風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

panflute構え角度は各人いろいろ

2011-12-04 | 音の出しかた研究

           

               工房近くメダケの竹林                  メダケのパンフルート

パンフルート製作販売・音あわせ吹きかた教室のパンフルート工房香原です。

みなさんがパンフルートを演奏する時に特に指定された構え角度はありません。

各人音の出やすい所を選んで決定されています。

決定した角度は本人の感覚でしかわからないもので指導者がこうしなさいと押し付けられるものでもありません。

ただ一点半音のでかた(楽器を傾けて半音下げる方法の場合)に影響がありますので事例を紹介いたします。

パンフルートで半音をだす場合いくつか方法がありますが、初心者はまず楽器を傾けてその管の音を半音下げる方法

を習います。傾ける角度を10度と仮定いたしますが、現在20度で構えている人は30度まで広げたとき半音さがり

ます。逆に構え角度の小さい人10度で構えている人は20度で半音さがります。

私の経験からいって楽器を20度以上傾けるとその発する音は薄っぺらい音となり安定感もなくなります。

「パンフルートは0度から20度の間で音をだすべきだ」というのがわたしの持論であります。

もちろん個人差がありますのでみなさんは私の話を鵜呑みにしないで参考にされる程度にとどめ、あとは自身の感覚で

研究を重ねて行ってください。

パンフルート購入・修理・吹きかたなどの問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。

広島パンフルート愛好会へもどうぞ。nakamura@an-pan.org.vcf