古代からの送りもの世界最古の楽器パンフルートの製作販売・音の研究教室の
「パンフルート工房」香原良彦(こうはらよしひこ)です。
あと2~3日でキュウリも食べれます 簡易型パンフルートの調律
簡易型パンフルートの組み立て最終調整が完了したら音合わせをして竹の物体から楽器へと成長させましょう。
簡易型パンフルートの調律は管のなかの可動式詰め物を上下させて行ないます。
そのため丸棒をさしこんで力が加えられるよう管の両端はあけてあります。
簡易型パンフルートは組み立てに大がかりな設備が必要なく簡易に仕上がる良い点がありますが、反面音程をつかさ
どる調律調整部分も簡易なため音の出方が不安定となります。
「詰め物の移動を繰り返すうち隙間ができて音がくすんだり出なくなってしまう」ことがあるのです。
これを防ぐためにはミツロウをうた口方向から入れ押しつぶして完全密封状態をつくりましょう。
この時は管底からも丸棒を入れ詰め物を支えて行なうと力が入りやすくミツロウを均等に伸ばすことができます。
調律のときはこの一体化したもの全体を上下させてください。
音程が合ったならまた底から支えてミツロウの一周の際の部分を中心に軽く突いて隙間を埋めておきましょう。
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