風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

タンギング考

2023-02-19 | パンフルート教室

吹奏楽楽器によるタンギングは日本語50音の声発音と同一です。

 

 

 

50音のうちマ行を除いて全てがタンギングの形として使えます。

みなさんは舌先をうえ歯などに当てて空気を遮断する方法をタンギングの形

と思っておられることでしょう。

しかし50音の中にはア行やハ行のように舌先を使わない発音もあります。

この舌先を使わない方法をも立派なタンギングの形です。

よく観察すると、口腔内に通じる喉もとで空気を遮断して一気に吐出して

いることがわかります。

このようにタンギングとは口腔内どこかの部位を使って空気の塊を操作す

ることを指します。

それぞれ音質が違い、音の立ち上がりの瞬間形も違いますので繰り返し試

してみてください。

 

 


音の失速を防ごう

2023-02-14 | パンフルート教室

パンフルートを始めとする吹奏楽楽器は音の出方をコントロールすることが

できます。 

 

 

 

息を吹き続ける間は、その質において音が出続けます。

一つ一つの音の長さいっぱいに息を吹き続けましょう。

音の立ち上がりの瞬間が上手く行ったからと一安心してはなりません。

空間・時間を意識する余裕を持ちましょう。

繰り返し練習でその時間内の息づかいを研究しましょう。

 

   

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


タンギングの位置が変わる

2023-01-10 | パンフルート教室

野崎先生の指導は基本動作の楽器構えから始まり、呼吸・タンギングと続き

ます。

 

 

 

タンギングは口腔内で舌先を使って一時空気を遮断、その後舌先を引くこと

により勢いのある空気の塊を出すことを差します。

これまでは口腔内で上歯の内側に舌先を当てて空気を遮断していました。

これを当然のことと、パンフルートを始めた40年続けてきました。

ところが野崎さんの教室では舌先は変わり、前進して両唇の隙間に直接当てる

位置にしてみるよう指導がありました。

試して見ると、なるほど空気の流れが乱れのない状態で送られるように実感

しました。

しかし、舌先運動が慣れるまで1年間かかりました。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


リモートで弟子入り

2023-01-07 | パンフルート教室

2020年11月より千葉県・野崎ゆみか先生のパンフルート教室でリモ

ート授業を受けることになりました。

 

 

 

授業は月1回、Skypeの画面上で1時間受けます。

今までパンフルート演奏は、ほとんど自己流でしたがルーマニアに留学さ

れた野崎先生の授業で新たな視点が生まれました。

基本動作を中心に既成概念が取り払われた感じです。

今までは狭い範囲での音作りであったと感じ、世界が広がって行きました。  

 

 


全音位置と半音位置の音は統一できます

2022-11-19 | パンフルート教室

みなさん、まずは今までの半音位置の音の概念を捨ててください。

 

 

 

まずは半音位置の音を全音位置の音に近づける努力をしてください。

必ず同一の音質が得られるピンポイントが見つかるはずです。

目標があるからこそいろんな工夫・発想が生まれてくるはずです。

基礎練習楽譜は各調に挑戦しましょう。

ト長調ばかりではなく、#系・♭系の曲にも積極的に挑戦しましょう。