風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

イチゴが実り始めました

2015-04-29 | 山菜・野菜・米作り

昨年秋から育てているイチゴが実をつけ始めました。

   

 イチゴの実は直接土に触れると腐ってしまうのでオガクズの座布団を敷きます。  鳥よけのネットも張ります。

   

 周囲の裾には1mのサルよけネットも張りこれで完璧です。作業が終わったころには第1号の実りが見られました。

風の音パンフルート製作工房では自然と共に生活をしパンフルート作りを行なっています。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは090-5235-7664またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


入門編用パンフルート注文あり

2015-04-27 | パンフルート

少し前に製作し入門者用に価格を抑えて販売しているパンフルートに1台注文がありました。

   

 候補を5台用意し1台にしぼります。決めたパンフルートは外観・音程をチェックし再度仕上げて行きます。

これはどちらかというと「早い者勝ち」ですね。注文者の要望に沿って程度の良いものから順に出して行きます。

   

 この2010・6月に製作したアルトパンフルートに決定して出荷できるよう調整しています。

風の音パンフルート製作工房では自然の音を大切に楽器作りを行なっております。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


カイヅカイブキ管内壁を滑らかに

2015-04-25 | 被爆樹木のパンフルート

パンフルート管の内壁は見ながら作業ができないだけに念入りに工程を重ねることが求められます。

   

 第6の工程は滑らかになった内壁に透明ニスを塗り表面を固めてしまいます。

   

 ここまでで管内壁の加工を終了いたします。カイヅカイブキの木の音質を失なわないよう頃よい所を見極めます。

あまり人口物を付着させるとコーティング材の音になってしまい、層を厚くするごとにビニール管の音になってし

まいます。

自然の音を追求している私にとって堪え難い音が発信されます。

風の音パンフルート製作工房では素材の持つ自然の音を大切にした楽器作りを行なっています。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


素材の音作り

2015-04-23 | 被爆樹木のパンフルート

パンフルートの音作りは材料の吟味につきます。

いろんな視点から工夫して来たノウハウを生かしながら、さまざまなことを決定して行きます。

   

 第4工程は管の上下を決め、管の反り具合・キズ等から唇のあたる歌口の位置を決定(前後の決定)します。

 経験上重心が下になるようにし、反りの一番深い部位を手前に持って来ると最も音量が豊かになります。

   

 第5工程は空気が頻繁に出入りする歌口付近の内壁に再度薄いパテを塗り乾燥・削りでさらにきめ細かい肌を

 作って行きます。音の外側のひだの滑らかさが違って来ます。

風の音パンフルート製作工房では自然の持つ音を大切に育てて行く楽器作りを行なっています。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


被爆樹木選別材の下処理

2015-04-21 | 被爆樹木のパンフルート

次製作グループ20台分の被爆樹木パンフルート管の下処理に入ります。

この下処理の工程により素材の持つ音の性格を際立たして行きます。

音を決定づける最大の難所ですからいいかげんな作業はできません。

  

 まず最低音管からまとめて面倒を見ます。第1工程は管内のバリ取りです。サンドペーパー付き丸棒で管内清掃。

   

 第2工程は薄い木工パテ液を内に塗り乾燥後削り取り。 第3工程は濃い木工パテ液を内に塗り乾燥後削り取り。

これで内壁の凸凹を極力なくしなめらかにします。

パンフルートの構造は管の底が詰まっていますが、吹いた時空気は通り抜けないとはいえビームの速度や圧力により

管内では空気を押し込んだり吸い出されたりする対流が認められており内壁の表面は滑らかなほうが良いのです。

風の音パンフルート製作工房では素材の持つ音を最大限に生かした楽器作りを行なっています。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。