ

ーブ上はA=880サイクルとなります。

一方440サイクルの1オクターブ下はA=220サイクルとなります。

西洋音階はこの1オクターブ内を12に分けています。

それ故に音階は数値で表せることになります。

 

 


音創り~自分の音程を見つけよう

2022-03-07 | パンフルートの音作り

パンフルートは所有者本人が音程の管理をしなくてはなりません。

 

 

 

パンフルートでは4度とか5度飛びという技法的な習得に目を奪われがちです

が、いま発声している音と飛んだ先の音程が正確であることが求められます。

絶対音感のない私たちにとっては正確な音程でおんがくを紡いで行くことは

至難の業です。

チューナーという器具を使ってよろしいですから1つ1つの音の音程を確認

しながらゆっくり確実に進みましょう。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
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音創り~音量バランスを考える

2022-03-04 | パンフルートの音作り

パンフルートは1音1音、音を立ち上げて行きます。

 

 

 

楽曲の中の1音の音量・振動の形を決めるのは演奏者本人です。

曲の流れの中の1音を大切にしましょう。

1音の音の立ち上がり振動をしっかりつかみましょう。

メロディーを歌いましょう。

メロディーラインが同じ音量であることはないですね。

 

 

 


音創り~正しい音程の中に見えるもの

2022-02-28 | パンフルートの音作り

パンフルートの音程は微妙にふらついています。

 

 

 

音楽を奏でることにおいては技法・テクニックも必要ですが、正確な音程を

出すこともおざなりにできません。

完全音程の能力のない私たちにとって、チューナーを使う以外正確な音程を

出すことはできません。

正確な音程を出すことができる練習が進むとメロディーが歌って来ます。

表情豊かな音が出て来ます。

 

 

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