クラリネットの吹き口に付いている竹製のリードから感じる振動にパンフルート
演奏のヒントをもらいました。
クラリネットやサックスのマウスピースにはリードと呼ばれる竹製の薄い板が
張り付いています。
クラリネットはこの薄い竹製板が振動することにより音が発生いたします。
当然のことのようにくわえ込んだ唇のうち、リード側にある下唇にはビンビン
に振動が伝わります。
クラリネットを置いてふと、「パンフルート管でもこの振動はあるはずだ」と
思ってパンフルートを吹いてみました。
いままで支える手のひらに振動があるのは体験していましたが、あらためて
下唇に注目してみるとわずかながら振動を感じます。
いままで見過ごして来た感覚ですが、この現象と音との関係を研究してみたい
と思っています。
風の音パンフルート制作工房 広島市安芸区上瀬野町２０５（国道２号線沿い）
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで
昨日「瀬野シニアのつどい」の新年会があり、私の演奏を披露いたしました。
私は昨年度より幅広いパンフルートの音質を求めていろんな楽器の研究を進め
ています。
やはり楽器演奏の最終目標は、人前に出て音を聞いてもらうことですね。
現在置かれている自分の到達点を、精一杯表現できる喜びです。
新年会では演奏順に、
１、クラリネット
２、ヴェノーバ（サックスのマウスピースを持つ新しい楽器）
３、フルート
４、クラシックギター
を演奏させていただきました。
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連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで
パンフルートの演奏技術向上は必要ですが、土台（調律）を築くことも忘れな
いで下さい。
パンフルートを調律するには専用の用具が必要です。
また、絶対音感のない人にはチューナーも必要です。
穴底を塞いであるタイプのパンフルートには、
１、蜜蝋の塊（調合してあり粘り気のあるものが使いやすい）
２、押さえ丸棒（径を変えて３本ぐらい）
３、掻き取り平棒（穴径に合うものを数本）
４、チューナー（スマホの中にチューナー機能内蔵）
この４種が必要です。
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パンフルートを演奏される多くの人は演奏技術向上の方向に目が向いています。
自宅で一人練習している時には何の問題もないのですが、教室で皆と合奏したり伴奏楽器
が付いたりすると調律と向き合っていないことが欠点として現れて来ます。
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日本に四季があり湿度の変化があることで、パンフルートの音程に影響を及ぼします。
今日は１月19日です。大気の乾燥具合はピークに近づいています。
外気の湿気はほとんど霜となり地表に積もり、残りの空気はカラカラですね。
この乾燥した空気の時期に合わせてパンフルートの調律は必ず行いましょう。
開放管でパッド式の楽器では菅の中のパッドの移動を、底が詰まっている閉塞管式楽器
では蜜蝋の出し入れをしましょう。
閉塞管式パンフルートをお持ちの方で蜜蝋のない方は、当工房で調合済み蜜蝋と押さえ
丸棒と掻き取り平棒のセットになっている（１０００円～２０００円）ものを販売して
いますのでお申し込みください。
１か月に１度教室に入る前に調律を行うのが理想ですけど、せめて夏・冬の２回は調律
を行いましょう。
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