風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

被爆樹木パンフルートに工房印

2015-03-30 | 被爆樹木のパンフルート

完成に近づいた被爆樹木ピッコロパンフルートに当工房で製作した証である刻印を押して行きます。

   

 薪ストーブの炎で刻印を熱して行きます。各地でさくら開花の便りが聞かれますが、この地区ではまだつぼみです。

   

 熱したあと低音管の外側に刻印して行きます。刻印をすませると楽器として一人前の顔をした姿を主張し始めます。

風の音パンフルート製作工房では自然とともに音作りを行なっています。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


10管ピッコロパンフルートの色塗り

2015-03-28 | 被爆樹木のパンフルート

20台製作中の被爆樹木10管ピッコロパンフルートの工程も仕上げの段階に入りました。

   

 まず板の縁の部分を管に色がはみ出ないよう塗って行きます。     色むらが出ないよう薄く塗り重ねます。

   

 塗りを重ねて乾かして行く時専用台が大活躍です。   8回以上重ねるとあじわい深い色の層が現れて来ます。

風の音パンフルート製作工房では素材の持つ自然の声を生かした楽器作りを行なっています。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


パテで平面仕上げ

2015-03-26 | 被爆樹木のパンフルート

側面板の面は微妙に波打っていますので、木工パテを塗り平面に整えて行きます。

   

 平面出しも数回塗りで出るような簡単なものではなく、粘度を変えながら10数回乾燥・削りを繰り返します。

   

 仕上げは塗料に近いサラサラの粘度のパテを塗り付け、削り用サンドペーパーも目の細かい物でツルツルにします。

風の音パンフルート製作工房では自然の生音を再現する楽器を目標にパンフルート作りをおこなっています。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


側板の切り出し

2015-03-24 | 被爆樹木のパンフルート

被爆樹木10管ピッコロパンフルートは底部ラインを仕上げたあとで側板の切り出しに入ります。

   

 底部凹みに木工パテを埋めたあとラインを仕上げます。   底面ラインを基準に板に直接、切断線を引きます。

   

 カッターナイフで板厚の1㎜を超えない切り込みを入れ、板の余分なところを取り除いて行きます。

風の音パンフルート製作工房では素材の持つ自然の音を最大限に伝える音作りを行なっています。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082−894−0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。


板止め

2015-03-22 | 被爆樹木のパンフルート

厚さ1㎜の薄板を細く切り出しパンフルート底部の曲面に貼付けます。

   

 クランプ数台を使って両面に挟み込んだ板を固定して行きます。半日おいて取り外し次の台のしめつけに向います。

   

 1日以上置いて接着したあとカーブラインを削り出し、底面を木工パテで埋めて行きます。

風の音パンフルート製作工房では素材の持つ音を最大限に生かす楽器作りを行なっております。

購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。