風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

昨日の作業・稲刈り(もち米)

2014-09-30 | 山菜・野菜・米作り

パンフルート工房うらの田んぼでもち米の刈り取り時期がやって来ましたので1年ぶりにコンバインを取り出し

刈り取り作業をいたしました。

   

刈り取った籾はその場でシートを広げ乾かします。普通米(ヒノヒカリ)の刈り取りは1週間後を予定しております。

パンフルート工房にも実りの秋がやってまいりました。

作業を通じて1年の四季の移り変わりを実感する時期でもあります。

サラリーマン時代は限られた時間内に作業を終わらせなくてはならなかったので大変でしたが、今は天候を見ながら

のんびりとおこなっております。

パンフルート工房では「風の音パンフルート」を自然との営みの中で製作しております。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


中級への道・私のタンギング

2014-09-28 | パンフルート演奏研究

参考までに私が現在パンフルート演奏時に使っているタンギング方法を公開いたします。

   

  空気の通り道を狭め圧力を逃がしません。          下部箱型部分補修中のパンフルート2台。

私も以前はパンフルート音出し時に舌先を上歯裏にあてる動きの大きい一般的なタンギング方法をおこなっていまし

たがトコトコ奏法を追求しているうち舌腹を使うことが多くなり、全てのタンギングが舌の動きの少ない現在の形と

なりました。

パンフルート演奏では大量の空気が必要となります。

肺の中に取り込んだ空気を出来るだけ有効に使えるようになることが上達への第一歩であります。

参考資料・私のタンギング方法ではタンギング位置から両唇までの空気の通り道を1本道で狭めているのが特徴であ

ります。

イメージとしては遊びで舌を筒状に丸めて空気を通したりしますが、このように舌腹を利用して空気を通します。

タンギング位置で得た圧力のある空気をできるだけ減圧させず両唇の隙間まで届けるためです。

みなさんが今までやってきたタンギングとはかなり違っているとは思いますが、タンギングも創意工夫しだいでは 

違った世界へ突入することができます。

試してみてください。

   

 

パンフルート工房では「風の音パンフルート」を自然とともに製作・演奏を行なっております。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854または panflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


中級への道・一般的なタンギング

2014-09-26 | パンフルート演奏講座

パンフルート演奏において音を作り出す最初の動作がタンギングとなります。

   

タンギングは「舌先付近を使って空気を切りなさい」と教わります。  ナリヒラ竹のパンフルート(テノール)

パンフルート教室ではまず最初に一般的な基礎知識を教わります。

しかし物事には必ず一長一短があります。経験を重ねるうち「どうもこの方法ではうまくいかない」というような

事象も出て来ます。

こうした事象を見直して工夫を重ね応用していく道こそ「中級への道」第一歩であります。

自立して自ら考え「独自の道を切り開く」行動を起こしてください。

ここまで書くと基本を離れて独自の道をと誤解される方もおられるかもわかりませんので、私の言いたいことは

「基本の土台の上に立って視点を変え工夫を重ねて行く」ことです。

さて標題の舌先を使う一般的なタンギングですが、この方法だとタンギング位置を通り過ぎた空気の塊は口内に

出来た広い空間に放出されせっかくの塊がバラけてしまいます。

空気の塊の頭をバラけさせないで両唇まで持って行くタンギングを開発してください。

結果的に余分な空気を使っていますよ。

ロスの少ない吹き方という方向からも考えてみてください。

   

パンフルート工房では「風の音パンフルート」を自然界の多種の材を使ってパンフルートを製作しております。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


中級への道・タンギング

2014-09-24 | パンフルートレッスン

パンフルートを始められた方が初級から中級へとステップアップするには乗り越えなければならない壁があります。

   

 パンフルート音出しの基本はタンギングにあります。 中国南部。台湾原産のナリヒラダケ素材のパンフルート。

パンフルートを始められた方は比較的簡単に音が出てくるので「この楽器は組みやすし」と思われたことでしょう。

たしかに単音では思い通りの音は出て来ますが、いざ曲を吹いてみるとバラバラになってしまうのです。

これはパンフルートという楽器の「複数の独立した楽器(管)の集合体」であるという特徴に起因しています。

パンフルートの音出しでは管の位置をずらし、唇と管のセンター取りをしたうえで一旦空気をせき止めて圧力をかけ

た(タンギング)空気の塊を吹き出して音を立ち上げて行く動作を繰り返さなくてはならないという煩雑なことを

連続して行わなくてはならないという大変さがあるからです。

パンフルート演奏を「吹きっぱなしの初級」から「音に意味を持たせる中級」へとレベルアップするには、これら

一連の何気なく行なっている動作を見つめ直しその意味を知り意識的に応用できるようにならなくてはなりません。

   

パンフルート工房は「風の音パンフルート」を専門に製作している工房であります。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


昨日の作業・イチゴ苗植え付け

2014-09-23 | 山菜・野菜・米作り

パンフルート工房の野菜作りも来年へ向けての準備作業に入りました。

   

 イチゴ苗は年内に育てて冬を越し来初夏に収穫となります。植え付けた後、用水より水をはり根付かせます。

野菜作りをやっていると季節のおとずれがはっきりと分かります。

パンフルート工房前の畑にも今年の冬野菜と同居して来年春以降の収穫へむけての苗も混在するようになりました。

野菜作りは根気と手間がかかるものですが、自分が育てた新鮮な野菜を食するため努力しています。

パンフルート工房では「風の音パンフルート」を長年培った技術で製作しております。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。